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黒涙



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒涙
黒涙 (朝日文庫)

黒涙の評価: 3.78/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

もっと評価されていいのでは!!

僕はこの本大好き。表立っては悪党の人間が本当の悪を懲らしめる痛快劇だったがページをめくる速度は速く、指が踊っていると感じた。ストーリーとしてはあることから中国に日本の極秘情報がバレていること、日本の情報を管理する中枢にスパイがいることを暴く、そのスパイを動かしている中共の在日下部組織が資金源とみて重要人物の検挙を試みるストーリー。まず日本と中国という構図があり、そこにインドネシアの青年実業家が絡んできて、アジアの中国語圏をカバーしてしまうかのような壮大なストーリーはただの警察ものの小説ではないと思えた。
もちろんこの小説はフィクションであるが、おそらくこういう現状があるのだろうし、日本にもこういう蜘蛛の巣が張り巡らされているのだと背中に寒気を感じさせる内容でもあり、またこの1冊を読んで10冊ほど読んでみたい本が増えてしまった。
それほどこの本は中国のスパイ事情がふんだんに盛り込まれており、上記で述べたようなストーリー展開は勧善懲悪ものを想起させるし、多岐に情報に富んだ一冊だったと思えた。
黒涙 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:黒涙 (朝日文庫)より
4022649283
No.2:
(3pt)

著者の作品にしては物足りなかったので、次回作に期待したい

日本の警察と中国の裏社会とのつながりを描いたミステリ小説。

国諜報機関摘発に向けた大掛かりな捜査を行っていったり、裏社会の実態を描いた序盤はよかったが、中盤から終盤にかけては失速した。

主役の沢渡の活躍がいまひとつだったし、沈、ラウタン、シンシア、莫など主要な人物の末路が中途半端になっている。また、生死を賭けた任務を行っているにも関わらず、緊張感が感じられなかったのも残念だった。

著者の作品にしては物足りなかったので、次回作に期待したい。
黒涙Amazon書評・レビュー:黒涙より
4022514221
No.1:
(3pt)

沢渡への減点です

前作はなんだかんだで沢渡が結構頑張ってた印象があるが、今作の沢渡は(表に見える部分での)活躍がほぼ無くもっと頑張れと尻を叩きたくなった…。
あの展開はまあ予想してたけど、心のどこかでもしかしたら沢渡が何かやらかしてくれるんじゃ…と期待していただけにちょっと辛かった。予想してたけどあれはちょっとムゴすぎる(涙)
最後の落とし前の付け方も、肩透かしを食らった印象。

もし続編があるのなら、彼等の関係性に果たして未来はあるのか…ただただそれが知りたい。
黒涙Amazon書評・レビュー:黒涙より
4022514221

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