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ラプラスの魔女
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ラプラスの魔女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 41~48 3/3ページ
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東野圭吾さんが作家デビュー三十周年を記念して作られた作品、「ラプラスの魔女」。 筆者はこう言っています。 『これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。―』と。 私はその言葉にひどく関心をそそられ手にとりました。本書は様々な登場人物の視点で感情が描かれ、物事が進む科学ミステリです。タイトルにもある『ラプラス』というものを知っているでしょうか?これがまずひとつ、本編の謎を解くキーパーソンになります。 中篇になるとだんだん謎が解けてきて物語が盛り上がりをみせます。個人的な感想ですが中篇が一番おもしろかったです。 ところが、終盤に近づくにつれて、ひどく現実的で唐突な終わり方をして正直(え、これで終わりなの?)と感じました。しかし、よく考えてみると、あえてそういう終わり方をしているのかなと思いました。フィクションだけれどもフィクションだけではない、決してありえないことではない、現実におきているかもしれない、ということを示唆しているのではないか、という推測をしました。そう考えるとひどくゾクゾクしました。最後の登場人物による問いかけや返答は東野圭吾さん自身が考えていることのように感じました。 ぜひとも、筆者の考えが現実にならないことを願うばかりです。 | ||||
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脳にある手術をしたらスーパーな能力をもってしまったという設定はSF風。ただ、その能力が殺人に使われてしまうのはありがち。また、過去の事件が遺伝子レベルで欠陥があるからなんていうのは雑すぎる。ここが大きなマイナスポイント。ヒロインといえる円華やボディガードの武雄なんかはけっこう魅力的なのでこの二人による探偵譚だったら、ラノベ風になるかもしれないけど、おもしろかったかも。 | ||||
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読む前からココでの点数(3.5くらい)は知っていました。 読み始めてしばらく「いやいや面白いじゃん」と思ったけれど 読了後、妥当な評価点だと思いました。 結構面白いのに、なんだろう。最後グダグダっとしちゃった感じ。 登場人物も魅力のある人が少ないですね。 登場人物に「詳しいことは話せない」とか言われると 「さっさと話せや−!」と本をたたきつけたくなります。 そういうイライラ感も敗因かな。 「話せないのはあなたのため」とかいいながら 結局保身のためですからね。 どうせまた映像化するんだろうけど、CG使えば何でも出来るから インパクトは弱そう。 あと、本筋とは関係ないけど 理系学部の教授がラプラスの名前を知らないなんてことはありません。 幾らだめなレポートでもゴミ箱にポイッてことも今はありません。 (助手が拾い上げたけどね) | ||||
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東野さんの作品の中では、ややSF風の範疇に入る作品で、プラチナデータやパラドックス13なんかが好みの読者にはお薦めできると思います。 しかしながら、容疑者Xとか新参者といった物語の奥深さで読者を唸らせる作品好きには、消化不良の一作ではないでしょうか?(私もこちらでした) 結局のところ超常現象に対する理論的な説明はなされず、それぞれの犯行動機も読者を納得させるにはやや弱い感じがします。 また主人公もはっきりしないため、誰に感情移入しながらページを進めていけばいいかわからず、今一つ物語の中に入る前に終わってしまった感が強いです。 帯の謳い文句もやや過大広告気味で、ちょっと肩すかしの読後感でした。 トータル☆3.5は妥当だと思います。ファンの皆様、いかがだったでしょうか? | ||||
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登場人物が多く、一人一人の人物描写が浅い印象を禁じ得ない。 また誰の視点を中心に描写した物語りなのかが曖昧で、話に纏まりがないような気がするのは気のせいだろうか?内容もトリックというか魔法を見ているようで、イマイチ現実のものとは思えず感情移入しにくい。ただ読み手を飽きさせず、最後まで読ませるテクニックは相変わらずであったといいたい。筆者の集大成は次作になることを期待して星3つ | ||||
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ページ数が450ページくらいありますが、 読んでも読んでも、なかなかストーリーが進まない。 300ページくらいまでくると一気に話が進んで面白いと感じます。 ドキドキもしますが、ラストが残念でした。これで終わりなのか、と思いました。 東野さんは、これまでの作品をぶっ壊したかったようですが、 そんな内容でもなかったです。もしかしたら、特殊能力のことが、斬新だと思ったのかもしれませんが。 でも、まぁまぁ楽しめました。 | ||||
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斬新ということもなく、どんでん返しがあるわけでもなく、いつもの東野圭吾作品でしょうか。細かな要素は今までの作品を連想させるものもあり。3分の2程読んだところで結末もだいたい想像できました。 パラドックス13、私が彼を殺した、どちらかが彼女を殺した、のようなもう一度読みかえしたいと思わせる作品がまた読みたいです。 とはいえ、最後まで一気に読んでしまったので、まだの人は読んでみてください。 | ||||
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タイトルを見た時点である程度オチが予想出来た。理系の人はすぐに分かるのでは。どこで裏切ってくれるか楽しみにしていたが最後まで裏切ってくれず残念。ジェフリーディーヴァーまでとは言わないが何かしらどんでん返しが欲しかった。 同じ題材の小説では数学的にありえないの方が個人的には面白いと感じた。 ただ、結構なページ数にも関わらずスラスラ読ませる技量はさすがだと思った。 | ||||
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