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最後の医者は桜を見上げて君を想う



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【この小説が収録されている参考書籍】
最後の医者は桜を見上げて君を想う

最後の医者は桜を見上げて君を想うの評価: 4.53/5点 レビュー 617件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21~29 2/2ページ
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No.9:
(2pt)

桐子医師のキャラが納得できない

最重要キャラである桐子医師、奇行が過ぎてはないでしょうか? 着衣のままシャワー・段ボールを巻いて院内で寝るなど、ストーリー上必要でもなく、何かの伏線でもありません。
「死を受け入れるよう促す」という行動が、変人キャラだからなのか医師として熟慮の末なのか、曖昧になってしまいます。
簡単に涙を流すシーンが多いのも、魅力を半減させています。
院内体制に逆らい、死期迫る患者達の信頼を得る設定ならば、もっと毅然としていてほしいですね。
最後の医者は桜を見上げて君を想うAmazon書評・レビュー:最後の医者は桜を見上げて君を想うより
4864725373
No.8:
(1pt)

テーマは分かった。でも深みがない。

人物の感情や周りの情景を、いたるところに散りばめている。"上っ面感が漂う"と言った方がいいのか。言葉と感情の羅列で、胸に突き刺さってこない。

特に人物の設定。ざっくり言うと、生と死の狭間で揺れ動く患者とその家族、医療関係者が出てくる。「生きる」ことに向き合う重厚な作品である。

まあ、当たり前のように人物の絡みがあるのだが、ここでも違和感を感じる。その人物のことがよく分からないまま、トントントーンと話が進むのだ。作者が描きたい人物像はぼんやりと何となく分かった気がする。しかし中身がフワフワ、軸がブレブレ。

きっと読者に「想像」させる余裕が無く、ぎっちぎちに言葉を押し込めていることも理由に挙げられるだろう。フィクションは説明文になってはいけない。詳しく文字に起こすということは、読み手の想像の自由を欠いてしまうことに繋がる。

あとは『現実味のないある医者と、現実感溢れる患者・家族』のミスマッチに頭を抱えた。苦しい。

これは一読者としての感想。気を害された人がおられたら申し訳ない。書く場を設けてくださり、ありがとうございました。
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No.7:
(2pt)

医療系の監修は今一歩

ALSの章は作品としても医療的にも良い出来だったと思う。最後のがんの話はもう少し踏み込んだ取材が必要だったのかなと。緩和ケアかがん治療かの選択が重要なターニングポイントだったが、実際の遠隔転移の患者さんへのがん治療は緩和ケアでもある。非医療関係者のかたにがん治療は治療か治療は諦めて緩和か二択で選ばないといけないという誤解を与えかねないと感じた。

細かい点だが作中にでてくるセツキシマブは緩和ケア志向が強い先生でも使うと思う。
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No.6:
(1pt)

捨てました

最後の最後は流し読みでした。時間をかけて読んで最後はコレか…と思いました。
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No.5:
(1pt)

マッガチックな幼稚なストーリー展開、類型的な人物造形で呆れ果てる愚作~テーマの重さと記述内容の軽さとのミスマッチが酷い

医療現場を舞台として、「生」の意義、「死」の尊厳、患者の自由意思などを扱った作品だが、その稚拙な内容には呆れ果てた。マッガチックな幼稚なストーリー展開、類型的な人物造形で読み通すのに苦労した。

どのような読者層を意識しているのか不明だが、両親や祖父母を看取った方なら誰しも抱く心象をそのまま拙い文章にしただけ。新しい発見や感動が皆無で、作者の意匠がサッパリ分らなかった。

テーマの重さと記述内容の軽さとのミスマッチが酷い愚作だと思った。
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No.4:
(1pt)

文庫本

文庫本だと思って購入…。違った…。どうしょうか…。返品交換出来ないですよね。
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No.3:
(2pt)

ありえない展開がツライ・・・

医療業界もの・高レビューに期待して購入
しかし、まったく門外漢(専門科以外)の手術をさせる、などの
現実的にはありえない展開があって、自分には全くダメだった。
(しかも、そういう流れにしないと話が成り立たない=骨格の部分がおかしい)
医療監修的なものは機能してないのだろうか?
ストーリーに意外性もなく、泣かせにかかる話の作り方が、先の展開を予測させる。
死ぬ人は死ぬ。

二作目のALSの子の話が、あまり破綻なく、素直に涙できた。
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No.2:
(2pt)

フィクションの中の「ライトノベル」にあたる図書。いい勉強になった。


 話の梗概を最短で述べよと言われたら、中盤の終わりまでは尊厳死を主張する医者と延命処置を主張する医者の争いである。舞台となる総合病院で片方の男は院長の息子であり、小説が始まった時点で既に副院長の椅子に収まっている。ここまで読んだ時点で本を放り出そうかと思ったが、大事な虎の子をはたいたのだからとみみっちく読了した。
 終盤になってさすがに尊厳死主張と延命治療主張が折衷してきて、著者のどうだ伏線をうまく張っただろうという顔が見えるようだが、ハナから総合病院のヒラと副院長が口論していてはまったくついてゆけない。1部上場企業において課長と副社長が会議室で心身二元論について議論しているようなものだ。医者というのは理科系の博士とはおよそ無縁の、政治屋やブローカーに近い人種である。彼らが三度三度のメシを食えるのは患者が払ったかねの上前をハネているからだ。だが患者に礼を言う医者はいない。

 古い話で恐縮だが、わたしは30過ぎのときに再生不良性貧血を宣告され、保ってあと6か月と言われた。そのときのいろいろな経験から明言できるのだが、この本の内容は完全に虚構である。これが宇宙人が襲来してくる話ならサイエンス・フィクションに分類できるが、この話はやはり「ライトノベル」ということになろうか。『図書館戦争』を読んだときの感触と似ていた。


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No.1:
(1pt)

ありえない

登場人物の設定が無茶苦茶。
両極端な見方、考え方の人物を出しており、その方が素人ウケはいいのかもしれないが、『こんなヤツおらんやろ』の世界。
ちゃんとした医師の監修を受ければ良いのに、こんな医療従事者が本当にいると読んだ人に誤解を生むことになる。
死生観に踏み込んだ小説は少ないので、そこだけは評価できるから★一つ。
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4864725373

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