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空飛ぶタイヤ
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空飛ぶタイヤの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全701件 161~180 9/36ページ
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| 読み終わって、なぜか 爽快になる本ですね。 ニンゲン 捨てたもんじゃない。 中小企業のオヤジさんたちへの励ましがしっかりとあり、 物語の構成が実に巧みであることに感心する。 悪役をきちんと、明確に 浮き彫りにする手法は 実にうまく、その描写が なんとも言えない。 組織の中における『立場』があり、 そのなかで 保身に苦心するか もっと、本質的なものに 目を向けるかで 大きな違いが生まれてくる と思う。 アカマツ がんばれ と応援してやりたくなるし はるな銀行の進藤が なんともいい役目だね。 また 刑事さんも なんとか、がんばった。 『オレは、プライドを捨てる。』といったことが、 ニンゲンの変わり目なんですね。 それにしても、女王蜂は ほとんど変わらず だったのが、返す返すも 悔しいと思ってしまう。 池井戸潤 あんたは、たいしたヤツだよ。 | ||||
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| どんどん中に引き込まれていきました。非常に面白かった。続編が出ないかなー。 | ||||
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| 書籍の購入は1年前でしたが、他の人も書かれてますが何か軽いタイトルの印象からしてあまり食指が動かずにいたのですが、先週末寝付けれなかったときに寝床で「本でも詠むか。」と迂闊にも本書を選んでしまい、結果目がどんどん醒めてきて眠るどこではなくなり、1巻を読み終えるために完徹となってしまった。本書は2巻構成となっていたので物理的に休憩を取ることが適いその間に朝食を取れた。リアリティがありとても面白い本でした。特に今のタイミングで読むと正に日産の吸収合併後であり、そんな観点でも凄い小説であると感心しきりなのである。ゴーン社長も部下に英語だかフランス語だかに訳させて読んでいたのだろうか? | ||||
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| 三菱重工業の年費不正事件を地でいく小説、小さな運送業者である赤松運輸が、巨大企業を前に勇敢に立ち向かっていく姿に勇気を与えてくれます。WOWOWのTVドラマと合わせて読むと益々深みに入ります。 | ||||
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| どこかで会った事件のようで、現在での燃費?とおなじかなと思わせる | ||||
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| 読み進めて鬱積が積れば積ほど読み終えた時の爽快感は格別な一冊。 | ||||
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| 上刊を読んだ後、即効!下巻もダウンロードしました。^^ 理不尽な世間に、真正面から不器用に一所懸命、 強く戦っている主人公の姿は、なんだかとても「おとこ気」溢れていて、 そしてたまにホロりと泣けました。。 「どうか頑張って!負けないで。」と、 優しい目で見つめていました。 池井戸潤さんの本は初めて読みましたが、 いい本だなと思います。 また、すぐに読み返せるように Kindleの中に保存してあります。 | ||||
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| とてもよかったですよかったですよかったですよかったですあかさたなはまや | ||||
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| 添付画像の通りホープ自動車(仮)の従業員です。当時は学生でまさか三……ホープ自動車に勤める事になるとは思ってもみませんでした。内容はホープ自動車の内情(隠蔽体質、事なかれ主義等)表現が特に素晴らしいです。今も口では法令遵守、お客様第一と言っていますが口先だけだったと良く分かります(残念ながらその体質が変わることはなかったので燃費偽装に繋がった訳で)。この事件を知らない、あるいは見て見ぬふりをしている社員の方々は是非とも読むべきだと思います。 | ||||
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| 池井戸さんの小説は人の表現がうまい。そうなるだろうという筋は読めてしまうのだが、主人公や悪役に存在感があるのですっと引き込まれてしまう。 それと読後感がとても良い。お勧めです。 | ||||
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| 本書は完全フィクションらしいが、「財閥自動車メーカーが開発データを捏造して問題になり、更なる巨大自動車メーカーに吸収される」という7年後の未来を予測して書いたような本です。 捻じ曲がった財閥系大企業の社内価値観を、少し屈折した情熱と正義感を持った主人公が、家庭生活と織り交ぜて暴きだしていく。スイスイと読み進めます。ドラマ向きで面白い小説でした。 なお、大企業内での捻じ曲がった価値観といっても、下記のようなものです。大抵の第三者が見たら白ける事象をシンプルに描き出している。でも、この本を読んでいる内に、「自分は率先してそのような行動をしている」と自覚する人も多いのでは? 現実社会ではなぜ、多くの人がそんな行動を率先して取らざるを得ない社会(会社)になっているのか?。そこまで本書の中で描き出されていたら、もっと面白かった。個人的要望ですが、こういったドラマ的小説にこそ、そこまで上手く踏み込んで欲しいのです。 <捻じ曲がった、大企業の社内価値観(例)> 不都合な事実は他部署に開示しない「官僚主義」、ユーザーの命よりも会社を上に置く「会社至上主義」、世間知らずな主人公の「出世願望」、事故死ユーザーの命は放置するのに社内リストラ強要はしない「ねじ曲がった法令順守意識」、人の感情を理解できず命令すれば何でもやると確信している「勘違い上司」、どこの会社にもあるような「社内閉塞感」 | ||||
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| 池井戸作品の中でも、いくらなんでも実在の企業や事故に沿いすぎているようで正直敬遠していましたが、今回の三菱自の不正事件を受けて読むことにしました。ある程度予想通りというか、当時報道された横浜の事故と三菱自による隠ぺい工作の内容が「内幕ドキュメント」のようになぞられます。もちろん池井戸作品らしく良くも悪くも人物描写が極端だしフィクションも混ぜられますので、当時の関係者からすると悪く書かれすぎだと思われるでしょうが、暴かれていく「事実」は現実社会でのちに衆知のとなった不正の内容とほぼ一致しているため、この作品にリアルさを与えてくれています。その分、読みながら「結末わかってるしな~。でも『勧善懲悪プロセス』がこの人の特徴だからなあ」などと「水戸黄門」を見る気分で軽く読んでいると、最後にとんでもない衝撃を受けます。この作品が発表された当時ではありえない、今だからこそのどんでん返し。まさに「事実は小説より奇なり」。結果として、最高のエンタテインメントになっています。 | ||||
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| Kindleのサンプルを読み、冒頭から涙がホロり。。。 胸がズキンと痛むような出来事。。 そして主人公に起こる、偶然の災難。(の数々)とそれを取り巻く環境。 それを乗り越えようとする、中小企業経営者の「弱さと強さ」 なんだかとても「オトコギ」ある本だなと思い、 どんどん引き込まれていきました。 正直、「不思議な題名」 タイヤが空を飛ぶの? タイヤなんて、つまんなそうじゃない?と思いましたが・・・ 世の中ではまさに「ドンピシャ!」な出来事も重なり、 読むうちに、その「文章」の中に引き込まれました。 的確な表現力。 でもそれは著者の「一方的なおしつけ話」ではなく、 どこか読者に「想像力」をかきたててくれるような内容でした。 だから同調出来るし、読んでいて楽しい。 ストーリーを読みながら、 私自身も「怒ったり・泣いたり・卑下したり、ほっとしたり喜んだり」 その本の中にいるような、不思議な気持ちになりました。 池井戸潤さんの本は初めて読みましたが、 本当に面白かったー! 他の本も色々読んでみようかなと思います。^^ | ||||
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| まだ 途中だけど 昨今のニュースと同じ状態なので、ハラハラしながら読んでます。 | ||||
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| この作品は実際に起きた大企業の不祥事を題材にした物語です。他の池井戸作品以上に、さまざまな人間模様のディテールが丁寧に描かれています。半沢シリーズを遥かに凌駕した筆力です。実際の事件を彷彿とさせる箇所は随所にありますが、間違いなく池井戸氏ならではの純粋な第一級エンターテインメントです。運送会社社長の主人公・赤松をはじめ、登場人物の人間臭い台詞には、企業の横暴を絶対に許さない著者の熱い思いが込められています。 池井戸作品中、最も長い物語ですが一気に読めます。のめり込めます。2~3回は目頭が熱くなります。最後の赤松の台詞に泣けます。映像化されましたが、大分原作とは温度差がありますので、ぜひこちらを先にお読みください。もちろん、「正義は我にありだ!」と赤松は叫びます。 つい最近ですが、モデルとなった会社がまた不祥事を起こしました。ライバイル他社による資本参加が報じられています。この作品では不祥事を起こした企業がライバル他社に吸収合併されます。どうやら現実が小説に追いつくかたちになりそうです。「そういう会社が生き残れるはずがない」と池井戸氏は10年も前に示していたのです。 | ||||
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| 交通事故をどう見るか。単に運転手のミスばかりが交通事故の原因 とは言えない。自動車製造メーカーの設計や構造上のミス、また企業経営の幹部職員の思惑から起きる「リコール隠し」などもあるかも知れない。いろいろと切り口を変えて考えたり話し合いを持つと、まだまだ驚くべき事故の真相が見えてくるかもしれない。 この「空飛ぶタイヤ」は、中央自動車業界のトップ企業である「ホープ自動車」が行った、数々の「リコール隠し」や諸検査の虚偽報告に基づき起こるべくして起こった事故だと言える。 長年隠蔽されていた事実が内部告発により発覚し、次第に衰退に追い詰められていく現代版勧善懲悪物語でも言えようか。とにかく面白い池井戸小説である。上巻と下巻の2巻構成からなる小説だが面白くて、半日で読んでしまうほどで読んでしまった面白小説である。 読後の感想としては、「企業に人あり」と言うがホープ自動車は幹部職員の人間としてのが欠けている。自社企業を愛し大切にすることは必要だが、国民が自国を愛する愛国心と似ている。企業を愛し繁栄を願う心は職員であれば誰もが持っている。がしかし、他の企業の業務を妨害し損害を与えることは許されない。時として企業の舵取りの幹部役員が、法律を犯してまで自社の利益を守る行為は論外で認められるものではない。 最後に「空飛ぶタイヤ」はまさしく、小中学校児童生徒の道徳の読み物として素晴らしい読み物だ。 | ||||
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| 2回目のリコール隠し(トラックの脱輪事故での母子死傷)についての話題。 最後に財閥からは手が出されずに、セントラル自動車からの支援で、、、のくだりは まさにここ最近の話題に。 もちろん、RSAによる戦略的事業買収の話まではのっていないけど。 とにかく、判官びいきに心踊らされ、はらはらどきどき、本当に事実になってしまわぬか、どうなるのか、最後の最後まで 息が抜けず、この分厚いページ数でも最初から最後まで楽しく読み切れるとにかく良い作品。 しかし、現実のホープ自動車のモデル会社はどこまで腐敗しているのか?そこまでは書ききれていないけど、体質はそのとおりなんだなぁと。 | ||||
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| 半沢直樹、ルーズヴェルトゲーム、下町ロケット、花咲舞・・・とドラマを楽しみに観ていました。 池井戸潤さん原作のドラマ放映がなくなったので寂しくなり、まだドラマ化されていないこの本を選んで読んでみたところ タイトルからもっと明るい内容を想像していたのですが、裏切られました。 タイヤが車体から外れて空を飛ぶ・・・魔術でもない限りありえない、本来あってはならないことが現実に起こった、 事故すなわち人命の危険に直結する重大な過失、その原因となる真相はどこにあるのか・・・ もちろん、表からは見えない複雑怪奇なタネやシカケがあるわけで・・・ 顧客の利益を顧みない、営利目的、自己保身、身内贔屓の傲慢な企業体制、 正義感から、あるいは自己欲から反撃を試みるも否応なく組織の歯車として呑み込まれる個人個人、そのリアルな描写に恐ろしさを覚えました。 この本は実際に起きた事故を元に書かれているそうですが、 いくらなんでも、車という安全性が何よりも優先されるべき商売道具、そして顧客をないがしろにする態然とした財閥系企業体質で一流企業として長らく存在できるわけがない これは、よくできた、さもありそうな、けどフィクションなのだ、 そう思って、いやそう願って、最後のぺージを閉じようとしたとき、 折しも、三菱自動車による燃費計測数値の改竄が露わとなり、ついに日産自動車の傘下へというニュースが耳に飛び込んできて、 戦慄が走りました。 | ||||
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| 企業、組織風土、個人の精神性、日本社会、日本人そのものを考える手掛かりにもなるのかなと。企業経済小説として面白い。 | ||||
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| なかなか面白いです。今話題の△△△自動車そのものです。軽井沢バス事故のバスも△△△ふそう製だそうですね! | ||||
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