月は無慈悲な夜の女王

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評判

月は無慈悲な夜の女王の評価:

3.62/5点 レビュー 143件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全392件 181〜200 10/20ページ
No.212
(5pt)

必読

古典SF
SFファンを名乗るなら呼んでおくべき
AIが話題になってますがはるか昔にAIによるトラブルを
予測していたハイラインはすごい
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.211
(5pt)

必読

古典SF
SFファンを名乗るなら呼んでおくべき
AIが話題になってますがはるか昔にAIによるトラブルを
予測していたハイラインはすごい
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.210
(5pt)

必読

古典SF
SFファンを名乗るなら呼んでおくべき
AIが話題になってますがはるか昔にAIによるトラブルを
予測していたハイラインはすごい
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.209
(4pt)

気分を害するレベルのひどい翻訳

有名な訳者らしいですが、日本語の語彙が大変少ない人だったのか、存在しない日本語のようなものがたくさん使用されています。
ほんの一例をあげると
名詞としての「馬鹿でなし」
バカではない人、聡明な人という意味で使ったようです
「安らかれ」
安らかなれ、というべきでしょう
このような調子で延々とひどい翻訳がつづきます。
数十年前の翻訳なので文体が古いのは一向に構わないし読みにくい理由にもなりませんが、めちゃくちゃな日本語はさすがに許容しがたいです。
作品自体は非常に面白いのでとても残念です。私自身は原文を読むような英語力もないので気付けませんが、他の方のレビューを見ると誤訳まであるようです。確信は持てませんが、たぶんここの箇所は誤訳なのだろうな、という箇所は散見されます。
これまであまりSFは読まなかったのですが、『夏への扉』を読んで、急速にSFファンになったところに冷水をかけられた気分です。
できるだけ早期に新訳版が出ることを希望します。その時は『人形つかい』のようなラノベ表紙ではなく、大人でも所持できる表紙にしてほしいです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.208
(4pt)

気分を害するレベルのひどい翻訳

有名な訳者らしいですが、日本語の語彙が大変少ない人だったのか、存在しない日本語のようなものがたくさん使用されています。
ほんの一例をあげると
名詞としての「馬鹿でなし」
バカではない人、聡明な人という意味で使ったようです
「安らかれ」
安らかなれ、というべきでしょう
このような調子で延々とひどい翻訳がつづきます。
数十年前の翻訳なので文体が古いのは一向に構わないし読みにくい理由にもなりませんが、めちゃくちゃな日本語はさすがに許容しがたいです。
作品自体は非常に面白いのでとても残念です。私自身は原文を読むような英語力もないので気付けませんが、他の方のレビューを見ると誤訳まであるようです。確信は持てませんが、たぶんここの箇所は誤訳なのだろうな、という箇所は散見されます。
これまであまりSFは読まなかったのですが、『夏への扉』を読んで、急速にSFファンになったところに冷水をかけられた気分です。
できるだけ早期に新訳版が出ることを希望します。その時は『人形つかい』のようなラノベ表紙ではなく、大人でも所持できる表紙にしてほしいです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.207
(4pt)

気分を害するレベルのひどい翻訳

有名な訳者らしいですが、日本語の語彙が大変少ない人だったのか、存在しない日本語のようなものがたくさん使用されています。
ほんの一例をあげると
名詞としての「馬鹿でなし」
バカではない人、聡明な人という意味で使ったようです
「安らかれ」
安らかなれ、というべきでしょう
このような調子で延々とひどい翻訳がつづきます。
数十年前の翻訳なので文体が古いのは一向に構わないし読みにくい理由にもなりませんが、めちゃくちゃな日本語はさすがに許容しがたいです。
作品自体は非常に面白いのでとても残念です。私自身は原文を読むような英語力もないので気付けませんが、他の方のレビューを見ると誤訳まであるようです。確信は持てませんが、たぶんここの箇所は誤訳なのだろうな、という箇所は散見されます。
これまであまりSFは読まなかったのですが、『夏への扉』を読んで、急速にSFファンになったところに冷水をかけられた気分です。
できるだけ早期に新訳版が出ることを希望します。その時は『人形つかい』のようなラノベ表紙ではなく、大人でも所持できる表紙にしてほしいです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.206
(4pt)

気分を害するレベルのひどい翻訳

有名な訳者らしいですが、日本語の語彙が大変少ない人だったのか、存在しない日本語のようなものがたくさん使用されています。
ほんの一例をあげると
名詞としての「馬鹿でなし」
バカではない人、聡明な人という意味で使ったようです
「安らかれ」
安らかなれ、というべきでしょう
このような調子で延々とひどい翻訳がつづきます。
数十年前の翻訳なので文体が古いのは一向に構わないし読みにくい理由にもなりませんが、めちゃくちゃな日本語はさすがに許容しがたいです。
作品自体は非常に面白いのでとても残念です。私自身は原文を読むような英語力もないので気付けませんが、他の方のレビューを見ると誤訳まであるようです。確信は持てませんが、たぶんここの箇所は誤訳なのだろうな、という箇所は散見されます。
これまであまりSFは読まなかったのですが、『夏への扉』を読んで、急速にSFファンになったところに冷水をかけられた気分です。
できるだけ早期に新訳版が出ることを希望します。その時は『人形つかい』のようなラノベ表紙ではなく、大人でも所持できる表紙にしてほしいです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.205
(4pt)

気分を害するレベルのひどい翻訳

有名な訳者らしいですが、日本語の語彙が大変少ない人だったのか、存在しない日本語のようなものがたくさん使用されています。
ほんの一例をあげると
名詞としての「馬鹿でなし」
バカではない人、聡明な人という意味で使ったようです
「安らかれ」
安らかなれ、というべきでしょう
このような調子で延々とひどい翻訳がつづきます。
数十年前の翻訳なので文体が古いのは一向に構わないし読みにくい理由にもなりませんが、めちゃくちゃな日本語はさすがに許容しがたいです。
作品自体は非常に面白いのでとても残念です。私自身は原文を読むような英語力もないので気付けませんが、他の方のレビューを見ると誤訳まであるようです。確信は持てませんが、たぶんここの箇所は誤訳なのだろうな、という箇所は散見されます。
これまであまりSFは読まなかったのですが、『夏への扉』を読んで、急速にSFファンになったところに冷水をかけられた気分です。
できるだけ早期に新訳版が出ることを希望します。その時は『人形つかい』のようなラノベ表紙ではなく、大人でも所持できる表紙にしてほしいです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.204
(5pt)

題名の訳が秀逸

レトロな訳文のため、そこも楽しめないならしんどい長編に感じられます。

月に行く前、パソコンが普及する前…と、当時の時代背景を考えながら読んでいくと中々感心します。
これほど昔の作品が現代でも読まれるというのは、人の心とは時代を通しても簡単には変わらないのだと思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.203
(5pt)

題名の訳が秀逸

レトロな訳文のため、そこも楽しめないならしんどい長編に感じられます。

月に行く前、パソコンが普及する前…と、当時の時代背景を考えながら読んでいくと中々感心します。
これほど昔の作品が現代でも読まれるというのは、人の心とは時代を通しても簡単には変わらないのだと思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.202
(5pt)

題名の訳が秀逸

レトロな訳文のため、そこも楽しめないならしんどい長編に感じられます。

月に行く前、パソコンが普及する前…と、当時の時代背景を考えながら読んでいくと中々感心します。
これほど昔の作品が現代でも読まれるというのは、人の心とは時代を通しても簡単には変わらないのだと思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.201
(5pt)

題名の訳が秀逸

レトロな訳文のため、そこも楽しめないならしんどい長編に感じられます。

月に行く前、パソコンが普及する前…と、当時の時代背景を考えながら読んでいくと中々感心します。
これほど昔の作品が現代でも読まれるというのは、人の心とは時代を通しても簡単には変わらないのだと思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.200
(5pt)

題名の訳が秀逸

レトロな訳文のため、そこも楽しめないならしんどい長編に感じられます。

月に行く前、パソコンが普及する前…と、当時の時代背景を考えながら読んでいくと中々感心します。
これほど昔の作品が現代でも読まれるというのは、人の心とは時代を通しても簡単には変わらないのだと思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.199
(4pt)

結局月文化がが地球文化になった【ネタばれ含む】

岡田斗司夫さんの本で紹介されていたので読みました。

個人的な感想ですがこれでもかと前半に展開した革命以前の月の思想
(地球とは考えや行動原理が違うと散々説明していたもの)が
革命を進めるごとに地球よりの考えになり破綻しつつ
最終的に地球と月、お互い同じ行動原理で戦略が展開され殴り合いの泥仕合に。。。
ハッピーエンド?という皮肉な結果に納得しました。

合間で交わされる勝率もなんだかそれっぽい
戦略が一緒なら位置的に有利な月が勝的な
無血っていったい!?

革命は少数であるから革命であり
主導権を得ると複製かそれより悪いという歴史の繰り返し

文化の破壊ってこうやって起きるのかなと

相容れない文化が対立するとき

弱者が強者の模倣を行う

紅茶国から独立したら
もっとたちの悪い国家が誕生した。

この物語が100年後読まれたとき

世界警察国家はどうなっているのか楽しみです
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.198
(4pt)

結局月文化がが地球文化になった【ネタばれ含む】

岡田斗司夫さんの本で紹介されていたので読みました。

個人的な感想ですがこれでもかと前半に展開した革命以前の月の思想
(地球とは考えや行動原理が違うと散々説明していたもの)が
革命を進めるごとに地球よりの考えになり破綻しつつ
最終的に地球と月、お互い同じ行動原理で戦略が展開され殴り合いの泥仕合に。。。
ハッピーエンド?という皮肉な結果に納得しました。

合間で交わされる勝率もなんだかそれっぽい
戦略が一緒なら位置的に有利な月が勝的な
無血っていったい!?

革命は少数であるから革命であり
主導権を得ると複製かそれより悪いという歴史の繰り返し

文化の破壊ってこうやって起きるのかなと

相容れない文化が対立するとき

弱者が強者の模倣を行う

紅茶国から独立したら
もっとたちの悪い国家が誕生した。

この物語が100年後読まれたとき

世界警察国家はどうなっているのか楽しみです
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.197
(4pt)

結局月文化がが地球文化になった【ネタばれ含む】

岡田斗司夫さんの本で紹介されていたので読みました。

個人的な感想ですがこれでもかと前半に展開した革命以前の月の思想
(地球とは考えや行動原理が違うと散々説明していたもの)が
革命を進めるごとに地球よりの考えになり破綻しつつ
最終的に地球と月、お互い同じ行動原理で戦略が展開され殴り合いの泥仕合に。。。
ハッピーエンド?という皮肉な結果に納得しました。

合間で交わされる勝率もなんだかそれっぽい
戦略が一緒なら位置的に有利な月が勝的な
無血っていったい!?

革命は少数であるから革命であり
主導権を得ると複製かそれより悪いという歴史の繰り返し

文化の破壊ってこうやって起きるのかなと

相容れない文化が対立するとき

弱者が強者の模倣を行う

紅茶国から独立したら
もっとたちの悪い国家が誕生した。

この物語が100年後読まれたとき

世界警察国家はどうなっているのか楽しみです
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.196
(4pt)

結局月文化がが地球文化になった【ネタばれ含む】

岡田斗司夫さんの本で紹介されていたので読みました。

個人的な感想ですがこれでもかと前半に展開した革命以前の月の思想
(地球とは考えや行動原理が違うと散々説明していたもの)が
革命を進めるごとに地球よりの考えになり破綻しつつ
最終的に地球と月、お互い同じ行動原理で戦略が展開され殴り合いの泥仕合に。。。
ハッピーエンド?という皮肉な結果に納得しました。

合間で交わされる勝率もなんだかそれっぽい
戦略が一緒なら位置的に有利な月が勝的な
無血っていったい!?

革命は少数であるから革命であり
主導権を得ると複製かそれより悪いという歴史の繰り返し

文化の破壊ってこうやって起きるのかなと

相容れない文化が対立するとき

弱者が強者の模倣を行う

紅茶国から独立したら
もっとたちの悪い国家が誕生した。

この物語が100年後読まれたとき

世界警察国家はどうなっているのか楽しみです
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.195
(4pt)

結局月文化がが地球文化になった【ネタばれ含む】

岡田斗司夫さんの本で紹介されていたので読みました。

個人的な感想ですがこれでもかと前半に展開した革命以前の月の思想
(地球とは考えや行動原理が違うと散々説明していたもの)が
革命を進めるごとに地球よりの考えになり破綻しつつ
最終的に地球と月、お互い同じ行動原理で戦略が展開され殴り合いの泥仕合に。。。
ハッピーエンド?という皮肉な結果に納得しました。

合間で交わされる勝率もなんだかそれっぽい
戦略が一緒なら位置的に有利な月が勝的な
無血っていったい!?

革命は少数であるから革命であり
主導権を得ると複製かそれより悪いという歴史の繰り返し

文化の破壊ってこうやって起きるのかなと

相容れない文化が対立するとき

弱者が強者の模倣を行う

紅茶国から独立したら
もっとたちの悪い国家が誕生した。

この物語が100年後読まれたとき

世界警察国家はどうなっているのか楽しみです
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.194
(5pt)

月は無慈悲なり

先日、「砂の惑星」の新訳を読んで、昔読んだSFが妙に懐かしくなった。

この本もそう。ハインラインの傑作と言えば「夏への扉」か「宇宙の戦士」がまず挙げられるが、
自分にとっての最高傑作はこの「女王」しかない。

著書を全部読んだ訳でないが、ハインラインの作品は、だいたい主人公が苦難の
果てに敵役へ復讐するカタルシスをキモにしている。
だが、この本のそれは、本当にぶっ飛んでいた。二郎系のラーメンを思う様かき込んだ後の感想
といえば、当たらずとも遠からずか。

若くて無知だったあの頃は、「ガスポディン」や「同志(原書はcomrade?)」の言葉の政治的な
意味も全然知らなかったけど、純粋に水戸黄門的なストーリー展開は面白くてしょうがなかった。
それから時も経ち、物語に深く関わるソヴィエトは過去の遺物になった。
そして、かつてのSF少年も、中年になった。

そう、時は経ち、今では未来を予言した、とも評されるこの作品だけど、その点を忘れても十分に面白い。
この話はハインライン流の勧善懲悪を体現した、カタルシス溢れる最高傑作なのだから。

SFは、ああ、本当に面白い。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.193
(5pt)

月は無慈悲なり

先日、「砂の惑星」の新訳を読んで、昔読んだSFが妙に懐かしくなった。

この本もそう。ハインラインの傑作と言えば「夏への扉」か「宇宙の戦士」がまず挙げられるが、
自分にとっての最高傑作はこの「女王」しかない。

著書を全部読んだ訳でないが、ハインラインの作品は、だいたい主人公が苦難の
果てに敵役へ復讐するカタルシスをキモにしている。
だが、この本のそれは、本当にぶっ飛んでいた。二郎系のラーメンを思う様かき込んだ後の感想
といえば、当たらずとも遠からずか。

若くて無知だったあの頃は、「ガスポディン」や「同志(原書はcomrade?)」の言葉の政治的な
意味も全然知らなかったけど、純粋に水戸黄門的なストーリー展開は面白くてしょうがなかった。
それから時も経ち、物語に深く関わるソヴィエトは過去の遺物になった。
そして、かつてのSF少年も、中年になった。

そう、時は経ち、今では未来を予言した、とも評されるこの作品だけど、その点を忘れても十分に面白い。
この話はハインライン流の勧善懲悪を体現した、カタルシス溢れる最高傑作なのだから。

SFは、ああ、本当に面白い。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074