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真夏のバディ



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【この小説が収録されている参考書籍】
真夏のバディ (集英社文庫)

真夏のバディの評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

迷惑な子供を正当化する、お決まり青春モノ

よくある青春モノ なのだが、主人公である二人の子供に全く共感できない。
厄介な背景を持っている という設定ではあるが、あまりにも「自分たち」以外の人間や物事に対するまともな思いやり、認知能力というものを持っておらず、現実にいたら極めて迷惑なお子ちゃまたち、という印象である。

特に、「直次郎」の終盤での言動は本当にひどい。不法行為を行い警察官に事情を聞かれながら、筋の通らない屁理屈を抜かし、相手の多忙に付け入り逃げる。会場に至る道中、人にぶつかり迷惑をかけても開き直っている。

この手の良くある青春モノにはどうしても、このような「自分のことしか見えない、考えない迷惑なお子ちゃま」と、「当たり前のことをいい、正当性があるのに何故か著者によって悪役とされてしまう大人」という存在が登場する。このようなお決まりのパターンから全く抜け出さない、悪い意味で枠に収まってしまっている、読む価値の無い駄本であった。
真夏のバディ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:真夏のバディ (集英社文庫)より
4087453227

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