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魔女の目覚め
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魔女の目覚めの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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とうとう出ましたね!大人のためのファンタジー! ハリーポッターシリーズは、面白かったけど、主人公はやっぱりティーンエイジャーで 大人(先生方)と子供たち(ハリーとその仲間)、子供同士というドラマに 少々物足りないものを感じていました(ヴォルデモートなんて、めっちゃ子供っぽいし) その点このお話の登場人物は、みんな大人!(なんたって子供世代のマシューでさえ1500年以上生きてますから、 お母さんのイザボーなんて一体いくつなんだか・・・) ストーリーの柱になるロマンスにしても 『セックスは愛の行為であるべきだ、単なる肉体的欲望のはけ口ではなく』(下巻P344) なんて、泣かせるじゃないですか(昨今のロマンス小説はセックス記述が多すぎる感があります) 3部作の第1作目ということで まだまだ序章、 一話完結、ではないので、巻末は「了」ではなく「つづく」です。 エリザベス1世の時代にタイムウォークした二人の今後(ってことは、次話はヒストリカルってことになるのでしょうか?) 1話ではまったく言及されていない第3のクリーチャー、デーモンの能力 物語の核、錬金術やアシュモール782のいまだ発見されていない二つのページ・・・ 次作が待ち遠しいこと。 わたしは猛暑の真っ盛りに読みましたが 秋の夜長に読むのにはもってこいのお話です。 隣にはぜひお気に入りの赤ワインと、PCを置いて・・・ 作者デボラ・ハークネスは南カリフォルニア大学の歴史学教授 物語にちりばめられたいろんなエピソード、歴史上の人物を PCで調べながら読むのもまた一興です。 それにしても次作、次々作が待ち遠しいこと。 ダイアナに力を借りて、タイムウォークをしたいくらい・・・ | ||||
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学術知識と物語りの割合が 最初は4:6ですが中頃で8:2になりその後6:4ぐらいです 城のシーンは取材記事のようで興ざめします キャラとストーリーはトワイライトの2番煎じのようでおまけでしかなく ストーリーの詰めが甘すぎです(というより雑すぎ) 設定は悪くないので小説家との合作にすれば良かったでしょう 著者が科学と魔術の歴史の教授なので記載してある記述の確かさが売りですね 1円なら買いです なお主人公は二人とも大学教授なので35過ぎの中年の恋愛です 歳を取らないヴァンパイアが学生で入学してそのまま教授になる設定は無理があると思います | ||||
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軽い気持ちで手を出したのですが、かなりはまりました。 魔女、デーモン、ヴァンパイア、そして人間。この4種類の生物が生きてる現代が舞台。 雰囲気的にはハリーポッターを彷彿させるし、ヴァンパイア・マシューの主人公ダイアナ(魔女)に対する守り方とか考え方がトワイライトに通じるし、かなり世界観を作りやすかったです。 ただし、他のレビューにもあるように、ミトコンドリアとかDNAとかワインとか薬草とか、とにかくハリポタのファンタジーを超える知識量です。 錬金術のことに関しての記述も多く、途中、読んでて苦しくなるシーンもあります。 そして上下巻併せて1000ページを超える量です。 かなり読み応えがあります。 飽きるかなぁっても思ったのですが、これがどうして。 あっという間に上巻を読み終り、下巻に突入。 一つのシーンが終わると次のシーン、緊迫した空気が文から伝わってきて読まずにはいられないんです。 3部作と聞いています。 先がかなり気になる終わり方をしているので、次巻が出るまで待つ、というのが嫌な方は全巻出そろうまで待つのもいいかも。 別に嫌な所で終わってる訳ではないのでそれは大丈夫。 主人公なのにかなり重傷を負い、酷い目に遭ってるダイアナ。 今回はかなりヤキモキさせられたシーンが多々ありましたが、すごく好きなりました。 久しぶりに続きが気になる、世界観たっぷりの良作だと思います。 ぜひ、ご一読下さい。 | ||||
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面白い。 まず、この世に魔女と魔術師と、デーモンと、ヴァンパイアという、人ならざる存在があるって言う設定が面白い。 しかも、日常に溶け込んでるって言うんだから。 あと、最初のほうの場面では、オックスフォード?の空気に触れて,その図書館にいま自分もいるかのような感覚を起こさせてくれる。 下巻では、ほろっとしてしまうところもあったり。 翻訳者様の努力もすごいけど、とにかく最後まで息つく暇もなく読んでしまった。 連休中でよかった、と思った作品です。 上下セットでの購入をお勧めします。 | ||||
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魔女の血をひく歴史学者ダイアナは、オックスフォード大の図書館で、ある錬金術の写本と出会います。その写本を巡り、ダイアナを巡り、クリーチャーたち(魔女、魔術師、デーモン、ヴァンパイア)が策動します。ヒロインを助けるのは、ヴァンパイアでオックスフォード大の天才科学者、マシュー。惹かれあう二人、だけれどもそれは、クリーチャーの世界をひっくり返しかねない恋で…。 これは、ただのパラノーマルロマンス&ファンタジーにあらず! 歴史はともかくとして、生化学ときたら、うげっとなりそうなものですが、作者の緻密な筆さばきは、もはや神業。 重厚だというのに、スマートですっきり。魅了されます。 錬金術?ミトコンドリアDNA?歴史?ワイン? こいつは学術書であったのかよと思いたくなるような描写なのに、とことんひき込んで読ませてくれます。 下地の説得力が、すごい。 それなのに、主人公たち二人の恋さばきも、繊細。 なんともこれ以上はないというくらいしっかりした魔女の血統だというのに、魔法を否定してきたダイアナ。だけども、敵から逃れるために、戦うために、マシューを守るために…魔法を受け入れて、自分が魔女だということを受容しなければいけません。ダイアナの悲しみ、憤りといったものが、マシューの台詞によってより鮮明に描き出されます。 いやあ、美しい。 極彩色に個性的な登場人物たちがまた、物語を盛り上げます。 物語の計算された設定にひき込まれ、それぞれの台詞や描写にうっとりし…筆者と訳者のこの美しいコラボを堪能するだけでも、必読!(もちろん、物語もスバラシイです) たぶん、読み込めば読み込むほどに、この物語にのめり込んじゃいます。 第二作は、2012年の刊行予定とか。待ち長いですね。 | ||||
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魔女の血をひく歴史学者ダイアナは、オックスフォード大の図書館で、ある錬金術の写本と出会います。その写本を巡り、ダイアナを巡り、クリーチャーたち(魔女、魔術師、デーモン、ヴァンパイア)が策動します。ヒロインを助けるのは、ヴァンパイアでオックスフォード大の天才科学者、マシュー。惹かれあう二人、だけれどもそれは、クリーチャーの世界をひっくり返しかねない恋で…。 写本の謎を追うダイアナとマシューの旅は、オックスフォードからフランス中南部、そしてアメリカへ。ニューヨークの叔母の家にたどり着いた、二人。 上巻も読ませてくれましたが、下巻はまたまた、環境設定が圧巻! 叔母さんの家は、スバラシく楽しいっ。 幽霊わんさか、家も息づき、…ナンテコッタイ。 そして集結する、秘密集会。 グレイゾーンから、一気に旗幟を鮮明に。 描写もすばらしいことながら、下巻でぐぐっと物語の行方が明らかになり、ますます魅力たっぷりのデボラワールド。 マシューを守ろうとする時だけ発動する(らしい)ダイアナの最強の火の矢、ウィッチファイア。傷ついたダイアナを抱えれば、その保護意識のために危険で誰も近づくことのできない、マシュー。 二人の愛が、とても美しくて、はっとします。 文字通り、世界を変える二人の愛は、この世界の二人の周囲に「はた迷惑」とさえ言えるような騒動の元なのですが、それを容認するほどに、容認できなくても引きずられてしまうほどに、純。 んまあああああ。 何度読み返しても、じっくり楽しめる、そんな物語です。 マシューの騎士団とは?デーモンの遺伝子とは?ダイアナはどう成長するのか(なにせ、最強魔女の因子を持ってますから)?次を考えると、わくわくします。 …って、めっちゃ序章ですやん! 乞う、次巻! | ||||
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