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銀行仕置人
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銀行仕置人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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所謂銀行ものです。 今回は、銀行の所謂許されない癒着。 その被害者となった次長と、癒着の連中との戦い。 一言で言ってしまえば、それだけです。 しかし、そうは言いながらも、読み切らせてしまう安定感。 ストーリー。 良好です。 いくら池井戸さんが優秀でも、銀行勤務は短いので、それ程私たちを 驚かせるような裏ネタを沢山お持ちではありません。 似たり寄ったりの作品、ストーリーができてしまうのも仕方がありませんが、 それでも最後まで面白かった。 90点。 | ||||
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融資担当であった主人公は、担当の顧客から500億円の融資を子会社に付け替えたいと相談を受ける。 顧客は、子会社の信用保証はしないという。気の進まない融資話に主人公は断るべきだと判断するも、上司の圧力でその融資を通してしまう。 稟議の立案者は主人公で、彼が自信を持って進めたことになっている。 はたして、その子会社は間もなく倒産し500億円の資金は回収することができなくなった。 結局、彼一人が責任を取り、関連会社への出向という片道切符を待つ身となった。 ある日、人事部長から呼び出しがあり、真実を探ってみないか? 銀行を腐らせたくはないんだと話があり、彼は、彼の責任となっている融資が不正融資であったという証拠探しに奔走することになる。 途中、小さな話がいくつかあり、銀行の不正を正しながら突き進む。 予想はできるものの、最後まで顛末はわからない。 半沢直樹にも通じるところがある。 勧善懲悪はなしの好きな方には、いい思いをさせてくれる。 組織というのは、現実の場合も似たり寄ったりではあるが、銀行とはこんなところなのかと思わせられる。 | ||||
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融資の焦げ付きの責任を一身に負わされ、人事部付となった主人公黒部。 罠に嵌められたと分かった黒部は、逆襲に乗り出していく。 半沢シリーズほどの爽快感はないものの、 銀行の大きな灰汁に主人公が立ち向かっていく内容は似ている。 どのキャラもいまひとつ目立っていないが、 十分に楽しめる小説になっている。 読む価値あり。 | ||||
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新品かと見間違うほどの商品で満足です。 またの機会もよろしくお願いします。 | ||||
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本自体綺麗で古書という感じもせず喜んでいます。 対応も早く良かったです。 | ||||
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銀行の内部のどろどろとしたところをとても興味深く読ましてもらいました。 最後は痛快な気持ちになりました。 | ||||
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池井戸 潤だな~って思う作品ですな! 展開としてもう一捻りあればなお面白かったかも? | ||||
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必殺シリーズの仕置き人とは一味違う。 ドラマ半沢直樹の後だけにリアリティーが感じられる | ||||
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不本意な500億の巨額融資の焦げ付きの裏に暗躍する癒着、不正融資、偽装株、取り立て、不正取引、そして殺人と主人公の周り次々と巻き起こる。 敵である銀行上層部、取引先企業の上層部、闇金業者をわずかな仲間と共に悪の根源を炙り出す姿は圧巻、そして爽快!池井戸作品の中で最も半沢シリーズと似ている部分が多々見受けられるので半沢好きには絶対オススメ!そして1度だけですがあの名セリフも出てきます!やられたら、やりかえす・・・。 | ||||
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個人読書履歴。 一般文学通算443作品目の読書完。 2012/09/17 | ||||
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本書「銀行仕置人」は単行本で読んだが、今年に文庫出版されたのでこちらにレビューを出すことにする。本書は主役が関東シティ銀行本店営業第三部の次長の黒部一石。与信判断のミスを問われた格好で閑職の人事部付に異動させられ、そこから行内の巨悪に闘いを挑むという非常に面白い物語だ。池井戸潤氏の作品はとにかく登場人物が多い。私は読む時にいつも名前や肩書と組織をメモしている。本書も営業第三部取引の東京デジタル通信グループ、五反田支店の柏田薬品、渋谷支店の創像、青山支店の山本金融研究所、難波支店の新田エレクトロン、新横浜支店のカトウ、それに加え企画部、人事部、各営業店の行員が登場して話がどんどん展開していくので、本当にワクワクしながら読める。全ての奥底には銀行常務の立花鉄夫と、東京デジタル通信社長の阿木武光の腐れ縁と共謀がベースにあり、その企みを黒部次長が暴いて白日の下に曝すという痛快ドラマだ。その物語の中で、いかがわしい役員案件融資に対し不本意な採択意見の稟議書作成に悩む担当次長、支店長の貸し剥がし指示に悩む若手担当者、目先の手数料稼ぎノルマに悩む若手投信販売責任者、貸し渋りの結果が一括返済と取引先からの逆選別をくらって焦る融資課長等々、日頃の行員の悩みと焦りが多く登場する。顧客の事情を無視して己の都合を振り回す行員になるか、銀行の論理か顧客の論理か、銀行員の前に一人の人間として対処できるか、倫理と利益と相反したらどちらを取るか、支店長の常軌を逸したプレッシャーに部下はどうするか、斯様な行内のどこでも見られる行員エレジーを十分に描いている作品は池井戸潤氏ならではである。 | ||||
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巨額融資+計画倒産+陥れられた男と陥れた者たちとの死闘。 ということで筆者の得意なエリアで、さすがに面白いっ!! 読後感も爽快です。相変わらず、最後まで一気に読めますし、安定したおもしろさといったところでしょうか。 池井戸ファンとして、あえて厳しいコメントをするならば、細かな設定は違うのだが、銀行ミステリの「水戸黄門」になりつつあるような気がする。(それはそれで安心して楽しめるのだが)力のある人なので、もっと違った設定での作品も読みたいと思うのは、勝手な読者のワガママですね。 ラストの評価(爽快ですが、ちょっと無いかなー)と得意エリアでまとまっているということで星マイナスひとつにしました。 | ||||
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