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銃・病原菌・鉄
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【この小説が収録されている参考書籍】
銃・病原菌・鉄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 61~80 4/18ページ
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だいたい有名になった本には「期待はずれ」の場合が多々ありますが、これは正真正銘の名作です。買うかどうか迷っている方はぜひ購入して下さい。内容については他のレビューが語っているので自分なりの感想だけ書きます。受験界で世界史を教えていますが、御存知の通り文系は国英社、理系は数理英という受験科目が多いですね。早稲田の政経とか国公立を除けば。そして文系に特に最近目立つのが英語重視の方針ですが、これはダメだなと思いました。英語の必要性はもちろん認めますが、では英語ができればそれで学問に向かう素地が生まれるかというとこれまた大いに疑問です。この著作は「人類史」というものを文系、理系の知識を総動員して説明しようとした野心作です。「歴史も科学として捉える。」ということは往々よく使われ言葉ですが、では歴史を教えている教員も含めて本当に科学的方法を身につけているかと言われれば言葉に詰まる人も多いと思います。(もちろん私もそのひとりですが・・)なので改めて文系、理系を網羅した学習が大切だということを痛感させられました。やはり受験界も単なる暗記主義を廃して5教科でいくべきでしょうね。でないと特に文系の生徒に「英語ができる私はできる人間だ。」という誤解を与える結果になるでしょう。また逆に理系の生徒にも世界中にある人種差別問題などの基礎事項も知らずに勉強を続けても単なる「専門バカ」をつくる結果になると思います。そういったことこを考えさせられる良書としてこの本をお勧めします。 | ||||
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現在の西欧の優位性の起源を探ることから、言われなき人種的偏見が如何に自己中心的視点かを私達に迫る。 今まで読まずにいたことが悔やまれる。 | ||||
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「なぜヨーロッパ人が、アメリカ大陸を“発見”したのか?」(←逆ではなく) 「人口や生産の大部分が、ユーラシア大陸やその入植地に集中しているのは?」 といった問いを、地形や気候、それらにともなう動植物の分布から紐解いていく展開は、なかやかスリリングでした。 言いたいことの7,8割は、写メした1枚の図で絶対カバーできてるはず! 約800ページも費やさなくてよいのでは? と疑問を抱きつつ、脱線や小話も面白かったです。 | ||||
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自分メモ: ダイアモンド博士は、もともとは大学の生理学の教授。鳥類好きがこうじてパプアニューギニアのとりことなり、政府系の自然保護の仕事やら、生物地理学、進化学へと研究が広がっていったとのこと。 「持つものと持たざるもの分断や格差は、地理的な優位性にあった。遺伝に優位性はない」と主張する。 Reason for the division of the world into “haves and have-nots” → Ultimately it came down to Geographic luck. いま風なコピーをつけると「人は環境が9割」みたいなこと。 遺伝の優位性(選民思想、白人至上主義など)に異を唱える説。 「15~17世紀に、ヨーロッパ各国が、それ以外の地域(アジア、アフリカ、南米)を支配したのはなぜか(それが今日まで続く世界の格差のはじまり)」に着目して、タイトル「銃・病原菌・鉄」。 博士は、決定的な分岐点は、ヨーロッパ人による南米征服だと考える。 象徴的な事件が1532年、フランシスコ・ピサロ率いるスペイン兵士たちによる、インカ帝国の皇帝アタワルパたちの征服。← 銃と鉄と伝染病によってなされた。 生物(人間)の最初の重要課題=食物の確保→ 狩猟採集→農耕・畜産(食べ物の確保がしやすくなる) 「農耕・畜産」に発展するには、単純に、それに適した土地気候、すなわち「地理的な優位性」で決まる。 →おなじ緯度(日照、気候条件が似ている)だと、「農耕・畜産」の技術は伝播しやすい(横展開される)= ユーラシア大陸のように、横に長い大陸 逆に、南北アメリカ大陸のように、縦に長い大陸は、気象条件が違い過ぎる(=植生や自然動物が違う)ので、技術・文化が真似しにくい=縦に広がらない。 なお、家畜化に適した動物には「適度な大きさである、繁殖力がある、馴れやすい、社会性がある」等々の条件がある。 これらの条件を満たし家畜化された動物(100ポンド以上の大きさのもの)は、世界中に14種類しかなく、そのうち最もポピュラーな牛、豚、羊、ヤギは中東原産。中東から東西に伝播する(緯度が同じくらい→気候が似ている→家畜の移動・技術が伝わる) → 「狩猟・採集」から「農耕と畜産」に変化すると、効率もあがり、余剰な食べ物を貯蓄できる(生産性の向上)。 → 技術革新(鉄や道具の発明、農法の改良など)に時間と人材を投入できる。(食べ物を確保するだけで精いっぱいだと、”才能がある人材”がいても活かせない) → 農業の生産性があがると、人口が増える&家畜との接触も増える → 病気のまん延(インフルとか天然痘とか) → ここまで、地理的な幸運 geographical luck が大きく関与。 → 優位な条件のもとで発展したヨーロッパ人が、銃と鉄と伝染病のチカラで、南米を制圧。 伝染病も細菌兵器として威力を発揮。ヨーロッパ人(すでに免疫のある人)にとっては必ずしも不治の病ではない病気でも、南米の人にとっては、ファースト・コンタクトなので免疫が全くない(天然痘やインフルエンザ)。 (逆に、アフリカでは、現地人には免疫があった病気(マラリアなど)に対して、ヨーロッパ入植者が当初はバタバタ斃れた。 アフリカの現地人は、散在して暮らす&乾燥地帯に住むなど、経験的に熱帯病を避ける生活が出来ていた。 →しかし、ヨーロッパ人は、半世紀かけて鉄道を南北に走らせ、労働力=奴隷をどんどん集めた。 →人口の都市集中、マラリアなどのまん延 →マレーシア、シンガポールなど熱帯の国であっても、マラリア、熱帯病のコントロールがうまくいった国は発展している ・ナショナル・ジオグラフィックの映像版「銃・病原菌・鉄」も本とあわせて観ると理解がすすむ | ||||
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科学的な論拠がどうこうというよりも、いろんな分野の知見を上手に継ぎ合わせて一つの科学的な面白事実を提供してみせる読み物。 その意味では面白いエッセイである。 医療の業績が学者としての本文である著書は、アメリカ西海岸に居を構え、パプアニューギニアでのバードウォッチングを長く実施した結果こうした本を書き上げるに至った。 歴史学について書いている限り、学者としてではなく、エッセイストとして扱うのがよいのではないだろうか。 そういう意味では、なかなか楽しく読めた。 なお、本書では、地理的環境が地球の各地域に勃興した文明の命運を分けたという主張がなされている。 環境で運命全部決まったら世話ないわ、というツッコミを入れそうになりつつも、人類が地球環境に対して広範に大きな影響力を持つに至ったのはせいぜいここ300年くらいのものであることを思い出させる読書をすることになった。 文明に対する環境のサイズ感という意味で、20世紀後半から21世紀前半に至っている現在のグローバル文明は技術のおかげで地球の表面積の多くを覆ってしまっており、もう少しすれば今は文明の技術力のせいで環境が変わっていく時代になるだろう。 そういう意味でもいろいろと示唆に富む。 長期休暇の軽い読書用にでも。 | ||||
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読みたかった本です。長編ですので丁寧に読み進めていきたいとおもっています。 | ||||
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差別なくせます。 | ||||
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なぜ、欧米諸国はいわゆる「新世界」(=侵略・隷属され、場所によっては地球上から消滅された民族)に対して、人口でも武器でも圧倒することができたのか。 「いやいや、経済的な豊かさだけが幸福ではないさ」という意見もありますが、控えめに言っても、数世紀も前に征服された民族の末裔が、現代社会の最下層で暮らすのを私たちは日常的に見ています。 本書は、その「ちがい」を生んだ謎を解明します。 上巻では、「新世界」に比べて欧米諸国は、以下のようなアドバンテージがあったとしています。 ●農耕を早く始めることができた ●鉄や銃を発明することができた ●感染症に対して免疫を持っていた の3つが主な要因であり、これがそのままタイトル(=『銃・病原菌・鉄』)になっています。 これだけなら半ば常識なところもありますが、筆者はさらに「なぜ新世界より早く始められたのか」「なぜ欧州と新世界は逆にならなかったのか」という具合に、ナゼナゼを繰り返して、世界を分断した本質的な「ちがい」に迫ろうとしています。 農耕の始まりと、それが生んだ凄惨な人類史については、『サピエンス全史』でも多く語られていましたが、そのほかの鉄・銃・感染症については、あまり触れられていませんでしたので、なかなか興味深いです。 ●歴史的に、ヨーロッパ民族の主な死因は疫病。疫病さえ逃れられれば、比較的長生きできた(≒遺伝で決まる) ●新世界での主な死因は殺人(個人、部族衝突、戦争)であり、頭がよくないと生き残れない ●それにもかかわらず、(頭が悪いはずの)ヨーロッパ民族の方が様々な技術発展を遂げてきた ●ユーラシアにおける農耕の伝搬速度は速く、アメリカ・アフリカ大陸では非常に遅かった(緯度v.s.経度) ●野生動物の家畜化も地域によって大きな差(馬を家畜化できた民族は圧倒的に戦闘有利) ●野生植物の発芽制御機構(一気に発芽せず、ばらけることで全滅を回避) ●野生植物→栽培植物の変化の過程(トウモロコシでは数千年もかかっているとは・・・!) ●感染症が宿主を殺してしまうほど強毒化してしまう理由 ●毎年、アフリカでもっともヒトを殺している動物は、カバ(500人/年) なんてことが書かれています(本当、いろいろと幅広い・・・) 『サピエンス全史』と被る部分がありますが本書は単なる人類史ではなく、その過程で、民族間の差がこんなにまで拡大してきた理由を追いかける点が異なります。 人によって感じ方に違いはあると思いますが、南米の様々な帝国(インカやアステカとか)が、ほとんど丸腰のまま、ヨーロッパ人によって無残に殺戮の限りを尽くされて地球上から消し去られる様子は、見ていて歯がゆいものがあり、「もっと早く農業を始めなかったんだよ!アステカ!」と応援したくなってしまいます・・・ 歴史にifは無いようなので、しょうがないですかねぇ・・・。 海外系の学術書の例にもれず、たとえ話や脱線が非常に多いのが特徴のひとつ。 これをもって、「回りくどすぎる!」となる方も多いと思いますが、逆にいろんな知識を得ることができますので、ゆっくり、楽しんで読まれるといいかと思います(^^ | ||||
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学生時代、世界史は全く好きになれなかった。が、社会人になって、ものごとをより「深く」考えて行くために、教養のベースが必要と感じた。その意味で、文明の起こりから現代に至るまでの人類の軌跡を頭に入れて置くことは、非常に重要だと思う。ただ、人類史、世界史というと、世界四大文明の起こりから始まり、ヨーロッパ中心の視点で解説されることが多いように思う。この本で一番印象に残ったのは、東アジアおよび太平洋域からの視点によって人類史を理解しようとしていること。過去6000年の間に、中国大陸から台湾へ、そして台湾から太平洋の島々に人類が広がっていったという、ダイナミックな人口移動があったことを本書で初めて知った。タイトルにある「銃、病原菌、鉄」を持つヨーロッパ人が、アジア人でも、アフリカ人でも、オセアニアや南米に住む人でもなく、なぜ現代で他と比較して優位に立てたのか。その「構造」は、上述の人々、オーストロネシア人がオセアニア地域で優位に立ち、他の島々に入植ができたことと共通するという。自分にとっての世界史に、新たなパースペクティブを与えてくれた意味で、非常に興味を持って読むことができた。 | ||||
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<自分用の読書メモ> ■本書の結論 歴史は、異なる人々によって異なる経路をたどったが、それは人々のおかれた環境の差異によるのもであって、 人々の生物学的な差異によるものではないということが本書の結論。 ■1章 狩猟採取時代の生活については人類史の学者間でも意見が異なることがある。つまり、本書の主張が今後の研究 によって否定される可能性があることを頭に入れておく必要がある。 ■2章 人間社会が環境によって多様化することは、ポリネシア(南太平洋の小さな島の集まり)のチャタム諸島とニュ ージーランドの例でわかる。モリオリ族の住むチャタム諸島は寒くて農業に適した環境ではないため、彼らは狩 猟採取生活をしていた。一方ニュージーランドに住むマオリ族は農業をして生活をしていた。モリオリ族もマオ リ族も、元々はアフリカから移住した同じ祖先と言われているため、マオリ族のほうが生物学的に優れていると は考えられない。 ■3章 スペイン人のピサロは黄金の都市と言われているエルドラードと呼ばれている地を目指して航海をしたところ、 インカ帝国に到達をした。インカ帝国に到着した彼らは、インカ帝国の王であるアタパルトをだまして処刑する ことに成功した。インカ帝国は約8万人の兵士に対してピサロ率いるスペイン兵士は160人しかいなかったが 、文字文化・銃器・馬・鉄剣といった圧倒的な文明の差によりインカ帝国は制圧されてしまった。 ■4章 帝国という政治形態が成立するにあたり、その地域に栽培可能な植物があることや家畜として育てられる動物が いることが必須条件としてあげられる。狩猟採取時代は移動生活をしていたため、子供をたくさん産むことがで きなかったが、農業によって定住が可能となったため人口が爆発的に増えたといわれている。 ■5章 農耕文化の多くは独自に生み出されたものではなくて、他所から持ち込まれたものであると考えられている。 ■6章 どのようにして、狩猟採取から農耕に生活をシフトしたのだろうか? 人々は、農耕を始めると同時に狩猟採取をやめたわけではない。つまり農耕を始めた当初は狩猟採取も継続して いて、だんだんと狩猟採取の割合が減って農耕生活になったと考えられている。 農耕が広がった理由として主に3つ考えられる。 ①狩猟可能な動物の絶滅 ②農耕のノウハウの蓄積や道具の開発 ③狩猟採取民族は農耕民族によって滅ぼされた。農耕民族は余暇が生まれて、暇な人が武器を作り始めた。 ■7章 野生種のアーモンドは毒があり苦いが、栽培種のアーモンドは毒がない。これは、突然変異をした個体を人間が 掛け合わせたためといわれている。栽培種の植物は人間が食べるために、人間の都合のよいように品種改良がさ れている。果物が甘い理由として、実を動物に食べてもらって、自分自身の種を遠くに運んでもらおうとするこ とによって種の生存を目的としているため。 ■9章 ユーラシア大陸では大型家畜が沢山種類がいたがアフリカやオーストラリアにはほとんど生息していなかった。 現代までに人類が家畜化に成功をしたのはメジャー5種と、マイナー14種しかいない。殆どの動物が家畜にな れなかった理由の例として ①肉食動物はエサのコストが高いのでお金がかかる。 ②成長速度が遅い動物は捕食までに時間がかかる。 ③シマウマは人間が近づくとパニックを起こす。気性が荒い個体もいる。 ④鹿などの群れを作る習慣のない動物は、人間に服従しようとしない。 などがあげられる。 ■10章 南北に土地が広がっている南北アメリカ大陸やアフリカ大陸は、農業のノウハウの伝達に時間がかかったのに対 して、東西に土地が広がっているユーラシア大陸は、農業のノウハウ伝達にそれほど時間がかからなかった。東 西に土地が広がっていると、日照時間や気温気候、季節が大きく変わらないため農業のノウハウを流用しやすい ため。また、ユーラシア大陸は農業のみならず、車輪や文字といった技術の伝達速度も速かった。 ■11章 ヨーロッパでは狭い土地で家畜を育てていたので、歴史を通じてしばしば病原菌が流行することがあった。これ によりヨーロッパの人々は世代をたつにつれて病原菌の抗体を作ることに自然と成功した。ピサロがインカ帝国 を制圧した時のインカ兵士の死因として、戦争による死よりもスペイン兵士による病気の持ち込みが原因で病死 した人の方が多いといわれている。スペイン人は自然と抗体を身に着けていたので死ななかった。 ■感想 個人の能力や努力とは全く関係なく、偶然その環境に身をおいていただけで成功することって、日常生活でもよ くあると思う。私は現在IT企業に勤めているが、IT業界に将来性を感じたからこの業界を選んだのではない。大 学受験でたまたまコンピューター系の学部しか受からなかったので、IT業界を選んだ。同じ大学のいろいろな学 部を受験したが、他の学部は全部不合格だった。私が受験生だった10年前はIT業界はあまり見通しが良くなかっ た。しかし現在IT業界はAIや5Gといった10年前は想像がつかなかった新技術が登場し将来性が高い業界と言わ れている。IT業界に身を置いているだけで、個人として優秀ではなくても下駄をはかせてもらえることが多く、 私は現在比較的イージーモードな生活享受できている。IT企業ならではの在宅勤務でコロナの心配もないし、通 勤がない分自分の自由な時間を確保できる。 ヒカキンさんをはじめとした古参Youtuberは、たまたまYoutubeというサービスをほかの人よりも早く使っていた から成功したに過ぎないと思う。何が当たるかわからないのでとりあえずいろいろなことに手をだしてみるって いうのも大事なのかなって思った。 | ||||
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世界の人類史を家畜や地理から紐解いていく。 なぜこれだけ地域間格差が出来たのかという視点から解析していく。 「現代でもオーストラリア人やニューギニア人は土着の動物を家畜化していない」 「狩猟採集民は自分の評判を高められるか否かを行動選択の基準にすることが多い」 「家畜化すれば価値がありそうな動物でも人間の目の前でセックスすることを好まない動物もいる」 「シマウマは年を取るにつれどうしようもなく気が荒くなり一度人に噛みついたら絶対に離さないという悪癖がある。またロデオチャンピオンでもシマウマを縄にかけることは不可能なほど避けるのがうまい」 「文化の伝播スピードとして東西方向への伝播と南北方向への伝播速度は全く違う」 「農業の勃興とともに集団感染症が始まった」 今まで考えたこともなかったような切り口からの人類史の考察。 やや冗長という感じもしますが飽きてきたころにその冗長さの中に面白い雑学が入ってくるので結構あっという間に読了しました。 | ||||
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学びが多く非常に面白い 具体例が多いので要約版があればより手短に楽しめるかもしれない | ||||
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とてもキャッチーなタイトルではあるけども本質的には『なぜ先進国と途上国が生まれたのか』であると個人的には思いました。 近隣の国や部族との衝突や交流によって、文明の発展を促されるというような記述は似たような本にも多く見受けられますが、こちらは更に掘り下げてその地に存在する利用可能な動植物資源であったり、他の地域との交流、立地的な問題から発展が妨げられたりあるいは有利に発展できたなどが細かく考察されていてとてもおもしろかったです。 とくに7章の、人間は自主的に農耕栽培を始める前から、意図せず作物の品種改良を行っていたというくだりは非常に興味をそそられましたので、ぜひ読んでみてください。 | ||||
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たしか新聞広告に出ていたの見て読んでみたいなと思っていたんですが・・・いざ本屋に行くとどこにもないw なかなか売っていないのでYOUTUBEで銃・病原菌・鉄 のまとめ内容をみたら余計読みたくなったw 最後の手段は・・・・やはりアマゾンですね。 少しの出版待ちありましたが、無事GETできました。 | ||||
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上下セットで購入しました。 上のほうでレビュー書いてしまって・・・同じ内容になるな。 なるほど~そういう理由だったんだ! 今までの理屈が反転しますね!! 是非呼んでみてください!! | ||||
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なぜ世界をヨーロッパの国々が席巻したのか。 それはなぜ中国やオーストラリアや南米の国でなかったのか。 食料の調達、大陸の形状のその理由を見つけます。 平易な文章で理解しやすく、とても興味を持って読みました。 | ||||
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非常に分かりやすく面白い本です。 なぜヨーロッパの人たちが各地を植民地化していったのか。 それは人種的な差異ではなく地理的な差異によるものです。 それはどんなものなのか。 まだ上巻です。 サピエンス全史も読んでみてください。 | ||||
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人間の欲で、結局、人間に害を及ぼすと言う事です。 | ||||
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人が、あまり、他の地域に移動すると、持って来なくても良い物まで、運んでしまうのですね。 | ||||
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私たちがどこから来てどこに向かうのか考えさせてくれました。 | ||||
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