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夜明けの街で
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夜明けの街での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全162件 101~120 6/9ページ
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終わり方に毎回驚かされるが、最初からの設定なのかあくまで読者のための脚色なのか。・浮気は1回目、2回目以降からは不倫という。 なるほどなと思いました。独身の場合は、浮気のみで不倫にはならない。・奥さんと別れても幸せにはならない。 そもそも、すんなり別れてもらえると思ったら大間違いだぞ、というのが印象深い。私の中では、信頼関係、愛情が無くなったら離婚しても仕方がない。「別れないで」と相手にお願いするのはないね。思ったのは、浮気するなら独身時代だということ。・「彼女こそ運命の人」結婚後出会ってしまったらどうするんだろう。 結婚していても、子供がいなければ離婚してその人と結婚すればいい。・愛人とはそもそも我慢しなければならない。 彼と会えなくても、結婚したくてもそれは思い通りにならない事を最初から覚悟しないといけない。好きという気持ちを抑えるなんて、苦しそう。人は、いっぱいいるのにね。 | ||||
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不倫なんてありえないと言う主人公です。そんな主人公が自然の流れで不倫に陥ります。主人公は、私と共通点も多くてすっかり夢中になって読みました。特に、最後の最後まで展開が分らない東野さんらしい本で私のお気に入りベスト5に間違いなく入る本です。後半100ページ位になるとこの本が終わってしまう寂しさと、物語が今後どうなるか?で次の日は仕事なのに読まずにいれず、すっかり徹夜覚悟で一気読みしました^^。テレビで東野さんが原作の【秘密】も志田さん主演で放映されました。現在大人気の東野さんの人気の秘密がとても分かった気がします。買って後悔のない本だと思いますよ。ぜひ読んで下さい。 | ||||
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最初は不倫話でいつもの東野圭吾の小説とは違うなあって思いつつ読み続けましたが、意外や意外、不倫相手が時効間近の犯人かも知れないって内容でグングン引きつけられて一気に読んでしまうほど内容が深かったです。最後のどんでん返しを推理しながら読むのも良いかも。 | ||||
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東野作品としては、賛否両論がある作品だと思う。私は、不倫モノがメイン、ミステリーはサブというつもりで読んだから、十分楽しめた。そういう作品なので、事件の謎は、東野作品にしては珍しく、途中で予想できた。でも、謎が解けた後の不倫の結末の方に、いつもの東野らしさが出てくる。正直、既婚男性なら、楽しめる作品だと思うが、独身には、特に女性にはあまりお勧めできない作品です。私も、東野作品は、いつも妻と”回し読み”していますが、これは読ませたくないので、ブックオフ行きです。 | ||||
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ちょっとしたきっかけから、殺人犯かもしれない女性と不倫することとなった、フツーのサラリーマンの物語。不倫相手の秋葉によってだんだん深みにはまっていく主人公渡部の危なっかしい行動に、読んでいる方も思わず主人公と同じくハラハラしたり、罪悪感を感じたりする。この男性心理の描写の巧さはさすが東野圭吾。また秋葉のような影のある女性キャラクターも筆者が得意とすることは、「白夜行」や「幻夜」を読んだ人ならわかるはず。二人の関係はどんどんエスカレートし、渡部はずるずると深みにはまっていく。ストーリー上にすごい大仕掛けがあるわけではなく、ミステリー度の高い作品を期待する読者は肩すかしをくらうかもしれないが、それでもラストで解明される15年前の事件の謎とそこからのエンディングは、読者を切なく、少し苦しく、でもなにか救われたような気にさせる。読後、また「白夜行」が読みたくなった。 | ||||
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悲しくも、前向きにも、やさしくも・・・さまざまな感情を感じられる作品。読みながらその世界に引き込まれ不思議な感覚に陥る。 | ||||
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数ある東野圭吾作品の中でも、もっとも面白かった作品の一つです。東野圭吾には毎回、人物設定や人物像のうまさには唸らされますが、不倫相手の女性が「31歳独身」というだけであらゆる問題・苦悩などが想像させられハラハラドキドキの連続でした。不倫したものではないと判らない高揚感や焦燥感、離婚したものには良くわかる気持ちの描写には唸らせられました。不倫、離婚を経験してなければこれほど楽しめなかったでしょう。 | ||||
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不倫男の物語に、ミステリー的な要素を加えた作品です。謎が、解けるのと同時に、不倫男も一つの結末を迎えます。 不倫男の描写がメインで、ミステリーの部分は、不倫男の末路を描くためのスパイスと言ったところでしょうか。 しかし、このスパイスがあるからこそ、一つの物語として、成り立っていように思います。 不倫をメインにしつつ、そこにミステリーを組み会わせて、一つの作品を仕上げるあたりに、東野圭吾の筆力を感じます。 東野圭吾が描く不倫の世界を覗いてみるのも一興でしょう。 | ||||
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これを書きながら筆者の頭の中では サザンオールスターズの「LOVE AFFAIR(秘密のデート)」が ぐるぐる周っていたのではないでしょうか。 タイトルもズバリ歌の出だし通り「夜明けの街で」、舞台も横浜。 秘密のデートを重ねる主人公とその愛人、 しかしその愛人には、さらなる秘密が。 最初の数十ページ、出会いのシーンは、 読んでる方が恥ずかしくなるほどのクササ満載。 しかし、謎をからめながらの後半は、存分に楽しめた。 不倫についての講釈は、ほぼ一般論だけれど、 主人公の奥さんの卵のサンタクロースの話や、友人の不倫の話など、 本妻というものの強大さをあらためて実感させられた。 サクッと読めて、サクッと楽しめる、 不倫ミステリー!? | ||||
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恋する主人公の気持ちがよく描かれて いました。(世間的には不倫ですが・・・) 楽しい恋愛が徐々にミステリーになっていく 様子がとても面白かったです。 | ||||
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ラジオでサザンオールスターズのヒット曲「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」が流れてて、DJがこの曲がモチーフとなっている小説があるって、不倫サスペンスで一気に読めるよって紹介してました。それがこの「東野圭吾 夜明けの街で」です。 サザン大好き40過ぎのおやじは飛びついて読んじゃいました。刺激的です!憧れます!苗場スキー場のシーンなんか泣けます。「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」の歌詞みたいに胸がキュンとなるシーンがいくつもあります。そして結末は… こんな甘い恋に出会いたい!破滅してもいいから!って思うよ絶対! | ||||
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東野圭吾作品は多く読みましたが、読後感は初めての感覚でした。 最後まで結局推理モノなのか、不倫モノなのかは私は分かりませんでした。 しかし、決して中途ハンパ感じをさせないのでさすが東野圭吾、と思いました。 浮気心がある既婚男性には是非読んでいただきたいです。 自分は浮気なんてしない、と思っている人も。 | ||||
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東野圭吾ファンなので、買いました。 他の方のレビューにも書いている方がいらっしゃいますが、結論は、他の東野圭吾作品ほどインパクトはありませんでした。推理小説としては、ちょっと・・という感じです。 ただ、恋愛小説(不倫モノ)としては、すごく楽しめます。 実際に不倫している(もしくは、していた)人は、共感できる部分もあり、また「バレていない」と思っている人には、背筋も凍るほど怖いお話でもあります。 | ||||
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不倫の話。 たかが不倫、されど不倫。とても奥深かった。 不倫するサラリーマンの気持ちが表裏全て、浮かれた気持ち、焦り、動揺、感じることが良く伝わってきた。 不倫相手にこう言われればそりゃ嬉しいだろうなとか、あ、こういわれたら確かに一歩引くなとか、作者が男性だからか、男性として読むとどの場面においても共感ができる。 逆に女性の立場から読んでみると(つまり奥さんの側)、かなり手の込んだアリバイ工作にもう感心するしかない(苦笑) そして女性の怖さもわかる。奥さんと不倫相手。二人は全く違う形でこのサラリーマン男をじわじわと締め付けていく。 不倫相手として徐々に男を虜にして主張を広げていく女と、何も言わないし何も気付いていないのに、無邪気に核心をついてくる妻。 伏線としての昔起こった殺人事件の絡みも面白い。男が不信感を得ていく引き金になりつつも、その殺人事件に自分の気持ちの言い訳を繋げようとする無意識の行動が滑稽なほど面白い。 不倫の是否を問うお話ではない。ミステリーともちょっと違う。 どういうカテゴリーなのか、考えてしまうところにこの本の面白さがあると思った。 | ||||
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東野圭吾さんの他の作品とはちょっと毛色が違うなと思いながらも、テンポの良いストーリー展開とわかりやすい描写に引き込まれ、一気に読み切ってしまいました。 どちらかと言えば男性が読んだほうがリアルで面白いと思います。 でも、平穏に暮らす主婦の私にとっては刺激的なストーリーで、奥さん側と不倫女性側の両方の立場に自分を置き換えて楽しませていただきました。 | ||||
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帯に書かれている文言に誘われてページを開いたときに、1行目の入り方に惹かれてしまいました。 東野作品を多く読んでいるわけではないので他の作品との比較は難しいですが、面白かったと思います。 ただ、ガッツリとしたミステリーを期待している方には少し物足りないかもしれません。 読み物としては面白いと思います。 | ||||
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世の中に不倫している人はごまんといるのだろうけど、きっと男性側の心理状態としては本書の主人公と同じようなものではないでしょうか?私も不倫は良くないと頭では考えますが、自分が同じシチュエーションに陥った場合、「ちょっとだけなら」という気持ちからズルズルとその関係に陥ってしまうのではないかと考えてしまいます。わたしの今までの経験から、不倫に陥るのは仕事ができて、家庭を大切にするまじめな中年男性が多い気がします。そうでないと不倫相手だってその男性に惹かれないでしょうしね。 本書は不倫を否定しているものではないので、このような経験を持つ男性読者からみれば、気持ちを汲んでくれる仲間を得たような感覚でしょうし、女性読者から見たら不倫する男性の心理が非常によくわかるのではないでしょうか? さて、上記のように不倫に関する描写としてなら最高の本だと思いますが、東野圭吾のミステリーファンにとっては、いまいち納得できない内容かもしれません。だから私は敢えて「不倫小説」というジャンルに絞って星5つとさせていただきました。 | ||||
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時効をまもなく迎えようとする事件のためか?殺人事件について臨場感はなく、遠い記憶の中で起こった事件という印象が強かったです。 メインは派遣社員としてやってきた30前半の独身女性と40手前の家庭と仕事一筋できた男性の不倫です。男性の心理描写がリアルに描かれていますが、突然自分の身に降りかかった他人事でしかなかった不倫が、真面目すぎる性格ゆえの心の葛藤が第三者には滑稽に映ります。 不倫に関しては男性の心理描写のみで、独りよがりな印象を受けましたが、なぜ女性側の心理がまったく描かれていないのかはラストにわかります。 ミステリー作品を!という方には物足りないと思いますが、私は十分楽しめました。 | ||||
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この本は帯からまず惹かれました。 「この恋は、甘い地獄。彼女が天使とは限らない。」 妻に嘘を重ね、主人公は罪悪感にかられながらの愛人との愛の営み。 一度彼女との甘い時間を過ごしてしまうとその生活から逃れることができない。まさに甘い地獄。 そして彼女に隠された過去の殺人事件の出来事。彼女は真犯人なのか、そうではないただの天使なのか。 主人公の不倫描写、心情はすごく細かくて納得し、リアルでしたが 殺人事件の方はもっと奥深くまで芦原刑事などの事件を追う者の心情があってもよかったと思います。 しかし全体的にはわたしの読書のペースにしっくりくるゆったりなストーリーでよかったです。 | ||||
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世間的にはあまり評価が高くないようですが、個人的にはすごく好きです。東野作品の裏No.1を選べと言われれば、おそらくこれを選ぶかも。確かに、ミステリーとして読めば、過去の作品のようなパワーはないかもしれません。「手紙」のように感動を与えてくれる作品でもありません。しかし、一人の男の心情を丁寧に書ききっているところはやはり素晴らしいと思います。馬鹿にしていた不倫の世界にドップリとハマってしまい、家庭と愛人の両立に苦しむ前半。殺人容疑で疑惑を持ってしまった上、相手の本気さにビビってしまう後半。様々な葛藤が繊細に描かれています。男は弱いな〜とか、女は怖いな〜とか、色々と考えながら読み終えました。ラストに納得いかない人もいるみたいですが、これでスッキリした形で終わったら現実感がなくなってしまっていたんではないでしょうか。モヤモヤを残して読者に色々と考えさせる、素晴らしいラストだったと思います。この作品は、「東野圭吾といえばミステリー」というイメージが強すぎたせいで評価が下がってしまった気がしてなりません。ぜひ、イメージを取っ払ってから読んでほしい作品です。 | ||||
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