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その時は彼によろしく
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その時は彼によろしくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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市川拓司という作家とほとんど同じ年代ですが、こんな小説は書けません。不思議な作家ですね。でもナルコレプシーの非常に強い症状の小説が、この作家には多々見られます。眠ってしまうという設定の小説が多いのです。作品的には非常に好きなのですが、このナルコレプシーに非常にこだわっているのは、不思議です。もっとハッピーな展開にしてもいいのではとも思います。まあでもそれが彼の持ち味なのかも知れませんね。読むたびに考えさせられます。最後の最後でハッピーエンドになるのですが、非常に辛いです。でもなんども読み返してしまう自分が不思議です。魅力があるのでしょうね。疲れるけど、お勧めです。 | ||||
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これみ読むとよく眠れます。 皆さんもこれを読んで、心地よい睡眠を… | ||||
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この本のタイトルのネーミングは抜群です. 最後のほうに種明かしがあります. 幼少期から大人になるにつれ忘れかけていた何かを思い出させてくれる本です. 幼なじみとの思い出を,振り返ってみませんか. 映画化もなされており,どちらもお勧めです. | ||||
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泣けます・とにかく泣けます。こんなにも一人の人をずっと思い続けることができるのだろうか? 心が洗われる素敵な小説です。 | ||||
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とても懐かしい本を読んでしまった。 僕は今年二十歳で、実は6年前中学2年生の時に「そのときは彼によろしく」を読んだ。 今でも学校帰りに本屋で買って帰り、夜中の3時まで休まず読了したのを覚えている。 気付けば僕も大学生。 大学生になれば彼女の一人や二人できるなど聞いていたが、いやはや恋愛の気配などどこにもない。 この本を再び読んだのはちょっとの気まぐれだった。 おすすめの本はないかと人に聞かれる度にこの本を紹介するようにしているのだが、久々に読んでみたくなったのだ。 花梨の言葉を借りれば原点回帰。 恋愛の「れ」の字も微塵に感じられない今の僕。その後押しをしてくれるだろうと思い、読み返した。 読み始めたら最初と同じくあっという間に読み終わってしまった。 500頁近くあるのに……。 そして読み終わって気付いた。 この物語の切なさと愛しさに僕はずっと苦しめられていたのかもしれない。 彼らの鮮やかすぎる恋に。僕の恋愛感情の根底にこの物語は息を潜めていたのだ。 智史たちと同じ14歳の時にこの物語に出会ってしまって……、僕はずっと憧れていたのだ。彼らの恋愛に。 なんとまぁ、情けない話だろう。 大学生にもなって中学の頃に読んだ恋愛小説に囚われているだなんて。 女々しい自分が嫌になる。 はっきり言ってしまえば、他人の恋愛、しかもフィクションの恋愛に憧れてもなにも変えることはできない。 そんなことは重々承知だ。変わらなければならないのはいつだって自分なのだから。 もしかしたら、この物語はあらぬ幻想へ人々を陥れてしまうかもしれない。 しかし、この本は愛することの切なさと愛しさを存分に教えてくれる。 僕はまだ恋愛に憧れっぱなしの情けない人間のままかもしれないけど、この本に出会えてとても幸せだと思っている。 囚われっぱなしでもいいじゃないか。 最高にロマンチックを恋を夢見よう。 ちょっくら頑張ってみようかな。 | ||||
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久しぶりに心温まる内容の作品に出会いました。思春期の甘く切ない純愛や初恋などを思い出し懐かしい感慨に耽りました。 | ||||
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映画と大分違うなと思いました 懐かしいような気持ちになりました | ||||
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皆さんの評価通り、素晴らしい感動作でした。 突然のファンタジーな展開も、感動を大きくした、大きな要素。 | ||||
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13歳の頃に出会い、1年足らずの時間を過ごしただけの女性をずっと想って生きていく。 彼女と再び会えるのを信じて待っている。切ないラブストーリーです。 主人公は少年から大人へと歳を重ね、最後には・・・ 少しファンタジーの要素もありますが、お勧めします。 | ||||
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初恋の女の子が有名モデルになっていて、それが主人公の経営するアクアショップにバイトとしてやってくる時点でかなり出来過ぎ。そしてその子がまだ主人公に惚れているなんて。ツッコミどころは多々あったけど、読ませる文章力があるし話の展開に嫌悪感は持たなかった。むしろ読後は爽やかな気持ちになってこんな愛があることを認めても良い気がしてきた。 | ||||
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よかったです。読み終えた後にはなんだか優しい気持ちになりました。 自分の中学生だった時を思い出し、伝えられなかった恋の延長戦をやりたくなっちゃいました。人物描写、背景描写がとても細かく、繊細な表現で、主人公の世界観にどっぷりハマりました。ほんわかな温かい作品を書き上げる力は本当に素晴らしく感じました。 | ||||
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内容は現実離れしているが比喩が綺麗で繊細。映画を見てからの原作だったので長澤まさみ、山田孝之をイメージしながら読みました。 最後に・・・こんなに人を思い続けることが出来るでしょうか。 | ||||
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清い心になった感じのべたべた恋愛小説だけど、 たまにはいいよね。 | ||||
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一途に花梨を待ち続けるラブストーリー。ピュアな気持ちにさせてくれます。人物が上手く描けてます。花梨という女性が魅力的です。題名が良くない。最後に西さんという人が書いてる解説も下手すぎていらない。 | ||||
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すごくよくできたファンタジー小説だと思います。 読み終わった後の感じが良いです。 サイプレス(イトスギのオイル)っていうアロマオイルが出てきます。 学名には『永久に生きる』という意味があるそうです。 すごくいい役割を果たしてると思います。一度匂いをかいでみたくなります。 『世界にはぼくらが知っていることの100万倍もの知らないことがあるんだって』 知らないこととか、勘違いしていることとか沢山ありそうです。 だから、ゆっくりでも知っていくと楽しいのかも。 またいつか、ゆっくり読んでみようと思います。 | ||||
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小さなアクアプラント・ショップを営む主人公の前に、ある夜、一人の美しい女性が現れる。入口は出口とともに存在し、幾重もの道が存在する。その道は交差したり、乖離したり、平行線を辿ったりする。 物語は終始、男性視点から描かれており、あの頃のほろ苦い記憶を呼び覚まします。 「恋愛感情って、そういうファクチュアリズム的な思考とは別のものだと思うんだけど。なんて言うか、基本的にはもっとりふじんなもののはずだよ」 | ||||
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誰もが思う「あの頃」という思い出の場所。 「変わっていない」と言われると、複雑な気持ちになる。 「あの頃」から進めていない、という焦りと共に なぜか落ち着くのも事実。 | ||||
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読み終わったあと優しい気持ちになり温かな涙がこぼれました。 この物語にはどれも素敵な優しい言葉が出てきます。心うたれる言葉がいっぱいあり私の心にも響きました。 本の半分を過ぎたころには結末が早く知りたくてページをめくるのも早くなりました。結末はとても素敵です。 市川さんの作品をまた読みたくなるような物語です。 | ||||
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筆者の本は広末涼子、松田龍平が主演、堤幸彦監督脚本で制作された「恋愛寫眞」の文書化として発行された同名作品を初めて読みました。 「全然違うじゃん、ストーリーも人物設定も、ロケーションも・・・」と不満たらたらだっったのですが読み進めるうちに涙が止まらなくなりました。 そして本作。 実際にはあり得ないことを話のベースに持ってくる、全てのキーはそこにある。これは不条理極まりない、或意味「死を宣告された健気な女の子を主人公にしたストーリー」みたいなもので最初っから奥の手を使っている点は一緒。 読み進めるうちにそれが見えてくる。 「あ、汚ねぇなあ相変わらず」と思いつつも何故だか心打たれる。 「ちゃんと熱帯魚屋やってたんだね。」とか「なんで私に気がつかないかなァ」みたいなちょっとした台詞が男には突き刺さる。 女性ファンの多い筆者ですがそれは多分男が言われると弱い台詞やロケーションをきっちりと抑えているからだと思う。 それでも陳腐なラブストーリーにしない為のいつも奥の手なのだと思う。 狡いなァと思いつつやはりしみじみとした良い作品です。 | ||||
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2008年末にふと出会った作品だが、この年読んだ中で最もお気に入りとなった。とても静かな書き出しと物足りなさを感じそうなくらいのスピードが、途中からカラカラと回りだし加速していく感じが心地良かった。なにが幸せか思い出させてくれる一冊。 | ||||
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