■スポンサードリンク
犠牲者たち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております！！
犠牲者たちの評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1～1 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 前半から中盤にかけて、蒸発した恋人マヌーに寄せる主人公の思いが連綿とつづられていて、まるで恋愛小説を読んでいるかのようである。 そこにクレールという謎の女が登場して、徐々にミステリらしくなっていく。 そして、真相が明らかになっていく最後の数十ページは、そのたたみかける見事な語り口、緊張感、顛末の意外さ、恋愛模様が渾然一体となって、鮮やかな効果を上げている。 このフランスのコンビ作家には多くの佳作があるけれども、中でもこれはミステリと恋愛小説を融合させた珠玉の傑作といえよう。 1995年に刊行された新装文庫本のカバー画が美しく、読者のイメージをふくらませてくれる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております！！