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江ノ島西浦写真館
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江ノ島西浦写真館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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誰かわかる方教えてください。第一話に出てくる1枚目の写真のネガはどこへいってしまったのでしょう?写真館にあったオリジナルのネガではなく、修正プリントを複写したネガの方です。 | ||||
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ビブリアシリーズと著者が同じなので読みましたがビブリア以上に面白い。著者の最高傑作だと思います。内容はビブリアの写真ヴァージョンみたいな感じですが違います、主人公は一人で謎ときをして青春時代の失敗もした普通の女の子。身近にある写真を題材にしてるとこもよかった。古書って身近にないですからね。 | ||||
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直接の表現はありませんが、 あのあたりのすがすがしくておしゃれな雰囲気は、 なんとなく感じられます。 謎解きはまあまあってとこかな… 若き日に陥りがちな人間関係ですね。 チョッとノスタルジーって感じです。 | ||||
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イマイチでしたね ビブリアはまって、カメラも好きだし面白く読めそうかなぁと思ったんですが 読み進めてもなかなか本にはいりこめない う~ん、という感じでした | ||||
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多くの方と違って、私はビブリアより良いとおもいました。あちらは、後半が、少し背伸びしすぎのようで 苦しく感じられましたが、こちらは、やや暗めながら面白く読めました。 登場人物は、皆何かをかかえているのでライトノベルが好きな方にはしんどいかもしれませんが ミステリータッチの小説好きには楽しめると思います。 両方に共通しているのは、著者の誠実さです。他人のアイデァをかすめ取ったような 作品にはでうんざりしますが、その点、この著者には多少力量不足でも、よく調べているようで好感がもてます。 できれば、ビブリアと並行して続編を書いて欲しいところです。 星5つは甘いかもしれませんが、皆さんの評価が低いので あえて5つ星にします。 | ||||
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これだけ気持ちが入っていかない小説も珍しいです。 しばらく後回しにして、再度チャレンジしたいと思います。 栞子さんのシリーズには、すんなり入っていけたのに。 何が違うのだろうか? | ||||
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読み終わってから、感じることができる | ||||
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「ビブリア古書堂の事件手帖」が大好きで、1巻から7巻まで繰り返し読んだので、同じ作家さんの本を読んでみようと、この本と「モーフィアスの教室」をまとめ買いしましたが、モーフィアスのほうは高校生向きで私の年齢には合わず、この「江ノ島西浦写真館」は、全体を流れる暗い雰囲気と主人公の魅力の無さにガッカリしました。 本当にビブリアを書いた人がこれを書いたのかなぁと、残念に思いました。 | ||||
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ああ、この人こんな感じだよね。 一応ビブリアも読んでいるのでそんな感想を持った。 全体的に暗めのトーン、どことなく薄気味悪いような(ホラーという意味ではなく)雰囲気が漂う感じはビブリアとかぶる。ってかかぶりすぎ。 この人の書く登場人物はけっこう醜い。でもそれはいいと思う。人間てのはどこかに醜さを抱えているもんだし、物語の主人公がみんな朝ドラのヒロインみたいに清く正しく美しく…だったらつまらない。 でもこの主人公には共感できない。重い過去を乗り越えるために自分から努力をしていないし、それなのに最後はなぜだかうまくいっている。 妙に三角関係になりそうな予感をさせているが、???という感じ。 ビブリアの篠川女史にも言えることだが、謎解きが得意というだけではちょっと… 変に恋愛要素を盛り込まない方がかえって良かったのではないかと思う。でもそれだと若年層を取り込めないのか。 それとこの物語では「写真」というモチーフが取り上げられているが(ビブリアにおける「古書」ね)、よく調べてあるなぁという印象は受けるものの、素人が入り込みやすい書き方がされているかというと今一つだ。小難しい説明口調のせいで、モチーフと素人である読者との距離が縮まらない。本当に上手い作家は、いかに独特なモチーフであろうとも巧みに取り込んで、読者である自分がまるで当事者であるかのように世界を広げて見せてくれる。 まぁでも、好きな人は好きだろう。 | ||||
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ビブリアを書いた作者さんが書いた本で写真からたくさんの人の運命を導き出します。 | ||||
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ビブリアの三上さんによる古書店の次は写真館にちなんだ謎解きの物語。 栞子さんの代わりにフィルム式カメラを愛し、故あってカメラから離れた繭さんが主人公。 江ノ島で祖母が営んでいた写真館へ遺物整理のために訪れ、そこに残された現像して手渡されていないままの写真達を持ち主に渡すために秘められた過去の理由を解き明かしてゆきます。 三上さんによれば本もそうだが写真に込められた人達の想いや心の引っ掛かりというものも現代の読者にとっては身近で比重の多いもので物語になると思った。とのことです。 ですが、この本では四編のストーリーで主人公の回りでだけ物語が回っていて読み手の自分に近づいてくる感覚が少なくちょっと作者の意図と比べても読み足りなかったなというのが印象です。 宮部さんの小暮写真館という傑作があるので余計ハードルが上がってしまってるのかも知れませんね。 ビブリアの晶穗さんがシリーズを越えて出てくるのは嬉しかったです。次につながって世界が深まるといいなあ | ||||
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ビブリアは、何故か1巻を手に取り、引き込まれる様に最新刊まで読んでいます。多分あと1巻ぐらいで完結かなと思っていましたが、この本が出て買って読んでしまいました。内容に無理があり、厳しいようですがマーケティングの産物のような作品です。この本を書く時間があるなら、ビブリアに力を注ぐべきです。出版社or編集者が駄目なのだと思います。残念です。ビブリアの最新作を待ちます。三上さん頑張ってください。 | ||||
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亡くなった祖母の家(写真館)で遺品を整理していると、未渡しの写真が出てくる。 そして主人公の繭はその写真の謎を追っていくことになるが、自分の過去とも向き合っていくことになる。 儚いセピア色が似合うそんなお話です。 一冊の短い単行本だったからか後半は少し強引に引き合わせまとめたのかなと少し感じました。 | ||||
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ビブリア古書堂の三上さんの新刊。 ビブリアの雰囲気を色濃く残しながら、場所を写真店に変えてミステリーが進んでいきます。 内容にいろいろと無理があるところもありますが、それでもビブリアが好きな方なら納得の一冊になるのでは。 そして一点気になったこと。 主人公・繭の大学の先輩が出てくるのですがその先輩、いろいろと困って相談できる人がいない、という描写が出てきます。 「絶対に話を聞いてくれる地元の友達には心当たりがあったけど、その人は怪我で入院していて…」 これは…。 栞子さんでは?! 時期的に入院してませんでしたっけ…。 とか、ちょっとワクワクしました。 | ||||
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舞台は江ノ島、時はビブリア古書堂の事件手帖の後の話 主人公は、訳あって写真が嫌いになった写真館の孫写真は嫌いになったが写真に対する知識はかなりのものを持っている。 主人公が潰れた祖母の写真館「西浦写真館」での祖母の遺品整理の中で発見した未渡し写真を返却していく中不可思議な写真を推理して謎を解いていくストーリーです。 三上延のファンサービス兼世界の繋がりとしてビブリア古書堂の事件手帖から高坂晶穂が登場します。 全体の感想としては、単行本として出版されているため仕方のないことですが写真返却時に謎解きではなく、返却するための謎解きをしてほしかったです。 作中で晶穂が言った「こういう鋭い人いるんだよね」はもちろんあの人を指しているのがわかり世界の繋がりを感じられてよかったです。 | ||||
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江の島の古い写真館を舞台にした作品です。 写真館をやっていた祖母の遺品整理に訪れた孫娘の物語。 ミステリーと謳っていますが、そんな感じはあまりなく、 少し暗め、良い表現をすれば雰囲気のある青春物語でしょうか。 落ち着いて読める一冊だと思います。 4つのエピソードにプロローグとエピローグを加えて、連作という形を取っています。 残念なのは、エピローグ。 ちょっと顛末を読者に投げ過ぎな気がします。 もう1、2ページあっても良かったと思います。 | ||||
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ビブリア古書堂の事件手帖の作者・三上延さんの新作が発売していることを知り購入してみました。 本作は江ノ島が舞台になっていますが、ビブリア同様に舞台となった場所の風景が目に浮かんでくるような豊かな描写、ストーリー、登場人物のそれぞれに魅力があります。 ビブリアでは古書がテーマですが、こちらではタイトルから察せられる通り『写真』がテーマになっています。写真について詳しく知らない私でも理解して読み進めていくことができる程度には細かな描写が織り交ぜられています。 ひとつだけ気になったのは、少し設定がビブリアと被るところがあるということです。そこを気にしなければ星5にしてもいいくらいの評価です。 | ||||
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面白かったけど。 簡単に言うと、祖母の写真館を片付けるために訪れた難しい過去を抱えた孫娘が、その過程でイケメンと出会っていくつかの謎解きをすると共に過去とも向き合って行く。というようなお話。 はっきり言うと、この物語には善人がいない。素直な人がいない。過去も未来もなんだかどんよりとしている。登場人物の中に負の感情が溢れかえっていて辛い。 それで、終わり方がすっきりと未来に展望が開けるようなら良かったのだが、どうにもそうならなかった。いや、ある程度は解決したようだが。 読み終わって、なんだか人間の醜さばかりを見せつけられたようでげんなりした。もう少し無邪気なキャラクターがいればなんとなく救いになったと思うのだが・・・。 ちょっと暗い話が好き、あるいは写真が好きだという人はどうぞ。 | ||||
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ビブリアの著者によるビブリア以外の作品. 内容に関しては触れませんが,売り文句にあったミステリとは少し違うと感じた. 結論を急いだ感はありますが,楽しめる作品に仕上がっていると思います. デジタルカメラが当たり前になってしまった現代,比較的比重の下がった写真館を舞台にする辺りは面白いと感じた. 銀塩,その他に関して良く調べられた作品だと思う. | ||||
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「ビブリア古書堂の事件手帖」で知られる三上延の新作。「ビブリア」の方が一年以上刊行されない状態が続いている中 他社では新作を出すのかとあれこれと作家と出版社の事情を考えながら拝読 物語は2015年の1月、主人公の桂木繭が江ノ島にある亡き祖母・西浦富士子が最後の館主を務めた江ノ島西浦写真館を訪れる場面から始まる 写真館に遺された遺品の整理が目的で母親の奈々美と待ち合わせていた繭だったが、作家である奈々美から締め切りに追われているという理由で 一人で整理をするよう頼まれる羽目に。自分にカメラを与え、撮影を教えた祖母の事は好きだったし、大学でも途中まで写真科に通いながら 自分の写真が元が禍の種となった事でカメラを避けるようになった繭は不承不承引き受ける事に。写真館の二階のスタジオを整理しようとした繭は 未渡し写真と書かれた缶を見つける。一番上に置いてあった「真鳥昌和様」と書かれた袋を開けてみた繭だったが、中に入っていたのは 時代も違えば背景が江ノ島というだけで場所を移しているが若い男が一人で写っている四枚の写真であった。時代が違う筈の写真に写っていた男が 全く同じ顔をしていた事で永遠に年を取らない男なのかと奇妙に思う繭だったが、そこへ写真に写っていたのと同じ顔をした男が現れ うーん、微妙。栞子さんが古書に接して謎を解き明かすのと同様に写真という物に対する深い知識と鋭い観察眼を持ったヒロインが 写真に秘められた謎を解き明かすミステリという点では「ビブリア」と共通している部分も多い。というか物語のキーアイテムである写真に トラウマを持っているという点で「ん?こりゃ栞子と大輔の役割を一人で兼ねているのか?」とビブリアとの共通点の多さがまず目に付いた 物語の方は四話の短編による短編連作形式。中心となっているのは四枚の年代が全く違う筈の写真に同じ顔が写っている荒木飛呂彦みたいな男 真鳥昌和の秘密と、祖母に撮影を教えて貰いながらカメラに触れる事ができなくなった繭の過去や失った人間関係が軸となっている ミステリとしてはそれほどハズレでは無い。しっかりと写真撮影というアイテムを用いて、捻りの利いた謎解きを登場人物たちが織り成す ドラマの中に織り込んでおり、この辺りは「ビブリア」がミステリとしてよくできているのと同様、読者の期待を裏切らない出来となっている 登場人物たちの造形もラノベっぽくない、十分に一般文芸として通用するレベルで抑えが効いており、ラノベっぽいテンプレ系のキャラ造形が 苦手な方にも十分読めるかと 特に作家業を営む母親や写真家である祖母に接する中で、自分もクリエイターでありたいと望むようになってクリエイター気取りの「いきがり」が高じ 周りに敵を増やし過ぎ、最終的には掛け替えの無い幼馴染を自分が撮影した写真が元で失う羽目になった繭の苦い過去は基本的に良い人ばかりが 主人公となるラノベと違い、過ちを犯し、その事を後悔し続けているという苦味の利いたキャラ造形が独特で中々に興味深かった ただ、この繭の過去に関する話と、繭が江ノ島で出会った昌和の顔に秘められていた病院経営者で富豪である真鳥家の狂気に近い秘密という 二つの話が一冊の本に無理に押し込まれていた様な印象は拭いがたいと感じられた。どちらの話もよく出来ているし、真鳥家の狂気の中心にある 昌和の父親や祖父の考え方はゾッとさせられる物があるのだが、だからこそ逆に「どっちか一本に絞れなかったのか?」と惜しい物を感じた 二兎を追う物は一兎を得ず、とはよく言われる事だけど、まさに本作はその見本 技術のある作家さんだけに、良い物を書くのだけど、あれも書きたい、これも書きたいが過ぎて話の軸を一本に絞れなかったのかなあ、と 面白いだけに軸のブレが気になった一冊であった | ||||
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