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(短編集)
嘘は罪 (夏の最後の薔薇)
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嘘は罪 (夏の最後の薔薇)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ミステリーのジャンルに「日常の謎」というのがありますが、 これは日常の謎・大人の恋バージョンと言えるものかもしれません。 なぜ、若い男が通りすがりの中年の女性にバラの花束を渡したのか。 夫の愛人と仲良くなろうとする妻の、本当の目的は何なのか。等々。 12の物語は、日常でありがちなシーンで静かに始まり 意外な展開を経て、人の心の深さや危うさをあらわにします。 どれも短いストーリーなのに、スリリングで読み応えがありました。 ずっと昔、「恋文」を読んで「けっ!」と思って以来、 連城氏の小説は避けていたのですが、 本書を読んで、かつての自分はこの人の小説を読むにはあまりにもガキで 描かれていることを理解できなかったのだ・・・と痛感しました。 というわけで、酸いも甘いもかみ分けた大人にお勧めの短編集です。 | ||||
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