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(短編集)
鴨川食堂
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鴨川食堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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ホッコリしたい方に、お勧めします。次も読みたくなります。買いましょう。 | ||||
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鮒寿司以外はだいたいテレビの通りですね。いつも思うのですが、依頼者がいつもおまかせで食べる昼のランチがいつも魅力的な 食事で、羨ましいですね。あんな食堂があるなら行ってみたいと思います。値段も安いしね。 | ||||
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京都の雰囲気が伝わってきます。探す食の内容がいつも感動的で、心にジーンと響く良い作品でした。 続編の「おかわり」、続続編の「いつもの」もでて、たくさんのエピソードがうれしかった。 | ||||
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NHKのBSプレミアムで第一話を視て面白かったので原作本を手に取りました。 依頼人の思い出の食を探し当てて再現してくれる探偵親子の活躍が描かれる短編集。 登場人物、京都という場所柄、それぞれの編の食物の思い出話、全てに風情があり、続編のや、を続けて読みたくなりました。 ただ、これは極私的な感想になりますが、空腹時に読むと酷なので、一食終わる度に一編ずつ読む事を心がけました。 | ||||
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九州は南端の鹿児島に住んでいる84歳の老ぼれです。数年前に妻に先立たれ一人で老人専用マンションで暮らしています。永年狂ったゴルフも止め専ら読書三昧の暮らしです。精魂込めて頂くお世話には日夜感謝してますが、老人向きの滋養などなど精一杯心を入れて作って下さる食事が唯一の悩みです。50年共に暮らし愛妻の心血込めた手作りの懐かしい味が忘れつつあるのではと恐れています。妻の出身の京都に越して京料理を味あう事も一策ではと考えていますが、NHKで鴨川食堂を知り老妻の味を探索可能ではないかと希望が湧いてきました。 | ||||
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簡潔な文章で、飾りのない文体。 ただ資料を探すのが大変だったのではないかと思います。 | ||||
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様々な食を探すという連作短編集。 鍋焼きうどん、ビーフシチュー、鯖寿司、とんかつ、ナポリタン、肉じゃが…それぞれの物語が淡々と進んでいきます。 流(ながれ)さんが食を探し、娘のこいしさんが作る。 それにしても流さんは探し当てるのがすごいなぁ…突然旅行に行ってきてしまうんだから。 来年BSプレミアムでドラマ化になるそうなのでそっちも楽しみです。 | ||||
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STORY BOXでは書かれていた、鯖寿司の回の「食堂こぎく」は何故省かれたのか。彷徨い感が好きだったけど。 | ||||
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本屋さんで探したけどなかったのでAmazonで買いました。中古本なのに新品同様の綺麗さでした | ||||
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京都の町に寄り添った、暖かい物語です。登場人物も素敵な人柄が感じられ、まるで目の前で会話がかわされているような親近感、緊張感、香り、空気を感じる短編の数々。とても読みやすいのですが、取り上げられているメニューが少々身近すぎて、もう少し京都のエッセンスがあるメニューだと興味も更に増すのでは?と思いました。また、それぞれの短編では、調査受注から解決編の間の調査編がストーリーとして字数をさかれていませんので、そこが物足りませんでした。主人公(?)の足跡にも一章を設けてあると、もっと面白いのではないかと感じます。メニューを更に展開させて、続編が出ることを期待します。個人的には本の装丁やカラーが大変気に入りました。 | ||||
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京都を主として、旅の宿や食などの数々のエッセイや、 柏木圭一郎名義でのミステリーシリーズは、本作品を 生み出す為のアプローチだったのかと思わせる。 それほどに完成された短編小説集である。 鴨川食堂というタイトルから、先ずは鴨川という場所を 想起させるが、そこから肩透かしを食わせるところで、 最初にジャブを浴びる。 依頼人が最初に食べる京料理は、京都をテーマにした、 新書のエッセイを彷彿させ、依頼人が捜査を依頼する、 B級グルメは、ローカルグルメの旅などの新書を思わせる。 そして謎解きのプロセスは、星井裕シリーズで鍛えられたのだろう。 柏井壽という作家の集大成として書かれた短編小説。 ホロリと、シンミリとさせて、オチで晴れやかになり、 読後感はすこぶる心地よい。 続編を期待してやまない。 | ||||
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「思い出の『味』捜します」 帯に書かれた文字に不思議な興味をそそられる。著者の柏井壽氏は京都で歯科医を開業する傍ら、京都をはじめ全国の「食」と「宿」を紹介してくれる文化案内人である。氏の著作はいずれも愛読している。 柏木圭一郎という名前でも数々のミステリー小説を書いておられるが、今回は少し趣の違う短編小説集。思い出の中にある、もう一度食べたい「あの料理」を数少ない手がかりの中から再現してくれる料理人、鴨川流とその娘のこいし。六話ある話を一気に読んでしまうのはもったいなくて、毎日一話づつ、それこそ味わうようにして読んだ。 どの話を読んでも、心がほっこりと暖まり、そのお料理が食べたくなるから不思議だ。もちろんこれは小説なので「鴨川食堂」なるものが実在するわけではないだろうが、京都には“ひょっとしたら、こんなお店があるかも?”とつい思わせる不思議さがある。 慌ただしいウイークデイではなく、休みの日の午後にゆったりと楽しんで読まれることをおススメしたい。くれぐれも一気に読まないように(笑) | ||||
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敬愛する京都マイスター柏井壽さんが本名で初めて書かれた小説。 柏井さんの作品はすべて読ませていただいている。「京料理の迷宮」に始まり、食をテーマに四季それぞれの京都を巡る旅案内、そして最近刊行された「日本百名宿」。いずれも京都人の感性と見識が随所に表れ、時に思わず姿勢を正す。 今回の「鴨川食堂」は、鴨川ではなく東本願寺の傍らにあり、鴨川というのはこの食堂の主の名前。 料理専門誌に掲載された<食、捜します>というたった一行の広告を見て訪れる6人の依頼人。店の看板を外したしもた屋風の何の変哲もない食堂が鴨川食堂である。依頼人の思い出に残る断片的なキーワードを頼りに、食堂の主である鴨川流さんが得意の推理と捜査を行ない、<食>を探し当てて再現する。 思い出の<食>に再会することで依頼人は人生に句読点を打ち、新たな一歩を踏み出す。 流さんは料理を再現するだけでなく、明日からの人生に「ひと味付けて」送り出してくれるのである。 鴨の流れは京都の象徴なので、鴨川の姓を持つ流さんは、いわば京都人の典型である。見た目は偏屈だが、関わってみると大変なおせっかいで心の暖かな人情家。鴨川食堂の親娘の会話は京都の街で交わされるまさに地の言葉。思わずにんまりしてしまう。 四話まで読んでしまって後悔している。あと二話しか残っていない^^; もったいないから、明日にお取り置きしました。 乞う続編。 | ||||
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