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宿命
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宿命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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電脳という単語から、脳に関する人体実験がらみだろうなと思いつつ 30年前はこのような内容が新しく問題になっていたんだなと思った 幼なじみや昔の彼女、近所のお姉さんや各々の人生に起こる出来事、 ターニングポイントで良い方向につながる“糸”などが絡み合いながら 事件が解決に向かい「宿命」とは何だったのかが解明されていくのは 強引な設定だなとは思うものの楽しめた | ||||
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★★★☆☆ | ||||
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暇つぶしになった | ||||
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中古品を承知して購入したのであまり言いたくはないですが、状態を非常に良いを選んで購入しましたがそこまできれいな本ではなかったです。 有名古本屋で買ったら100円コーナーに置いてあるレベルでした。 しおりも無くて不便だし、何より背表紙の部分に3×5センチくらいの文庫本にしてはなかなかのサイズのシールが貼ってありました。 中古品 非常に良いと書かれていましたが今時きれいに剥がす事の出来ないシールでした。 その点を考慮すると値段と非常に良いとゆう状態には見合っていないと感じ、微妙な評価とさせて頂きました。 | ||||
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予備知識なしで読んだので、初め、知的障害を持つ女性のエピソードが、どうゆう意味を持つのやら、不思議な感じがした。読み進めるに連れて、過去のエピソードが、現在の事件、そして主人公と容疑者の出自に、大きく関わって来る様は、非常にスリリングで、読み応えがあった。衝撃的なラストに繋げる構成は、さすがベストセラー作家である。 だが、人間の脳を改造する、倫理に反した極秘計画を始め、リアリティーの欠如は気になった。ボウガンと毒矢の件も不自然だし、宿命の対決をする二人の関係も、作り過ぎだと思う。これは私の読解力不足だろうけど、ラスト一行の衝撃の意味がわからなかったのも、残念。 | ||||
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普通でした。 | ||||
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精神病院、たよりなげだが無垢な女性入院患者、なぜかお互い意識しあい反発してしまう2人の男の子、彼らは成人してから宿命的な再会をはたすことことになる・・・となると、これは・・・・ではないのか?と、真相はある程度予測できてしまいます。が、そこへ至るまでの過程がなかなか読ませます。 高校までずっと同級だった勇作と晃彦は常に1,2を争う優秀な生徒でした。けれど、勇作は貧しい家庭に育ち、大学の医学部へ進むことを断念、それと同時に当時の恋人とつきあい続けて行くこともあきらめて警察学校へ入り刑事になります。そして裕福な家庭に育ち、医学部へ進学した晃彦は、会社をついでほしいという父の意思に反して医者になります。そんな二人が、晃彦の自宅で起きた殺人事件で再会、なんと、かつての勇作の恋人は晃彦の妻になっていた・・・というドラマチックな筋立てです。 話は、勇作と晃彦、そしてその妻の美佐子、3人の視点で交互に語られます。事件の元になる遠因は、はるか過去にさかのぼることが勇作の調べでだんだんとわかってきます。 東野作品はこの時期(90年代前半)、医療ミステリ的なテーマが多いのですが、当時はそのような話題や新しい技術がよく取り上げられていたのでしょうか。自分は専門知識はありませんので、ここに書かれていることが可能なのかどうかはよくわかりませんが、ユニークな視点から話が練り上げられていると思います。東野氏が85年に「放課後」でデビューされてから5年後の90年、32歳の時の作品ですが、この頃は年に2作も3作も発表されていたようで、これからどんどん書いてやるぞという意気込みが作品からも感じられます。最近のものから見ると多少荒削りな感はありますが、当時の若さと勢いを感じさせる作品だと思います。 | ||||
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生きるか死ぬか、それが問題だ。 理不尽な運命に耐え忍ぶのと、剣を取って困難に立ち向かうのと、どちらが気高い生き方なのか?(ハムレット)。 人も羨むような出自を持ち、恵まれた環境に育った者と、お世辞にも裕福とは言えない家庭に生まれ、自分以外の要因で厭世家になりし者。 世の中は不公平なものであり、公平なものでもある。 正当なる努力と運で、這い上がれる。 宿命から逃れる道もあり、逃げずに立ち向かう道もある。 どちらがいいとか言えないが、変えられないもの(生まれた国、時代、性別)で悩むより、変えられる運命に目を向けようぜ。 | ||||
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高校までの宿命のライバル、経済的事情で医者を断念して警察官になった和倉優作と、大会社(UR電産)創業家に育ちながら、経営者ではなく医者になった瓜生直明が主人公です。 物語は、UR電産社長の須貝正清が毒塗りボウガンで殺された事件をめぐるもので、和倉がその捜査にあたり、瓜生家の人々が疑われます。話に登場する関係者がかなり多い中、著者が何と無く指し示す犯人はいますが、ミステリでは、ほとんどそうではない結末に至るのだから騙されないように・・・、と考えていると、まるで予想がつかない状況が続きます。明かされるまで判らない人は、ワタシだけではないと思います、きっと。 物語の終盤、刑事が関係者を一堂に集めて”犯人はあなただ”と言うのがその明かし方なのですが、2015年のリアリティとしてはちょっと具合が悪いと思いました。 | ||||
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東野圭吾作品では中の上ぐらいの評価。決してつまらなくはない。ただ扱うテーマの遠大さから言えばやや分量が少ないかもしれない。あとがきに小説にするにあたって100ページぐらい削ったということが書いてあったが、むしろ削らず書きましてもよかったのではないかと思う。東野作品に共通して言えることだが男性の葛藤はうまく描かれているが女性の葛藤への描写がやや弱い印象を持った。 | ||||
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長い経過を辿り、最後の章ですべてが明かされ、びっくり。 時間の軸を過去から長くとって、近未来の医学の進歩を絡ませて巨大なスペクタクルの構想としつつ、 味わいがあった部分は、学生時代の初恋相手とのエピソードや、ライバルとの競争に破れ続けたエピソード。 そんな至って個人的なエピソード部分があるからこそ、壮大な話も成り立つのかもしれないと思いました。 読み進めていくと、自分の人生に誰かの意図が加わっている。それは良い方向でさえ、正体が分からなければ、不気味なものに他ならない。 そういう怖さが味わえます。 終わりのセリフは、、、カッコつけすぎやろ、、、、男同士の、なんていうのか、、、 でも、それのおかげで、読後感がいいかんじでした☆ | ||||
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意外すぎる結末、というか私的には夢物語過ぎて…正直萎えた。途中までは、すごく良かったんやけど。あと、物語がどんどん進んでいってぐんぐん引き込まれるんやけど、たまにあれって、ちょっと雑じゃない、て感じるとこもあった。 | ||||
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数々の面妖な出来事に起因している「宿命」、その名の下に一本の糸で結ばれる物語。 東野圭吾の小説にしては、登場人物が多く、物語の中に10人以上、出てくる。それが最初の100頁で、殆どの登場する為、把握するのに一苦労した。それに、真犯人は筆者が示す通りに検討がついている為、何故、こんなにも容疑者を増やす必要があるのか、疑問に感じた。読破した今も、不必要な登場人物が居た感は否めない。 「秘密」を読破した直後に読んだ為だろうか、展開やオチも消化不良な一作。 | ||||
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最も犯人に近いと思われる人物が直接の犯人ではなかったと少し期待を裏切られた作品。宿命あるいは宿敵となる警官、医者の格闘をもっと期待したかった。一般文学322作品目の感想。2011/01/18 | ||||
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話の展開が面白いのであっという間に読める。警察官と医師という全く違う人生を歩んだ2人のそれぞれの日常も丁寧に描かれていたと思う。特に、医師の道をあきらめて警官となる主人公の心理描写、生活の描写は見事である。けれど、あの結末はあまりにも安易だ。そして、安易な結末に収束させるために、かなり無理のあるさまざまな偶然が組み合わされている。組み合わせ方、描き方は上手いと思う。組みたては見事なのに、肝心の結末、中心に説得力がないという展開は、残念ながらその後の『白夜行』(完成度はよほど高いが)にも共通しているのではないか。 | ||||
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東野圭吾作品は当たり外れがしっかりしていると思いますが、本作は珍しくどちらとも言いづらい作品だと思います。どこかで読んだような気もしますし、全く新しい感じもする話でした。ただ、最後の最後まで楽しめるのでお得かなと。 | ||||
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東野さんは相当裕福な生活を送られてきたのではないか。恵まれた環境の中で、心が通じないというだけで贅沢をいう美佐子を見ていると、金に困っている人間からすればひどく贅沢な悩みにおもえる。そんなもの現代社会においては、貧窮に比べればなんでもないし、間抜けしか考えない。なら読むなという感じたが、 | ||||
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帯では意外なラストが強調されていたので期待したが、おそらくそうなんじゃないかという予想通りのラストで、個人的には不発だった。また事件に関連する過去の出来事があまりに大掛かりすぎて、現実感がなかった。でもそれなりに楽しめました。 | ||||
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確かに、白夜行、幻夜につながるものはあると思います。ただ登場人物の描写が、白夜行などに比べさらっと流した感じがある。トリックは極平凡と思う。 | ||||
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最後の設定に「おお!」と唸ってしまったが、宿命という題名のとおり犯人探しというよりも、「血縁」というか「運命」というか人間同士の不思議な繋がりがテーマになっているように感じる。実験の件は現実感がなく、「こんなことはありえない」という物語だが、ラストのもっていきかたに好感がもてるし、後味も悪くない。 | ||||
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