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変身
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変身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 21~40 2/7ページ
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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東野圭吾さんの本はメジャーなものから15冊ぐらい読みましたがその中では1番良かったと個人的に思います。徐々に性格が変わっていく主人公の姿は恐怖すら感じたほど生々しく描かれていてかつ非常に興味深く、すいすいと読んでいけます。 余計な描写も少なく読むのが面倒にならないのは相変わらずですがこの作品は特にそこが顕著です。読書嫌いの友人に一度でいいからこれを読んでみろと言って貸したら大絶賛していました笑 | ||||
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自分だったらget rattledを超えて、気が変になるかもというお話です。 多作な著者はこういう話も書くのですね。自分の知らない世界を覗いてみるつもりで読んでみるといろいろ感じることがあると思います。 | ||||
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今まで読んだ東野圭吾の文庫本13冊の文章表現のリズムと違い、世界初の脳移植で人格の狂暴化を自覚した主人公が、実績のない脳移植を実行した研究者達やその背景にある強大な力のある組織の身勝手な陰謀を解明する経過で、文章表現のリズムがいつものリズムからときどき外れる感じがした。問題提起内容を強調するため著者が場面により敢えてリズムを変えたのかもしれない。 「脳と心の正体」については科学的進歩が著しく、東大大学院教授池谷裕二博士監修「脳と心のしくみ ビジュアル版」、理化学研究所脳科学総合研究センター(センター長はノーベル賞受賞者利根川進)発行の「つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線」、さらには中野信子著「サイコパス」(これが手っ取り早い)等に詳しい。 作家の橘玲(あきら)によると、脳科学、進化心理学、行動遺伝学、行動経済学などさまざまな分野の知が融合して、いま新しい人間像が生まれつつあり、それは「意識は幻覚で、わたしとは無意識のことだ」という(文藝春秋special2017年夏号)。 一部破損した脳の修復のため部分移植が成功したときに、脳の一部を提供したドナーの人格が移植された本人の人格にどのように関わりあうのか、興味深いがこの小説では破滅的結末へ向かう。物語の展開は複雑で東野圭吾の世界は徹底している。 作品中のエディプス・コンプレックス(フロイトの描いた「母親との性交を望み、父親から去勢される恐怖に怯えている」といった精神分析)は、脳科学の進化で詳しく解明された脳の構成構造(特に大脳辺縁系の扁桃体)と、無意識と意識の関係が明らかになってきた現在は権威低下してしまったようだ。 | ||||
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東野圭吾はいつ読んでも感動させられる。ストーリーの展開とラストが素晴らしい | ||||
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今でこそ、数々のSFやサスペンスで描かれる「脳モノ」。 映画やドラマ、小説等で触れる機会も多いせいか、本書を手に取った際、裏表紙のあらすじや帯のコメントを拝見して、なんとなく話の流れを想像してしまう本作。 そうとなれば否が応でも期待とともに注目してしまう、その「変身」ぶりと、東野小説ならではの文章表現。 「圧倒されました...」というのが正直な読後感です。 主人公である成瀬純一の「変身」ぶりとそれに対する本人の恐怖・葛藤。 立場・考え方・関係性がそれぞれに異なる周辺人物たちの人間模様。 本作では、そのひとつひとつがとても丁寧に描かれています。 また、物語の「視点」は終始、主人公の視点。 他の登場人物のメモや日記という形で、異なる視点からの補足はあります。 が、主たる「視点」が一貫しているからこそ、自らが「変身」していく様子や恐れ、周りからどのように見られ・周りの人間を信じてよいかどうかの不安を、主人公と同じ目線でより深く追体験できる。 これが、より一層「変身」を引き立てます。 ときにグロテスクな描写もあります。 でも、だからこそ、「変身」前後の変化が際立つのかもしれない。 また、そんな描写があるからこそ、それに抗おうとする姿が際立つのかもしれません。 「生きているというのは・・・(中略)。それは足跡を残すってことなんだ。」という印象深い台詞。 これに「後ろにある足跡を見て、たしかに自分がつけたものだとわかるのが、生きているということなんだ。」と続きます。 誰しも、忘れてしまいたい過去や断ち切りたいしがらみなども多々あることでしょう。 けれど、それらを全部ひっくるめた「足跡」によって、今、自分が生きていると実感できるのかな...とも思います。 読了後のこのずっしり重量感。 人間をつくるもの。自分を構成するもの。自分の思考や心はなにでできているのやら? ときには、そんな重いテーマに想いをはせるのも一興かもしれません。 | ||||
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内容を書きすぎると、読んだ時のワクワクドキドキ感がなくなるのでサッとあらすじと感想だけ。 本当におすすめなので、できるだけ話の設定が分からないように端折りますので悪しからず。 是非是非、まっさらな状態で読んで欲しいんです。でも面白い作品であることも伝えたいんです(笑) 強盗犯に頭を撃たれ、脳を損傷する主人公。助かる道はただ一つ、脳移植のみ。そこで登場するのは逃亡の末、命を落とした強盗犯の脳。 手術は成功したが、ここから主人公の苦悩が始まる ここまで!あとは読んで下さい!面白いですって! | ||||
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読み出したら次の展開が気になって一気に読み進んでしまうタイプの物語です。 ドナーの謎は早い段階で分かってしまいますが、この物語の面白さは「変身」の謎解きというよりは、作者はいったいこの物語をどう着地させるのか知りたいという好奇心にあると思います。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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こわ~い! 後半、止まりました。これ、テレビドラマとして、やったそうだけど、みてみたかったかも? | ||||
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欲しいモノがすぐに手に入り 痛みも少なく 安く 早く届く 便利で 最高です 今後ともよろしくお願いします | ||||
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短時間で読みきれるボリューム。 まずまず引き込まれました。次は何にしようかな。 | ||||
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ある人が生きているか死んでいるか―おそらくこれほど明確な違いはないと思っていたことが、実は何とも不確かなものなのではないか、という疑問、驚き、そして恐怖に愕然とした。 主人公は右脳を損傷した後、脳移植手術を受け、一命をとりとめる。 命が助かったことに安堵したのもつかの間、次第にドナーの人格に影響されるようになり、自分が自分でなくなっていく恐怖と嫌悪に耐えかねて、ピストルで自らの右側頭部を撃ち抜き、植物状態を経て死に至る。 主人公の心臓が停止して、主人公の生物としての一生は終わった。 しかし、移植手術後に、自分本来の人格が失われていく中で存在した主人公は、果たして人として生きていたと言えるのだろうか。 人として生きていくためには、肉体に加えて、アイデンティティーがいかに重要であるかを考えさせられた。 一体、人は何をもって生きていると判断し、何をもって死んだと判断するべきなのか。 普段、これだけは疑いようもなく明らかであると信じていた、人の生死が、見方次第で、なんと曖昧なものであることか―。 そして、今このレビューを書いている私自身、生きていると胸張って言えるような人生を送っているだろうか―。 | ||||
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東野圭吾さんの本を読むのは『探偵ガリレオ』に続いて2作目です。 彼は多数の作品を出版してますが、 こんなに面白い本が他にもたくさんあるのですか? 本作ですごいと思ったのは、一瞬の変身ではなく、 だんだん変身してゆく過程が描かれていたことです。 後半最後の部分になってページ数が少なくなった時、 「この状況で、一体どの様にして終わらせるのだろう?」 と思いました。 読後に1つだけ読み取れなかったことがあります。橘直子が 主人公と懇意になったのは、彼に好意を抱いてたから? それとも単に研究のため? 彼女の心理が描かれてなかったので、 よく分かりませんでした。 | ||||
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犯罪者の脳を移植され徐々に人格が変わっていく主人公とそれを支える彼女。 感性の大切さについて考えさせられました。 今までと感性が変わってしまった事に苦しみ死を選んだ主人公。 そしてそれを些細なことと記し、移植後に人間性が影響することに焦点を当てる医者。 いろいろ考えさせられる作品です。 | ||||
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まず、文章的な感想では・・・。 直前に『ゼロの焦点』を読んだので、単文が列挙されたこの本には閉口しました。それと情景・心理ともに描写が素っ気なくてどこか物足りなかったのも残念です。 テーマは三月記と同じかな。中学時代の記憶なのであまり覚えはありませんが、この本もハッピーエンドではありません。 普遍的ではありますが、山月記同様に決して軽くはありません。「軽くない」テーマをエンタメとしてドラマティックに読めるのは良いのですが、「自分とはなんぞ?」と考えたくない・考えたことのない人にはただの狂気が詰まっているだけかもしれません。 ただ「救いようのない終わり」じゃないですし、ドラマティックな展開も飽きさせなくて良かったですね。すらすら読めることも手伝って結構没頭しました。まあ、レビューでどなたかも言っている通り予定調和は予定調和ではありますけど、文章含めて敢えて分かりやすくしているんでしょう。『お約束』みたいなモノとして意識しなければ、十分物語に入り込めます。 | ||||
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脳移植をした主人公が少しずつ人格が豹変していく。 元々おとなしくて内気な青年だったのが、段々と誰彼かまわず攻撃的になり、凶暴になっていく。 当時付き合っていた女性への愛情までも変化してしまう。 彼にとっては耐え難いことだった。 彼に何が起こったのか・・。 ドナーは一体誰だったのか? 印象に残った主人公のセリフが 「(中略)今日の自分が、昨年の自分と違うんだ。 そして明日目が覚めた時、そこにいるのは今日の自分じゃない。 遠い過去の思い出は、全部別人のものにしか過ぎなくなる。 そんなふうにしか感じられないんだ。 長い時間をかけて育ててきたものがことごとく無に帰す。・・・それは死ぬってことなんだよ。 生きているというのは、単に呼吸しているとか、心臓が動いているとかってことじゃない。脳波が出ているってことでもない。 それは足跡を残すってことなんだ。後ろにある足跡を見て、 たしかに自分がつけたものだとわかるのが、生きているということなんだ。・・・」 と言うところ。 なるほど〜。 ふと、自分が認知症など何らかの疾患によって人格が変わってしまうようなことがあるとすれば、 それでも自分は生きていきたいと思うか?と考えさせられました。 詳しい感想はブログで書いています。 ↓ http://brown30.main.jp/blog/2014/03/02/henshin/ | ||||
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東野圭吾の本は殆ど読んできましたがこれほどでに衝撃をうけた本は今までありませんでした 個人的な感想として最初の100ページで飽き飽きしてましたが最後の100ページは読む手が止められませんでした 崩壊や残酷の中にも切なく輝く文章にグッと来ました 是非ともおすすめしたい一冊です | ||||
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東野圭吾さんの小説は色々読みましたが、この「変身」が一番面白いと感じました。内容は、事故にあい、脳移植をすることになった男の話ですが、穏やかで優しかった彼が、次第に脳のドナーの性格に変わっていく様が非常に恐ろしくリアルに表現されていて、その変わっていく様を目の前で見ているかのように感じる程その描写が上手いので、読んでいてその恐ろしさに息をのみました。かなり猥褻なシーンもありますが、性癖まで変わっていき、自分が自分でなくなる恐怖と不安を見事に表現していて、最後まで目が離せない内容でした。 | ||||
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世界初の脳移植。 移植後の経過が超重要な医療チーム。 その背後にうごめく謎の…。 時間の経過とともに、移植前とは明らかに変わっていく 自身に戸惑い、真実を探ろうと必死にもがく主人公。 物語が進むにつれて、未知の世界だが、 う〜ん、とうなるような、リアルな描写はさすが! 一気に引き込まれ、最後まで全く飽きもせずに読ませて頂きました。 最後の最後に、移植に関しても考えさせられました。 本当に面白い作品でしたо(ж>▽<)y | ||||
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