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ドリームバスター2
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ドリームバスター2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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テーラでのシェンの出生秘話をはじめ本作品の成り立ちの根幹を分かりやすく書いた点で話が面白くなってきた。 一般文学通算2369作品目の感想。2020/01/06 14:55 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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異世界から夢に住み着いてしまった犯罪者たちを捕らえにくるDB(ドリームバスター)の活躍を描く第2巻。 読み応えのあるライトノベルかなと思って1巻を手にとったものの、宮部みゆきさんが書いている以上、そんな浅いもんじゃないよねーと思い直した次第。1巻の最後の章で描かれた記憶消失で失語症を抱えた少年・リップの過去に絡みそうな雰囲気があったはず……2巻ではそのリップが姿をくらませてしまいました。 今作では登場する犯罪者たちも、それぞれの傷を背負ってその傷にどう向かい合っているかが描かれています。勧善懲悪ではなく、犯罪者にもDBにも、そしてその周辺の人々の思いが多層に折り重なる作り込みの深さは読んでいて楽しいです。ちょっと昔ならば「ファンタジー小説なので子どもっぽいと思うかもしれないけど」と前置きしなければ友人に薦められなかったものですが、今はその抵抗感も薄いと思います。 唯一の不安は田中芳樹さんのように、続巻が何年も発売されなくなること。既に4巻まで発売されていますが、完結まで一気に走り抜けて欲しいなぁ。 | ||||
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シェンたちの活躍が描かれると同時にテーラの世界観や現状が徐々に明らかになってきます。新連邦や抵抗者の暗部が垣間見え、何やらきな臭い雰囲気が漂ってきます。またシェン、マエストロ、村野真理子の会話は起伏に富んでいて楽しめました。真理子の会話はずれたり、ぐらぐらしていたりして、シェンでなくともイラついてしまいますが、マエストロが辛抱強く聞くスタンスを取り続けています。さすが年の功というべきでしょうか。1巻よりも増して彼に親しみを感じました。 いくつかの伏線が張られるようになって先が気になります。しかしこの作品は次の巻が出るまで何年か掛かるので、そうした伏線を忘れてしまうんじゃないかと思います。なるべくなら続けて読んだ方がいいですね。 | ||||
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第1巻につづき、どんどん話が広がる異世界。 物語がスタンダードだった1巻に比べ、 主人公たちD・B(ドリームバスター)が 遭遇する『死刑囚』もヴァリエーションに富んでいます。 収録作品は 『目撃者』 『星の切れっ端』 『目撃者』は、 殺人事件の目撃者の話。 無実を主張する被告が、 自分の証言によって死刑判決となり、 葛藤するこころが描かれます。 『星の切れっ端』は、 児童虐待を通じて共鳴してしまった 『地球』の少年と、 『テーラ』の死刑囚との関係を通じて この『テーラ』という世界のひずみ、 不透明性が描かれます。 どちらもファンタジーの域を越えて しっかりと読める面白い作品です。 1巻の明るく軽い調子に比べて、ちょっと暗いかな?と、思いました。 | ||||
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前の本の続き。異次元世界「テーラ」から時空の穴を抜けて逃げ出した凶悪犯人を追って、ドリームバスターのシェンとマエストロは地球の日本という国の夢の中に降り立つ……。そういう世界観だけで出来上がった物語かと思っていたら、前作のラストで少し変化があった。さあ、それでは「2」ではそこが展開されたり、解決するのかな、と思っていたら……これはないんではないか(怒)これはまだ物語が始まってもいないということなのか。宮部みゆきの作品は最近は特に長く長くなっているが、この作品の終わりが見えない。もし10巻ぐらいの構成なら一年に二作ぐらいのハイスピードで書いてほしい。これだと終わるのに20年くらいかかるのではないか。そんな物語ではないはずだ。 | ||||
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前作の「えっ、もう終り?」という不完全燃焼な結末の補足編の感有り。それでも期待を大きく外さないのは流石。読んでいて面白い。マイナス要因は次ぎの2点。一つは、現代日本という臍の緒を切ってしまった方が面白かったのではないか、と思ってしまう点。これは前作も同様で、確かに夢に乗りこむという設定が成り立たなくなってしまうが、それを補って余りあるだけの詳細で魅力的な設定を「テーラ」自身が持っている。私自身が読みたいのはこの世界の人々の人間模様であって、現実社会でトラウマを負った人々への妙に説教臭い「貴方はそれでいいのよ」という癒しに興味が持てない。もう一つは私的な理由で「ミーム・マシーン」という言葉の使い方に非常に抵抗がある。R.Dawkinsが「ジーン」に対す!る造語として「ミーム」を作り悦に入った文章を読んで辟易したのが原因であり、SFの設定に使われたからといってメクジラを立てるほどのモノではないが、「ミーム」という言葉自体の背景にある「精神至上論」的な主張が吐き気がするほど気持ち悪い。 | ||||
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