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うそうそ
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うそうその評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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「しゃばけ」シリーズは大好きで、文庫化されるのを虎視眈々と待っていたので、そそくさと買いました。 「若だんなが旅に出る」「若だんなの命を狙うものがいる」「神様や天狗が登場する」など、わくわくさせる要素がいっぱいです。 誘拐される時ですらほのぼのとしている、そのシーン辺りまではよかったのですが、その後登場人物が結構バラバラな印象で散漫になり、しゃばけとしての良さが出し切れていないような。 姫神様も天狗も妙に勝手なキャラな感じがして余り好きになれませんでした。 もちろん、一太郎の優しさ、ユーモア、土壇場でのくそ度胸、兄やや兄さんへの思い、恵まれた立場にいながら持つ悩みなど、いいところは色々と出てきます。 ただ、長編として見ると、共感度が低かったです。 こんな事を思うのは、「しゃばけ」一作目より、続く短編集の方が気に入ってるタイプの人間だという好みの問題もあるのかもしれません。 「ちんぷんかん」の文庫化をまた辛抱強く待ちます。 鳴家が、旅のお供のメンバーで大揉めしたり、姫神篭絡作戦に参加したり、印籠のお獅子に乗ったり大活躍してたこと、兄さん(松之助)の兄や化現象など、楽しいシーンも色々あるので、「しゃばけ」ファンとしてはやっぱり押えておきたい本です! (実写版を見てみましたが、原作とは結構ストーリーを変えてありますので、やはり原作を読みましょう・笑!) | ||||
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江戸の大店の一人息子である若旦那の悩みは、 ひとなみ外れて体が弱いこと。 若旦那にあまい両親と、妖怪の手代仁吉と佐助に守られ 常なら店の奥で養生しているのだけど。。。 しゃばけ以来の長編です。 江戸で起こる地震を不安がる両親の案で、 箱根へ湯治へと出ることになった若旦那。 体が強くなるかも、と希望に燃える若旦那ですが 「若旦那が邪魔だ」という声を夢で聞いたり、 手代たちの行方がわからなくなったりと 奇妙なことが次々とおこります。 江戸を出たせいか、あっちで狙われ、こっちで狙われ 若旦那は大災難です。 人や人ならぬものの勝手な思惑にふりまわされながら よろよろしながらも手を差し伸べようとする若旦那。 ご本人は、自分の無力感にいつも悩んでいますが じゅうぶん強い気がします。 | ||||
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シリーズ物なので、楽しみにしている人にはこれでもいいのかもしれないが、小説としては、色々な意味で弱い。 導入部から旅に出るまではまあまあ読ませるが、その後の謎解き部分の説得力が弱い。 新たに登場してくる人物の造形も弱く、魅力が感じられない。 風景描写や雰囲気描写もいま一つである。 無理して長編にしなくても、いつもの短編集でよかったのにな、とやや残念である。 | ||||
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今回シリーズ久しぶりの長編ということで、期待して読んだ。 いつも通りのふんわりほのぼのとした空気は健在で楽しかった。 しかし、天狗たちやお比女といった脇役たちがこの空気を殺伐としたものに少し変えてしまった感がある。 でもカバーもきれいだし、手元においておきたい一冊ではある。 | ||||
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なんか、あまり集中して読めなかった。しゃばけ以来、 このシリーズは楽しみに読み続けてきたけれど、今回は 冗長で内容としてもイマイチな気分。連作のようだけれ ど、掲載誌で読んでいたとしても、あまり次回を期待す るほどのワクワクした気持ちになったかどうか〜 しゃばけも長編としてはどうかな、と、思ったけれど、 デビュー作ということもあり、将来性も期待できた。 そして、ぬしさまへ、ねこのばば、おまけのこ、と、 私としては回を追うごとに存分に楽しませてもらったけ れど。 好みの問題かもしれないけれど、一話完結の方がいい。 でも、このシリーズは大好き。次回作も期待している。 | ||||
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題名も面白い。展開も今までとは異なり、物の怪と神様、姫神様・天狗まで出てきて、「おやおや、はてな」というところ。興味を抱かせる「掴み」までは良いのだが、最近の作品は説明や辻褄会わせ、続編というか、シリーズものとしてのマンネリが増えてきたように思う。 固定客のファンは、以前からの流れを承知で読んでいるからまあ良いようなものの、それに甘えた展開。この作品そのものの持つ面白さというか、魅力に欠ける。 新しいキャラクターが、単なるゲストとして活躍するのか、これからもちょくちょく顔を出す魅力のある脇役として存在するのか、どのように登場人物たちを扱っていくのだろう。そんな視点で読んでいるので、この話の持つ深刻な部分・描き切れていない部分が気になる仕上がりだった。(例えば、妙齢の女性が出せない分、幼い姫神と絡ませるのだろうなあ、なんてところ) しゃばけシリーズ以外にも色んな分野に挑戦している作者だが、本家本元のこのシリーズはもう少し大事にして欲しいというか、描き慣れた世界に頼り切って安住して欲しくないというところ。だから、若旦那を「家から外」へ連れ出す展開になっているのだろうが・・・。そんなところから星一つ引いている。もう少し捻ってチャレンジして欲しい。 | ||||
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大好きな「しゃばけ」シリーズ第五弾v 妖怪・鳴家(やなり)がめっちゃ可愛いですっ!! 今回は妖怪のみならず、神様が二柱も出てきての大騒動です! 若だんなをべったべたに可愛がっている妖怪の手代と、山神の娘をべったべたに可愛がっている妖怪の天狗の対決はまさに親バカ対決で、お互いが自分達こそ正しいと信じて疑いません。 『「我らの方が悪党で、己の方が、善だと思っておるだろう? まあ、誰だとてそんなものだ」BY天狗 だが、どう考えいかに動くのが正しいのか、皆、己で決めたものを中心に持っている。 その大本の考えがそれぞれに違うから、どこでも、誰にでも通用する絶対的な『正しい』は、あるようで無いのだ。』 善も悪も、立場によって変わってしまうものなんですよね。 過ぎるほどに大切にされている山神の娘と若だんな。 悩みはあれど、恵まれているだけに愚痴ることもできません。 『(なんで誰も彼も、己一人の思いすら持て余しているんだろう)』BY若だんな 立場が変わればそれなりに、その人なりの悩みがあるもんです。 他人から見れば些細なことでも、当人にとっては深刻だったり。 みんなそれぞれ悩みを抱えて暮らしているんだなぁと、当たり前のことですが、しみじみ思ってしまいましたw 鳴家に加え、印籠が妖怪・付喪神デビューして、絵の中の獅子が抜け出して、尻尾を振って走り回るようになりますっ(*>ω<*)vV 可愛いすぎる(*>ω<*)vV | ||||
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おなじみの面々にまた会えた!そんな気持ちでワクワクしながら読ん だ。 今度の舞台は箱根。 今までとは一味違う展開だった。 ひんぱんに 起こる地震、誘拐事件、天狗たちの襲撃、そして一太郎に敵意を燃や す謎の少女。 さまざまなことが入り乱れ、事態は思わぬ方向に向かって いく。 一太郎は、体は弱いかもしれないが、信念は人一倍強い。 この 作品ではそんな彼の姿を垣間見た。 全体的に面白く読んだが、いろ いろな出来事を突っ込み過ぎという印象もあった。 謎の少女が一太郎に 敵意を燃やす理由も、ちょっと弱いような気がした。 | ||||
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このシリーズのほのぼのとした味わいが好きで愛読しています。 ですがこの作品はストーリーの途中に無駄が多く、肝心な部分が説明不足で盛り上がりに欠ける印象を受けました。 せっかくの旅という設定を生かしきれていない感じです。 次作に期待します。 | ||||
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しゃばけ以来の長編です。 なにげに長編のほうが合ってるんじゃないのか?って思いました。 いろんな謎が、ちょっとづつ分かってくるところが好きです。 また、雲助の新龍もいいキャラで、好きになりました。 | ||||
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■江戸の繁華街・通町にある長崎屋は廻船問屋兼薬種問屋だ。店の若だんな・一太郎は一人息子で跡取りなのだが、なぜか虚弱体質。重大な難病ではないが、ひんぱんに寝込んでいる。人柄は大変よく、分別も忍耐強さもある。一太郎には、仁吉と佐助という強い2人の手代がいてよく世話をしてくれる。仁吉と佐助は実は「妖」だ。一太郎の祖母が「大妖」で一太郎にもその血が少し流れており、彼は多数の妖達と知り合いだ。 ■本書は、その一太郎と妖怪達が難事件にたち向かう「しゃばけ」シリーズの5作目。 ■ある日、若だんなを温泉へ湯治に行かせたら養生できるのではという母親の発案で、一太郎は家来とともに箱根の温泉に向かう。小田原まで船、そこから箱根まで駕籠(かご)を利用すれば体力は消耗しない。 ■ところが乗船早々、手代の姿が消え、陸路でも怪しい雲助や、天狗(!)の襲撃に遭遇する。果ては少女の姿の姫神様(実は千歳!)まで登場し、サア大変。2人の手代は無事なのか? そして関東を揺るがす大地震と姫神様の関連は? ■読後感が実に痛快で、この妖怪人情推理小説、一度ハマルと抜けられない! | ||||
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シリーズが進むと主要登場人物が妙な感じになる本もある中、その軸はしゃんとしているものの、「おまけのこ」で展開出来た世界観が遠のいて見えたのと、新しく登場するキャラクターが、何となく辻妻合わせに終始しているのが残念。 栄吉の登場もなく、番外編としてなら納得。 でも相変わらず鳴家はかわいい。 読者プレゼントに鳴家や他の妖しの根付けなんぞが欲しくなるくらい。 次回作に期待! | ||||
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「しゃばけ」以来の長編で、楽しみにしていましたが、期待を裏切りませんでした。 湯治旅の初っぱなから姿を消してしまう兄や達、若旦那を襲う奇妙な事件。 話がどう繋がるのかは、本の半ばぐらいで解るのですが、それに伴う色々な人の感情が切なくなります。 今回のテーマは「自分の存在価値」だったのかな? いつもの妖の面々は出てきませんが、代わりに神様や天狗が登場します。 私のツボは、真っ当だった兄の松之助までが若旦那に甘く(心配性に)成ってきた事。 使用人として暮らしていても弟を愛しく思っている事が伝わってきました。 ほんわかした時代物が読みたい人は、最適な一冊です。 | ||||
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好きなシリーズなので買いましたが、正直前作辺りから、文章力・内容ともに少々不満が 出てくるようになりました。 ネタバレになってしまうので詳細に触れられないのですが、クライマックスの肝心なシー ンの描写を避けてしまうのはこの作者の悪い癖だと思います。 きっちりと描写すべきだと 思いました。 またたとえば「○○を貸りたい」といった、素人レベルの誤字が散見されるのが残念です。 どこにでもいるという設定の「鳴家」が、なぜか箱根には一匹もいないのが不思議でした。 いてもおかしくないと思うんですが…… | ||||
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しゃばけ以来の長編。 若だんなが初めての旅に!ということで期待して読みました。 若だんなを狙って人さらいや妖が登場するのですが、いつもそばにいるはずの仁吉や佐助は旅の途中で姿を消してしまいます。 シリーズの中でいい味を出している屏風のぞきは旅に参加していないし、準主役ともいえるキャラ達の活躍が少なかったのが残念でした。 とはいえ、若だんなの思いやりのある行動はいつも通りで、読んでいる者をあったかい気持ちにしてくれます。 | ||||
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久しぶりのしゃばけシリーズ。 この作品がお気に入りなわけは、周りの人と妖達の若だんなへの 溺愛っぷりですね。 読んでいると本当にあったかい気持ちになります。 その中で意外に普通に真っ当にやさしく育っている若だんなさんの一面もとても心地のいいものです。 その点に置いては今回の作品はちょっと物足りないかなと思わせられます。 なにより若だんなさんが冒険しちゃいますから^^ 冒険の規模が大きくて若だんなさんへの甘やかしが足りなかったのが残念です。 旅から帰った後の両親と留守番役の妖達との話を最後に入れてくれるといつものしゃばけシリーズっぽく終わったかもしれないなと思います。 今回新しく鳴家の仲間?のような存在になるお獅子がとてもかわいらしく次回からのお楽しみになりそうです。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズ第五弾!若旦那は湯治先でも面倒事と病を拾って来て…?面白かったんですが、少し話が詰め込まれすぎている印象を受けました。 焦点を絞った話が読みたかったです。 それと今回、色々あって手代二人が余り出てきません(甘やかし方もなんだか緩いです)。 その辺りを期待されている方は拍子抜けされるかもしれません。 しかし、長編ということもあり、いつもと違う「しゃばけ」ワールドを楽しめると思います。 | ||||
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待望の続編です!!今回は久々の長編でした。 でも、相変わらずのほのぼのとした妖怪とのやりとりに、電車の中にも関わらずニヤけっぱなしでした★(特に今回は鳴家の可愛さが引き立ってましたよ…) 謎が謎をよび、読者を引き付けるけど、案外サクサク読めて読後も何のわだかまりも残らない感じでした。 温泉にも、これからつかるんでしょうね〜(^-^) 若だんなが少しでも丈夫になることを願ってやみません!!頑張れ若だんな!! | ||||
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なにがうれしいって、これがやっぱり長編だからでしょう! 一太郎が初めて、佐助仁吉と離れ離れになっちゃうのがまた、これも生まれて初めての旅先なんですね。 そこに降ってかかる災難やら妖怪やら・・・・ 相変わらず準主役たる兄や二人も慌てたり心配したり大立ち回りしたり、いい味出しています。 鳴家もチョコチョコ愛くるしい役回りですよ。 うーんそれにしても一太郎、相変わらず頭がいいっ!(人もいい) ファンはやっぱり読まないわけにはいかないでしょうねぇ〜 | ||||
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