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銃・病原菌・鉄
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【この小説が収録されている参考書籍】
銃・病原菌・鉄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全347件 121~140 7/18ページ
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ジャレド・ダイアモンド(米国・1937年~)は、生物学者、地理学者、進化生物学者、更には歴史学者。現・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教授。その専門的かつ学際的な研究から、二つの脳の持ち主とも、三つの才能を重ねる人とも言われる。 本書は、1997年に原書が出版され、1998年の ピューリッツァー賞(一般ノンフィクション部門)を受賞し、著者の名前を一躍世界的に有名にした。日本でも、2000年に出版され(2012年文庫化)、朝日新聞「ゼロ年代の50冊」1位に選ばれるなどした。 本書は、著者が33年間に亘りフィールドワークを行ってきたニューギニアで、1970年代のある夏に現地の有力者から「なぜヨーロッパ人がニューギニア人を征服し、ニューギニア人がヨーロッパ人を征服することにならなかったのか?」と尋ねられ(そのときには答えられなかった)、その後30年の研究に基づく1つの答えとして書かれたものである。 そして、著者による結論は次のようになる。「歴史は、異なる人びとによって異なる経緯をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない」 【以下、上巻について】 論旨は概ね以下である。 ◆ヨーロッパ(旧大陸)人がアメリカ(新大陸)先住民を征服できた直接の要因は、銃器・鉄製の武器、騎馬などに基づく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、航海技術、(ヨーロッパ国家の)集権的な政治機構、文字である(本書のタイトルはそれを凝縮して表現したもの)。但し、その逆(新大陸が旧大陸を征服する)が起こらなかった究極の要因があるはずである。 ◆究極の要因のひとつは、ユーラシア大陸においては、他の地域よりも、多くの栽培できる植物や飼育できる家畜、即ち、多くの食料を手に入れることができたことである。それによって、他地域に先駆けて、帝国という政治形態が出現し、読み書きの能力や鉄器の製造技術が発達した。 ◆二つ目は、ユーラシア大陸は東西に長く、アメリカ大陸、アフリカ大陸は南北に長いことである。食糧生産は、世界の何ヶ所かで発祥し、それが周辺地域に広がって行ったが、東西の地域的広がりは南北の地域的広がりに比べて、気候のパターンが似ており、農作物や家畜の伝播が容易であるため、ユーラシア大陸では、その伝播が速かった。車輪や文字などの技術・発明も、食糧生産システムを介して伝播することが多く、ユーラシア大陸ではその速度が速かった。 ◆ヨーロッパ人は、家畜との長い親交から病原菌への免疫を持っていたが、アメリカ先住民はその免疫を持たず、ヨーロッパ人が新大陸に持ち込んだ病原菌によって人口の急激な減少を余儀なくされた。 本作品における主たる研究・分析の結果は、上巻を読めば概ね把握することができる。 出版から20余年を経て、主な主張は既に何らかの形で耳にしているとはいえ、一度は直に触れておきたい大著である。 (尚、近年のベストセラー『サピエンス全史』では、農業革命は爆発的な人口増加を可能にしたものの、実は、サピエンスが農作物に家畜化された「史上最大の詐欺」だったと分析しており、面白い) (2020年2月了) | ||||
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なぜヨーロッパ人が南北アメリカ大陸やオーストリア大陸を征服し、その逆が起きなかったか? その検証が丁寧になされている。 考古学的資料・遺伝子学的研究・獣医学・病原菌学など多様な分野の研究成果を 丁寧にまとめあげ、説得力を持った結論に至っている。 | ||||
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なぜヨーロッパ人が南北アメリカ大陸やオーストリア大陸を征服し、その逆が起きなかったか? その検証が丁寧になされている。 考古学的資料・遺伝子学的研究・獣医学・病原菌学など多様な分野の研究成果を 丁寧にまとめあげ、説得力を持った結論に至っている。 | ||||
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人種差別的な理由を、世界情勢を伝えるニュースなどを理解するのに用いってしまうのが一般的ではないだろうか。 貧困や紛争などの報道を理解しようとするとき、無意識に原因を人種へ寄与していないだろうか? そんな混乱を払拭してくれる、目からウロコの重要な書だと思う。いつ、どこで、誰が、何を、で語られがちな歴史とは一線を画し、生物学や言語学などを駆使した新しい形で歴史を紐解く斬新な試みは、読者の世界観を形作る上で重要な役目を果たしてくれると思う。 | ||||
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個別の出来事に触れつつ、そこから抽象的なロジックで人類史を説明しており、大変面白い。たた、冗長な記述も多く、もう少し簡潔にしてもらいたい。 | ||||
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『銃・病原菌・鉄――一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』(ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳、草思社文庫、上・下巻)が、20世紀を代表する画期的かつスケールの大きな著作であることは、何人といえども認めざるを得ないだろう。 「現代世界においては、ユーラシア大陸系の民族、とりわけヨーロッパや東アジアにいまでも暮らしている民族と、ユーラシア大陸から北アメリカ大陸への移民を祖先とする民族とが、世界の富と権力を支配している。アフリカ大陸の多くの民族をはじめとする人びとは、ヨーロッパ人の植民地支配を払拭したものの、世界の富や権力を手にするにはほど遠いところにいる。オーストラリア大陸の先住民アボリジニ、南北アメリカ大陸の先住民、そしてアフリカ大陸最南端の人びとは、白人の入植者によって自分たちの祖先の土地を奪われている。彼らの祖先の多くは、白人の入植者によって殺戮され、征服され、あるいは絶滅させられているのだ。したがって、現代世界における各社会間の不均衡についての疑問は、つぎのようにいいかえられる。世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか? なぜほかの形で分配されなかったのか? たとえば、南北アメリカ大陸の先住民、アフリカ大陸の人びと、そしてオーストラリア大陸のアボリジニが、ヨーロッパ系やアジア系の人びとを殺戮したり、征服したり、絶滅させるようなことが、なぜ起こらなかったのだろうか」。 この疑問に対する解答として著されたのが本書であり、ジャレド・ダイアモンドは、この富や権力の不均衡は、南北に長いアフリカ大陸や南北アメリカ大陸よりも、東西に長いユーラシア大陸のほうが文明が伝播し易いという、単なる地理的な要因によるものだという仮説を提示している。すなわち、ヨーロッパ人が人種的に優秀だったからだという偏見に異議を唱えたのである。 本書の印象的なタイトルについて、著者はこう述べている。「(スペイン人の)ピサロが(インカ帝国)皇帝アタワルパを捕虜にできた要因こそ、まさにヨーロッパ人が新世界を植民地化できた直接の要因である。アメリカ先住民がヨーロッパを植民地化したのではなく、ヨーロッパ人が新世界を植民地化したことの直接の要因がまさにそこにあったのである。ピサロを成功に導いた直接の要因は、銃器・鉄製の武器、そして騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、ヨーロッパの航海技術、ヨーロッパ国家の集権的な政治機構、そして文字を持っていたことである。本書のタイトルの『銃・病原菌・鉄』は、ヨーロッパ人が他の大陸を征服できた直接の要因を凝縮して表現したものである」。 | ||||
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『銃・病原菌・鉄――一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』(ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳、草思社文庫、上・下巻)が、20世紀を代表する画期的かつスケールの大きな著作であることは、何人といえども認めざるを得ないだろう。 「現代世界においては、ユーラシア大陸系の民族、とりわけヨーロッパや東アジアにいまでも暮らしている民族と、ユーラシア大陸から北アメリカ大陸への移民を祖先とする民族とが、世界の富と権力を支配している。アフリカ大陸の多くの民族をはじめとする人びとは、ヨーロッパ人の植民地支配を払拭したものの、世界の富や権力を手にするにはほど遠いところにいる。オーストラリア大陸の先住民アボリジニ、南北アメリカ大陸の先住民、そしてアフリカ大陸最南端の人びとは、白人の入植者によって自分たちの祖先の土地を奪われている。彼らの祖先の多くは、白人の入植者によって殺戮され、征服され、あるいは絶滅させられているのだ。したがって、現代世界における各社会間の不均衡についての疑問は、つぎのようにいいかえられる。世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか? なぜほかの形で分配されなかったのか? たとえば、南北アメリカ大陸の先住民、アフリカ大陸の人びと、そしてオーストラリア大陸のアボリジニが、ヨーロッパ系やアジア系の人びとを殺戮したり、征服したり、絶滅させるようなことが、なぜ起こらなかったのだろうか」。 この疑問に対する解答として著されたのが本書であり、ジャレド・ダイアモンドは、この富や権力の不均衡は、南北に長いアフリカ大陸や南北アメリカ大陸よりも、東西に長いユーラシア大陸のほうが文明が伝播し易いという、単なる地理的な要因によるものだという仮説を提示している。すなわち、ヨーロッパ人が人種的に優秀だったからだという偏見に異議を唱えたのである。 本書の印象的なタイトルについて、著者はこう述べている。「(スペイン人の)ピサロが(インカ帝国)皇帝アタワルパを捕虜にできた要因こそ、まさにヨーロッパ人が新世界を植民地化できた直接の要因である。アメリカ先住民がヨーロッパを植民地化したのではなく、ヨーロッパ人が新世界を植民地化したことの直接の要因がまさにそこにあったのである。ピサロを成功に導いた直接の要因は、銃器・鉄製の武器、そして騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、ヨーロッパの航海技術、ヨーロッパ国家の集権的な政治機構、そして文字を持っていたことである。本書のタイトルの『銃・病原菌・鉄』は、ヨーロッパ人が他の大陸を征服できた直接の要因を凝縮して表現したものである」。 ヨーロッパ人とアフリカ人の関係は、著者の仮説を検証する好例と言えるだろう。「アフリカとヨーロッパの衝突の結果が、ヨーロッパ人のアフリカへの入植になったことの直接の要因ははっきりしている。ヨーロッパ人は、アメリカ先住民に遭遇したと同様、アフリカ人に対して3つの点で優位に立っていた――彼らは、銃をはじめとする技術を発展させていた。字を読み書きする能力も広く普及していた。探検や征服に要する莫大な資金を提供しつづけることのできる政治機構がすでにできあがっていた」。 「ヨーロッパ人はなぜ、サハラ以南の人びとよりも先に、前記の3つの点で優位に立つことができたのだろうか。それは、食料の生産がそれらの3つの要因の発達を可能にしたからである。そして、アフリカには栽培化や家畜化可能な野生祖先種があまり生息していなかった。食料の生産に適した土地があまりなかった。さらに、南北に長い陸塊であったため、食料生産や発明が拡散しにくかった。こうしたことが原因となって、サハラ以南では、ユーラシアより食料が生産されるようになるのが遅かった」。 「実際のところ、こうしたちがいはどのようにして生まれたのだろうか。・・・家畜は、サハラ以南に伝わる数千年も前に、ヨーロッパ社会で飼育されはじめていた。これを驚くべき事実と受け取ってしまうのは、われわれがアフリカ大陸を大型野生動物の宝庫と思っているからである。しかし、野生動物は従順でなければ家畜化できない。人間の言うことをきき、餌代に費用がかかりすぎず、病気に強く、成長に時間がかからず、捕獲された状態でも繁殖しやすくなければ家畜化できない。こうした特性をすべて備えている野性動物は世界に数多く存在しないが、ユーラシア原産の牛、羊、山羊、馬、豚はそのような動物であった。それに反して、アフリカ原産の水牛、シマウマ、カワイノシシ、サイ、カバといった大型動物は、現在に至るまでどれ一つとして家畜化されていない」。 「植物の栽培化についていえば、サハラ以南とユーラシアでは、栽培化可能な野生種の多様性に差があった。この差は、家畜化可能な動物の場合ほど極端ではないにしろ、やはり差異といえるものであった。サヘル地域(サハラ砂漠の南縁)、エチオピア、西アフリカでは、独自の農作物が生産されていたが、ユーラシアにくらべて種類はずっと少なかった。栽培化に適した野生種が乏しかったことから、アフリカで最古の農業にしても、はじまったのは肥沃三日月地帯より数千年も遅い」。 「更新世末期以降、アフリカの発展のスピードはユーラシアよりも遅かった。こんちがいを論じるうえで最後に残された要因は、ユーラシア大陸が東西に長い陸塊であるのに対し、アフリカ大陸が南北に長い陸塊であるという点である。ユーラシア大陸は陸塊の中心線が東西に長く、横長である。そしてアフリカ大陸は、南北アメリカ大陸と同様、陸塊の中心線が南北に長く、縦長である。アフリカ大陸を南北に移動すると、横切る地域ごとに気候、生態系、降雨量、日照時間、作物や家畜の病気が非常に異なる。つまりアフリカ大陸では、ある地域で栽培化された農作物や、家畜化された動物といえども、他の地域に拡散することは非常にむずかしかった。これに対してユーラシア大陸では、数千マイル離れていても、同じ緯度に位置して気候も似ており、日照時間も同じであった地域のあいだでは、農作物や家畜がやすやすと伝播できた」。 「アフリカ大陸は南北に長い陸塊である。そのため、農作物や家畜が迅速に拡散できなかったり、拡散が途中で止まってしまったりした。このことは、アフリカの歴史に重大な影響をおよぼしている。・・・アフリカ大陸が南北に長い陸塊であったことによって、家畜の拡散もさまたげられてしまった。・・・発明や技術革新もまた、アフリカ大陸が南北に長い陸塊であったことによって、伝播に時間を要した」。 「結論を述べると、ヨーロッパ人がアフリカ大陸を植民地化できたのは、白人の人種主義者が考えるように、ヨーロッパ人とアフリカ人に人種的な差があったからではない。それは地理的偶然と生態的偶然のたまものにすぎない――しいていえば、それは、ユーラシア大陸とアフリカ大陸の広さのちがい、東西に長いか南北に長いかのちがい、そして栽培化や家畜化可能な野生祖先種の分布状況のちがいによるものである。つまり、究極的には、ヨーロッパ人とアフリカ人は、異なる大陸で暮らしていたので、異なる歴史をたどったということなのである」。 本書によってジャレド・ダイアモンドに興味を抱いた向きには、『若い読者のための 第三のチンパンジー』(ジャレド・ダイアモンド著、レベッカ・ステフォフ編著、秋山勝訳、草思社文庫)を薦めたい。 | ||||
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難しい歴史を優しい文章で書かれており、わかりやすかったです。 | ||||
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レビィストロースを彷彿とさせるような切り口で語られる話が次へ次へとページをめくりたくなる。 いろいろな角度からオムニバスのように語られており、あきない。 売れてるには訳がある! | ||||
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単なる歴史書ではなくて、科学的行動学的な視点から書かれているためとても新鮮でなにより面白いです。 | ||||
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新しい歴史の書として、環境保護、NGO、市民活動に役立つであろう書 | ||||
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上巻に引き続き、冗長的な説明が長かったが、その豊富な実例に基づく論理展開には説得力があった。 最後のエピローグに全ての主張が要約されていたと感じる。 特に興味深かった事項を以下に列挙する。 ・人種間の能力には根本的な差異が無い。 ・環境要件(大陸毎の動植物の栽培/家畜化の可否)が異なるために文化の発展に差が発生した。 ・肥沃三日月地域は、雨が少なく土壌の回復力が、人間の開発速度に追いつかなかった。 ・そのため、土地が枯れてしまって、現在では石油以外には不毛の地となった。 ・中国と欧州の文化レベルは15世紀ごろから逆転したが、地形的な要因が大きい。 | ||||
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10数年前に流行った本である。 半分隠居の身になって、ようやく読める。 未だ、石器時代と同じ生活をしている文明もあれば、我々の様にコンピューターを使いこなす文明もあるのは、何故であろうか? 興味深きは、家畜化できる動物が、その地域に生息していたか。技術が波及する為の東西軸に人類の生息域があったか。穀物が高栄養価のでかつ、人為的な改良が短い世代で可能であるものが収穫できる地域であるか。 といった地域差が原因としてある、という説である。 一つ一つ、仮設、反証、別の説、が書かれているので、じっくり読まねばならない一冊。 | ||||
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鉄は蒸気機関やエンジンなど産業の基盤であり、人類の急激な発展に大きく寄与した。欧米が人類の最先端の文明を構築した理由が、明解に説明されている。また、人類の13000年前からの歴史が俯瞰でき、何故、本書の題名が、銃、病原菌、鉄であるか、人類の進化も偶然ではないことがわかる。一度は読みたい名著。上下の巻にわかれて読みやすくなっている。 | ||||
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すごく知的好奇心が刺激される なぜ日本の原始人たちがヨーロッパ大陸の 原人より15000年早く石器の研磨技術を 持っていたのか? 中世に日本が世界一の火縄銃生国だったことにも通じる何かがある。 | ||||
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原住民の素朴な疑問に対する答えを本書の最終章で見つけることができた。 それまでの記述は冗長性が多くて少し読み飛ばしながら読んだが最後に納得できた。 農作物やその他の歴史的な説明をする意味が最終章まで理解できなかった。 もう少し説明を簡潔にしても良いと感じるが、今まで気にも留めなかった事項、 疫病の人類史における重要性を理解できた。 下巻が楽しみ。 | ||||
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鉄は蒸気機関やエンジンなど産業の基盤であり、人類の急激な発展に大きく寄与した。欧米が人類の最先端の文明を構築した理由が、明解に説明されている。また、人類の13000年前からの歴史が俯瞰でき、何故、本書の題名が、銃、病原菌、鉄であるか、人類の進化も偶然ではないことがわかる。一度は読みたい名著。 | ||||
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Good | ||||
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知的好奇心を満たしてくれる なぜ私たちは発展したのだろう?と。 | ||||
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