勁草

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評判

勁草の評価:

3.84/5点 レビュー 61件。 B ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 81〜91 5/5ページ
No.11
(3pt)

手口はよく知られている

「疫病神コンビ」シリーズは、大阪弁ハードボイルドという出色さがあった。
「文福茶釜」は古美術品詐欺という、世間にはあまり知られていない犯罪を取り扱った。
「後妻妻」は、同種の犯罪が同時変更で進んでスリリングだった。

しかし、オレオレ詐欺等は、警察が手の内を紹介していて目新しさはないし、詐欺よりもワル同士の内輪もめに話がスライスしている。
勁草 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 勁草 (文芸書)より
4198639574
No.10
(3pt)

よくわかる

黒川お得意の はやりの犯罪小説です が なんとなく いつものキレ 味が ありません
それは お決まりの コンビのキャラクターが薄い 会話が平たく 笑いが少ない 黒川小説の歯切れのよいテンポが 生まれてません
直木賞 前後から お忙しいようですが ちと 練り不足 よってファンの期待も込めて 三ツ星です
オレオレ詐欺 ネット詐欺 などなど 次から次への だまし事件 だます奴が悪いのか される奴が無知なのか その構造は複雑のようだが
ああ そうか と わかる解説書 読んだからといって 被害にあわないとは限りませんが 無防備でなくなることは確かです
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4198639574
No.9
(1pt)

非常に残念。

急に終わってしまって物足りないというか、中途半端過ぎてビックリしました。疫病神シリーズのように二転三転するのかと思いながら読んでると思いっ切り裏切られます。後妻業ほどストーリーに深みも無く、連載を急に打ち切らなければならない理由があったのではないかと勘繰ってしまいました。
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No.8
(5pt)

現場のコテコテの世界が広がる。

疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズといった独特のユーモアを取り入れたハードボイルドと同様、世の中の裏側を関西ローカル路線で展開していくユニークな作品です。
本書は、実に巧妙な”オレオレ詐欺”というトレンディな事件を取り上げ、社会問題として、その手口を広く世に知らしめる一石を投じた作品に仕上がっています。
事件を起こしている側と、事件を追っていく側の両軸から描き、そこでいろんな相関関係が判明し、やがて真相が解明されていきます。
金銭にまつわる欲望がぐるぐると渦を巻いている展開が続きます。
ハードボイルの描写の仕方は、疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズより格段にエスカレーションしています。
ただ、ユーモアたっぷりで、残虐さを比較的オブラートに包みこんでいます。
つねにがさがさと動いている状態、機動力とその臨場感を持ち味にし、軽快なテンポでシーンが移り変わっていき、ついページをめくるスピードが速くなってしまいます。
単なるハードボイルドな描写だけではなく、事件を起こしている側の心理と、事件を追っていく側の心理が、コテコテの現場思考で絡まり合っていく、おもしろさがあります。
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4198639574
No.7
(2pt)

内容薄い

期待外れ、というのが正直な感想か。
この作者だからこそ、「もっと掘り下げた描写ができるであろう」と過剰に期待していたフリークも多いのでは。
多忙な立場であるが故の消化作品か、この程度で頭打ちなのか。

前作、「後妻業」のほうがリアリティは感じられた。
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No.6
(4pt)

金は敵か、金次第か

携帯電話で騙した相手から現金を受け取る手口、
金をもっていそうな上客ををリサーチするための訪問とトーク。
犯罪者の目を通して、書き進められていく。
主人公は、ご多分にもれず知恵のまわる「悪い奴ら」だ。

まっとうな職をもたずに、市井の人たちから金を巻き上げる悪い奴らは
何重にも重なったピラミッドの階層のどこかに所属している。
下々にいる悪たちは、巻き上げた金を上位にいる悪たちに巻き上げられ
またその金を上の悪たちが巻き上げる。
ゲームに勝ち続けて這い上がらなければ、
どん底に落ちる。救われることはない。

黒川氏の小説を読んでいつも頭に浮かぶのは
「金が敵(かたき)の世の中」、「地獄の沙汰も金次第」という言葉だ。

悪い奴らの行く末は、
金次第なら、多少の痛い目だけで済んでラッキー。
金が敵で終われば、わずかな夢を見るだけの超アンラッキー。

さらに思い浮かべる言葉は「天網恢恢、疎にして漏らさず」である。
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No.5
(1pt)

駄作

駄作。オレオレ詐欺をはたらく集団の下層の輩の話。既に多くの人が知っている事がだらだらと綴られている。作品数を絞って仕事を進めれば違った視点で斬り込めたような気がする。傑作と駄作の差が激しい。残念。
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No.4
(3pt)

及第点かな

直木賞作家としては、及第点のレベルかな。

昔の「左手首」の雰囲気ですね。

黒川先生へ
お互い残っている人生の時間が短くなっていますので、まず今の「野生時代」の二宮・桑原の物語に集中してください。
また、もう収入的には十分な成功をしたと思いますので、その後はこのコンビの話に集中してください。
よろしくお願い申し上げます。
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No.3
(4pt)

犯罪者のしぶとさと庶民のしたたかさは違うだろう?

『勁草 』と言うのは、風雪にも負けない強くてしなやかな草の謂いだそうで、それから転じて、しぶとく生きている犯罪者を『勁草 』としているらしいのだが、それなら、犯罪者のしぶとさを、打たれても負けない庶民のしたたかさと同列に扱っている事になるのではないか?
法の目をかいくぐり犯罪をおかすモノと、額に汗して生きている庶民を同列にあつかう繊維さにかけるネーミングにやや、疑問を抱いてしまった俺だ。
そのてんをのぞけば、後はいつもの黒川節が、炸裂しており、一気に最後まで読ませてくれた。
ただ、よくを言えば、人物の内面にもう少しせまっても良かったのではないか?
俺詐欺のシュミレーションを描いているゲーム感覚のような感じがしないでもなかった。
追う刑事と追われる詐欺師。
この二面を、もう少し内面から描いていたら、案外、タイトルの「勁草 」も、納得できるものになっていたかもしれないのだが、、、
タイトルが不満ゆえ、今回は、星、マイナス1とさせていただく。
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No.2
(5pt)

なっとくの作品

流石です。殺しの場面、ヤクザ、乱闘シーンはマジでリアルで、自分はこんな風になりたくないと思わせます。
あの二人はすぐこんな感じって浮かびましたが、刑事さんはその分他のエピソード入れてましたね。
初めて出会ったのはサンデー毎日でした。これはアサヒ芸能だったのですね、知ってたらアサヒ買ってましたよ
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4198639574
No.1
(4pt)

手堅いけど…

黒川博行氏の描くオレオレ詐欺という事で楽しみにしてました。
こういう犯罪の手口を詳しく描いてリアリティを出すいつもながらの手法。
そこに生活保護費搾取など、弱者を食い物にする貧困ビジネスも交えて、
救われない社会を描いてます。

そこで駆けずり回る悪党の醜さ、哀れさを書くことで、
弱者を食い物にする悪党も、食いものにされる弱者という救われなさが見えてきます。

ただ、残念だったのはあっけない終末。
もっと長くすることで、本当に食い物にしている連中をもう少し書いてほしかったなあというのが正直な感想。
でも、十分面白かったです。
勁草 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 勁草 (文芸書)より
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