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(短編集)
鴨川食堂
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鴨川食堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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食の思い出は、昔の思い出につながる。人間はいろんな材料で色んな料理を作る。いろんな人生があるように。 | ||||
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思い出の食を探し再現してくれる鴨川食堂。 とても暖かい物語です。 ふと考えてみると、自分にもそういった食があることに気づきます。 あったら良いなを表現した、秀逸なシリーズだと思います。 | ||||
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著者は京都本の書き手で、とくに食べものに関して信頼できるひとだ。 それがいつのまにか小説を発表していて驚いた。疑いつつ読んだのだが、意外に(と言っては失礼だが)ちゃんとした物語に仕上がっている。 主人公は元刑事。しかし、何かで辞めていまは京都で食堂を営みつつ、「思い出の味」を見つける探偵をしている。 この店で出てくる食べものがどれも美味しそうだ。たぶん著者の「こんな店がほしい」という願望を結晶化させたものなのだろうが、実際に近所にあったら重宝するだろう。 味の探偵としては、依頼人たちの、幼い頃に食べたものとか、廃業してしまった店の味とかをどうしても再現してほしいという願いを叶えていく。ここにも食の知識が活かされており、なかなかおもしろい。 テーマは、鍋焼きうどん、ビーフシチュー、鯖寿司、とんかつ、ナポリタン、肉じゃが。 そしてなんと2016年7月現在で、続編、続々編も出ているらしい……。 | ||||
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客が来る、食事を出す、娘が客から言葉を5つか6つ聴き出す、父親がその言葉だけですべて理解する、 1~2週間後の場面に飛ぶ、現地に行って集めた情報を含めて報告する、という流れ。主人公の流の知識と 博識ぶりが問題を解決しており、推理やミステリー要素はない。 雰囲気を楽しむ小説にはなっている。料理をネタに、料理に関する5~6個の連想単語を選び、それが ネタになる事情を作って客に言わせて……という手順で考えたものか。店といい、客といい、人物たちといい、 小説としてはとても完成度が高い。 | ||||
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