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君の隣に
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君の隣にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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男子大学生がオーナーである性風俗店周辺の人々を描いた連作短編集。 それぞれの主人公は、その店の客や風俗嬢で、彼ら彼女らの隙間風のような寂しさが漂っている。シチュエーションはらしくないのだが、自分探しでもあり、ミステリでもありと、本多節は読み取ることはできるだろう。 ただし、とっちらかった感が否めない。ラストにかけては予想外の展開をみせるが、自分の想像よりはよろしくない方に行ってしまった。ハートウォーミング感が唐突と言おうか…。つまりは、誰かの支えって必要だよね、ってことかな? | ||||
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本多孝好の2015年出版の作品の文庫版です。長編小説となっていますが、6つの章に分けられており読みやすい作品となっています。 本多孝好らしいミステリー小説で様々な人の視点からみた物語が最後に1つにまとまる感動を覚えます。 ただ、本多孝好の作品としては最後のまとまりやその理由などが薄く、内容として読んで面白かったと強く思える作品ではないように感じます。 もし、これから本多孝好の作品を読まれるのであればこの作品よりはMOMENTやdeleなどをおすすめします。 内容のことも含め評価は3としました。 | ||||
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昔ほど、インパクトのない作家さんになってしまったかも。 「Missing」の時は衝撃を受けた作家さんだったけど、この本はちょっと消化不良な内容でした。 | ||||
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横浜が舞台なので読んでました。人間の心理を教えてもらいました。 | ||||
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久しぶりの本多孝好作品。彼らしい今風の題材を上手に扱ってそこにある人間模様を描いている。今回は、社会派サスペンスとしてはそこそこの出来。しかし、私刑部分は、それで跡形なく処分できるのかしらとちょっと筋の甘い部分も垣間見られる。 舞台は横浜のデリヘル。そこの女性経営者が、自ら客をとった日に、子どもを残したまま失踪。彼女に人生を救われた者が、子どもを面倒見て、失踪後を追いかけると、、、、 デリヘルを舞台に、そこに何の考えもなく飛び込む軽い女たちと生きるためにやむなく身を沈める女たちなどの結局歪められた人生と彼女たちに対する世間の偏見と公権力の冷たさ、それを利用する男達、それでも生きようとする中で次第に彼女たちの人生のオリは溜まっていく。。。 格差社会が顕在化してきた現代日本を象徴するような作品ではある。決して明るい内容の作品ではないが、ある意味このような世界とは関係なく生きている私にとっては、改めて考えさせられる作品でもある。 | ||||
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