朝のガスパール

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評判

朝のガスパールの評価:

4.12/5点 レビュー 17件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21〜33 2/2ページ
No.13
(5pt)

小説の限界を超えた

新聞連載で、読者参加型の小説です。
「虚構と現実が入り混じり」と書くと割とありきたりに聞こえますが、
ほんとに混じっちゃってます。
終盤あたりは感覚として「本」ではない別のものに思えたくらいです。
筒井作品すべて読んではいないですが、今のところ一番好きな作品です!
お勧めします。
朝のガスパール Amazon書評・レビュー: 朝のガスパールより
4022564830
No.12
(5pt)

小説の限界を超えた

新聞連載で、読者参加型の小説です。
「虚構と現実が入り混じり」と書くと割とありきたりに聞こえますが、
ほんとに混じっちゃってます。
終盤あたりは感覚として「本」ではない別のものに思えたくらいです。
筒井作品すべて読んではいないですが、今のところ一番好きな作品です!
お勧めします。
朝のガスパール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 朝のガスパール (新潮文庫)より
4101171343
No.11
(5pt)

最高の作品。

怪我をして、入院していた時に、この本を読みました。 すごく夢中になったのを覚えています。最初のページから、グイグイひきつけられます。興奮して、体は動かせないのに、体中に力が入りました。退院してからもまた読みました。入院したことは、良くなかったけど、それでこの本に出えたんなら、すこし報われたかと思えたくらいでした。
朝のガスパール Amazon書評・レビュー: 朝のガスパールより
4022564830
No.10
(5pt)

最高の作品。

怪我をして、入院していた時に、この本を読みました。 すごく夢中になったのを覚えています。最初のページから、グイグイひきつけられます。興奮して、体は動かせないのに、体中に力が入りました。退院してからもまた読みました。入院したことは、良くなかったけど、それでこの本に出えたんなら、すこし報われたかと思えたくらいでした。
朝のガスパール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 朝のガスパール (新潮文庫)より
4101171343
No.9
(5pt)

筒井メタ・フィクションの最高傑作と思ってます

周知のとおり、当作品は新聞連載小説として書かれ、パソコン通信や投書での意見、感想を作品に取り入れていくという実験的な手法で進行します。

 主軸である夫妻の物語、作品内作品としての遊撃隊の物語、無責任で理解の無い投書にいらだつ作家と担当の会話、そして筒井康隆本人などの複数のストーリーが一気に集約していく終盤の展開に、リアルタイムの読者は大興奮でした。

 しかし、文庫版は真鍋画伯による挿絵が収録されていないのが実に残念です。当時は毎日作品の内容に沿って挿絵が描き下ろされており、この作品の見所の一つでした。
朝のガスパール Amazon書評・レビュー: 朝のガスパールより
4022564830
No.8
(5pt)

筒井メタ・フィクションの最高傑作と思ってます

周知のとおり、当作品は新聞連載小説として書かれ、パソコン通信や投書での意見、感想を作品に取り入れていくという実験的な手法で進行します。

 主軸である夫妻の物語、作品内作品としての遊撃隊の物語、無責任で理解の無い投書にいらだつ作家と担当の会話、そして筒井康隆本人などの複数のストーリーが一気に集約していく終盤の展開に、リアルタイムの読者は大興奮でした。

 しかし、文庫版は真鍋画伯による挿絵が収録されていないのが実に残念です。当時は毎日作品の内容に沿って挿絵が描き下ろされており、この作品の見所の一つでした。
朝のガスパール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 朝のガスパール (新潮文庫)より
4101171343
No.7
(3pt)

まさに実験作

コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務・貴野原。その美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと”まぼろしの遊撃隊”がやってきた! 

かくして債務取立代行のヤクザ達と兵士達の銃撃戦が始まる・・・・・・と粗筋だけ聞けばそう目新しい印象を受けないだろうが、さに非ず。多重虚構構造を設定し、最終的にその「壁」を全て取り払ってしまうという「実験」もさることながら、新聞連載という特性を利用して読者の投書、そしてパソコン通信『電脳筒井線』へのメッセージをも巻き込んだ前代未聞の読者参加小説なのである。

 しかし、アイディアは非常に面白いと思うのだが、内容はそれほどではないと思う。手を広げすぎてストーリーの収拾がつかなくなっているような気がする(筒井作品ってみんなそうじゃん、と思う人もいるかもしれないが、筒井作品はメチャクチャに見えて筋が一本通っているというのが私の持論である)。 少なくとも現在進行形で読むことが出来ない今後の読者にとっては大して魅力的な作品ではないだろう。ただ筒井作品の登場人物たちが随所に出てくるなどサービス精神旺盛な作品なので、筒井ファンにはたまらない作品だろう。第13回日本SF大賞受賞。
朝のガスパール Amazon書評・レビュー: 朝のガスパールより
4022564830
No.6
(3pt)

まさに実験作

コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務・貴野原。その美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと”まぼろしの遊撃隊”がやってきた! 

かくして債務取立代行のヤクザ達と兵士達の銃撃戦が始まる・・・・・・と粗筋だけ聞けばそう目新しい印象を受けないだろうが、さに非ず。多重虚構構造を設定し、最終的にその「壁」を全て取り払ってしまうという「実験」もさることながら、新聞連載という特性を利用して読者の投書、そしてパソコン通信『電脳筒井線』へのメッセージをも巻き込んだ前代未聞の読者参加小説なのである。

 しかし、アイディアは非常に面白いと思うのだが、内容はそれほどではないと思う。手を広げすぎてストーリーの収拾がつかなくなっているような気がする(筒井作品ってみんなそうじゃん、と思う人もいるかもしれないが、筒井作品はメチャクチャに見えて筋が一本通っているというのが私の持論である)。 少なくとも現在進行形で読むことが出来ない今後の読者にとっては大して魅力的な作品ではないだろう。ただ筒井作品の登場人物たちが随所に出てくるなどサービス精神旺盛な作品なので、筒井ファンにはたまらない作品だろう。第13回日本SF大賞受賞。
朝のガスパール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 朝のガスパール (新潮文庫)より
4101171343
No.5
(5pt)

筒井康隆、挑戦す。

今では考えがたいことだが、筒井康隆はアサヒ新聞に(!)
小説を連載していたことがあった。
もちろんただの小説であるはずがない。
連載しながらネット会議室や読者の投書を参照し、
展開に反映されるという形式を採ったのだ。
その結果はSFファンからはサロンのシーンが駄目だと言われ、
アサヒの読者からはSFを載せるなと言われ…。
発表当時は色々と気苦労も多かったようだが、
きちんと作品としてまとめてあるのはさすがの一言。
ファンならずとも、SFを毛嫌いしない方ならどうぞ。
朝のガスパール Amazon書評・レビュー: 朝のガスパールより
4022564830
No.4
(5pt)

筒井康隆、挑戦す。

今では考えがたいことだが、筒井康隆はアサヒ新聞に(!)
小説を連載していたことがあった。
もちろんただの小説であるはずがない。
連載しながらネット会議室や読者の投書を参照し、
展開に反映されるという形式を採ったのだ。
その結果はSFファンからはサロンのシーンが駄目だと言われ、
アサヒの読者からはSFを載せるなと言われ…。
発表当時は色々と気苦労も多かったようだが、
きちんと作品としてまとめてあるのはさすがの一言。
ファンならずとも、SFを毛嫌いしない方ならどうぞ。
朝のガスパール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 朝のガスパール (新潮文庫)より
4101171343
No.3
(3pt)

未読の山で身毒に

第1刷発行は1992年。朝日新聞連載小説「朝のガスパール」執筆のために立ち上げたパソコン通信サイトのlog。横書き。筒井康隆は笑犬楼またはジャズ大名または唯野教授を名乗る。朝日新聞担当者、渡辺香津美、山下洋輔も登場。p62に麻紀の話題が出る。サイトというメディアの性質のためか本にして読むと狂騒的で未読の山に苦しんでいる。今ではサイトの方がメインで新聞の方がサブという時代。時の流れは速いなあ、という感想を持ってしまう。もう少し時間が経過すれば歴史考証として価値が出るかも。
電脳筒井線―朝のガスパール・セッション Amazon書評・レビュー: 電脳筒井線―朝のガスパール・セッションより
4022564172
No.2
(5pt)

読者参加小説

紹介するまでもありませんが、この小説は1991年10月から1992年3月まで、朝日新聞朝刊に連載された小説です。ゲームの世界の人物が現実世界に出現するという超自然的な設定以上に驚かされるのが、この小説の展開が、投書やパソコン通信により読者から寄せられた意見に左右されるという、「読者参加」小説であることです。まさに「筒井ワールド」の新展開と言えます。インターネット全盛の現在ならともかく、単なる双方向通信の時代に、メッセージ数が23,805を数える(「電悩録ー解説にかえて」より引用)という事実はまさに驚異というほかありません。小説上で筒井は、櫟沢という人物に名を変え、筒井とは違う次元で、冷静な判断をくだしていきます。また、ゲーム「まぼろしの遊撃隊」の作者がご存知、時田浩作という設定も筒井ファンにとっては泣かせる話です。小説中で、美貌の人妻貴野原聡子が借金清算のため不倫を働く場面が、読者の要望で変えられてしまうなど、この小説の真髄を見せられます。野性の女性隊員穂高、チャーリー西丸など強烈な個性を発揮する人物も多く、決して途中で退屈することはありません。
朝のガスパール Amazon書評・レビュー: 朝のガスパールより
4022564830
No.1
(5pt)

読者参加小説

紹介するまでもありませんが、この小説は1991年10月から1992年3月まで、朝日新聞朝刊に連載された小説です。ゲームの世界の人物が現実世界に出現するという超自然的な設定以上に驚かされるのが、この小説の展開が、投書やパソコン通信により読者から寄せられた意見に左右されるという、「読者参加」小説であることです。まさに「筒井ワールド」の新展開と言えます。インターネット全盛の現在ならともかく、単なる双方向通信の時代に、メッセージ数が23,805を数える(「電悩録ー解説にかえて」より引用)という事実はまさに驚異というほかありません。小説上で筒井は、櫟沢という人物に名を変え、筒井とは違う次元で、冷静な判断をくだしていきます。また、ゲーム「まぼろしの遊撃隊」の作者がご存知、時田浩作という設定も筒井ファンにとっては泣かせる話です。小説中で、美貌の人妻貴野原聡子が借金清算のため不倫を働く場面が、読者の要望で変えられてしまうなど、この小説の真髄を見せられます。野性の女性隊員穂高、チャーリー西丸など強烈な個性を発揮する人物も多く、決して途中で退屈することはありません。
朝のガスパール (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 朝のガスパール (新潮文庫)より
4101171343