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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 1~20 1/4ページ
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過去の兄弟のエピソードや遺伝子にまつわる話をエピローグに向けて絡めてくるのはさすがだといつも感心する。でも、そこまで凝らなくても十分に面白い作品なのに、かえって感動が薄まってしまう気がするのは私だけでしょうか? | ||||
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淡々としたストーリーのはずなのに、その一語一語に引き寄せられるかのように魅了される。ミステリー性にはやや欠けるものの、伊坂作品はそれで良いと思う。ゴールデンスランバーに続く伊坂作品二作目だが、独特の表現になぜかノスタルジックなものを感じずにはいられなかった。読み終えた後に三作目も読んでみたいと感じるのが不思議だ。 | ||||
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最近、自分の中で第2期伊坂幸太郎ブーム来てます。 本作品は以前読んで伊坂作品を読むのを辞めるくらいに大嫌いな作品でした。(好きな方ごめんなさい。あくまでも個人的感想です。) 今回、「アイネクライネ〜」読む機会があり、一気に伊坂作品読んでまして、本作ももう一度読んだら感想変わるかなぁと思って挑戦したのですが、やはりダメでした。 泉水、春家族に全く共感出来ませんし、やたら、偉人や文学の引用が出てくるのが、物凄く鼻について嫌でした。 伊坂作品が嫌いな方ってこういうところが引っかかるのかなと… 他の伊坂作品はとても好きなのに、重力ピエロは私には合わないんだなと思います。 それでも最後まで読めてしまうので 伊坂さんて凄いなって再確認です笑 | ||||
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ラッシュライフが結構おもしろかったので、有名な本作品を買ってみた。 なんとも言い難い読後感w 先にラッシュライフ読んでおいてよかった、、初めての伊坂作品がもしこの『重力ピエロ』だったら二冊目に手を出すことはなかったかも。 著者は若い方?名前は有名だけどよく知らないんだが、レイプで孕んだ子を、この現代社会で産み落とすことの重さとか現実問題をまったくわかっていなさそう。 産まれてきた子どもはつまり強姦魔の子ども。 誕生と共に重い十字架を背負わされてるってことなんだけど、家族の絆でどうこうなるのか??って。 まぁそこは小説だし夢がある?といえばそれまでなんだけど。 作品の中でも述べているように 『重要なことは軽く』言うべきなのかね、そういうお話を書きたかったんだろうな。 春の親父さんが全てを物語ってる。 精神が不安定な兄弟の葛藤は、様々な偉人の台詞を引用しつつ必死に覆い隠されている。 隠されてないけど。 なんというか、批判覚悟の上の挑戦的な小説なのかな。 気取っていて理屈っぽい、一見そんなお話なんだけど、好きな人にとってはたまらないだろう。 謎解きでもなく、陰惨な事件ものでもなく、社会問題を掘り下げる出もなくただただ自分の書きたい物を書いている、そんな印象を受けた。 さっかとしてさ | ||||
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初めて伊坂作品を読ませて頂きました。 最初と最後のある部分に、おっと思わせて頂く部分があり、なかなか面白いことをする作者だと感じました。 本のテーマは復讐というところなんでしょうか? 復讐する原因と理由は明確に腹に落ちるのですが、その手段が少し首を傾げずにはいられないかな?と思います。 本の途中部分で話の筋が見えてしまいますが、それでも最後まで読んでみたいと思わせるところは作家の力量ですかね。 読んだ後にアマゾンレビューが3.5というところには非常に納得できました。 | ||||
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決しておもしろくないわけではないのです。この作者の作品は一体何を伝えたいのか、読んでるうちに主旨がわからなくなってしまうことが多く、そして必ずと言っていいほどにどんな話だったのか、読後におぼえていません。読んだか読んでないのかも忘れてしまうくらいなのである意味スゴイと思います。今回もアヒルと鴨同様映画から先に入りましたが、やはり印象は薄くきっとここにレビューを書かないと忘れてしまうでしょう。好き嫌い別れる作品だと思います。 | ||||
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伊坂幸太郎の物語にしては、放火は 誰がしているのかが わかってしまう仕立てだった。 兄 イズミ と 弟 春。 イズミから 春を見ながら 春の忌まわしい出生について、傷つきながら、春を見守る。 父親が 立派である。 神にすがろうとしたら 神は『自分で考えろ』といった。それで、自分で決断した。 すべてを受け入れる覚悟 をもって。その父が ガンで 病院に入っている。 それでも、元気だった。 桃 をもっていったり、53のシャツをもっていったり、春は 実にこまめである。 遺伝子をめぐって 謎解きがされるが、まぁ。ちょっと、無理があるね。 ストーカーの夏子さんが ヘップバーンになるのがいい。 本格的ストーカーとして登場する。 女性ストーカーは ちょっとおもむきが違っていいね。 | ||||
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two years agoと普通に頭に浮かぶ人なら (複数)century agoなどおかしいと思ってほしい それが気になって気になって。。。 なんかほかの作者の博識ぶりも疑ってかかりたくなった そもそも橘玲が「言ってはいけない」でこの本に触れていたんで 読みたくなって読んでみたのだけど なんせ橘玲も眉唾物だからなあ この本よりも「アヒルと鴨のコインロッカー」のほうが面白いと聞いたので 今度はそっちを読んでみようと思います | ||||
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伊坂氏の作品は、深く考え、しかめ面して感想を書く類のものではない。 何作か読んだなら分かるが、登場人物が皆なんというか、「伊坂的」なのである。何かしら問題を抱えているにも関わらず、小粋な言い回しをしたり、例え話を切り出して話が脱線したり、「お前本当に悩んでんの?」と問いたくなるくらい。 なので感情移入が出来ない。この作品で言えば、母親が過去味わった屈辱、そして「春」の存在。これは大変重いテーマである。だがどうにも深く作品に入り込めず、フィクションである小説を読んでるという事を頭の片隅から消し去ることができない。ゆえにどういう結末になろうと、「ま、小説だしね」と醒めた気持ちにしかならない。 だからといってつまらない訳ではない。不思議の国に迷いこんだアリスのように、この一風変わった伊坂ワールドに浸っているのは心地よい。得難い才能を持った作家である事は間違いない。 | ||||
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純文学みたいだった。落ちが読めて、ミステリーとしては微妙だった。 | ||||
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ミステリーというより、熱い家族の物語。最後の展開にはグッときました。 それにしても兄貴の独白が、いちいち回りくどいし、めんどくさい。すっきりと書けないものか 軽妙洒脱とか、そういうのはいらないと思うんだけど。 | ||||
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言えない微妙な感触。話に引き込まれて一気に読んだ事を考えると「面白かった」んだと思うが、読後の感慨や余韻がなかった。 ひと言でいうと「なんだったんだろう?」という感じ。 | ||||
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途中で犯人や内容が読めてしまうのが惜しかった。 出てくる人たちのキャラクターは好感が持てるので、流石伊坂幸太郎だ。 買って損はない。 | ||||
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友人に勧められ読みました。 テンポよく読め、引用された音楽、絵画、小説もいい。 この作者が、視点を社会に置き、登場人物の規範集団を変えたらどうなるだろう。 規範集団;自分:夫婦:家族:血族:地縁:会社:国:民族:人類:生物:この世 人類に言及しているが、社会についてはちょっとしか触れていない。 人権学者とのやりとりが面白かった。 小説はウイルスのように人々の心に潜伏し、あるきっかけで発現する。 | ||||
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おおまかな傷やページの破損は全くと言ってないです。 しかし、ただのページヤケなのか不衛生なところに保管されたことによる汚れなのかは不明ですが、 全体的にカバーやページが黄ばんでいました。 また、小包を空けるとダニ(?)みたいな小さい虫が数匹、本を這っていました。 管理上の不衛生な点を除けば、価格的にも申し分のない商品です。 | ||||
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話ですけど、 この話も好きです。 映画にもなっていて3回ぐらい見ました!! ちょっと重たい話ですけど、 「あ〜」 気分が暗い時に見ると楽になれるかも。 | ||||
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ミステリー作品と思って読んだので、肩透かしを食らった気分でした。 最初から、先入観なしに読むことをオススメしますが、DNAと血というテーマを扱った作品として捉えても中途半端な印象です。 「陽気なギャングが地球を回す」は好きだったので、期待しすぎたのかもしれません。 | ||||
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遺伝子よりも強いきずながある、という話なのだと思いますが、状況が特殊過ぎてついていけない部分が多かった。 また、春が優秀すぎて感情移入が難しい。だから主人公が感情表現が豊かなのかもしれないが、彼も非常に頭の良い人であり、常人離れしてる感は否めない。 違和感を感じた個所も多い。 ガソリンを飲もうとしたら、というか持ってるだけでにおいでわかる。 そもそもペットボトルに入れててペットボトルは大丈夫なのだろうか? 春の遺伝子上の父は筋金入りのワルである。 そんなにすぐに殺せるだろうか? というか夜の学校に呼び出されたら、普通もっと危機感を持つし、それなりに準備をするだろう。 ただ、全般的にはさわやかでテンポも良く、読みやすかったです。 | ||||
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春が二階から落ちてきた。 春は、泉水の2歳下の弟だ。ただし、血は半分しか繋がっていない。 未成年の強姦事件で産まれた弟は、泉水にはない容貌とそして絵の才能を持っている。 春を産むのを許した父はガンと闘っている。 ……兄弟は二人で最強だ。 連続放火事件の中で残されたグラフィックアート。無意味に思える落書きの謎に泉水は挑むが、事件の後ろに弟の影が浮かんでくる。 弟は何をしようとしているのか? 本屋大賞にも選ばれた伊坂幸太郎さんの初期の作品。 ミステリの要素も強いが、それよりも親子、兄弟の素敵さを丁寧に描いた作品。 父親の強さが印象深く、格好良い。 伊坂幸太郎さんの作品らしい皮肉も効いており、他の作品とのリンクなど読者を楽しませる要素もたっぷり。素敵な作品だと思います。 | ||||
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展開は、ミステリー好きなら簡単に読めるお粗末なものというか、ミステリー小説とは呼べない代物。 ただ、文章力はそれなりにあり、読者を引き込む力はあると思う。 例の『俺たちは最強の家族だ』という発言自体には、必然性はなく、出てくる文脈やノリが なんだろう、あえてこういう言葉遣いをするのが感動みたいな底の浅さと、何故かオタク的なひ弱さを感じた 彼は村上春樹チルドレンと言われているらしいけど、単に劣化村上春樹なんじゃないかと正直思った。 総合的に言えば話題や評判を鑑みると期待はずれ。 | ||||
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