勁草

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評判

勁草の評価:

3.84/5点 レビュー 61件。 B ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 61〜80 4/5ページ
No.31
(5pt)

いつも全くはずれの無い黒川作品

今回黒川が選んだテーマは特殊詐欺、いわゆるオレオレ詐欺だ。「後妻業」でもそうであったが、まるでどこか犯罪ルートへの接触が
あるかの如く、裏情報に包まれたリアリティ感あふれるブラックノワールである。とはいえ、黒川作品、今回の犯罪者側の主役である
橋岡と矢代はお互い相手を蔑みながら、どんどん犯罪の深みにはまっていく中で、軽妙な会話でストーリーの陰湿さを感じさせ
ない。追う刑事のコンビは佐竹と湯川、独身のベテラン刑事と今度子供が生まれる若手刑事のやり取りも面白い。黒川作品は
特に長編では全くはずれがない。理由は、前述した黒川自身がどういう形であれ持つ取材ルートの確かさであり、それを基に
したストーリー展開の巧みさであることは言うまでもない。だが、やはり私にとって一番面白いのは、登場人物(ほぼすべてが
関西人である)の流れるような、掛け合い漫才の如き会話の妙だろう。そして、私も大阪人だからよく分かるが、出てくる
地域や場所の説明が極めてリアルなところに、デーティルに手を抜かない黒川の誠実さをいつも感じる。次はいつ黒川作品を
読もうか考えている。
勁草 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 勁草 (徳間文庫)より
4198942854
No.30
(3pt)

すっきりしない後味

社会的問題となった振り込め詐欺を扱った内容に興味が沸いた。よくある犯罪事件解決の警察ものではなく、振り込め詐欺の受け子と呼ばれる者を主人公として書かれていて着眼点が面白い。非常に慎重な行動をする主人公、かたや感情的に後先考えなずに行動する相棒。相棒のせいで殺人の共犯になってしまい逃亡する羽目になるところまでは面白かった。しかし逃亡に入ってからは在り来たりに行き先を転々とするだけになり最終的には・・・(ネタばれになるのでかけないが)。そこで物語が終わってしまい何とも物足りなさを感じる。個人的には逃亡中の主人公が振り込め詐欺グループの全容を掴み全ての金を盗み取るぐらいの結末を期待していたのだが。
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4198942854
No.29
(4pt)

さすがの警察小説

オレオレ詐欺(振り込め詐欺)の実体を克明に描いた警察小説。そのリアリティはさすがの一言。方言に拘りのある作者らしく刑事コンビの関西弁の掛け合いも素晴らしい(笑)。ただ安易な殺人とエンディングにはちょっと納得がいかず,星一つ減らしました。エンタメらしく最後がスカッと終われば星5つだったのですが。
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4198942854
No.28
(5pt)

あっという間に

カンボジア旅行中に、夜ホテルで読もうと持ってきたが、既に読み終わってしまった。残りの夜はどうやってカンボジアの夜を過ごそうか!スピード感溢れる小説とは、これなんだと感じました。
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4198942854
No.27
(1pt)

この作家さんは好きだけど。。。

打ちきりみたいな終り方。やや消化不良。。。

内容は、少し古いけど楽しめます。
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4198639574
No.26
(5pt)

相変わらずの面白さ、

久しぶりの黒川作品、相変わらず面白い、今回は、振り込め詐欺の犯罪グループが、悪の主役で、大阪府警の刑事2人が、追いかける。相変わらず、面白い、著者の出版のペースが、少し落ちてきたかな?どんどん描いてほしい、作家だ。
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4198942854
No.25
(4pt)

黒川作品はほとんど

黒川作品はほとんど、拝読しております。絶妙な作風とエンターテイメントで一気読み致しました。毎回、楽しみに待っております。
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4198639574
No.24
(5pt)

詐欺グループの概要

詐欺グループの実態がよくわかる面白い作品です。高齢者の方は詐欺にあわないように是非読んで見て下さい。
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4198639574
No.23
(3pt)

黒川さんらしくない…

惹き込まれました。特殊詐欺をテーマとして黒川さんらしい細かい描写かつスリリングな展開。
フィナーレ。えっ?これでおしまい?呆気なさ過ぎます。このクロージングでは消化不良。ずっと面白かっただけに残念。
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4198639574
No.22
(4pt)

カバーデザインは作品に合っていない…

黒川氏が雑誌の対談で

「オレオレ詐欺の被害者は圧倒的に女性が多い」
「母親は息子に弱い」

と語っていたので興味が湧いて購入した。
残念ながら作品中では、その母親のサガにはあまり触れていなかったが、
本の値段分は十分楽しめた。

なぜか最後は主人公の橋岡(オレ詐欺師)に感情移入してしまい、
何とか逃げぬいて沖縄でのんびり暮らして欲しいっ、と願ってしまった。
彼の生い立ちや人となりを、もう少し詳しく描いて欲しかったなぁ。

彼は中盤に他人名義の銀行口座から大金を引き出すのに非常に苦労するが、
それが銀行のオレ詐欺対策のせいだという皮肉。
黒川作品をもっと読みたくなった。
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4198639574
No.21
(4pt)

カバーデザインは作品に合っていない…

黒川氏が雑誌の対談で 「オレオレ詐欺の被害者は圧倒的に女性が多い」 「母親は息子に弱い」 と語っていたので興味が湧いて購入した。 残念ながら作品中では、その母親のサガにはあまり触れていなかったが、 本の値段分は十分楽しめた。 なぜか最後は主人公の橋岡(オレ詐欺師)に感情移入してしまい、 何とか逃げぬいて沖縄でのんびり暮らして欲しいっ、と願ってしまった。 彼の生い立ちや人となりを、もう少し詳しく描いて欲しかったなぁ。 彼は中盤に他人名義の銀行口座から大金を引き出すのに非常に苦労するが、 それが銀行のオレ詐欺対策のせいだという皮肉。 黒川作品をもっと読みたくなった。
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4198639574
No.20
(5pt)

スリルまんてん

流行りのオレオレ詐欺を題材にした、犯罪サスペンス 犯人グループと、刑事のいきつまる攻防。 一気読みしてしましました。
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4198639574
No.19
(4pt)

金子 豊和

説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。
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4198639574
No.18
(5pt)

黒川ワールド

自信を持ってお勧めします。 作者は渾身の作家活動を関西で過ごしています。 今後も黒川さん注目します。
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4198639574
No.17
(3pt)

<疫病神コンビ>シリーズの出来損ないの様な作品で、「後妻業」級の内容を期待した方にはガッカリする内容

特殊詐欺(通称、オレオレ詐欺)を背景とした作品、個人的には「後妻業」(その先見性(事前取材量と質)には驚嘆した)の系譜の作品かと思ったら、どちらかと言えば、<疫病神コンビ>シリーズに近い作風だった。表題の「勁草」とは本来は風にも負けない逞しい雑草の事を言うが、本作においては"喰えない奴等"ほどの意味で使っている。

<疫病神コンビ>シリーズの桑原に近い矢代、二宮に近い橋岡という2人の<受け子>リーダコンビを中心とした物語。これに対し、大阪府警の佐竹と湯川という特殊詐欺捜査班のどこかトボけた刑事コンビが捜査にあたる。まず、特殊詐欺に関して、読者が全く知らない機構や手口の紹介が皆無の点が期待外れである(発表が10年前だったらと悔やまれる。現在なら「マイナンバー」詐欺を題材にしていたら、先見性ありと言える所だが)。更に、矢代はヤクザではないが、桑原が持つ極道としての仁義のカケラも持たない極道以下の男で、これが本作の求心力を著しく弱めている。加えて、刑事コンビの捜査にこれといって冴えた所がなく、全体として読み所がないのである。単に、大阪におけるヤクザ絡みの事件を扱っただけの作品で、作者の意匠が今一つハッキリしないのである。

作者の筆力と大阪弁(大阪弁って本当に便利だなぁ~とつくづく思った)とで何とか読める物語に仕立て上げてはいるものの、「後妻業」級の内容を期待した方にはガッカリする内容だと思った。
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4198639574
No.16
(5pt)

まったく救いの無い話

疫病神コンビシリーズほどの切れの良さはないけど それでもやっぱり面白かったよ おれおれ詐欺を 騙す側の歯車たちから詳細に描いてます 貧困ビジネスとともに 今の日本の底辺というか モラルハザードというか 勁草 ケイソウ とは 風などに負けない強い草。 また,節操・思想の堅固な人のたとえ。 とのことです まったく救いの無い話でしたが その分リアルではありました
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4198639574
No.15
(4pt)

読み終わった

オレオレ詐欺もまだまだ続きそうな勢いですね。スピード感があり、あっという間に読み終わった感じです
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4198639574
No.14
(3pt)

もっと凌ぎあいが読みたかった

ストーリーも文体も最高にテンポが良い。登場人部の会話だけで情景が浮かび、そのキャラすらも作られてしまうのは流石だと思います。

オレオレ詐欺の犯罪グループの手口や、それを追う警察の地道な捜査が詳細に書かれ、リアリティ感は抜群です。但し、ある事件を機に一気に緊迫感が増す展開になっていくかと思いきや、中弛みもあり、やや失速気味でした。

特に、事件に巻き込まれてしまった橋岡の悲哀が逃走劇にもっと反映していれば、ハラハラ感が出ていたと思いますし、ラストも中途半端で残念な印象でした。
勁草 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 勁草 (文芸書)より
4198639574
No.13
(3pt)

惜しいと思ったこと

冒頭から詐欺現場のクライマックス。
詐欺犯・被害者・府警刑事らが絡んだ描写は面白くて引き込まれた。
現在進行形の現実なんだろうなと思って読み進んだ。

粗暴な矢代が現れてからストーリーが変ってしまった。
殺人は起こさずとも、悪党どもの金の奪い合いを描いた方が面白かったんじゃないかな。
そこにケツ持ちのヤクザや金主のおばちゃんを絡めてね。もちろん府警刑事コンビも。
人の金を己の金と思い込んでる詐欺犯どもの生態をもっと読みたかった。

近作の破門や後妻業があまりに面白かっただけに今作では肩透かしを食らった。
勁草 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 勁草 (文芸書)より
4198639574
No.12
(5pt)

胸くそ悪くなった

オレオレ詐欺でお年寄りからなけなしの金を奪う人間のクズどもの話。さらに無計画に犯罪に手を染めていくのだが、それが信じられないくらい自分勝手な都合なので、フィクションだとわかっているのに、読んでいると胸くそ悪くなった。それくらい夢中になって読むほど、おもしろかった。
勁草 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 勁草 (文芸書)より
4198639574