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(短編集)
犯人のいない殺人の夜
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犯人のいない殺人の夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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★★★☆☆ | ||||
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東野圭吾さんの作品は、長編もほとんど読みました。 じっくり読む時は、長編がすきですが、病院や移動の待ち時間などに、短編集は助かります。 小さな故意の物語が好きでした。 | ||||
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表題にもなっているストーリーは、まあまあよく、面白く読めた。 その他の短編は、まあ読まなくてもいいかなというくらいの物語。 | ||||
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オムニバス方式でそれぞれが関係のない短編の物語が続いていき、最後の小説で、このタイトルの物語という構成。 それぞれの物語で、(常人には理解できないような)多様な人の独特な心理描写が描かれていて、著者の器用さを改めて思い知った。 また、最後のタイトルの物語では、ただ単純にストーリーを追えばいいだけでなく、 『誰が』に注視して読み進めていかないと、最後の最後で「あれ?あの時ってどうだったっけ?」となり、 また繰り返し読むことになってしまう。私みたいに。 著者の術中にハマってしまったと思った瞬間だった。 | ||||
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子どもが好きそうだったので、購入。短編集なので、読書好きでなくても、楽しめるようです。 中古でしたが、綺麗でした。 | ||||
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このごろ、ライトノベルっぽいのや、時代小説ものに、物足りなくなり、購入しました。昭和を感じさせるミステリーでした。 | ||||
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まだパソコンや携帯電話が普及しておらず防犯カメラもない1994年に出版された小説で、ビデオカメラを殺人にうまく使ったり、黙って物を置いたりと、原始的なトリックがうまく使われていた。 短編集でうまくまとまっているが、読み応えという意味ではいまひとつだった。 昔はこんな感じで書いていたのかということが改めて分かった。 どうしても東野圭吾だと湯川教授や加賀刑事など、入り組んだ事件を期待してしまうところがあるので、評価が難しかった。 | ||||
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作品は、ほとんど読んでいます。短編で、すぐ読んでしまいました。 | ||||
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1990年に単行本として出版したものを1994年に文庫本として出版し、2020年に新装版として出しています。中には「小さな故意の物語」「闇の中の二人」「踊り子」「エンドレス・ナイト」「白い凶器」「さよならコーチ」「犯人のいない殺人の夜」の7つの短編が収められています。どれも著者の初期の作品なのだそうです。 読んでみての感想ですが、犯罪の謎は「なるほどそうだったのか」と思うこともありましたが、登場人物の心理に関しては、「人がそんな風に思うかな?」「そんな風に動くかな?」と疑問に思うことが多く(ネタバレになるので具体的には書けませんが)、あまり登場人物にリアリティーを感じませんでした。 著者の最近の作品を読むと多くの作品は質が高いと思いますし、「外れの少ない作家」と思っていましたので、”あの”東野さんにもこんな作品を書いていた時代があったのか、というのがちょっと驚きでした。 それから、予定外に夫が帰宅しているところに、浮気相手が訪ねてくる場面があって、「なんで電話で連絡しないのだろう」と疑問に思ったのですが、よく考えると普通の人が携帯電話を持っていない時代に書かれたんですね。1990年というとそんなに遠い昔ではないような気がしてしまうのですが、生活スタイルはずいぶん変わって、推理小説を読むときに時代背景まで考えて読む必要があるほど昔のことになったとはこれもまたちょっと驚きでした(小説の内容とは関係ない感想ですが)。 星の数ですが、暇つぶしに読むには面白い本だと思いますし、普通の作家であれば星が4つでも良かったのですが、「東野圭吾さんにしては」という意味で星を3つにしました。 | ||||
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うーん、普通は心が晴れ晴れする部分も幾らかはありそうな物ですが本書での東野さんはぶれる事無く徹底的に首尾一貫されていますね。もし哀しい運命が貴方の心に重く圧し掛かって来たならば、見事なミステリの騙しのテクニックに気持ちを向けて気分転換を図るのが良いでしょうね。ミステリを読む時には何事も鵜呑みにして素直に信じては絶対にいけませんよ。練りに練った著者の術中に完全に嵌められますからね。 『小さな故意の物語』駄洒落にも笑えない女心の怖さですね。『闇の中の二人』まさに血の悲劇。赤ん坊は普通に笑うのだけど。『踊り子』少年には残酷過ぎる真実。『エンドレス・ナイト』大阪嫌いなヒロインは、しのぶセンセに頭をどつかれそうやね。大阪の刑事は優しい人やね。(悲しい色やねのもじり)『白い凶器』動機に繋がる秀逸な題名ですね。サイコなオチにゾッと寒気が。『さよならコーチ』一瞬デジャブに襲われますが最後にもう一捻りあります。『犯人のいない殺人の夜』厳密に言えば犯人はいるのですが、想像を絶する意外なからくりに呆然! | ||||
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珠玉の7編。自分的には「踊り子」が秀逸で、甘酸っぱいロマンスか…、サスペンスらしい怒号の結末。読書苦手な方にもおススメ。 | ||||
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ややたよりなかった気もするが、まずまずの面白さ、エンドレスナイトが特出して、面白い。 | ||||
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主に殺人事件を扱った短編小説集です。 どれも読みやすいと思います。 個人的にエンドレスナイトが一番しっくり来たかなと思います。 ただ白い凶器も面白かったです。 踊り子…… | ||||
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非現実的な内容を多少含むが、小説として面白く一気に読み終えた。 | ||||
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「犯人のいない殺人の夜」はさすがに無理がある。 女の家庭教師はどのタイミングで入れ替われるの? | ||||
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東野作品は短編の方が個人的にイキイキしている感じがして好きです。 テーマが殺人事件だったのでミステリー系かと思い読み進めてまいりましたが、これらの作品は本という形だからとても面白いですが下手にドラマなどにすると終わりがハッキリしていないとクレームする人たちが今の時代いそうですね。文という形で書かれているから読みながらどういう事か、どういう気持ちか、を考えながら物語を進めることが出来ます。 人間の心理をうまく描いた深い作品だと思います。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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とても読みやすくミステリーを読んだことのない方も楽しめる作品だと思います。 | ||||
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東野圭吾公式ガイドでの作者の自作解説を見ると、本短編集は初期のものがほとんどで、短編の書き方がよくわからず、いろいろなことを試しながら書いた時期の作品を集めたものとのことであり、読んでみると確かにそういった感じがした。 「踊り子」と「犯人のいない殺人の夜」が良かった。 「小さな故意の物語」 学校の屋上から転落した友人の死の謎を探る話。最後にひねりがあるものの、やや物足りない真相。事件の背景にある微妙な女心が印象的。 「闇の中の二人」 読み進めていくうちに犯人の見当はつくが、その背景にある事実と動機が意外。 「闇の中の二人」とは誰のことか。最後の一文が印象深い。 「踊り子」 塾の帰りにふと目撃した、新体操を踊る女の子に魅せられた少年の話。 その女の子がやがて姿を見せなくなり、少年の家庭教師がその謎を探ると、もの悲しくも意外な事実が判明する。 「エンドレス・ナイト」 刑事の臭覚で事件を解決する話。 主人公の女性の大阪嫌いが印象的であり、隣接県に住む私にはその心情が良くわかる。 「白い凶器」 所々に挿入されている二人の会話が誰と誰の会話なのかと思って読み進めていくと……。 動機が何とも意外であり、この動機に関する事実は初耳だった。 「白い凶器」というタイトルが動機を示しているのが面白い。 「さよならコーチ」 犯人はあるものを利用して殺人を行うが、逆に利用されていることが後でわかる。 「犯人のいない殺人の夜」 この作品は確かにトリッキーだ。理解力に乏しい私は、初読では最後まで読んでも、「あれ?どういうこと?」と理解できず、最後の方を読み返して、ようやく理解できた。<夜>と<今>を交互に描いたり、<夜>の視点となる人物を変えたりして、読者を欺いているところが巧妙。由紀子の写真、ドウダンツツジ、チューインガムといった小道具が、真相解明につながっている点も面白い。 | ||||
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以下の7編の短編から成る本作。 小さな故意の物語 闇の中の二人 踊り子 エンドレス・ナイト 白い凶器 さよならコーチ 犯人のいない殺人の夜 状況や境遇、殺す側・殺される側の意図や心理、故意と偶然。 運が仕立てた殺人。運命が犯した殺人。犯人・被害者の意図が巧みに利用された殺人。 様々な要素が絡み合いながら、「殺人」に対する明確な意図や動機が存在しない、あるいは、第三者からはその意図や動機が存在しないように見えてしまう、7つの殺人事件が描かれた七編。 短編ということもあり、物語のエッセンスに自ずとフォーカスしてしまうが故に、それぞれの作品のなかに巧みに仕掛けられた東野氏ならではのミステリーに読者の意識が集中し、そのミステリーがより一層輝くといった印象。 大仕掛けな舞台設計や事細かな設定を要とする技巧的なトリックは、良作には必ずしも必要のないことを教えてくれる傑作です。 その意味では、良作ミステリーの定義の幅を広げてくれたこの一冊。 ワタクシ的には、本作に含まれている叙述トリックの巧みさに、ある種の感動すら覚えました。 秋の夜長に最適な一冊かと^^ | ||||
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