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夜明けの街で
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夜明けの街での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 41~60 3/4ページ
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読んでいて秋葉の動機が弱いな、と感じました。 ただ、不倫の不毛さは良く書けてるんじゃないかな。 不倫中で妻に隠している人は必読です! 現実は、妻だって時間作って不倫するよね?本人にその気があるなら。 | ||||
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東野圭吾さんらしいと言えばらしいけど、もうちょっと何かほしかった気がしました。 不倫のお話ですが、主人公は奥さんにはバレてないと断言してたけど、女性の立場から言わせていただくと、奥さん絶対気づいてる(笑)と思いました。そういうのを考えながら読んでると結構楽しかったです。フツウの不倫のお話に、ちょっと事件のエッセンスが混じった、そんな作品のイメージを受けました。ミステリーなんだけど、でもミステリーじゃない。。。なんかあやふやな感じがしたので☆3つにしました。 | ||||
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東野さんはいろんなジャンルを書いていますが、これは「切ない系」に当たるのでしょう。 謎を持った女性との恋愛に揺れる中年男の悲哀が書かれています。 けどかなり常識的な範囲でしか行動しておらず、中途半端なリアリティしか感じませんでした。 もうちょっと相手の気持ちを思いやっている心情を書き込めば感情移入できたのですが。 しかし他の作品に比べて落ちるだけであり、標準以上の小説ですよ。 | ||||
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不倫する既婚者男性の心理が細かく書かれている。 あっと言う間に読めます(飛ばし読みしてもストーリに影響なし) なのでマガジン感覚で読める小説かな、と。 のんびりしたい時、手持ち無沙汰な時に読む本としては超おすすめです。 | ||||
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東野圭吾にはめずらしく不倫をテーマにした小説。 但しそこは東野圭吾だけあって不倫を扱っていても重すぎず深刻になる事もなくテンポよく話は進んで行く。 そしてそこに殺人事件の時効・犯人は?と言う謎解き、ミステリーの要素も加わって、一気に読み終える事が出来た。 ラストは意外な形で決着…!? 面白くは読めたが今までの作品から比べたら今ひとつの印象は拭えないかな… | ||||
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ストーリーを見ると、不倫から何か大きな事件に巻き込まれて行くような感じでしたが、どちらかと言うとその事件自体があまり盛り上がりませんでした。 本編のほとんどは、主人公の渡部の不倫に関してのストーリーでしたが、そちらの方がどう展開するか面白かったです。 どちらかと言うと、無理矢理事件を紐付けしている様な感じを受けました。 終わり方も中途半端で、その後がどうなるのか読者の想像によるところが大きいと思います。 文章全体も、いつもの東野圭吾氏らしくないと言う印象を受けました。 | ||||
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中盤付近まで、中年男の家庭に対する不満とか不倫のイイワケとか身勝手さとかが延々と続き、はっきり言ってまったく共感できません。 妻にバレないように策をめぐらす以外は特に事件も起こりませんし、不倫相手の過去が見え隠れしますが、しょせん過去の話じゃないの・・・? ところが、当事者にとっては、過去の話ではなかったのです。 −−3月31日が過ぎれば、いろいろとお話できるかも−− それは、15年前に起こった、未解決の殺人事件が時効を迎える日でした。 時効が過ぎれば話せる。それはつまり、犯人が彼女自身、もしくは彼女に近しい人ということでは? 彼女自身、それを示唆するようなことを口走ったりもします。 もし彼女が殺人犯だったら? 15年の時効が過ぎて罪には問われないとはいえ(もっとも民事なら時効は20年なので民事訴訟はありえるらしい)、コレまで同様彼女に接することができるのか? 序盤、延々と続いた、情けないまでの心理描写がここに集約してきます。 結末自体はかなりあっさりしているのですが、主人公が今後どういう選択をするのか、気になるところではあります。 | ||||
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この作品は東野さんらしくないなと思いました。不倫がテーマですが、展開も遅く、サスペンスを言う感じも全くありませんでした。普段とは一風変わっていましたが、彼らしいいつもの作品を読みたいです。 | ||||
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中年で妻子持ちのサラリーマンが、同僚の女性と関係を持つ。しかも彼女は、殺人事件の容疑者になってしまう。 不倫などすべきではない―そんなことはみんな分かっている。しかし、している当人たちは真剣なのだ。世界には、いろいろな形の夫婦がある。一夫多妻制もそのひとつだ。女性はどうか知らないが、少なくとも男は同時に複数の女性を愛することができるのだろう。不倫。その意味は、道徳から外れることらしい。しかし、部外者がそれを責められるだろうか。万引き、自転車泥棒、キセル乗車…すべて犯罪であり、道徳から外れる行為だが、たいていの人は、1回ぐらいしたことがあるのではないだろうか。また、キリスト教では悪事を行わなくても、そのことを考えるだけで罪になると主張する。ならば、われわれはすべて罪人であり、不倫をしている人間を非難することなどできない。問題はただひとつ、周りの人間を傷つけてしまうということだ。 人はどこまで人を愛せるのか―この作品の投げかける問いは、根源的で、重い。親子の愛や、夫婦の愛とはまた違う。不倫の愛。社会的に許されないことだけに、よけいにその愛情は強いのかもしれない。しかし、その相手が殺人事件の容疑者だとしたら、それでも愛し続けることができるだろうか。著者は問い続ける。 東野作品らしく、ラストにはちょっとした仕掛けがされている。ただし、それが読者を満足させるかどうかは疑問であるが。 | ||||
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決してつまらないわけではない。自分はまだ未婚なのでわからないが、既婚者や不倫経験者が読むとうなづいてしまうだろう、と思う。だから、不倫をテーマにしたことは悪いとは思はない。しかし、この作品はラストが弱いのだ。 東野作品を読んでいると驚きのあまり声を出してしまうことが、珍しくないのだが、本作品に限って言うと(ないわけではないのだが)弱かった。そして、他作品ではよくある騙された感じも弱かった。他作品のレビューを読んでいると、「『夜明けの街で』が東野作品最高傑作」というのを見かけるが、少なくとも自分はそうは思わない。 けっして面白くないわけではないのだが、かといって特別面白いわけでもない。サザンオールスターズの「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜」が好きな人が読むと面白いかもしれない。 | ||||
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不倫に溺れる中年男の描写はよく書かれていて、自分もこうなってしまったらどうしようと怖かったが、ラストが少し淡白で「あーそう」で終わってしまった。もう少し最後の一滴まで絞り出せたんじゃないかなあ。最近の東野圭吾はラストがあっさりだが、僕はもっとずしりと重いボディーブローを期待している。多くの読者もそうじゃないのか? | ||||
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テーマは「不倫」。 ミステリーの要素もある作品です。 うーん、東野圭吾にしては中途半端で残念(-_-) 2時間ドラマのサスペンスみたいな感じ。 ミステリーとしては弱いように感じました。 まさか自分にもう一度恋のチャンス訪れるなんて思ってなかった既婚者・渡部は 浮かれ気分でどんどん不倫にハマっていく。 とまどいながらも突っ走る既婚男性の心理描写。 男性作家が書いてるからこそ、女性読者はみんな思ったはず。 「あーあ、男って・・・」って!! 浮かれる渡部のバカさと真剣さは女から見てヒジョーに「単純」。 「不倫なんてやめろ」と言いつつも 渡部に協力しちゃう友人たちの姿にもそう感じちゃう(苦笑) ラストの秋葉のあっけない選択と 有美子の怖さに男性読者たちは震え上がったでしょうね。 これには女性読者として小気味よくはあったけど、 どこかスッキリしないものも残ります。 あっけなく終わった本編・・・。 なんだか拍子抜けするラストでした。 サザンの「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」からイメージを膨らませた作品なのかなぁ。 そういえばこの曲が主題歌だったドラマ「スウィートシーズン」も不倫モノだった。 この本、サザンが好きな人は読んでみたらどうでしょう?? | ||||
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帯を見たときから「不倫物」というイメージで読み始めました。 男性側の心情が淡々と書かれていて、一般的な「不倫=ドロドロ」という感じが全然しない。 それどころか、スマートな、きれいなイメージに描かれている。 そして不倫の話だけで終わるのかと思ったら、ちゃんと最後のほうでは謎解きが・・。 やっぱり東野さんは、ただでは終わらないのですね。 今まで読んだ東野圭吾さんの作品とは、ちょっと違ったイメージ。 普通の人が不倫をするって、こういうきっかけから、こんな風になっていくんだ・・なんて思ってしまいました。 『不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた』『でも、どうしょうもない時もある』 この言葉は、自分の中で、ちょっとブームになりそうな予感・・。 | ||||
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この小説はゆるーいミステリーの形を借りた男性視点からの不倫小説である、 と私は結論付けた。よってミステリーとして読むとやや不満が残るのだが、 男女の心理の駆け引きや休日のデートの為の涙ぐましい奮闘ぶりを堪能する ことは出来る。なんといっても東野圭吾の作品だから「大はずれ」は無い のだ。 不倫する男なんてバカだ、と言っていた主人公が不倫の恋に溺れていく過程に 不思議と嫌悪感が無く、不倫相手の秋葉のキャラクターも謎めいている割には同じ女性と して同感できる部分が多い。バッティングセンターでの姿などは可愛いと思うし 引き際の見事さは拍手したい位だ。そして最後の最後に明かされる主人公の妻 の秘密。これで東野さんは女性を敵に回す事は回避出来た。 但し友人の不倫告白である最終章はどう見ても蛇足だ。加えるべきでは無かった。 | ||||
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主人公は派遣社員と突然恋に陥った。 「不倫なんて、馬鹿な男がするものだ」と思っていた主人公が、どんどん派遣社員に惹かれてゆく。家庭より、恋に重きを置いたとき、相手の過去に「殺人」が見え隠れする。自分にとって大切なものは何なのか。そして、信じていた相手が全てを明かすとき、主人公の目に冷静な思いが見えてくる。 それほど多くの東野作品を読んでいるわけではないですが、この作品は残念に思いましたね。 ミステリーではなく、人間模様的な要素が大きかったから。確かに、心情描写や、このシーンでこの一言、といった上手さはさすがだと思いましたが。 東野作品のスピード感はあまりなく、淡々としたスローテンポで綴っています。不倫オトコの辛さと、女性という演技者を。 | ||||
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前半、主人公が女性に弾かれて行く様は、どきどきしながら読みました。心理描写が卓越で、まるでサスペンスのようです。やはりミステリー作家ということで、なにか「落ち」みたいなものが必要になるのでしょうか。この「落ち」「しかけ」のために、せっかくの人物描写が浅はかになってしまったような気がします。あのままサスペンス風味の心理小説でずっといけばよかったのに。殺人事件とのからみはかえって陳腐でした。 | ||||
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★男性と女性、期待した人とフラットに読んだ人、東野圭吾を初めて読んだ人と「容疑者Xの献身」なんかを読んでいる人、推理小説と思った人と恋愛小説と思った人、不倫をした人としたい人で、評価は分かれるかもしれない。 ★幸福な家庭で起きた殺人事件。まもなく時効を迎える僕はその容疑者と不倫の恋に堕ちた――。この恋はどこまで続くのだろうか。・・・・・緊迫のカウントダウン。衝撃のラストシーン。著者渾身の最新長編小説。 ★評価する人も、そうでない人も、角川書店の渾身のコマーシャルには少ししらけた気分だろう。 ★よかったのは、番外編。想定内の話であるが、主人公渡部の友人である新谷の経験談。これを読んで、どうして新谷が渡部に、仲西秋葉との交際を止めるよう忠告した理由が判る。 | ||||
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不倫するヤツなんて馬鹿だと思っていた主人公が、ひょんな事から派遣社員と不倫の道に…(よくある話です)。しかし、彼女は、自宅で起きた殺人事件の容疑者だった(めったに無い話)。 時効成立の日に彼女は、すべてを明かすと言うが…。 馬鹿だと言っている男が、どんな理由で不倫をするのかと思ったら、よくある展開でした。 ストーリー展開は、流石です。ミステリーというよりは、主人公達の不倫関係がどうなるかの方が興味のあるところ。 東野さんも経験者?と思わせるくらい、よく分かってらっしゃる。 番外編がありますが、不倫中の方、予備軍の殿方、くれぐれも相手選びは慎重に! | ||||
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まさにエンタメ的ではある。 が、私は思うのだ。「不倫」をテーマにしていて「最高傑作」と評される今作が、気持ちの良いドライブのような軽快な文章運びのまま、 なんの感慨も読者に与えず「読み終わった、まあ面白かった」で本を閉じさせて良いのか、と。 主人公のドキドキ感は良い。が、同時に多数の読者は思うのではないか? 『しかし最後に主人公は不幸になるのだ。そうでなければ(ほかならぬ読者の自分が)やるせない』 と。私はそう感じた。そして、作者自身も読者がそう思うと考えているのではないか。(それは短編で類推できる) ロマンスに痛みはいらない。結局のところ、(読者が憑依した)主人公は何も失わない。 実にエンタメ的である。憑依できれば楽しめる、出来なければ腹が立つだろう。 本編についてネタバレは避けるが、もう少し時間をかけて練られたら良い作品になっていただろうと思うと残念でやれない。 閑話休題、最初の話に戻そう。 このキャッチコピーを作った方がもし本当に『東野圭吾最高傑作』と思われているとしたら、私は根本的にその方と感性が合わない。 | ||||
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東野さん、やはり「白夜行」は素晴らしかった。あのような作品を人生に1冊でも書けただけで作家冥利につきるということなのでしょう。しかし私達読者は、一度ああいうものを読んでしまうとあのレベルを常に求めてしまうのです。私は直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」にも満足したとは言えません。ましてや「赤い指」などは…。「使命と魂のリミット」はまだあなたらしいところが感じられる作品でしたが。そしてこの作品。あなたがこういう題材に手を出すのは初めてですね。しかし古今東西「許されざる恋」というのは、あらゆる作家が取り上げ、純文学作品から流行りもののライトノベルまでたくさん世に出ています。安易に手を出すべきではありませんでしたね。お得意のミステリーの味付け程度に取り上げるなら良かったのですが、だんだん疲労してゆく心理描写にページをさきすぎましたね。ラストの種明かしはあなたらしくて良かったですけど、3分の2はただの不倫恋愛小説。この手のものは巷に溢れているのです。ここの部分できちんと読ませるものでないと、この題材にここまでページをさく意味がありません。私達は不倫中の友達の酔ったうえの「述懐話」を、ただ書き取っただけのようなものにお金を出したくありません。「白夜行」をもう一度!あのような気迫のあるものをもう一度私達に読ませて下さい。私達は待っていますよ。 | ||||
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