■スポンサードリンク
精鋭
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
精鋭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察の警備部特殊部隊、特殊急襲部隊(Special Assault Team、SAT)の紹介本、の様な、一応小説。 警察に入った若者が、持ち前の大物的性格とガムシャラな体力で機動隊へ入隊、SATに選抜され、成長していく話。警察小説なのに、事件は起きませんw。恋愛系も無し。男の友情とひたすら、訓練。 警察・警備隊・SATと、その熱い男達。 は、わかるけど、小説としては、う~ん。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今野さんの作でSATを描いて、しかもタイトルが精鋭とくれば、いやでも期待が高まりますが 、全然そういうのではないです。 新人警察官の柿田が、警官としての日々の仕事に悩みつつ、機動隊からSATを目指して成長していく青春物です。 まぁ、これはこれで面白いけど、ヒリヒリする展開は一切なく、物足りない感はあります。続編で事件に向き合う話があれば、是非読みたいですけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新米警察官の柿田亮は当初地域課に配属されるが、ひょんな事から機動隊員になり、またまたひょんな事からSATの試験を受けることになり、というのが本書のあらまし。このように書くと何か重々しさが無いなぁ、などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、読んでみると正直そんな感じです。主人公の成長そのものは本書で詳細に述べられていますが、様々な訓練をあっさりとこなしすぎですね。新米警察官としての葛藤や戸惑いといったものの描写はごく少な目ですし、主人公のパーソナルな部分の描写もほぼ無きに等しく、読み手が主人公に入れ込むような感慨は浮かびにくいです。 これまでにも、著者である今野敏氏の作品は何点か読んでいます。特に『隠蔽捜査』・『樋口顕』・『安住班』の各シリーズが好きですが、それらの記憶を頭の片隅に置きながら本書を読んでしまうと、肩透かしを喰ってしまうでしょう。 主人公である柿田亮が今後どのように成長していくか、続編を勝手に期待して星は3つを付けましたが、厳密には2.5といったところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
壮大な物語の「序章」ですね。少し肩すかしでした。続編に期待。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハラハラドキドキさせるいつもの小説を期待して読んでいたら、少し物足りなさを感じました。続編があって、この主人公がいろいろと修羅場を乗り越えて行く第1章としての「精鋭」なのでしょうか。今後の展開を待ち望んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単調なストーリーだが、厳しい訓練にも主人公の柿田亮が「こんなことたいした事ではない」と思って臨むところを実際の仕事にも適用するといいかも | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察学校を卒業したばかりの警官が交番勤務に就くところから、この小説は始まる。小学生から野良猫を持ち込まれてその処分に困惑したり、非番の時に映画館で痴漢らしき行為を目撃して止めに入ったが、その後の処理に戸惑うといったことが立て続けに起きる。この世に善悪の基準が明確にあると信じていたが、黒白定かでない広大なグレーゾーンがあることを知り自分が警官としての職務をこなせるか、その適性があるかどうか悩むナイーブな青年である。このナイーブさにはやや辟易したが、警官という仕事の特殊性を浮き彫りにし、一人の新人警官の成長を描くためにあえてやや現実離れした主人公の性格を設定したものとして受け取った。 ところが、主人公が選ばれて機動隊へ部署替えするところから、ナイーブさと成長をたどることは変わらないものの、その方向性は微妙に変わる。機動隊という部署は、一般社会との普段の接触はないため職務について境界線上で自問する機会はあまりないようだ。命令と実行の軍隊に近い組織である。普段は訓練に明け暮れる。学生時代はラグビー部に所属した主人公は、体育会系のノリでたちまち新しい職場に適応する。 さらに主人公はSAT(特別急襲チーム)に選抜される。テロや人質事件などの重要事件に出動するSATはまさに花形のエリート警官、「精鋭」であるということらしい。1年間の予備訓練をへて正式な隊員となるのだが、同期生同士の競争と友情がスポ根もののタッチで描かれる。射撃訓練や自衛隊との共同訓練などは読みどころのひとつである。 機動隊やSATなどの隊員の選抜方法や訓練風景などはそれ自体内幕の情報であり興味を引いたことは確かである。しかし、主人公をはじめ登場人物はまるで絵に描いたような職務に忠実な役割を果たすだけの存在となる。純にして適性にとみまた努力家の塊である職能集団として描かれる警察に頼もしさを覚えなかったわけではない。しかし、およそ小説としての深みを味わうまでには至らなかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!