■スポンサードリンク
(アンソロジー)
「密室」傑作選―甦る推理雑誌5
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
「密室」傑作選―甦る推理雑誌5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は同人誌として名高い、『密室』傑作選。何といっても注目は、「高天原の犯罪」「ポツダム犯罪」など、鋭利な短編を得意とする天城の長編『圷家殺人事件』だろう。彼の短編を読んだもの誰もが、長編もぜひ、と思ったに違いない。本書はそんなマニアの渇きを癒してくれるのだ。正直なところ、天城は短編にその本領があると思わざるを得なかったが、それでも伝説であった本編が読めたのは何よりも収穫だった。ただ苦言を呈するならば、『密室』の豊富な評論群がひとつも収録されていないのは、何とも残念だ。他の書籍で読める鮎川哲也の「呪縛再現」を入れるなら、やはり評論(特に天城のものなど)が読みたかった。その点で、やや物足りなさが残る一冊である。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!