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悪夢に架ける橋
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悪夢に架ける橋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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この本を読んでいて、先日読んだ宮部みゆきの「楽園」を思い出しました。 それは、「楽園」ではキーとなる少年が接触した人の記憶を読み取るものでしたが、この作品は「悪夢」の形で事件を「予知」をし接触することによって過去の部分を感じ取るものです。又、この作品には、もう一人「超能力」を持つ少女が登場します。彼女は人の過去の部分を読み取ります。 こうした本を読んでいると、「超能力」と言うものが本当に存在するのかなと思えてきます。 もちろん、この小説の作者は赤川次郎なので、その他の設定はまさに「赤川ワールド」です。 主人公の主婦は、全くの「庶民」であって特別な人ではありません。 そして、夫はリストラから富裕な女性の愛人になり、主婦の友だちは売春組織に属しており、人間関係は複雑に絡んできます。 この物語には、夫婦・親子・男女等の複雑な人間関係が沢山登場します。 それらを巧みに組み合わせて、作者がうまく物語を構成しています。 ただ、いつものことながら、大団円に持って行くために、金持ちのお嬢さんを登場させて都合よく物語を終わらせています。 この一点は、気になるところです。 いずれにしても、赤川作品らしい楽しい小説でした。 | ||||
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