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宿命
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宿命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 61~80 4/8ページ
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宿命というタイトルの割には、主人公とライバルの宿命がたいしたことなく淡白に描かれていたので拍子抜け。 ラストに描写されたものも、そのころにはだれてしまっていたので驚けなかった。 そのうえ殺人事件のほうも、ほんとうにたいしたことのないオチ。 東野圭吾作品の中では、つまらないほうだと思う。 | ||||
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長い経過を辿り、最後の章ですべてが明かされ、びっくり。 時間の軸を過去から長くとって、近未来の医学の進歩を絡ませて巨大なスペクタクルの構想としつつ、 味わいがあった部分は、学生時代の初恋相手とのエピソードや、ライバルとの競争に破れ続けたエピソード。 そんな至って個人的なエピソード部分があるからこそ、壮大な話も成り立つのかもしれないと思いました。 読み進めていくと、自分の人生に誰かの意図が加わっている。それは良い方向でさえ、正体が分からなければ、不気味なものに他ならない。 そういう怖さが味わえます。 終わりのセリフは、、、カッコつけすぎやろ、、、、男同士の、なんていうのか、、、 でも、それのおかげで、読後感がいいかんじでした☆ | ||||
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東野作品の中では傑作だと思います。彼の作品は切り口が豊富であることが特徴のひとつだと思いますが、インパクトや作品の無理のない流れ、そして奇想天外な結末など、完成された作品は正直あまりないような気がしていました。 しかし、この作品は今まで読んだ中では、とても完成度が高い作品だと感じました。 幼少期に勇作は近くの病院で遊んでいましたが、そこで精神に支障をきたした女性と出会うところから始まります。しばらくしてその女性は謎の死を遂げるのですが、次に展開する時代は彼が警察官になった時から本格的なストーリーが展開します。 その女性の死は勇作の無き父親がやはり警察官として捜査をしていたわけですが、新しく起こった大企業トップの殺人事件から、父親が担当していた昔の事件へと繋がる見えない糸を勇作は手繰り寄せようともがき始めます。 そこで容疑者として浮かんだのは、昔、その病院で出会ったことがあり、少年時代にライバルとして争ってきた同級生でした。 その同級生が犯人なのか否か? 事件の真相は最後の最後までわかりません。そして意外な結末が用意されています。 東野ファンの方には一押しの作品です。 | ||||
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意外すぎる結末、というか私的には夢物語過ぎて…正直萎えた。途中までは、すごく良かったんやけど。あと、物語がどんどん進んでいってぐんぐん引き込まれるんやけど、たまにあれって、ちょっと雑じゃない、て感じるとこもあった。 | ||||
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数々の面妖な出来事に起因している「宿命」、その名の下に一本の糸で結ばれる物語。 東野圭吾の小説にしては、登場人物が多く、物語の中に10人以上、出てくる。それが最初の100頁で、殆どの登場する為、把握するのに一苦労した。それに、真犯人は筆者が示す通りに検討がついている為、何故、こんなにも容疑者を増やす必要があるのか、疑問に感じた。読破した今も、不必要な登場人物が居た感は否めない。 「秘密」を読破した直後に読んだ為だろうか、展開やオチも消化不良な一作。 | ||||
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最も犯人に近いと思われる人物が直接の犯人ではなかったと少し期待を裏切られた作品。宿命あるいは宿敵となる警官、医者の格闘をもっと期待したかった。一般文学322作品目の感想。2011/01/18 | ||||
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推理小説的な要素、そして人間ドラマ的な要素、科学的な要素で成り立っている作品。かつてのライバルと、警察官、容疑者として対峙するという設定もおもしろい。いわば宿命のライバルだった二人。しかし、タイトル「宿命」の意味は最後の最後に明かされる。特にラスト数ページが好きだ。最後の2人のやりとりも、とても暖かく後味の良いものだった。個人的に、東野作品の中でこの作品が一番好きかもしれない。 | ||||
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話の展開が面白いのであっという間に読める。警察官と医師という全く違う人生を歩んだ2人のそれぞれの日常も丁寧に描かれていたと思う。特に、医師の道をあきらめて警官となる主人公の心理描写、生活の描写は見事である。けれど、あの結末はあまりにも安易だ。そして、安易な結末に収束させるために、かなり無理のあるさまざまな偶然が組み合わされている。組み合わせ方、描き方は上手いと思う。組みたては見事なのに、肝心の結末、中心に説得力がないという展開は、残念ながらその後の『白夜行』(完成度はよほど高いが)にも共通しているのではないか。 | ||||
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東野圭吾作品は当たり外れがしっかりしていると思いますが、本作は珍しくどちらとも言いづらい作品だと思います。どこかで読んだような気もしますし、全く新しい感じもする話でした。ただ、最後の最後まで楽しめるのでお得かなと。 | ||||
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後の白夜行、ガリレオを感じさせる。読み応えある長編。雰囲気漂う序章から、宿命のライバルとなる晃彦と勇作を主軸に、大企業が隠す謎も絡み、物語は加速度を増してゆく。殺人犯を捜すこと以上に、宿命の糸が明らかになっていく過程に重きが置かれているか。ラスト、思わぬ展開に驚く。ただ美佐子との今後についても深く触れて欲しかった。読後、宿命の糸に導かれた二人の来し方が思い返され、それ以上に、勇作とサナエの冒頭エピソードが悲しく思われる。そこに、まだ知らずながらの母を感じていたのか。そして母もまた知らずに子を重ねていたか。東野圭吾、初期の名作です。 | ||||
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主人公とともに2つのミステリーに読者は悩まされる。 殺人事件の犯人は誰なのか? 主人公たち3人を結ぶ「糸」とは何なのか? その2つの謎をつなげているのが、ある企業を巡る殺人事件の動機だ。 解説にもあったが、著者が挑んだのは 「殺人が起きてそのトリックを暴いて完結。ではおもしろくない。 もうひとつ読者に驚きを与えたい。」 そういう小説だそうだ。 見事に完成されているし、エンターテイメントとしてもすばらしい。 デビュー以来、完成度の高いミステリーを送り続けている著者だが、 その転機となっている重要な作品である事は間違いない。 東野作品をこれから読む方は、必ずリストの上位に加えていただきたい。 | ||||
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私は「変身」を読んだ後に「宿命」を読んだ。 解説で清原康正さんが書かれているように、「宿命」は「変身」へとつながる作品だと感じた。 東野圭吾さんは推理小説の中に、推理以外の様々な要素をつめこんでいて、そこが好きだ。 「変身」では脳移植という現代医学の危険性(ヒトではまだ脳移植は実現されてなさそうだが)を描いている。 その他、代理母と体外受精の話(分身)、記憶改変(パラレルワールド・ラブストーリー)などなど、科学と倫理の話がとても興味深い。 「宿命」読了後の率直な感想としては、推理小説的傾向が高く、科学と倫理の話は少なめだったように感じられた。 だが、その後の著作である「変身」では脳医学に特化した話だったので、両者を比較してみるとおもしろいかもしれない。 私は推理小説読者初心者だが、推理部分も理解でき楽しめた。東野さんの文章力の高さが伺える。 推理と科学、両者を楽しむのに適した東野作品だと感じた。 | ||||
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東野さんは相当裕福な生活を送られてきたのではないか。恵まれた環境の中で、心が通じないというだけで贅沢をいう美佐子を見ていると、金に困っている人間からすればひどく贅沢な悩みにおもえる。そんなもの現代社会においては、貧窮に比べればなんでもないし、間抜けしか考えない。なら読むなという感じたが、 | ||||
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ちょっと登場人物が多すぎて途中で誰が誰だか分からなくなったけど、 ストーリーが進むにつれてそんな不安も解消されていくから、 東野圭吾の作品は不思議だ。 主人公とその元恋人と古くからの友人でもありライバルでもある男との 関係が宿命によって複雑にも皮肉にも結ばれている。複雑な人間関係が 後々につながっているのが分かってくる。読み終えた後には悲しくもあり 暖かな気持ちも沸いてくる。 | ||||
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殺人事件を扱ったミステリー小説だが、殺人事件はたんなる一つのピースでしかない。 その裏には、もっと壮大な物語が用意されている。 調査を通じて、二人の宿命に関する謎が明らかになってゆく。 序盤はなんだかごちゃごちゃしていて、読みづらい。 だが、物語が動き始めると、それもだんだんと気にならなくなりました。 最後にはストンとすべてがつながり、物語が収斂するのがたまりません。 そして「これのためにこの作品を書いた」と作者自らが明言している、ラスト一行。 この一行で、この作品が一気に好きになりました。 | ||||
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最初はまずまず、中盤は正直なところ中だるみの感じがした。しかし、終盤でそれを一気にとりかえす展開に。全体として、最終的には無駄なところがなく、パズルがあるべき場所にはまっていくような感覚がした。 | ||||
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東野さんの作品は白夜行、片想いに続きこちらを読みました。 冒頭から引き込まれ、徹夜してでも読み終えたくなる作品でした。(結局は寝てしまい翌日になってしまいましたが!) 殺人事件の真相と主人公達の秘密の展開が綴られて行き、終章手前まではぼんやりと予測できるような進行かなと思いましたが、終章で鳥肌が立ちました… 意外性と言う言葉では言い表わせない位。 あくまでも私は読み手であり、感想は人それぞれだとは思いますが、この才能は羨ましいなぁ… ところで最後の1行に発した答えはホントの事なんでしょうかね(笑) そう思わせられてしまいました。 私の中では大切な1冊になりました。次は時生を読みます(*'∇`) | ||||
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帯では意外なラストが強調されていたので期待したが、おそらくそうなんじゃないかという予想通りのラストで、個人的には不発だった。また事件に関連する過去の出来事があまりに大掛かりすぎて、現実感がなかった。でもそれなりに楽しめました。 | ||||
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東野作品初読みです。 おじさんが趣味で書いた良くできた推理小説みたいな感じがしました。 心理描写やセリフの言い回しなんかに全く面白みを感じませんでしたが、単純にどんな運命に操られているのかを知りたくて読み進めました。 普段推理小説を読まないのですが、東野作品はあまりにも人気があるので読んでみましたが…。推理小説の中では面白い方なのでしょうか?だとしたらこのジャンルが合わないのかも知れません。 東野作品こんなものかとがっかりです。新しい作品だったら違ったかも知れませんが。 | ||||
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確かに、白夜行、幻夜につながるものはあると思います。ただ登場人物の描写が、白夜行などに比べさらっと流した感じがある。トリックは極平凡と思う。 | ||||
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