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隣人の死体は、何曜日に捨てればいいですか?
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隣人の死体は、何曜日に捨てればいいですか?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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題名を先に考えたのかな?確かにご近所殺人ではありますが。 後半一気に猟奇殺人の描写ばかりになりますが、うーん、そういう手法に頼らずもう少し面白くならなかったかなあ。最終的に「動機」がオチなんだろうけど釈然としない。 | ||||
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こちらのレーベルは,カフェ系など『ゆるめ』の作品が多いという印象でしたが, 五十近いサラリーマンの通勤風景に始まり,家庭の問題や不倫,隣人とのトラブル, そして狂気や猟奇的な場面が続く終盤に,良くも悪くも固定観念を覆された一冊です. とはいえ,対岸の火事だったはずの『非日常』が,突如として『日常』へと入り込み, それなりに平和だった日々を壊し,波状的,破滅的に広がっていく様子には引き込まれ, 何より,エピローグでサラリと告げられる『結末』は,強烈な後味の悪さを投げ掛けます. それは,歪み,誤っていたものの,守り抜きたかったものをどん底へ突き落とす宣告で, 騒ぐ周囲に対してのある人物の生返事が,この後のことをより強調,さらに重い気分に. 帯に謳われる『衝撃のラスト』に偽りはなく,残虐劇を超える胸の悪さがただただ残ります. ただ,意味深に語りながらも,何もなく終わったものがいくつかあったのは気になり, このほか,グロテスクな描写が多くあるため,そういうのが苦手な方は注意が必要です. | ||||
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現代日本に制定された「五人組」法を巡り、次第に狂っていく隣人達を描いたサスペンス。 のはずなのだが、後半辺りからどうもパニックホラー的な流れになり、同レーベルでは珍しいグロテスクなシーンの連発。 耐性の無い方は回れ右して本を閉じたことだろう。 全体的には面白かったのだが、キャラへの感情移入を軽視している感が目立つ。 本来ならば、理不尽な法律のために運命を狂わされていく人々を描きたかったように思う。 が、最後まで読んでみると、まともな人間はごく一握り。もともと狂っていた奴らが歯止めを失ったようにしか見えない。 またキャラクター描写についてもお世辞にもうまいとは言えず、孝一郎の人間性が最後まで掴めなかった。 終盤のとある仕掛けのために、度々視点移動が起きることも読者の感情移入を阻害している。 盛り上げどころで逆にこちらの心情が乖離してしまい、個人的には白けてしまった。 ミステリを期待しているところにB級ホラー映画を見せられた感じか。 ただし、ラストに繰り出される刑事の一言だけは文句なく素晴らしい。 設定の妙とエピローグだけでも読む価値はあると(個人的には)思う。 | ||||
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