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オーデュボンの祈り
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オーデュボンの祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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下手な比喩の繰り返しの文章は非常に読みずらく、感情の表現も驚くほどに浅い。 登場人物全員の精神年齢が同じだと感じる。 設定は面白く、後半の謎明かしに期待していたが まっていたのは読者を馬鹿にしているようなオチ。 文章力の低さ故なのか、謎が解かれたのかすら理解に苦しむ。 感動も感嘆も何も感じることができず。 筆者の中途半端な自慰行為に付き合わされたような不快感も少々。 面白いと勧められて読んだものの、読み進むにつれて後悔。 同じ設定で誰か別の人間が書き直したら(オチは勿論練り直して) もしかしたら傑作になるのかもしれない。 | ||||
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伊坂作品はこれが初めてでしたが、正直がっかり。 まず萩島、という舞台の設定自体がどうもわかりにくい。 本土からさして遠い場所でもないような島が、150年も見つからないままなわけないし。 当初は主人公も、150年も外部との接触がない島、という点に違和感を持っているのに、結局それは最後まで触れられず。 桜と城山が登場した時点で、どうなるか想像つくし、ひねりもなくその通りになってしまっているのもなぁ。 島に欠けているものっていうのも、あんだけ引っ張ってこれかい!みたいにな感じがした。 一応伏線みたいなセリフがあるけど、そこが不自然すぎて気になってしまった。 伏線っていうのは、不自然だったら意味がないでしょう。 特に文章なんだから、その辺はもっと巧妙に出来たのではないか。 文章力・構成力が、デビューの時点では明らかにないことがわかった。それだけでノイズになるところが他にも多々あった。 風呂敷を広げすぎて、安直な回収になってしまった最後は非常に残念だった。 魅力的な登場人物が何人かいることがこの作品の救いだと思う。そしてもったいない。 | ||||
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城山の登場がなければまだ楽しめる。 が、他にも人を精神的や性的にいたぶったりするような描写が多くてとても不快。 『欠けているもの』も、欠けていることが不自然。 謎は解けていくので「すっきりした!」という感じもあるが、不快感がいつまでも残る。 井坂さんの作品は「死神の精度」を先に読んで面白かったのでデビュー作も読んでみたが、 このデビュー作を最初に読んでいたら他の作品は読む気にならなかったと思う。 | ||||
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最後まで一気に読みました。 カカシの謎に引き込まれたのもあるけれど、 それ以上に城山のところが不快で不快で、早くこの人死なないかな、 早くこの人が死んでこの不快感から解消されたいと思って、とにかく読みました。 とにかく城山が死んでよかった。 一番の感想はそれです。 しゃべるカカシについては、荒唐無稽だけれど、 なんとなく好ましくて、面白く読めました。 カカシの気持ちもわかるような。 でも、しゃべるカカシが殺された謎がすっかり説明されても、 それ以上に残る城山の不愉快な印象。 もう2度と読みたくありません。 | ||||
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主人公が警察に捕まるのだが、護送中の警察官が昔の同級生。 偶然、護送中に交通事故が発生。 偶然、萩島の住人の轟に助けられ島に連れて行かれる。 偶然が多すぎだと思いませんか? 連れて行かれた島は日本なのに 外部とのやり取りが全くない鎖国島とは…。 島の住人のサクラが人を殺しても、 殺される人間に問題があるから仕方がないとか、サクラに殺されるのは災害みたいなもんだと 無茶苦茶な設定。実際に子供がサクラに殺されるシーンがあるのだが、 自分の子供を殺されてそんな事が言えるのだろうか? 島で起こる連続殺人のトリックも何だかな。。 特に第2の殺人は偶然が重ならない限り、絶対起らない。 | ||||
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ひょんなことから孤島を訪れた青年が、案山子殺し事件に巻き込まれていく物語。 なぜこの作者の評価が高いのか全然わかりません。 長く生きて、知識が高いはずの案山子が、まったく賢そうに見えません。気になることだらけでした。 どこかで見たようなつたない文章、思わせぶりでつまらない複線、女や子供をうまく描けない、など、悪いところばかりが印象に残っています。 深いことを考えず、雰囲気だけで軽く読書がしたい人にはいいのかもしれません。わかりません。 | ||||
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‘ポスト村上春樹’という言葉が好きな人はお勧めです。 | ||||
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ラッシュライフがすごくおもしろかったので、 伊坂作品を読んで見ようとデビュー作の本書を読んだが、 はっきりいって、おもしろくなかった。 すごく中途半端な感じがする。 吹っ切れない中途半端さをいっぱい詰め込み、 中途半端なストーリー、世界観を、 中途半端な文章でだらだらだらだら連ねている。 まあこの中途半端こそが、著者の意図でもあり、 著者の伝えたいことなのかもしれないけど、 読んでいておもしろいと思えなかった。 伊坂作品を読んだことがない人が、 「伊坂作品おもしろいよ」と勧められて、 このデビュー作から読んだら、 半分ぐらいは「なんだつまらない」といって、 他の伊坂作品読むのをやめちゃうような気がする。 個人的にはラッシュライフが一押しです。 | ||||
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『ゴールデンスランバー』で初めて出会った伊坂幸太郎。 評判のよいデビュー作を読んでみたいと思って読み進めましたが・・・ ・・・これがまったく読めない。 というかおもしろくなさすぎて、先に進まない。 荒唐無稽なストーリー。 退屈極まりない展開。 なぜこんなに評判がいいのか? 理解不能である。 | ||||
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伊坂幸太郎のデビュー作。 「重力ピエロ」や「アヒルと鴨のコインロッカー」など他の伊坂作品も読んだことがありますが、それらと比べると何か物足りないというのが正直な感想。 話の中でたくさんの伏線を引いておきながら、結論はそれだけ?という感じ。 登場人物も個性的なのはいいのですが数が多すぎて一人ひとりがそんなに重要性を持っておらず、浅く広く描かれているので重厚さに欠けるといいますか・・・。 主人公の祖母も大事に扱われている割に話とそれほど関わっていませんし、城山も最期があっけなさすぎます。 さらにこの物語の最も重要なポイントの「優午の死の真相」と「この島に足りないもの」も散々盛り上げといて最終的にはそれでいいの?という結果に。 話の設定からすればもっと面白いものができると思っただけに残念です。 | ||||
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リアリティーを感じることができない作品でした。文章もわかりにくく、なんともいえない気分になりました。それでも最後まで読んでしまいました。つかみどころがありません。人気の秘訣はよくわからないところにあるのでしょうか。 ただ、最後まで読むと不思議な読語感が続きます。天才肌かもしれません。 | ||||
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伊坂さんの作品は好きなのですが、これは合いませんでした。 挫折を経て、またもや挫折しそうになりながら、ようやく読み終えました。 結果、挫折でも良かったな、なんて。 不思議な空間過ぎて良く分からない。案山子もあれでいいのか、などなど・・・。 | ||||
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序盤で挫折しました。 伊坂さんの作品を初めて拝読しましたが、理屈っぽくてどうも自分の肌には合いませんでした。 時折出てくる主人公の祖母の格言も説得力に欠け、物語上の彼女の立ち位置が不明確な上、たまに主人公の脳裏に彼女の言葉がよぎるだけでは、納得して先に進むことも出来ません。 全体的に薄っぺらい印象を受けたというのが正直なところです。 後々に祖母のことも明かされていくのかは知りませんが、序盤から伊坂さんの世界観へ引っ張っていってもらいたかったです。 | ||||
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なるほど。伊坂さんはもともと文学少年で純文学をまじめに書きたいのではないのかな〜と 思わせるデビュー作であります。 狂気と受容。狂うことと受け入れることは似ている。 名があるだとか無名であるだとか、特別扱いだとか、歴史に名を残すだとか、 そういったものがさほど価値あることではない シンパシーという言葉が一番近かったかもしれない、藍色の空から、 きっとそれがぼくに降ってきたのだろう 自己中心的な快楽主義。自分さえ心地よければ、他のものは一切かまわない。 タンポポの花が咲くのに価値がないとしても、あの花の無邪気な可愛らしさに変わりはありません。 花を育てることはきっと詩を読むことと似ている なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。 | ||||
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初:伊坂作品ですv とりあえずは一番古い作品から順番に、ということで読みました。 ミステリーと書いてありますが、幻想小説の雰囲気です。 全体的に霧に包まれているような、とらえどころのないもやもやした感じ。 不思議な話でした。 見えすぎるのは、辛いことなのね。 文章も最初はちょいとリズムが私と合わなくて、読み辛かったかな。 次の作品はどう進化してるか楽しみですv 文庫版は大幅に加筆修正してあるそうなので、そのうちに読んでみますv | ||||
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個人的には楽しめませんでした。設定が独創的なのですが、硬派のミステリとして読んでしまうと結末はサプライズがなかったように思います。また、書評などからメルヘンタッチの軽いテイストを期待していたのですが、時折中途半端に挿入される暴力シーンがリアリティを狙いすぎていてかえって後味を悪くしているように思えました。 | ||||
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離島もの、隔絶された桃源郷、現代のファンタジー?しゃべる案山子や、断罪することを受け入れられた殺人者不思議の国のアリスよろしく不可思議なキャラクターが出てきて物語が進行していくが、それらを理屈で繋ごうとする作者の努力が邪魔。現実とのからめ具合も、あまりに生々しい。そして、最後の結論たるや。ちりばめられた伏線が収縮していく様子は見物だがその結果が「これ」では正直拍子抜け。もう少し大部にしてしまったほうが消化不良気味にならずにすんだのでは。 | ||||
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