(短編集)

いまさら翼といわれても

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評判

いまさら翼といわれてもの評価:

4.38/5点 レビュー 155件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全209件 21〜40 2/11ページ
No.189
(5pt)

高二になった古典部メンバーが、少し大人になった感じの作品

相変わらず茫洋として大器晩成を感じさせる奉太郎は別格として
伊原と千反田さんが直面する苦悩や葛藤は、今後の彼女らを成長させるだろうと
予測させるに十分なストーリー展開だった。
高二になった彼らが、アニメ化された作品群より少し大人になりつつある印象を受けて
著者が続編を執筆してくれることを待望するしかないが、続きが気になる終わり方だった。
本作は馴染みのキャラ中心の物語だったので、前作「ふたりの距離の概算」よりも個人的には楽しめた。
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.188
(5pt)

ひとつだけ。

表題作中のえるの行動に対し、キャラがぶれている、えるならこうするだろう、と勝手に違うストーリーを作って責め立てるレビューを拝見したので、発売から大分経ってここを見る人も少ないと承知しつつ、少し。

千反田は責任を果たすだろう、千反田はこういう性格だからこうするだろう、他人に迷惑をかけたら千反田ではない、という正にそういった声にとりまかれてきたヒロインが、
彼女のアイデンティティを支えてきたものが崩れる出来事をきっかけにぐらついて、普段の彼女なら<決してしないこと>をしてしまうのがこのお話の謎。
そして彼女のその行動の謎を解き明かすことを通じて、折木が彼女の”今の姿“に近づいていく、という二重写しのミステリでもあります。

理由なくキャラ崩壊を起こしているのではなく、作者はわかったうえで千反田えるというヒロインの新しい面を謎として読者に提出しているのです。

千反田えるは本当のところ、どういった性格で何者なのか、という答えを、作者以外は誰も知りません。

人は表面的に理解できるものではないのだから憶測で何か言うのは時に無神経になる、と折木自身が『連邦は晴れているか』の結末部で指摘しています。作者はそもそも、一面的に人間を捉えていないということです。

千反田えるはどうしようもなく責任を果たせなくなって身を隠しますが、隠れた先で発声練習をしています。事そこに至るまで追い詰められても、彼女はまだ必死に責任を果たすべき場所に戻ろうとしているのです。

そこに折木が来る。行け、と彼は言わない。行けと言わないんですか、とえるは問いますが、折木はえるを追い詰めません。あるがままの彼女の隣にシンプルに居ます。

このあたりの寄り添い方には、『鏡には映らない』『長い休日』で見せた折木の人柄が見え隠れするような気がします。
そして『遠回りする雛』で折木が、千反田家の跡取りとして繰り返しえるが言及されることに息苦しさを感じていたというくだりともつながるように思われます。


また批判レビューは歌詞が気持ちと合っていない問題を『細かいこと』と片付けていますがとんでもないことで、
『言葉』というものに丁寧に向き合ってきた古典部シリーズの謎解きを根底から否定するものです。

たった数単語の校内放送の言葉を分解してストーリーを作り上げて見せた『心当たりのある者は』などをわざわざ引いてくるまでもなく、古典部、特に千反田えるは小さなことにも心を込めてあたり、他人の言動の小さな違和感を見逃しません。(私、気になります!)

そのような作品世界を作り上げてきた古典部のヒロインだからこそ、読者である我々自身にとって些末なことでも、本の中の彼女にとっては大きなことなのだと想像を巡らせながら読むことはできると思うのですが。
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.187
(5pt)

ひとつだけ。

表題作中のえるの行動に対し、キャラがぶれている、えるならこうするだろう、と勝手に違うストーリーを作って責め立てるレビューを拝見したので、発売から大分経ってここを見る人も少ないと承知しつつ、少し。

千反田は責任を果たすだろう、千反田はこういう性格だからこうするだろう、他人に迷惑をかけたら千反田ではない、という正にそういった声にとりまかれてきたヒロインが、
彼女のアイデンティティを支えてきたものが崩れる出来事をきっかけにぐらついて、普段の彼女なら<決してしないこと>をしてしまうのがこのお話の謎。
そして彼女のその行動の謎を解き明かすことを通じて、折木が彼女の”今の姿“に近づいていく、という二重写しのミステリでもあります。

理由なくキャラ崩壊を起こしているのではなく、作者はわかったうえで千反田えるというヒロインの新しい面を謎として読者に提出しているのです。

千反田えるは本当のところ、どういった性格で何者なのか、という答えを、作者以外は誰も知りません。

人は表面的に理解できるものではないのだから憶測で何か言うのは時に無神経になる、と折木自身が『連邦は晴れているか』の結末部で指摘しています。作者はそもそも、一面的に人間を捉えていないということです。

千反田えるはどうしようもなく責任を果たせなくなって身を隠しますが、隠れた先で発声練習をしています。事そこに至るまで追い詰められても、彼女はまだ必死に責任を果たすべき場所に戻ろうとしているのです。

そこに折木が来る。行け、と彼は言わない。行けと言わないんですか、とえるは問いますが、折木はえるを追い詰めません。あるがままの彼女の隣にシンプルに居ます。

このあたりの寄り添い方には、『鏡には映らない』『長い休日』で見せた折木の人柄が見え隠れするような気がします。
そして『遠回りする雛』で折木が、千反田家の跡取りとして繰り返しえるが言及されることに息苦しさを感じていたというくだりともつながるように思われます。


また批判レビューは歌詞が気持ちと合っていない問題を『細かいこと』と片付けていますがとんでもないことで、
『言葉』というものに丁寧に向き合ってきた古典部シリーズの謎解きを根底から否定するものです。

たった数単語の校内放送の言葉を分解してストーリーを作り上げて見せた『心当たりのある者は』などをわざわざ引いてくるまでもなく、古典部、特に千反田えるは小さなことにも心を込めてあたり、他人の言動の小さな違和感を見逃しません。(私、気になります!)

そのような作品世界を作り上げてきた古典部のヒロインだからこそ、読者である我々自身にとって些末なことでも、本の中の彼女にとっては大きなことなのだと想像を巡らせながら読むことはできると思うのですが。
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.186
(5pt)

アニメの光景が目に浮かぶ感じ。「自動読み上げ(合成音声)」で読みました。

アニメ「氷菓」のファンです。普段、小説は、読んでいません。「古典部」シリーズの最新刊である、本書を読んでみました。とても、楽しかった。小説が、こんなに楽しいと思ったのは、すごく久しぶり。登場人物の心を丁寧に描いているので、とても、好きです。いろいろな発見も、ありました。

読むときには、Fireタブレットの、「自動読み上げ(合成音声)」を使用しています。目が疲れないです。読了までの日数は、目で読むときよりも、耳で聞く方が、すごく短いです。あっという間に、読んでしまった。(聴いてしまった。)(オーデイブルは、高いので、いらない。)
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.185
(5pt)

アニメの光景が目に浮かぶ感じ。「自動読み上げ(合成音声)」で読みました。

アニメ「氷菓」のファンです。普段、小説は、読んでいません。「古典部」シリーズの最新刊である、本書を読んでみました。とても、楽しかった。小説が、こんなに楽しいと思ったのは、すごく久しぶり。登場人物の心を丁寧に描いているので、とても、好きです。いろいろな発見も、ありました。

読むときには、Fireタブレットの、「自動読み上げ(合成音声)」を使用しています。目が疲れないです。読了までの日数は、目で読むときよりも、耳で聞く方が、すごく短いです。あっという間に、読んでしまった。(聴いてしまった。)(オーデイブルは、高いので、いらない。)
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.184
(1pt)

折木とえるが好きな人向け。それ以外の人は買わずに募金でもしましょう

折木好きとえる好きのためだけの本。
この二人というキャラクターがあって初めて本として成り立つようなもので
これが新作で出されたものならなろうのがもっといいものあるで終わる
えるは前巻などのアニメ化した部分で古典部の廃部がかかってるような時にも
私、気になりますと部活のことそっちのけで自分勝手に行動して何度も周りに迷惑をかけたり負担をかけてたのを気付かず誰にも責められず、と自由に生きてきたのにいまさらと言ってもなんの重みがない。なろうの俺、またなんかやっちゃいました?系主人公のが自覚ある分マシ。そんなキャラクターがまた他者に迷惑かけつつ、クズ人間ばかりがでてくる。そんなのが見たいのなら昼ドラをお勧めする
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.183
(1pt)

折木とえるが好きな人向け。それ以外の人は買わずに募金でもしましょう

折木好きとえる好きのためだけの本。
この二人というキャラクターがあって初めて本として成り立つようなもので
これが新作で出されたものならなろうのがもっといいものあるで終わる
えるは前巻などのアニメ化した部分で古典部の廃部がかかってるような時にも
私、気になりますと部活のことそっちのけで自分勝手に行動して何度も周りに迷惑をかけたり負担をかけてたのを気付かず誰にも責められず、と自由に生きてきたのにいまさらと言ってもなんの重みがない。なろうの俺、またなんかやっちゃいました?系主人公のが自覚ある分マシ。そんなキャラクターがまた他者に迷惑かけつつ、クズ人間ばかりがでてくる。そんなのが見たいのなら昼ドラをお勧めする
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.182
(5pt)

今までのシリーズで一番好きかも

おもしろすぎる〜何回も読み返したくなる
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.181
(5pt)

今までのシリーズで一番好きかも

おもしろすぎる〜何回も読み返したくなる
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.180
(4pt)

鮮やかな意趣返しあり

「箱の中の欠落」『鏡には映らない』「連峰は晴れているか」『わたしたちの伝説の一冊』『長い休日』『いまさら翼といわれても』の6編からなる古典部シリーズ第6巻。長い間積んだままでしたが一気読み。最も印象に残ったのは『鏡には映らない』。中学3年卒業間近の奉太郎が、対象が自分ではない強烈な悪意に対し、やるべきことなら手短にという奉太郎流の鮮やかな意趣返しを魅せた逸品でした。『わたしたちの伝説の一冊』クドリャフカの順番を読んでからだとなお味わい深いかと。『長い休日』アニメでの奉太郎姉の印象は、奉太郎の能力を知りつつ揶揄を続けている程度でしたが、本編では最後の二、三行に弟への思いやりを感じさせます。『いまさら翼といわれても』最後の最後で、謎がHow done it?からWhy done it?にどんでん返し。ほかの2編は好みが分かれる、そう感じて☆ひとつ減らしましたが、ほかの方の感じ方はいかがでしょうか?
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.179
(4pt)

鮮やかな意趣返しあり

「箱の中の欠落」『鏡には映らない』「連峰は晴れているか」『わたしたちの伝説の一冊』『長い休日』『いまさら翼といわれても』の6編からなる古典部シリーズ第6巻。長い間積んだままでしたが一気読み。最も印象に残ったのは『鏡には映らない』。中学3年卒業間近の奉太郎が、対象が自分ではない強烈な悪意に対し、やるべきことなら手短にという奉太郎流の鮮やかな意趣返しを魅せた逸品でした。『わたしたちの伝説の一冊』クドリャフカの順番を読んでからだとなお味わい深いかと。『長い休日』アニメでの奉太郎姉の印象は、奉太郎の能力を知りつつ揶揄を続けている程度でしたが、本編では最後の二、三行に弟への思いやりを感じさせます。『いまさら翼といわれても』最後の最後で、謎がHow done it?からWhy done it?にどんでん返し。ほかの2編は好みが分かれる、そう感じて☆ひとつ減らしましたが、ほかの方の感じ方はいかがでしょうか?
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.178
(3pt)

「伊原、あんたもやめな」「でも」「漫研やめて、あたしとやろう」(p226)

2021年10冊目/1月10冊目/『いまさら翼といわれても』(角川文庫/KADOKAWA)/米澤 穂信/P.384/2019年/★3.3 #読了 #読了2021

氷菓』シリーズ第6巻。全6話からなる短編集。奉太郎とえるが惹かれ合う、という青春を毎回期待しているが、毎回裏切られる(苦笑)。本作では「わたしたちの伝説の一冊」が痺れた。「伊原、あんたもやめな」「でも」「漫研やめて、あたしとやろう」(p226)というやりとりでなぜか涙が流れそうな衝撃があった。まさか摩耶花の話が一番印象に残るとは意外だ。また、漫画が好きな人が集まる漫研で、「読んで楽しみたい派」と「描きたい派」でイデオロギーの対立があるというのは、想像もしていなかった。これは一般的なんだろうか?
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.177
(3pt)

「伊原、あんたもやめな」「でも」「漫研やめて、あたしとやろう」(p226)

2021年10冊目/1月10冊目/『いまさら翼といわれても』(角川文庫/KADOKAWA)/米澤 穂信/P.384/2019年/★3.3 #読了 #読了2021

氷菓』シリーズ第6巻。全6話からなる短編集。奉太郎とえるが惹かれ合う、という青春を毎回期待しているが、毎回裏切られる(苦笑)。本作では「わたしたちの伝説の一冊」が痺れた。「伊原、あんたもやめな」「でも」「漫研やめて、あたしとやろう」(p226)というやりとりでなぜか涙が流れそうな衝撃があった。まさか摩耶花の話が一番印象に残るとは意外だ。また、漫画が好きな人が集まる漫研で、「読んで楽しみたい派」と「描きたい派」でイデオロギーの対立があるというのは、想像もしていなかった。これは一般的なんだろうか?
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.176
(4pt)

この大空に翼を広げ飛んで行きたいのか気になります

『いまさら翼といわれても』です。
古典部シリーズの短編集。なのですが、一作ごとの評価と一冊全体としての評価がややズレるので、まずは一作ごとの評価から。
『箱の中の欠落』★★★
ハウダニット。フーダニットにはし得ないのでこれでいいんだろうけど、やや物足りない。結局、委員長に対するいけ好かなさと1年E組に対する同情が足りないので、そもそも主人公が動く動機が弱い。解決の展開もあまり納得できなかった。ただ、冒頭の段階で問題が提起されているので短編としては掴みは良かった。
『鏡には映らない』★★★
これ奉太郎一人が悪いのではなく班全員が悪いのに、奉太郎一人を軽蔑するのはいかがなものか。奉太郎と里志の対応も疑問。一じゃそりゃみんなから非難されることくらい、里志なら想像つくのではないか。謝ったのはいいけど、ヒロインが言っていたように遅すぎるので、あまり後味が良く感じなかった。
『連峰は晴れているか』★★★
アニメで履修済み。謎解きというほどのものはなく、単に足で解決。なので話としては面白くないけど、最後の千反田のうまく言えませんというセリフが良いので、そこが全て。
『わたしたちの伝説の一冊』★★★★
話としては最も緊迫感があって面白かった。トリックの意図と里志の対応がご都合主義。ボディートークとの展開は良かったけど、摩耶花が主人公の割にはマンガ描く以外は特に何もせずに解決になっちゃったのは惜しい。
『長い休日』★★★
謎解きらしいものではなく、奉太郎の過去を語ることによって省エネ主義を掘り下げる話。姉の言葉は良かったし、つまり千反田が奉太郎を救ったことが提示されて、次の翼エピと竟になっているのは良い。
『いまさら翼といわれても』★★★
千反田行方不明事件という面白そうな導入だった割には解決の展開はいまひとつ。千反田にとってショックだったんだろうけど、だからといってそこまで多くの人に迷惑をかけるような行動をとるかどうかは疑問に感じた。ラストがどうなったのかはっきりしないのも不満。ただ、翼を与えられたということは、婿養子を取らずに嫁に行くことができるようになったということなので、『遠まわりする雛』のエピから見ると、短期的には道を見失ったように感じるけど、長い目で見れば一歩進んでいい流れではあるんだよな。

短編集一冊としては。
上記の通り個々の作品は釈然としない部分も多々あったし、ミステリとしては物足りなさの方が多かったですが、全体としては、個々のキャラを掘り下げていて、青春小説としては良かったと思います。★4
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.175
(4pt)

この大空に翼を広げ飛んで行きたいのか気になります

『いまさら翼といわれても』です。
古典部シリーズの短編集。なのですが、一作ごとの評価と一冊全体としての評価がややズレるので、まずは一作ごとの評価から。
『箱の中の欠落』★★★
ハウダニット。フーダニットにはし得ないのでこれでいいんだろうけど、やや物足りない。結局、委員長に対するいけ好かなさと1年E組に対する同情が足りないので、そもそも主人公が動く動機が弱い。解決の展開もあまり納得できなかった。ただ、冒頭の段階で問題が提起されているので短編としては掴みは良かった。
『鏡には映らない』★★★
これ奉太郎一人が悪いのではなく班全員が悪いのに、奉太郎一人を軽蔑するのはいかがなものか。奉太郎と里志の対応も疑問。一じゃそりゃみんなから非難されることくらい、里志なら想像つくのではないか。謝ったのはいいけど、ヒロインが言っていたように遅すぎるので、あまり後味が良く感じなかった。
『連峰は晴れているか』★★★
アニメで履修済み。謎解きというほどのものはなく、単に足で解決。なので話としては面白くないけど、最後の千反田のうまく言えませんというセリフが良いので、そこが全て。
『わたしたちの伝説の一冊』★★★★
話としては最も緊迫感があって面白かった。トリックの意図と里志の対応がご都合主義。ボディートークとの展開は良かったけど、摩耶花が主人公の割にはマンガ描く以外は特に何もせずに解決になっちゃったのは惜しい。
『長い休日』★★★
謎解きらしいものではなく、奉太郎の過去を語ることによって省エネ主義を掘り下げる話。姉の言葉は良かったし、つまり千反田が奉太郎を救ったことが提示されて、次の翼エピと竟になっているのは良い。
『いまさら翼といわれても』★★★
千反田行方不明事件という面白そうな導入だった割には解決の展開はいまひとつ。千反田にとってショックだったんだろうけど、だからといってそこまで多くの人に迷惑をかけるような行動をとるかどうかは疑問に感じた。ラストがどうなったのかはっきりしないのも不満。ただ、翼を与えられたということは、婿養子を取らずに嫁に行くことができるようになったということなので、『遠まわりする雛』のエピから見ると、短期的には道を見失ったように感じるけど、長い目で見れば一歩進んでいい流れではあるんだよな。

短編集一冊としては。
上記の通り個々の作品は釈然としない部分も多々あったし、ミステリとしては物足りなさの方が多かったですが、全体としては、個々のキャラを掘り下げていて、青春小説としては良かったと思います。★4
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.174
(4pt)

自分の目で確かめて

古典部メンバーのそれぞれのキャラクターの内面に、少し踏み込んだ作品集で、私は楽しく読みました。
楽しいこともつらいこともありますが、べつにおとぎ話ではなく、高校生のいろいろな事情や葛藤と少しのミステリが混ざったところがこの作品の持ち味の一つだと思います。
たとえいろいろな葛藤や山谷があっても、最終的には古典部メンバーが不幸になるようなことはないと思います。購入する前に、低評価のレビューを読んでいたので購入をためらいましたが、買って良かったです。
 
その上で低評価のレビューを再び見ると、ずいぶんひどい内容なので一言。
まず、編集者でもないのに編集者面して自分の発言に権威を持たせようとしている。世の編集者に失礼ですよ。まずはご自分の褌で勝負してください。
さらに、キャラクターに対する勝手な思い込みを開陳し押し付けようとしている。
さらには、Amazonの書評欄で同人活動を始める始末。
創作は楽しいものですが、やるべき場所でやってください。
 
判断するべき対象はお金を投じないと読めないのに、書評のほうはタダで読めてしまうというのはジレンマですが、私のようにためらってしまう人がいたら気の毒です。できれば、ご自分の目で判断していただきたいと思います。
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.173
(4pt)

自分の目で確かめて

古典部メンバーのそれぞれのキャラクターの内面に、少し踏み込んだ作品集で、私は楽しく読みました。
楽しいこともつらいこともありますが、べつにおとぎ話ではなく、高校生のいろいろな事情や葛藤と少しのミステリが混ざったところがこの作品の持ち味の一つだと思います。
たとえいろいろな葛藤や山谷があっても、最終的には古典部メンバーが不幸になるようなことはないと思います。購入する前に、低評価のレビューを読んでいたので購入をためらいましたが、買って良かったです。
 
その上で低評価のレビューを再び見ると、ずいぶんひどい内容なので一言。
まず、編集者でもないのに編集者面して自分の発言に権威を持たせようとしている。世の編集者に失礼ですよ。まずはご自分の褌で勝負してください。
さらに、キャラクターに対する勝手な思い込みを開陳し押し付けようとしている。
さらには、Amazonの書評欄で同人活動を始める始末。
創作は楽しいものですが、やるべき場所でやってください。
 
判断するべき対象はお金を投じないと読めないのに、書評のほうはタダで読めてしまうというのはジレンマですが、私のようにためらってしまう人がいたら気の毒です。できれば、ご自分の目で判断していただきたいと思います。
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.172
(5pt)

続きが気になる話

アニメ→小説→アニメ→この本って感じで読みました。
どの話も楽しく読むことができました。
古典部の各キャラクターの転換点が来ている話で、この先が発売されることを期待します。
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645
No.171
(5pt)

続きが気になる話

アニメ→小説→アニメ→この本って感じで読みました。
どの話も楽しく読むことができました。
古典部の各キャラクターの転換点が来ている話で、この先が発売されることを期待します。
いまさら翼といわれても Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれてもより
4041047617
No.170
(5pt)

データベース

アニメから入り原作が気になったので
まとめ買いしました
満足です
いまさら翼といわれても (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いまさら翼といわれても (角川文庫)より
4041081645