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夜明けの街で
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夜明けの街での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全162件 121~140 7/9ページ
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妻子持ちの主人公が、新しく来た派遣社員との不倫に堕ちてしまい・・・初めは家庭は家庭で大切にしてね、といわれその通りにしていたはずなのに、ことあるごとにはずみがついてゆき、どんどん深みに嵌り、ついには家庭を捨てても構わないと思うように・・・十年ほど昔、まさにこの小説を地で行くような経験をした人間にとっては、ものすごく身につまされました。 まさか自分のことを書いてあるのではないか?どこで調べたんだ?と勘繰ってしまうくらいでしたが、考えてみればあれほどドラマチックに燃え上がっていたつもりの自分も、絵にかいたような不倫の典型的なパターンに溺れていただけだったのかと。 ミステリーとしては、結末がありきたりかもしれませんが、男女の感情の機微そのものを題材としたサスペンスとしては、一級品だと思います。 | ||||
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最後まで読んで、自分のコトと妻のコト書いてあるのかと思った。 どっかにこんなストーリー(告白)あったんでしょうか? こわい すごい東野圭吾 | ||||
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妻子ある男性は夢を見ちゃーイカンです。思い知らされました。でも夢ぐらい見てもいいんじゃないかと思い直しました。なかった殺人事件が、作り上げられた!!。思い込みとは恐ろしいものです。人間ひとつのことを思い込むとなかなかそこから抜け出せません。何事においてもそうですよね。柔軟な発想と思考能力。日頃から訓練訓練。 | ||||
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この作品ゎ推理小説と言うよリ人間問題?を描いた作品だと思います。読み進める中で人間の情?本能?が見えた気がしました。 | ||||
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本を読んで現実逃避をしたい人にはお勧めできませんが、本を読みながら「現実」を一緒に味わいたいのであればお勧めです。一般サラリーマンの心情、派遣社員の女性、まさにそのままを語っています。このような状態に陥った経験の方もたくさん居るはずです。実際私もそれに近いことがあったので、余計に面白かった。 | ||||
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多くの方が書かれていることとかぶるが、東野作品の読みやすさは納得。主人公の人間くささ。刺激を求める部分や、冷めていく気持ち。失う怖さ。ほっとするずるさ。一つ一つがなんとなくわかる気持ちだけに、やっぱり人間描写がうまいなあと思った。 主人公の女性の性格形成や、男と出会うまでの生き方など少しずつ描写をしていてそのままそれほどに処理されていないことも多かったように思う。 トリックは途中からなんとなく読めてしまったところもあった。 それでも面白かった。 | ||||
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これは、ミステリーと思って読むと期待はずれになると思う。 ごくありふれた妻子持ちのサラリーマンが、彼の勤める会社に派遣社員としてやってきた女性と恋に落ちる話。 2人の出会いも、不倫の恋も、これといって特別に変わったことはなく、言い換えれば誰にでも起こりそうなこと。 だからこそ物語に入り込みやすかった。 東野作品の良さはキレイごとがないことであると私は思うのだが、 これもものすごく純粋な不倫(恋愛)を書いているのに、そこに男の狡さ、女のしたたかさ、強さ、 そういうものもちゃんと入れ込まれてあり、なるほどその通りといちいち納得しながら読んだ。 結婚に夢見てる女性にはお勧め出来ない作品かもしれない。 | ||||
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基本的には不倫の物語です。それにサスペンスの要素を絡めています。正直、妻子持ちの人間が読むと胸が痛くなるかも・・・。相変わらず東野圭吾の作品の結末には衝撃を受けます。今回はちょっと切ないかも。あと女性の怖さというものをこの作品からは感じ取れるはずです。きっと・・・。 | ||||
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不倫という恋愛的側面と15年前の殺人事件というミステリ的側面を合わせもったおもしろい話だった。よくありがちな設定だが、不倫する男はバカだと思いこんでいた渡部が秋葉に魅かれていく様子は丁寧に描かれていて、説得力があった。ただ、事件の真相はなんとなく予想できるものだったし、最後の終わり方もあっさりしていて残念だった。 | ||||
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東野さんというだけで読んでみたものなので、どういうものかわからないまま読み始めました。 結末はありましたが、きっとこの後こうなるんだろうな・・というのが読者任せになった感じです。 ライトな感じで、後味も悪くなく、わたしはけっこう気に入りました。 似たような経験をした自分にとっては、周りもそうなのかなな・・と 感情移入できたので。 サスペンス、推理ものとはちょっと違うと思います。 いろんな世代、男性、女性、人生で感じ方は変わると思います。 | ||||
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あまり評判が良くないようですがこれはミステリーとして買った方はがっかりするのかもしれませんね。この彼女は実に魅力的です。だんだん不倫にのめりこんでしまう主人公につい感情移入してしました。これは映画向きかもしれませんね。読んでいる間配役は誰が良いのか考えましたが良い考えが浮かびませんでした。不倫に嫌悪感のある方は生理的に駄目かもしれません。私は佐藤正午さんの作品も大隙なのですがこの作品はどちらが書いたかわからなくなるくらい東野さんらしくない(?)タッチでした。佐藤さんもそうですが小説の上手い人と言うのは作風もバラエティに富んでいますね。 | ||||
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殺人と不倫・・・ といっても、殺人の容疑者との不倫なんですが。 東野さんも、当たり外れの多い人ですが、これは私的には「小当たり」 とにかく、渡部が不倫に嵌っていく過程が、なんともリアルでおもしろい?(笑 男ってなーみたいな感じで、楽しめました。 そして、やたらと嵌っている癖して、自己防衛本能が働いているのもまた、おもしろい。 まあ、男性視点の身勝手な不倫なんですけどね。 文章がとても読みやすいので、瞬く間に読めますよ。 | ||||
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これは心のミステリだね。 「私、謝ることができないんです」 そんな女がいるか? そんな女に惚れるか? まさにミステリ・・ そんな秋葉(アキバかと思った)が契約社員として 入ってきて、もうすぐ40に届こうとしている 「男ではなくなったオヤジ」の一人、渡部に変化が起きていく。 とても気の利く奥さんと可愛い幼稚園の女の子。 こんな家庭があっても 心に隙間はあるもんで。 「男」でなくなってる時点で、ヤバイよね。 深みにはまっていく秋葉との恋。 お決まりの「クリスマスイブ」「バレンタイン」「ホワイトデー」 友人を巻き込んでの妻へのウソ。 この渡部が秋葉に嵌っていく過程には 秋葉の本当のことを言わない15年間の真実が。 そこがものすごいミステリ。 さすが東野圭吾。 だから、この二人は不倫関係から始まる。 秋葉の実家で起きた事件の真相。 時効まであと数ヶ月。 秋葉は、何を隠しているのだ!!! もうね、本が離せなくなる。 最後の4分の1くらいからは特に。 先が読みたくて読みたくて。 あんまり、この小説って新刊で出たときに東野ファンから 評価が高くなかったんだよね。 「不倫不倫不倫」って。 ぜんぜん、着眼点はソコじゃない。 心だよ。 良かった、ハードカバーだけど思い切って買って。 東野圭吾さんへ ちゃんと今回も古本屋じゃなくて、新刊を本屋さんで 買いました。 | ||||
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不倫のお話。 こ〜いう風に男の方って思ってるんだ! って、感じて。 でも?本音?建前??? 主人公は普通のサラリーマンの渡部。 妻子あり。 秋葉って可愛い名前の派遣社員と…。 どうなるんだろ? って。 たんたんと進んじゃって。 加速度的じゃないんだけど。 その先の興味だけで読み進んで。 でも、でも。 Lastは考え込んじゃいますね。 不倫の重さ?かな? 〜それであたしは決心した。訊かない以上は、あたしも答えない。〜 この抱え込み方は??? はてさて。 シンプルなんだけどね。 ひとつ確信というのか。 納得というのか。 答え?があるお話だと思っております。 | ||||
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私は会社の女の子に恋心を抱いている既婚者なので、主人公の気持ちがよくわかり、はらはらドキドキしながら、一気に読み切ってしまいました。 ミステリー小説をそんなに読んだことがないので、最後の展開にも大いに驚き、読み終わった後「おもしろかったー」と独り言を言ってしまったくらいです。 皆さんの評価はそんなに高くないようですが、僕は本当に面白かったです。 最高でした。もう一度読み直します☆ | ||||
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帯には「東野圭吾の新境地にして最高傑作」とあった。不倫がらみの計算されつくしたミステリーでした。しかしいい年した男が、簡単に若い娘と不倫になるのか、ちょっとうそっぽいかな。 | ||||
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まだ高校生なのですが、不倫の良いいとこ悪いとこを知りました(笑)僕も秋葉に惚れた男の一人です。面白いですが、推理物が好きな僕としてはちょっと物足りないかな。 | ||||
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赤い糸か。そんなものはない。これは断言できる。 ふとしたきっかけで不倫関係に陥った渡部。そして、不倫相手の秋葉には、15年前の殺人事件の疑惑が浮上した。 ありえないぐらい一途で、報われない男の愛を「白夜行」や「容疑者Xの献身」で描いてきた東野氏であるが、本作の主人公は全く毛色がちがう。いわゆる普通のおじさん。かっこよくもなければ、強い決意も、覚悟もない。でもその分だけ、彼の反応には共感できる部分が多い。 不倫に陥ったまじめな男の心理が非常によく描かれている。相手への誠意を尽くそうとする気持ちと、安定した生活を捨てて、奥さんとの修羅場を選ぶことをためらう気持ちとの葛藤。身につまされる話だ。 ミステリー部分は、まあそんなものかな。という程度であるが、不倫の心理描写の部分は、番外編の「新谷君の話」も含めて、非常にリアルで面白い。 東野氏の他の作品のような「熱い」思いはないが、これはこれで楽しめる作品であった。 | ||||
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東野圭吾が描く恋愛物って、どんな感じだろう? そんな疑念を持ちつつ手にしたのが本書。 建設会社の主任・渡部は妻と娘がいるごく普通の、しかし小さな幸福を感じている中年男。その一方で、会社の部下・仲西秋葉と一線を越え、不倫の恋に落ちる。だが彼女は、時効間近の殺人事件の容疑者だった。 両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、15年前、父の愛人が殺されたのだ。 ずるずると深まっていく二人の関係。 彼女は「時効になったら話したいことがある」と言う。 果たして事件の真相とは? 時に滑稽な中年男の恋愛感情を中心に、巧みな展開で読者を振り回してくれる。こんな東野圭吾も、たまには良いかもしれない。 | ||||
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東野圭吾は期待を裏切らない!それが読後の感想。 40才目前のサラリーマンと派遣社員の不倫。 ドラマでもおなじみの設定ですが、ありきたりの話にならないのが 東野作品。 登場人物のなにげない会話や動作の一つ一つが、結末を読んだ後では 全て納得できます。 事件の真実も意外性はあるものの「そりゃないぜ!」というような突飛なものでもなく 十分に楽しめました。 同時収録されていた「新谷君の話」もおもしろかったです。 ”不倫がばれて離婚を切り出したときの妻の反応”の描写は良かったです。 | ||||
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