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ゲームの名は誘拐



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐の評価: 3.68/5点 レビュー 133件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 41~60 3/5ページ
No.47:
(4pt)

天才か!

サクサク読了。
佐久間のような頭のキレるキャラは好きだ。
ただ、人質のわがままに対して少し甘すぎたかなと。
佐久間らしくなかったなと。
面白かった。
iPhone並みのサクサク感。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.46:
(5pt)

ゲームの名は誘拐

面白くてすらすら読んじゃいました。本をめったに読まない人でもきっと夢中になると思います。
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No.45:
(4pt)

クライム・ノベルの魅力

 主人公は広告プランナー。ある大きな仕事から外され、ひょんなことから相手の会社の副社長の娘と知り合い、狂言誘拐を仕掛ける。そして誘拐と言う名のゲームを彼は始める。クライム・ノベルというと、だいたいうまく事が運ぶことになっている。それでも、その過程は面白い。こういう小説は、結末ではなく、過程を楽しむものなのだ。
 クライム・ノベル。人はなぜそれに魅了されるのだろうか。犯行がクールだからか。犯人と警察の知恵比べが楽しいのか。いずれも正しい。しかし、一番大きいのは、犯人と一体となり、実際にはできるはずがない犯罪を疑似体験できることだろう。しかも、たいていの場合、こういう小説では血が流れない。純粋に、犯罪の進行を楽しむことができる。読後感も悪くない。こういう本を読むと、読者は普段のストレスや怒りなどから解放される。一服の清涼剤と言ってもよい。それが、私たちが夢中になれる理由であろう。
 しかし、この物語は東野圭吾らしく、単なるクライム・ノベルでは終わらない。一筋縄ではいかない小説である。どうぞ、存分に楽しんでいただきたい。
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No.44:
(4pt)

どんでんがえし

身代金目的の誘拐と見せかけて、実は人質と犯人はつるんでゲームのように事件を進めていた。
人質であるはずの樹理にも、なにか裏がありそうと、読み始めた時点からううすうす感じてはいた。携帯やPC、あらゆるものを駆使して身代金受け渡しまで引っ張るくだりは、息をもつかせぬ勢いだが、ラストに来て樹理の秘密が知らされたとき、読者は実は彼女が優位に立っていたことに気づき、愕然とする。
落ちのつけ方が、何か腑に落ちないので星一つ減点。でもスリリングな小説を読みたい人にはお勧め。
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No.43:
(4pt)

狂言誘拐

 完全に主人公からの視点のみで構成された作品.スピーディであり面白い.伏線も上手く回収されており,納得の内容だ.ただ残念なのがラストシーンで明らかになる犯罪に対する完全な結末が示されていないこと.あの結末を書ききってこそ,一流の作家といえるのではないだろうか.
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No.42:
(5pt)

誘拐の裏の思惑

単純な誘拐としても十分に濃い内容だと思ったが、それだけでなく誘拐の裏に別の思惑を潜ませていたのが見事だった。それが何なのかは途中から想像がついていたが、それでも十分に楽しめたし、登場人物の特色もよく描かれていた。
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No.41:
(4pt)

読み易さ大

簡潔な描写、多様な舞台、展開の迅速さ、、これらが相まって読みやすいです。
後半までは切羽詰まる盛り上がり所は無いのにすらすら読ませてくれます。
そして不気味さを急速に拡大させるラストのどんでん返しは驚愕もの。
しかし物語の裏にあった意思に疑問が残ります。
真のゲームの達人なら家庭にあそこまで大きな波風は立てさせないのでは?
とはいえ読者だから面白かったので○です。
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No.40:
(5pt)

結末が予想できなかった

まさかそんなどんでん返しがあるとは思わなかった。
結末が全く予想できなかった。
相変わらずテンポ良く読めるので、結構分厚い本ですが一日で読んでしまいました。
これだけテンポ良く読ませるのってすごいと思います。
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No.39:
(4pt)

読みやすかったが。。。

東野圭吾氏の作品3冊目です。
非常にテンポがよく、読みやすかったです。
緻密に計算された誘拐犯の行動と考え方。
現金の受け渡しなどはすばらしく、さすがとおもいました。
ただ、最後のどんでん返しが・・・!?
って感じでした。
でも、全体的な評価としては☆4です。
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No.38:
(4pt)

もう一つの完全犯罪は?

 これは、「誘拐もの」と言うより、人質と犯人がグルになっているから「狂言誘拐もの」の一種と言うべきだろうが、その範囲ではすごく面白い小説。読み始めたら、途中ではやめられない。
 完全に犯人側の視点だけで描かれ、警察が動いているかどうかもわからない。そんな状況で、敏腕広告プランナーでもある犯人の佐久間は、警察の動きを予想し、先手を打って完璧な計画を立てて実行していく。
 いわば、佐久間の頭の中の警察と、佐久間自身の知恵比べとでも言える展開になっているのが、斬新な設定と言えるし、ページをめくる手が止まらない理由でもある。もちろん、相手は人質の父親でもあるけれど。
 作者の東野圭吾は、善人が出てこない物語を作りたかった、と言っているそうだが、そういう悪人だけの犯罪小説として成功していると思う。
 また、人質の「樹理」が魅力的。彼女も一種の悪女だけれど、小悪魔という感じで、その言動にはドキドキする。彼女が人質でなければ、この作品は娯楽作として成功しなかっただろう。
 しかし、「完全犯罪」の誘拐事件の裏側で、同時進行していた、「もう一つの完全犯罪」が結局どうなったのか、決着がついていない点は納得いかない。善人がいない小説が狙いなのだから、犯人が逮捕されるとかいう、「社会的な決着」は必要ないだろうけど、物語としての、何らかの決着はつけてほしかった。
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No.37:
(4pt)

勝負は引き分け?

一流を自負する広告プランナー「佐久間」が心血を注いだプロジェクトが、そのクライアントである日星自動車の御曹司「葛城」副社長に白紙に戻されるところから物語りは始まります。
人生をゲームに見立て、綿密なプランを立て、その克服に喜びを感じてきた「佐久間」とゲームに自信を持つ「葛城」、「葛城」に一矢報いたい「佐久間」が、ゲームの達人を自負する「葛城」に誘拐と言うゲームで挑みます。
「佐久間」は、ヒョンなことから「葛城」の娘「樹理」という共犯を得て、綿密なプランを立てゲームを実行し、見事に成功したかに見えますがどんでん返しが待っています。
この物語の中で重要な役割を担う「樹理」ですが、どんな環境で育ったのか、と思うほどしたたかに描かれており、最初は非常に違和感を感じたのですが、読み終わると納得します。
読み進めていく中でヒントになる「葛城」が言った3つの文章を記しておきます。
◇勝負時での直感力と決断力があるかどうかで、成功する人間とそうじゃない人間に分かれる。
◇万が一のことを考えてプロテクトを作る。
◇優秀な人間は、知らず知らずのうちにに自分を補強する材料を入手している。
人生を生き抜いて行く上でのヒントにもなりそうです。
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No.36:
(5pt)

こんなこと頭のいい人間じゃなきゃできないよ

 クライアントの重役にプロジェクトを潰されたプランナーが、重役の娘と共謀して狂言誘拐を起こし、3億円を奪取しようとします。 でも、当然ウラがあるわけで・・・。
 最後にびっくりする結末が待ってます。 かなり、よい作品です。 皆さんも機会があれば
読んでみてください。
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No.35:
(4pt)

やっぱりあった!どんでん返し

狂言誘拐を使って2人の男がプライドを賭けて勝負する話。
前半は誘拐を実行するにはこんなに細かく、気を配り
クリアしなくてはならないハードルがあるのかと驚くことばかり。
私は自分には誘拐犯はつとまらねぇ!と
誘拐という犯罪だけには手をそめぬ事をここに誓った。
後半はやはりただの狂言誘拐ではなく、もう一人の男の大どんでん返しという
逆襲が始まる。
最後は痛み分けになるわけだが、2人の男のプライドを賭けたゲームが
こんなに壮大な頭脳勝負で行われるとはあっぱれである。
終始ワクワクしながら楽しく読める1冊である
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No.34:
(4pt)

痛快!

 プライドをズタズタにされた広告プランナー・佐久間が冗談半分に始めることになってしまった誘拐事件。物事全てをゲームとして考え,対応する佐久間と,自称「ゲームの達人」葛城。両者の息詰まるかけひきと,本来被害者の筈なのにウラのありそうな被誘拐少女・樹理。
 誘拐物にもかかわらず,警察の動きを一切描かずに全編を押し切る技巧,ラストでモヤモヤが一気に明らかにされるサプライズエンディング,そして追い詰められながら最後に仕掛けた佐久間の鮮やかな「保険」,見事な完成度。
 視点がぶれず,分量もコンパクトで,一気に読ませる。
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No.33:
(5pt)

面白いと素直に感じた作品

これは「読んで良かった」と思える作品。
時間の無駄を感じることはないでしょう!
頭が良すぎて完璧に見えすぎてリアリティーがないようにも
思えますが仕事の出来る男というのはこういうレベルまで
達しているのだろうと思いながら成立はさせてました。
そもそも、リアリティーがあるとかないとか関係なく
話が面白い!面白いと心底思えたのはストーリーの7割ぐらい
が過ぎた後からです。展開が更に面白くなっていく。
元々話の先を先読みしないような性格なのでその展開には
あっと言わされました。
面白いと素直に感じた瞬間でした。
自信を持って人に薦められる作品でした。
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No.32:
(4pt)

マイファースト東野圭吾に

これといった欠点が全く見つからない、ほぼ完璧なノンストップサスペンスで
あり、万人におすすめすることができます。
作者は典型的なオールラウンダーで、トラウマが残るような重いテーマあり
ギャグ連発の連作短編あり、全てをそぎ落としたゴチゴチのパズラーありと、
はじめて出会った作品によっては、好き嫌いが別れてしまうこともあると
思います。
(私もデビュー作のラスト、動機を見て目が点になり、数年食わず嫌いを
 するという苦い過去があります)
そんなわけで「はじめての東野圭吾」を体験するのに、絶好の本である
ばかりか、普段本を読まない人が、国内エンターテインメント小説の
世界にどっぷりとはまるきっかけにもなるような作品だと思います。
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No.31:
(4pt)

人物描写が魅力的。

 テンポよく語られる本書の最大の魅力は、人物描写ではないかと思います。文章自体が短く、場面場面の切り替わりが激しくも、これだけ私が登場人物に感情移入して読むことができたのはひとえに、氏の人物描写のうまさによるものでした。また舞台設定にも無理がなく、自然なかたちで現代を舞台にした狂言誘拐という名のゲームを楽しむことができました。
 
 しかし私が気に入らなかったのは、結末のある部分だけです。私には誰が犯人で、どういったトリックを・・・ということが読みながら推理できたわけではありませんでしたが、小説を読み終えた際の爽快感、物語の真相が明らかになったときの心を揺さぶられるような感動は少なかった。なぜかと言えば、本書が単純に悪がこらしめられるというカタルシスを与えてはくれなかったからです。多くをこの場で言及することができなくて残念ですが、作中に登場する被害者に対する虚無感はぬぐいきれませんでした。
 全体的には、リズミカルな展開、結末の意外性と、そこに至るまでの経緯など納得の一冊です。氏の文章は、いや登場人物は、読者を捕えて放さないだけの力をもっていることは確かです。
ゲームの名は誘拐Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐より
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No.30:
(5pt)

一度に通読。読み易く巧い描写。

筆者からの詳細な状況提供と、提供されない部分。謎解きを意識すると、常にこれを認識しながら読み進めることになる。すなわち、それだけ引き込まれる作品だということ。東京圏内に住む者からするとありありと現場の光景が目に浮かぶ。詳細な描写が多いにも関わらず読み易い傑作。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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No.29:
(4pt)

助走から着地まで、完璧に「決まった」作品。

あらゆる状況を考慮・分析して問題を回避・解決し、常に先を読み、大局を自分の有利に進めていく・・・人生はゲームだ。
ゲームの達人を自認する気障で自信家の男・佐久間が、初めて味わった屈辱をきっかけに、より強い「達人」を相手に、誘拐という名のゲームを開始する。
ものすごくよくできた作品。
タイトル、設定、主要人物三人のキャラ、構成、結末、どれをとっても「これしかない」「他にはありえない」といった感じで完璧に決まっている。
ただ、あまりにもうまく性格設定が決まっているので、・・・が・・・なことはわりとすぐに予測がつく。
だが、それで作品の面白みが減ずることは全くなく、逆に作者の自信とフェア精神の表れのようにも思えて、小気味よく好感が持てる。
二人の男の「頭脳」のぶつかりあいは、読み手の「ゲーム力」も試されているようで、スリリングで楽しい。
でも!!「できる男」として描かれている佐久間が、筋の都合上仕方ないとはいえ、自分の・・・で・・・するのはあまりにも軽率で納得できない。あれじゃあ、思慮浅薄なバカ男だろう。
自分のゲーム力(推理力)は彼ら(作者)に勝てるか・・・。挑戦してください。勝っても負けても、存分に楽しめます。
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No.28:
(4pt)

一揆読み!

スリリングな展開に一揆読み。
2000年に書かれているようだけど、使われてるIT関係は今とそれほど変わりないかも。
ラストのドンデン返しも途中で予想できるものの、最後まで面白さは持続。
さて、主人公はこの後どんな手を使って切り札をだしたのだろうか?
そこまでは読者のご想像におまかせ。。って感じの終わり方が、ちょっと気になるが。。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)より
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