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評判

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3.24/5点 レビュー 68件。 A ランク

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平均点3.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全156件 141〜156 8/8ページ
No.16
(3pt)

麻耶初心者の感想

一応洋館ものになるのだろうけど、軽口を叩きまくるサークルメンバーのせいで、おどろおどろしい雰囲気はまるでない。設定だけ見ると「いかにも」なんだけれども。
登場人物のほとんどが大学生なのだが、大学生の割に台詞の語彙が年寄りくさいのは気にはなる。好き嫌いかも知れないが、作者の文体は少しキザっぽく鼻につく。慣れてくれば気にもならないかも知れないけれど。
しかし、これは一度も麻耶を体験せずに読んだのは失敗だったな。
終止、不自然なくらい叙述トリックの匂いがプンプンしているわけだが、なにぶん作者の文体も特徴もこちらは知らないわけで、妙だと思うものも、やはり苦戦することに。
もし、麻耶を読んだことがあれば、いやでも怪しい箇所には気づいちゃうとは思うが、山場にはミスリードを誘う箇所もしっかり作っているので、その点では巧くできてるのかも。
冒頭の殺人事件の真相が物語のクライマックスには明かされるわけだけど、直接トリックに関係ないとはいえ、このB級ホラーみたいなオチ。これはどうかなとは思う。私は少し呆然としたクチなのだが。笑って許せる度量があるか、ネタだと割り切れるなら是非。
蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書)より
4344009223
No.15
(5pt)

この人は

 この人は世界に対して怨みでもあるのか?
 麻耶雄嵩は「夏と冬のソナタ」という、個人的にミステリのオールタイムNo1作品を叩きだした方なんだが、この蛍もなかなかにものすごい。
 なかなかに凝った叙述トリックでして、ラストのほうでは一瞬わけがわからなくなるかも。そして、衝撃のたぶんまったく無意味なオチ。
 相変わらずの麻耶雄嵩っぷりに、一瞬ぽかーんとしてしまうこと請け合い。こういうミステリはこの人にしか書けないでしょう。
 
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.14
(4pt)

いろいろな意味で盛り沢山なミステリー

主人公は、オカルトスポット探検サークルに所属する大学生。
最愛の女性を猟奇殺人鬼になぶり殺しにされた悲しみを引きずっている。
彼がサークルの合宿で訪れたのは、山奥に建つミステリアスな洋館。
その主人であった著名な音楽家は、10年前に館の泊り客6人を惨殺して狂死したという。
メンバー6人と、サークルのOBでもある新館主は悪趣味に盛り上がるが、やがて恐ろしい殺人事件が起きる。
果たして犯人は仲間の中にいるのか。それとも・・・。
さまよう女の幽霊、暴かれる音楽家の秘密。
主人公は勇気を振り絞って真犯人と戦う決意をする。
それは愛する人の命を奪った殺人鬼との戦いでもあった。
という、本格好きにはたまらない設定とドンデン返しも楽しめましたが、
なんといっても最後に明かされる笑激の真相と、
意味不明なカタストロフィーに頭がくらくらしました。
登場人物がどいつもこいつも大して魅力的ではないので、
感情移入しすぎず気楽に読めます。
蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書)より
4344009223
No.13
(4pt)

再読に値する本格ミステリ

叙述トリックもまだこんな使い方が出来るのかと思わせるヒネリの効いた作品。ひねりすぎて一読してピンとこないという難点もあるのだが、本作のもっとも素晴らしいところはトリックを生かすために隅々にまで神経をいきわたらせた描写にあり、そのことは再読することによってより深く味わえる。
仕掛けを優先した分、文章が若干読みづらく小説としては平坦であることも否めない。したがって本格ミステリを読みなれていない人には、若干ハードルが高いかもしれないが、本格ミステリをこよなく愛する向きにとっては、このよくできた作品にずっしりとした手ごたえを感じられるはずである。
さらに、クライマックスのカタストロフの美しさは、作り上げた世界を最後に手ずから破壊しつくしてしまうことを常とする麻耶作品の中でも突出していると思う。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.12
(3pt)

なかなか

久々にミステリーを読んでみたけど、改めてみすてりーの奥深さに関心させられた。
【麻耶雄嵩】と言う作者の作品を読んだのは初めてであったが、予想以上に面白くスラスラと読めてしまった。
この作品で気に入った部分は、殺人事件が起こるまでの、物語の前半部分である『自分の存在理由』について深く考えさせられるとともに、自分にあてはまっている様な来がした。
そして、物語の舞台を盛り上げるに詳しい描写が、良い雰囲気を出している。
犯人の推測も、自分の好きなパターンであった。
今後は、この作者の作品を読んでいきたいと思う。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.11
(4pt)

新書版なら御の字では?

ハードカバーでの刊行時には、ユーザーレビューは賛否両論でしたが、
新書版なら、十分元は取れる内容だと思います。
不自然な状況設定に輪をかける、見え見えの叙述トリック。
実に不自然な設定によって、「何か」を隠しているわけですが、さて何か。
探偵役が物語内の事件の真相を語る時、その「何か」も明らかになる。
なかなか良くできた合わせ技だと思いました。
蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書)より
4344009223
No.10
(3pt)

良くも悪くもない

盛り上がるシーンもなく終わってしまったというのが
読み終わったあとの感想です
この内容ならハードカバーのこれで読む必要はありません
文庫の値段なら妥協出来るのですが
過剰な期待はせずに読むのが良いと思います
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.9
(5pt)

やはり麻耶雄嵩は期待を裏切らない

見た目はオーソドックスで端正な新本格ミステリィ。でもやっぱり麻耶雄嵩はすごい。グレイト。ワァオ。って感じ。核となるトリックは2つ。片方は注意して読めば誰でも見破ることの出来る、ごく普通のもの。しかしもう片方のほうは猛烈。まさか、こんな普通のトリックでここまで驚かされるとは思ってもみなかった。オーソドックスな叙述トリックでも、見せ方と使い方を変えることによって、斬新かつ衝撃的なものに十二分に成りえることを証明している。実に上手い。そしてラストの閉じ方もグレイト。何とも意味深で、作者の意気が感じ取れる。読み終わったらすぐに再読すること間違いなしの傑作。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.8
(1pt)

十年前の叙述トリックと同じ

安孫子タケマル氏の探偵映画という作品の中で小説などによく使われるというトリックとして叙述トリックなるものの説明があり、これを知ったのは今から十年ほど前でした。殺戮にいたる病などでもこの叙述トリックは使われていましたが当時は免疫がなくだまされて新鮮でした。あまり小説をわたしは読みませんが最近の小説でもいまだにこのトリックが使われて読者に驚きを与えているというのがわたしにとっては驚きでした。前から使われてるジャンって感じで・・・。ひさしぶりにミステリーを読みたくなったのでこのミスのベスト10などの本を参考にしていくつか買いましたが伊坂幸太郎氏のアヒルやこの蛍も当然10年前のトリック以上の感動を与えてくれると思いましたがたいへんきたいはずれでした。むしろ人間ドラマとしても面白みに欠けていて退化しているのではないかと感じました。いつまで使い古された叙述トリックを我が物顔で作家たちは使うのでしょう?。進化した叙述トリックなら大歓迎ですがこれでは芸がないのではないでしょうか。プロとしての誇りはないのでしょうか?
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.7
(3pt)

不完全燃焼!

摩耶作品としては珍しく最後までサクサクと読めました。ただし、意表を突くトリックだときいていたのでかなり期待していたのですが・・・。正直「は?」って感想です。この作品では背筋が寒くなるような感動は得られませんでしたね。動機の部分でもイマイチ説明不足ですし。しかも、エピローグが意味不明。あんな終わり方にする意味がどこにあったのかさっぱりわかりません。関係ないですが、読後しばらくたってから登場人物が全て長崎県の都市名であることに気づきました。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.6
(5pt)

王道+捻り

主要登場人物が大学のサークルメンバーと聞いただけでゲンナリ、敬遠していたが、いざ読み終えてみると評判に違わぬ傑作だった。クローズドサークル、曰くつきの洋館と、意匠は本格ミステリの王道中の王道。テンポ良く読み進めるなかで常に付きまとう2つほどの「違和感」の正体が、結末に至って綺麗に明かされる快感。その仕掛けは、使い古されたお約束のトリックを大胆に逆手に取ったもので、読者の意表を突く。この作者の特長でもある、意図的なのか天然なのかわからぬ俗っぽい言いまわしの会話は好みではないが、本作では比較的それも控えめで、たっぷり楽しむことができた。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.5
(4pt)

前情報はなるべくなしで読むべき本格風ミステリ

とにかくこのこの系統のミステリは紹介するのが難しいのですが麻耶ミステリにしては薄味で、なおかつかなりトリッキーです。文章のことについて言われている人もいますが、ラストの後主人公について考えれば納得がいくものだという言及も既にファンの間でなされていました。ミステリに嵌っていて思い切りどんでん返しの妙味を味わいたい人にお薦めです。作者の作風に近くもっと妖しげな雰囲気の作品を好む方は「鴉」を読んでみて下さい。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.4
(1pt)

もう少し本でも読んで勉強なさい

こちらのレビューでも意見が分かれているようですが僕には最低評価の作品となりました。この人の作品は初読ですが他のはどうなのだと疑ってしまいたくなります。人物描写、会話、設定が稚拙すぎて他の「本格派」とは比べられないのではないでしょうか。やたら難しい言葉や漢字を使うだけでは文章の質は上がりません。結局、最後のトリックにしても読む側としては騙されたというよりも「は?」という印象です。ページを読み進めた何時間はたったこれだけの結末のためか?と感じてしまいました。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.3
(5pt)

やっぱり麻耶

新本格派が出てきた時の批判みたいな「リアリティーがない」とか「人が描かれてない」とかそういうのは置いといて、思いっきりだましてもらえてすごく気持ちよかった。詳しく書くとネタバレになるんで書けないけど、いままでありそうでなかった斬新なトリックじゃないのかな。麻耶雄嵩ファンほどだまされやすそう。とにかく、一言一句逃さず読めば最後の感動も倍増間違いなし。今までの麻耶作品みたいな「そりゃねーだろ」的な驚きではなく、「まんまとしてやられた」って感じ。間違いなく『鴉』に並ぶ傑作中の傑作。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.2
(1pt)

これはちょっと・・

正直、酷い作品だと思った。要はラストで驚かすだけのミステリーなのだが、登場人物・事件の背景・登場人物の会話などに全く現実味が感じられない。確かにミステリーにはこの手の作品が多いのも事実で、非日常的な物語を表現する以上ある程度は止むを得ないのかもしれないが、ここまで現実味が無いと臨場感もへったくれもないと思う。ラストのトリック(これも単に小説としてのトリックであってミステリーのトリックとは全く別物)に凝るのも良いが、作者はまず登場人物(+会話)の描写について学んだ方が良いのではないだろうか。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.1
(4pt)

案外まとも、でも驚愕!

麻耶雄嵩さんの本には毎回驚かされます。まず人名からして人を食っている、そして読者の理解を求めないかのような展開。「夏と冬の~」「鴉」といった名作(迷作)に比べればすごくまとも。綾辻さんの館シリーズを思わせる、怪しげな豪邸、豪雨で外界と断絶、連続殺人…とまさにこれぞ本格モノといった展開。そして最後であっといわせる。さすがだなあと思う。でも、これならほかの人でも書けたんじゃないかなという気もする。すごく面白いし、びっくりしたし、傑作だなあと思う。でも、麻耶雄嵩ならもっとすごいの書けるんじゃないと思わずにいられない。そもそも1回読んだだけで理解できるなんて麻耶雄嵩じゃないよ!と不満も。そういう思い入れを抜きにすると面白いし、シリーズモノじゃないし麻耶雄嵩入門にはぴったり。これが気に入った人はぜひとも刊行順に麻耶雄嵩の本読んでみてください。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X