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彗星物語
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彗星物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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綺麗な状態でありがとうございます。本屋も少ない所に住んでいますので助かります。 | ||||
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教科書に一部しかなく、全体を把握するのに買いましたが、とても良かったです。 | ||||
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ほっこり優しい気持ちになりながら、楽しく読めました | ||||
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心が暖かくなる家族の物語。犬のフックとおじいちゃんや末っ子の描写が楽しくて何度も笑いました。 | ||||
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宮本輝氏はどうして家庭の主婦の気持ちがこんなにわかるんでしょう。小説家って凄いなぁ。城田家は13人と一匹という大家族。そのうち一人はハンガリーからの留学生。国の違いで様々な軋轢も生じますが、国は違っても人間の根源的な部分は通じ合うものがあります。蘊蓄に富む舅の福造の温かさ、自分を人間と思っているビーグル犬のフック、そして感受性に富み思いやり深い末っ子の恭太。愛すべき登場人物。読み終わった後、心がホッと温かくなる物語でした。 | ||||
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美品だった。本の内容は、母にプレゼントしたのでわかりません | ||||
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本の内容は、母にプレゼントしたのでわかりません | ||||
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10数年振りに再読しました。もっと各人物を掘り下げて、上下巻にしてほしい物語です。 | ||||
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宮本先生いつもありがとうございます。私は感動してもめったに泣くことなあり ませんでした。しかしこの作品だけは別、心地よい余韻ありがとうございました。 | ||||
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ハンガリー留学生ボラージュという青年がおもしろい。 晋太郎のもつよさがよくでている。 幸一、真由美、紀代美、恭太の4人の兄弟。 フックという、犬と思っていない犬。 不思議な世界が繰り広げられている。 家族の持つ意味は、もっと違ったことにある。 平凡な中に、キラキラした息吹が存在している。 | ||||
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2年おきに読み返しています。 宮本氏の小説はどれも好きなのですが これが一番かな? | ||||
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心が温まります。いい話です。もっと続きが読みたい思いがします。 | ||||
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家族とは、どれだけ、それぞれの矛盾や過ちを、受け入れ許すかという事なのかな。 | ||||
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太宰好きの私は、「惜別」を思い起こしながら読んだ。 太宰「惜別」の<周さん>(若き日の魯迅)と同級生たちとの別れの場面は、 どこか、湿っぽい空気を感じる。けれども、この作品の別れの場面からは、湿 っぽさをまったく感じない。 作中、<突如、彗星の如く>という言い回しが何度か繰り返される。人みな、 ――そして、犬も――彗星が形を変えた、かりそめの姿だとすれば、一度めぐ り合った以上、また、いつか必ず、めぐり合える。そんな思いが、作中の空気 として、充填されているからだろうか。別れを惜しむのではなく、再び、会え ることに対する期待、楽しみが、別れの場面には、ある。 <さあ、これからだ>。この言葉が、作中、どのように登場するか。気になっ た方は、手にとって、ご確認のほどを。 | ||||
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大きな金木犀のある家に集まった、13人と1匹のちょっとリアルなホームドラマを描いた小説。小学6年生と50代主婦の視点から語られ、ジャストに読みそうな年代の主観をあえて(?)はずしていることで、あくまで客観的にそれぞれのキャラクターに感情移入できそうで、そんなところがおもしろい。おじいちゃんが読んでも、お父さんが読んでも、若者が読んでも、外国の方が読んでも、もう犬が読んだって、それぞれの楽しみ方ができる名作である。 突如、彗星の如く。ハンガリーから留学生のボラージュが城田家にやってくる。親子の、夫婦の、家族の、兄弟の、友達の、恋の模様を、葛藤を、対立を、交流を描きながら、留学生ボラージュは、そしてそれぞれ自身は、いったいなにを得、なにを家族に残していくんかなぁ。。という物語。 家族のありとあらゆる事象が詰まっていて、感慨深くもなるシーンも多々ある。そしてなにより、じいちゃんのかっこよさにほれてしまう。まさに、「ほれてまうやろー!」のごとくである。 | ||||
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外国人留学生ポラージュが来た事によって、様々な事件が巻き起こる。家族ってなんだろうと考えさせられる作品だった。 すぐに他所の犬に手を出してしまう愛犬フック。フックアップ(hook up)は英語でナンパするって意味なんだけど、作者はこの名前を意図的に付けたのだろうか? | ||||
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人間味のあるストーリー、大家族の泣き笑い、それぞれの登場人物が個性的で豊かに様々なエピソードを形作っていく。ほろっとさせるような人情話でよかったが、若干、描かれている時期が古い感じがした。初出平成4年とのこと。感覚的には20年前くらいの日本を見ているようだった。 | ||||
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素晴らしい読後感を与えてくれた本でした。家族が多ければいろんな事がおこるけど、笑顔もそれだけたくさんあるのよね、私にこの本を勧めてくれた方の言葉です。最近は、何が正しい家族の在り方か、教育かと子を持つ親には肩身の狭い議論が盛んですが、家族の在り方に正解はない…その時その時最善と思えることを精一杯やっている、家族のその姿こそが大切なのだ…そう思えました。この本に出会えたことに感謝します。 | ||||
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12人と犬一匹の大所帯の家族がハンガリーからの留学生を迎えて、共に生活する3年間の物語。 家族であっても、世代の違いや性格の違いが思わぬきしみを生むこともあるけれど、そこに全く国民性と価値観が違う共産圏からの留学生がやってきて城田家はてんやわんやだ。上は70 代から下は幼児までのこの家族が、ケンカしたり泣いたり笑ったりするさまを読めば心に小さな灯りがともることうけあいだ。普通なら脇役に甘んじているだろう犬(フック)も、しっかりと主役級の役を与えられているのもほんわかと楽しい。言うべきことはちゃんと言いながら、お互いを思いやる気持ちを持つこの大家族のぬくもりに触れられただけでハッピーになれる。 家族ひとりひとりは彗星のように、結婚したり帰国したり、また独立して家を出ていったりと、現れては消える。家族の形態はときどきに変化する。しかし家を太陽にたとえるならば、この13人の帰る場所は城田家である。城田の家を中心にそれぞれがおのおのの軌道で回っている輝ける星なのだ。ハンガリーからの留学生のボラージュの軌道は、他の家族よりもちょっと長いし、フックは最後に本当に星になってしまったけれど、それでも城田家が中心にあることに変わりはない。愛しくて切なくて、泣けて笑える素晴らしい作品でした。 | ||||
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城田家の面々のキャラ立てがしっかりしているので、 読んでいて飽きないおもしろい小説です。 なんといってもおじいちゃんの存在感と城田家に押しかけてきた留学生など、 そしてそれぞれが悩みながら生きている感じが共感を生み、胸を打つ作品です。 簡単には語りきれない家族の物語を何年か分、ごそっと引き抜いて覗き見している気分です。 | ||||
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