■スポンサードリンク


殺人方程式



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

殺人方程式の評価: 2.81/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.81pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

なぜ評価が低いのかわからない

トリックありきのストーリーという批判が目立ちますが、プロットには大変説得力があり、メイントリックは劇中に無理なく溶け込んでると思います。「なぜ死体は切断されなければならなかったのか?」という本格ミステリにおける王道の「ホワイダニット」が楽しめ、その謎が解明されると共に「フーダニット」も明らかになるのが鮮やかです。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.10:
(5pt)

面白かった!

綾辻さんの館シリーズ以外のものを初めて読みました。あまりいいレビューはないが、どうしてどうして、かなり面白かった。トリック自体はちょっと非現実的かなとは思うが、物語の進行もテキパキとして読みやすい。犯人が意外すぎて驚きもひとしお。探偵役の擬似刑事のキャラクターも親しみやすく、Ⅱも読みます。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.9:
(4pt)

綾辻作品を読みあさるきっかけの作品。

綾辻さんの作品が面白いとの噂をききつけ手に取った最初の作品。
館シリーズと迷いましたが題名に惹かれてこちらを先に読むことに。
内容はとても面白いです。トリック自体は(現実味があるかないかは別として)題名にふさわしいものでした。
トリックにインパクトがあるので薄れがちですが物語の進行も読みやすくライトユーザーにはありがたい。
ただ犯人が意外な人物で驚きの反面、追いつめる場面での犯人の振る舞いが投げやりでちょっと残念。
まぁ素直に罪を認めてしょんぼりみたいなキャラクターでもなかったので仕方が無いのかもしれませんね。難しいところです。
探偵役の明日井兄弟のキャラクターはとても良いです。響さんのインパクトが強いせいでもう一人が非常に薄くなっていますけれど、そういうキャラクターとして書かれているので満足。
綾辻さんに興味がある方は是非この作品を候補に入れてみてください。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.8:
(4pt)

ストーリーより先にトリックありき

ストーリーより先にトリックありきの作品ですね。
マンションや新興宗教団体の宮殿の構造など、いかにも不自然です。
公安がマンションを見張っていたなど偶然の要素も多すぎます。
でも、読み物としては、ちょっと変わったキャラクターの刑事を出したり、
意外な犯人だったりと、それなりに楽しめる内容には仕上がってます。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.7:
(4pt)

ストーリーより先にトリックありき

ストーリーより先にトリックありきの作品ですね。

マンションや新興宗教団体の宮殿の構造など、いかにも不自然です。

公安がマンションを見張っていたなど偶然の要素も多すぎます。

でも、読み物としては、ちょっと変わったキャラクターの刑事を出したり、

意外な犯人だったりと、それなりに楽しめる内容には仕上がってます。
殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)より
4334028136
No.6:
(4pt)

綾辻さんの他作品とは違ったおもしろさ

今まで、館シリーズや囁きシリーズを一通り、そして「霧越邸殺人事件」を読みましたが、この作品はこれらとは一線を画するものであると思います。綾辻さんの作品がいつもかもし出していた幻想的、ホラー的な雰囲気はこの作品にはありません。綾辻さんの作品はそういった作品の性質のせいもあると思いますが、犯人の動機付けや、トリックに非現実性を感じて、時折それに納得できないこともありました(逆説的ですが、僕の綾辻さんの作品で一番好きなところはそこです)。ですが、この作品では、ほとんどの謎が論理的な動機付けの元に説明されていて、そういったものはほとんど見当たりません。ただ、これまでの綾辻さんの作風が好きだ、という人には少し馴染まないかもしれません。物語の中の全ての出来事が論理的に解決しないと気がすまない、という生粋の理系の推理小説ファンの方にはうってつけの作品であると思います。
殺人方程式―切断された死体の問題 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (光文社文庫)より
4334718345
No.5:
(4pt)

綾辻さんの他作品とは違ったおもしろさ

今まで、館シリーズや囁きシリーズを一通り、そして「霧越邸殺人事件」を読みましたが、この作品はこれらとは一線を画するものであると思います。綾辻さんの作品がいつもかもし出していた幻想的、ホラー的な雰囲気はこの作品にはありません。綾辻さんの作品はそういった作品の性質のせいもあると思いますが、犯人の動機付けや、トリックに非現実性を感じて、時折それに納得できないこともありました(逆説的ですが、僕の綾辻さんの作品で一番好きなところはそこです)。ですが、この作品では、ほとんどの謎が論理的な動機付けの元に説明されていて、そういったものはほとんど見当たりません。ただ、これまでの綾辻さんの作風が好きだ、という人には少し馴染まないかもしれません。物語の中の全ての出来事が論理的に解決しないと気がすまない、という生粋の理系の推理小説ファンの方にはうってつけの作品であると思います。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.4:
(4pt)

ホントに方程式が出てきます

綾辻行人が初めて光文社から発表した本作は、館シリーズや囁きシリーズとは全く雰囲気が違うものとなりました。従来の彼の作風は、異常な世界の構築に重点がありましたが、本作は雰囲気としてはごくごく一般的な推理小説という感じです。犯罪の捜査にあたるのは基本的に警察だし、ビルやマンションなど極めて現実的な舞台で事件が展開します。しかも、主人公の刑事が気弱で死体を見るのが苦手な点など、ユーモア・ミステリ的な要素も導入されています。

結果として、本作は綾辻行人が館シリーズや囁きシリーズのような異常な舞台設定を持ち出さなくても、十分に魅力的なミステリを提示できる作家であることを証明するものに仕上がったと思います。「おどろおどろしいミステリは苦手」という読者にもオススメです。個人的には、『殺人方程式』というタイトルはいい加減に付けたのだと思っていたのですが、ちゃんと推理の中に方程式が登場することにも感銘を受けました。
殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)より
4334028136
No.3:
(5pt)

偶然が多すぎるきらいはあるけれど

アヤツジ作品と言えば
館シリーズ、囁きシリーズなのですが。
ご本人もおっしゃっているように版元の要請などもあって
若干毛色のちがう作品に仕上がってます。
偶然が多すぎるきらいはありますし
トリックもありがちと言えばありがちではあるのですが
それでも星5つにしてしまいます。
理由その1
何と言っても読みやすい。
氏の作品は文体自体は読みやすいのですが句読点その他でどうも引っかかることが多いのですが、この作品はスイスイと。
理由その2
本格という枠内においてではあるけれど、おのおのの登場人物のキャラがそこそこたっている。
理由その3
それぞれの思惑がそれなりに解消されている。
理由その4
本格の場合 推理やトリック謎解き自体は楽しめても
やっぱり後味の悪さが残ることが多いけれど
この作品には割合にそれがない。
というわけで
あくまで個人的な感想ですが星5つ。
ただ生粋のアヤツジファンには受けがよくないかもしれませんが、
そんな人はこんなレヴューみないでしょうから。(笑)
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.2:
(4pt)

本格ミステリ

ふと手にしたので読んでみました。新興宗教の教祖が殺されて→刑事の身内が謎解き→解決って、いかにもドラマチックな内容ではありましたがなかなか面白かったです。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.1:
(5pt)

いつもと違う綾辻作品

この本は、綾辻作品の、”館シリーズ”や”囁きシリーズ”とは一味違った作品です。刑事が事件を捜査するといった、綾辻氏には珍しい構図ながら、物理トリックを駆使した作品だったので、私も本当に驚きました!!
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!