■スポンサードリンク
夜明けの街で
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
夜明けの街での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公が疑惑の女性との不倫に溺れる話。 不倫する中年男性の心情がとてもリアルに書かれており、さすがは東野圭吾というところ。 しかし殺人事件物としてみるならば、拍子抜けの作品であり、特にラストの失速感は否めない。 読後に残るのは、感動でもなく、推理小説のハラハラ感でもなく、ただ、不倫というインモラルがもたらす不快感だけでした。 東野圭吾は好きだが、もう少しどうにかなったのではないかと思ってしまう作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メインは,40前の男の視点から書かれた不倫。 渡辺淳一のような「男のハーレクイン」的なロマンチックな描き方はされておらず, 久しぶりの恋に浮き浮きしたり,その場のノリ(?)で,妻とは離婚すると言っちゃったり, そして,喜んでその気になる彼女を見て,腰が引けたり・・・ まあ,そんな感じで,滑稽な不倫中年男の姿がリアルに書かれてます。 ・・・うまいと思います。 しかし,リアルなだけに特に物語性を感じず,だんだんおなかいっぱいになる感じ。 中盤から,不倫相手の彼女に殺人事件の容疑が・・・という話が出てくるものの, 中途半端で唐突であり,不倫ストーリーとうまく絡み合っていない。 というわけで,これは駄作かも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
白夜行や天空の蜂などでこの作者を知り、この本を手に取った。 主人公が友人に相談や協力を依頼しながら今後の不倫関係を思案する一方で、 女性はそれとは全く違う思惑で交際を続けているという、幻夜でも見られた構図だが、 謎めいた女性の存在感や、二人が密会を楽しむ様はそれなりに面白く読めた。 それだけに結末はやや唐突で、とって付けたようない印象がぬぐえない。 暇つぶしとしては、一気に読ませるだけの力はある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーなのか、恋愛ドラマなのか、どっちつかず。 作者は向いてないテーマに敢えて挑んだ、 というのが読んだ直後の感想です。 ふた昔前のトレンディドラマ(死語)のようですね。 柴門ふみが好きな人は気に入るかもしれませんが、 そうでない人にはオススメしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時間つぶしに読み飛ばす文庫本としてならば「まあ、こんなものか」と思いますが、東野作品としては物足りなさを感じます。世代的に不倫やバブルに沸き立った時代の雰囲気は分かるので「そんな時代もあったね」と、メッシー、アッシー、貢クンなど細かな表現で昔を懐かしむことはできましたが、作者も懐かしみ過ぎの嫌いがあります。社内不倫のイメージは掴みやすく、段々要求が多くなる女性心理のプロセスも分かりやすくてある意味で参考になるかもしれません。主人公に助言する友人の不倫のリスクレクチャーはもっともなので、東野作品であればこの辺りを膨らませて「人間」を描くところまでもって行って欲しかったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の作品はすべて読んできたが、一番面白くなかった。前半は浮気している親父の描写だけでサスペンスの要素も伏線も全くなかった。結末もたいした驚きもなかった。次回作に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(一部ネタバレあり)ミステリーというよりも、普通の不倫小説としてはそれなりにおもしろい。さすがに売れっ子作家さん、といった感じの手馴れた文章。 ドロドロの展開ではなく、自分もまだ男としていけるんだ…という不倫の高揚感、悪あがきにも似た男の滑稽さが男性の本質をあらわしていて、途中まで楽しく読めた。 が、やはり普通のどこにでもいるタイプの主人公だったからか、軽快な文章ゆえか、読み応えはなく、途中から展開が読めてしまう。主人公が徐々に腰が引けてくるくだりや妻・有美子のラストの描写も新鮮さがない。卵の作品もお約束のように伏線。そういう王道の展開が好きな人にはおもしろいんだと思うが。 ミステリーとして、不倫相手・秋葉の最後のネタバレも無理を感じさせる。叔母の関わり方も不自然。被害者の遺族に対して15年もふせてきたというこの秋葉の意固地さに、どうにもなじめず、淡々と読み終わった。屈折した人物でもよいのだが、多くの代償をはらってもこの女を手に入れたい、と思うだけの魅力がどうにも感じられなかったというのが正直な感想。 過去の作品に思い入れがあるだけに、辛口で申し訳ない!並みの作家さんなら普通レベル。 しかし、読者は強欲なもの。願わくば商業主義にのせられないでほしい。東野さんの並々ならぬ力量を知っている多くの読者が満足する作品を再度ゆ〜っくり待っていたいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
妻帯者が浮気、不倫に走る面が詳しく書かれていて、なるほどな〜と思った。 こうして皆不倫に走るのか。。 確かにどこにでも転がってる。 浮気は馬鹿だと思いながらも、非日常の楽しさから抜けられない。 でも ここで歯を食いしばって気持ちを抑えなければいけないのが 結婚とうい契約だ。 子供を捨ててまで、秋葉と一緒になる決心をしておきながら、ラストであっさりと 引くのは何なんだ。 父と妙子罪をかぶせるつもりで15年黙ってきたらしいが、それが何の罪滅ぼしになるというのか?! 北条さんの妹の気持ちは考えなかったのか。 彼女は何の罪もないのに苦しんでいる。 父と妙子より悔しく、悲しく、苦しんでいるのではないか? 妻が不倫に気づいていたであろうという点でも何とも言えない気持ちになった。 私にも娘が一人いて 全く同じ立場だからだ。 中盤までは勢いがあり一気に読めたが ラストが全てが中途半端というか、嫌な気持ちで後味悪く終わってしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一言で言えば、何だかな〜という感想。 東野圭吾という名前がなかったら全然売れなかったんじゃないか?とすら思える。 内容的には、「不倫」という今更感漂うテーマで、 中年男が、若い(といっても31だからそれほどでも?)女にハマり、 家庭と女の間でぐだぐだ悩む話。 これに、あってもなくてもいいようなミステリが追加されている。 「白夜行」「幻夜」「さまよう刃」…等の傑作とは比べようもない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容が中途半端で、白夜行を読んでから、此の本を読むと、少し、愕然とする。東野圭吾もスーパーマンではなく人間なのだと知りました。すべて、名作という訳にはいかないとうことです。 論理的な文章は、やはり、不倫といったテーマはあわないうことでしょう。 でも何年かしたらもう一度、同じテーマに挑戦してみてもいいのでは。渡辺淳一とは違うのですから、自分のテーマを老いかけて、いきましょうよ。東野さん。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中年男の不倫話が殆どで、ミステリー要素は取って付けたようなあっさり味。 妻にばれないように愛人と密会すべくアタフタする主人公の様子を おもしろおかしく読むのも一興かも知れませんが、 正直、女性から見ると、呆れてばかばかしくなり、途中でだれてきてしまいました。 一読者の勝手な言い分ではありますが、「この話は東野さんじゃなくてもいいのでは?」という印象でした。 東野作品が読みたいな、と思って本を選ぶなら、この作品はお薦めしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野作品が好きで、はまってしまった読者としては帯に「これは最高傑作」なんて書かれていたら手にとらないわけにはいかなかった。だが、今回は最高と評するにはよほど物足りない。不倫をテーマに中盤までありきたりの情事とイベントに追随した恋愛模様が描かれる。やがて女が本気になると男はしりごみしてくるのだ。「男は優しいのではない、ずるいのだ!」と読める辛辣なメッセージにはゾッとするし、中年男性が恋に夢中になる様は滑稽で、実にリアルだ。 だが、秋葉という女性の魅力がちっとも伝わってこなかったから、主人公に肩入れして物語を読めなかった。秋葉は殺人事件の容疑者というハードルの高い特異な人物なのだから、心根がよほど丁寧に描かれていなければ、物語に感情移入できない。例えば、重要な手がかりを話終えた後で、気絶して、それは演技だったの。と持っていかれては乱暴な気がするし、実に白けてしまう。 東野作品に登場する女性達はどうして、こうも嫌なのだろう。理知的で、男性よりいつもうわてをいき、自己犠牲に徹する。描かれた女性達に人間臭さがないのか、はたまた綺麗すぎるか―、「理想的な女」がいかにも形骸化してみえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「殺人事件」×「不倫」のテーマにハラハラドキドキの展開を期待したが、ひねりの無い、単純なストーリーに拍子抜け。うまくまとまりすぎというか、浅い。 読み終えての感想は、女性が上手(うわて)だったということ。だが、共感はできなかった。 それにしても主人公単純すぎて、滑稽。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
救いようのないグダグダ不倫夫の一人芝居物語です。東野圭吾の作品とは俄かに信じがたい。 妻子ある電気技師・渡部は、流れのままに派遣社員・仲西秋葉と不倫を始めます。渡部がグダグダすぎて、読むのが疲れます。これが不倫の現実といえば、そういうものか。クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーと、カップルイベントの度ごとに、渡部はその場の雰囲気で家庭よりも秋葉と逢瀬の約束をしてしまう。約束を反古にできないという小心ゆえに、渡部は画策して逢瀬を敢行します。 不倫ストーリーと交錯するのが、15年前に秋葉の身に起こった殺人事件です。しかし、こちらのストーリーは添え物。ミステリーを期待してはならない。 主人公に優れた美点がない点において、現実的な不倫物語に仕上がっていると思います。日常的ながら、急速な盛り上がりといい演出といい、行っていることが不倫ブログの域を出ない感があります。本人たちが満足してるならいいんじゃないの、と傍観者でいたくなりました。「傍観者でいたい」という気持ちで作品を読了してしまったので、心に残るものがないのです。そのため、評価は星一つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストあたりまでは「どうなるのかな」と一気に読ませる読みやすさはさすがだけど、 最後1/4くらいはグダグダ。 帯にだまされました。 帯は嘘つかないで欲しいと思った。 オチも蛇足的で、「これ本当に東野圭吾の本?」って買い間違えたのかと 見返してしまったくらい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サクッと一気に読める1冊。 最近は、暗いストーリーが多かったので そういう部分を考えれば読みやすかったと思う。 ただし、ミステリー要素を期待して読むと見事に期待はずれになるので要注意。 ハッキリ言うと「不倫」を扱った小説。 そこにちょっぴりミステリー風味の味付けされたって感じ? ただ、不倫小説と言っても、「切なさ」 だとか 「儚さ」 だとか そういう恋愛風味の奇麗事はほとんどなくて どっちかというと、中年男の本音の部分が見事に描かれてるのには苦笑してしまう。 でも、背景的にはひと昔前って感じも否定できず。 主人公と秋葉にもほとんど感情移入はできなかった。 ただ、巻末に収録されていた「新谷君の話」は面白かったかもw ミステリー部分(犯人探し)に関しては、ドンデン返しと言うほどのトリックもなく 「ふーん…やっぱりね」程度? やっぱり物足りなさは否定できず。 「中途半端」 この作品を評価する言葉には、この一言に尽きると思う。 それにしても、女は怖いなぁ…ww | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野ファンなのですが、一つ星でももったいないくらいひどい内容です。 ミステリーとしてのオチは、これしかないと途中から思いますが、「まさか そんな単純なことは東野では・・・」と思いながら読んでいきましたが、 そのオチだったのでがっかり。また、主人公が最悪。この主人公の不倫話に 辟易しました。確かに、「最高傑作」は笑わせます。ファンだけにあえてい いますが、珍しいくらいの駄作ではないのでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
白夜行と同じ作家が書いたものだと思うと、読み終わった後ちょっと…と思ってしまう。 男の人が書いた浮気ものなので、ますます白けてしまう…。 それでも先入観なしに読めば、最後まで一気に読ませる本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段あまりミステリーを読まないので、これが初東野さん作品です。 幸せな生活を送っている、けれどもう青春の情熱の日々は遠くなってしまったことに 少しばかり不満を覚えていた40歳目前の男が、都合良く目の前に現れた影のある美人に 惹かれてのめり込んでいく描写は実に素晴らしい。臨場感があります。 不倫相手の描写は非常に薄っぺらいですが、不倫男にとって、相手の女性が何を考えて いるかなんてどうでもいい、ただ若い女と恋愛ごっこ出来ればいいだけなのだ、という 不倫の本質をよく捉えていると思います。 しかし途中から出て来たミステリー要素は、香りだけ、という感じで、全くもの足らない。 というか、この部分が無くても話は進むんじゃないかと思われます。 総じて作者は、不倫にのめり込む男性心理(言い訳?)と、妻という生き物の煩わしさ うっとうしさを描きたかっただけとしか思えません。 「不倫は文化」とまではいかなくても、結婚は男の墓場だぞ、ということを切々と 訴えている小説のように思えました。 非常に不愉快な読後感のある小説でしたが、レビューでもあまり高評価ではないよう なので、今度はみなさんが絶賛されている「白夜行」を読んでみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不倫をする奴なんて馬鹿だと僕は思っていた・・・お盆明け派遣社員として仲西秋葉がやってきた。特に目を惹くというわけではない女性であったが,僕は彼女と不倫に落ちていく。不倫をする奴なんて馬鹿だと思っていた。でも,どうしようもない時もある・・・ 上記のような価値観の中年男性が若い女性と不倫関係に落ちていき,その心情と女性の秘密を中心に描いているのであるが,どうもどちらも中途半端に終わってしまって消化不良のような気がしてならなかった。同作家の作品の中では物足りない作品であったと感じた。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!