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新任巡査
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新任巡査の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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私は年に200冊くらい小説を読みます。メインは警察小説です。が、今まで古野まほろさんのものは全く読んだことがありませんでした。試しに上巻だけ買って読みましたが、すごく面白かったです。「お巡りさん」の日常活動が細かく描かれており、なかなか興味深く面白かった。古野まほろさんの本を追加でとりあえず4冊ほど注文しました。他のも全部読む予定です。 | ||||
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本もキレイ | ||||
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やたらと細かい描写が楽しい警察実録風お仕事小説の中に伏線があって最終的にはエンタメ推理小説として着地する構造だろう。新人お仕事小説としてはとてもよいだろう。組織による新人育成物語としても面白いだろう。エンタメ部分で困惑したり実録調からの転調ギャップで低評価つけちゃう人がいるのも理解できるだろう。警察出身者にしか書けないものなので本書には価値があるだろう。薄っぺらい聞きかじりで量産される警察小説とは一線を画す作品だろう。 | ||||
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警察の仕事がよくわかるのと、意外性のあるストーリーで楽しめました。 本は中古でしたが、綺麗でした。 | ||||
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大方のレビューの方が仰る通り、警察の資料価値としては一級品で、ミステリとしてはマズイなと思います。 著者自身の体験からくる警察の実務については素晴らしい描写が多く(登場人物が超優秀に偏っていますが)、広く警察の職務を理解できる内容です。 しかしながら皆さんが言う後半部は「どうしてこんなに構成が稚拙なの」となってしまいます。 前半の熱い部分を読んで後半まで勢いつけて読む感じです。 前半楽しめない人にはキツいと思います。 ミステリに縛られない小説だったら文句なしです。 | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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リアリティーがあってすごく面白かったです。 2人の視点で詳細に書いてありました。 下巻も期待です。 | ||||
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想像していた通りの内容で面白かった。 | ||||
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全く異なるテイストの二つの要素が融合しない形で放り出されたような、不思議な小説。融合しないというのは必ずしも否定的な意味ではないが、読者を選ぶだろう。選ばれた人は幸福感を味わえる。 近年、警察組織を舞台にした小説は大流行といっていいほど数多あるが、派出所勤務の制服警官というとかなり珍しい部類ではないか。うるさい程詳細に書き込まれた巡査の仕事ぶりの記述は、部外者には現実のものかどうかは判断できないが、リアリティと素朴で感情過多な主人公の熱量への親しみを覚えさせる。 その親しみが、後半物語が大胆に展開した時にじわりと効く。それなくしては空中分解しそうな話の展開を、主人公への感情移入が救っているように感じた。 | ||||
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「書店員が選んだ今一番読みたい警察小説No1」の帯広告に釣られて手に取り、2~3ページ立ち読みして衝動買い。いや、久々凄い小説を読んだな、と思っていたら、随分と皆さん評価の低い事で。 やはり途中、と言うより作品の4分の3まで進んだところで、作風がガラリと変わるところに拒否反応を示しておられる方が多いようですね。自分は、今までのページは壮大な「前フリ」だったのか、と、その大胆な作風にただ驚いただけでしたが・・・ 冒頭から後編の半分くらいまでは、「新人巡査配属第一日目の24時間」をただひたすら描いてますが、これが実に濃厚、リアリティ満開に描かれていて、新人が押し付けられるこまごまな雑用の詳細から、扱う書類の書式名称、書き方、ひな型、そして立ち番、巡回、地理教授、果ては職務質問に至るまで、繰り広げられる様々な場面における立ち位置や言葉尻、目線を駆使しての駆け引き、カマかけ、さぐり合い、裏の掻きあい、と言った心理戦、攻防戦のすべてを(対市民、対不審者のみならず、同じ警察官どうしでも)綺麗な部分も汚い部分も余すことなく暴き尽し、「いや、警察官の仕事っていろんな意味でホント大変だな」とただただ圧巻させられましたが、そんな「日常業務の中に潜むミステリー」を楽しむ本なのか、と思っていたら後編の半分から本当の「謎解き」が始まり、「真犯人」と主人公が対峙した時に、前半部で描かれていた警察内部の様々な内部規定、内部規律、凡例、慣例、因習、風習、権力構造を現した描写一つ一つがここで「伏線」であったことに気づかされ、アリバイ崩しのプロップと化す筆者の手法に改めて舌を巻き、この作者只者では無いな、と驚愕しました。 それだけにそれ以降の話の展開はエンタメ化が目立ち、陳腐な演出で犯人を「落した」のは余りに残念。リアリティ重視の路線で来たのだから、最後までリアリティを追求した「落し方」を描いて欲しかったな、と感じました。 (病院の対決シーンは完全に蛇足かと) それに暴かれた「事件」の全貌が余りに禍々しく、かつ震撼すべき内容で、このあとこの県警とこの警察署がマスコミ始め世論の壮絶な憤激に見舞われた事は想像に難しくないのですが、その部分の描き方も余り触れられておらず、主人公二人の華々しい門出に合わせてハッピーエンド、と結んだのはストーリー運びが甘すぎるな、と感じました。(作中で登場人物に、現実の警察で起こった「新潟雪見酒事件」と「神戸大学院生事件」を激しく非難させた筆者だけに、尚更、ここはもっと重々しくすべきのでは?)その意味で星一つ減。 とは言え、「元警察官」「元警察官僚」の書いた小説としては知り得る中で最も優れた作品かな、と個人的に感じました。(少なくともやたら『半グレ集団』『中国マフィア』ばかり登場させ、ただ自分の時事問題への精通ぶりを自慢してるだけの作品を乱発させておられる某氏よりは遥かに高クオリティ)もっと高く評価されるべき作品では? 願わくば、文中に登場する先輩警察官たちが「不祥事」「不条理」「不真面目」に走る「ゴンゾウ」「点取り虫」たちを軽蔑し、「熱さ」を持ち合わせいましたが、それが筆者の現職時代に実在したモデルで有って欲しい、本当の現職警察官たちの姿で有ってくれる事を強く願います。 | ||||
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小説に何を求めるか、により評価が大幅に異なるものだと思います。 物語的な小説、を期待しているならば、さして高い評価は得られにくい、 しかし、「警察をもっと知りたい」とお思いの方にとっては、 これほど詳しい書籍もそうはないのではないかと思います。 ただ、小説なので、読んで楽しくさせてあげねばならない、という点を鑑み その点を減算。 下巻を楽しみに読ませていただきます。 | ||||
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文庫化を機に初読。 上巻は、もうすぐ警察学校を巣立つ若者の成長を描いたお仕事小説です。 そのつもりでいれば、面白く読むことができます。 「いちいち主人公みたく裏読みしてたら神経病んでノイローゼなるなー」とか、 わざわざ「だろう」が口癖の係長を設定しておきながら地の文に「だろう」が 出てくるのは稚拙だなーとか、ツッコミどころはありますが、総じていえば 一つの成長物語&警察お勉強小説として水準を超えています。 上巻の範囲内では、読んで損はありません。 ただし、下巻に入るとガッカリすることになるので、その覚悟でどうぞ。 | ||||
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これを読んで、警官に対する気持ちが変わりました。もちろん良い点ばかり書いているのではなく、組織や個人の問題など様々あることを明らかにした上で、理想を目指した姿ではありますが。 若者の頑張る姿、警察官の仕事の内容と絡めて、新本格推理としてうまくまとめ、かつ読者に分かりやすくするために生まれた本書は、天帝シリーズに続く傑作です。 | ||||
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警察小説ファンとしては☆5つ、ミステリーFANとしては☆3つ、元SFファンとしてのセンスから☆2つ、平均☆3.3に、好読了感でプラス☆1つ。今どきシリーズ化を考慮していないところにも好感!! | ||||
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長い!とにかく長い! 653ページにも及ぶ作品! 最初はノンキャリアの警察学校生徒が巡査になっていく過程を時期ごとに追っていく。著者は元警官だという。 つまらないとは思ったが、なかなかこの世界を知る機会がないので、勉強のつもりで読んでいた。予想以上に厳しい社会であると感じた。 ところが・・・500ページを越えたあたりから、本来のポリスストーリーに変化(へんげ)していく。 後は一気読みです! 読み終わった後は著者のマジックにうまく乗せられてしまった!という感!満足しています。 上手いですね! | ||||
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警察学校を卒業したばかりの新任巡査・上原頼音は、交番勤務を命ぜられ、個性豊かな上司・先輩たちに仕事を教わりながら、少しずつ仕事を覚えていく。そんなある日、上原巡査は何者かに襲われる・・・ 元警察官僚が書いた小説だけあって、警察官の描写が具体的で、臨場感溢れる内容となっている。物語の結末も意外性があり、久々に本格的なミステリーを読んだ思いがする。 | ||||
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