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黒い鯱
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黒い鯱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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1978年、「週刊現代」に連載された鯱シリーズ第二作目。 「○月○日にお前を殺す」〜突然に届く脅迫状。その手紙を受け取った人物は何者かの襲撃を受けて必ずその日に殺されてしまう。今までに資産家親子、財団連会長、広域暴力団組長などが脅迫状を受取り次々と殺されていった。多数の護衛を付けても無駄だった。襲撃者は常人の力とは違う不気味な力を持っている。後にこの連続予告殺人犯の正体は、幻術を使う中国人兄弟のグループ<黒い鯱>だと判明した。そして今度は時宗首相宛に殺人予告状が届いた。黒い鯱は仙石文蔵をリーダーとする四人の超人集団を抹殺する為に挑戦する手段として連続予告殺人を行ってきたのであった。 シリーズ二作目の敵は、主人公グループと同じ能力を持つ幻術使いの中国人四兄弟。かつて仙石文蔵に父親を殺された怨みを晴らす為に戦いを挑んできた。仙石の仲間がこの兄弟と戦うがお互いの力はほぼ互角。まるで忍者同士の戦いのような幻術合戦が繰り広げられる。走る速さやジャンプ力が普通の人間よりも何倍も優れている超人の関根十郎、天星清八、十樹吾一。リーダー格の老人仙石文蔵は思念という超能力を使って人の心を操ることが出来る。超能力バトル満載な展開がマンガ的な荒唐無稽さであるが、文体はいつものリアリスティックな寿行節だ。 | ||||
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