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宿命



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【この小説が収録されている参考書籍】
宿命 (講談社ノベルス)
宿命 (講談社文庫)

宿命の評価: 3.95/5点 レビュー 148件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全148件 121~140 7/8ページ
No.28:
(3pt)

綿密に計算された内容

見えない糸が過去と未来、そしてそれぞれの人たちを結びつけている。その糸をたぐりよせた時に見える真実は、驚くべきものだった。勇作と晃彦、互いの存在は、この作品を書く前から決まっていたという、ラストの1行に凝縮されている。綿密な計算のもとに作られた読み応えのある作品だった。
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4061854445
No.27:
(4pt)

大仕掛け

犯人が誰か、その手口は、というところではない部分で、物語全体に大きな仕掛けがある作品。個人的に作風が好みなので、やや高得点ぎみに評価。
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4061854445
No.26:
(5pt)

面白い!

幼い頃からアイツのことが気になっていた。意識しなくてもなぜか目で姿を追ってしまう。主人公に心を重ねて、物語の世界にぐーんと引きずり込まれました。留保なく面白いです。おすすめ。
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4061854445
No.25:
(5pt)

すばらしい。

はじめて東野作品を読みました。といっても、わたしの感想としては、好きな江戸川乱歩系であると感じましたので、親しみを覚えました。皆さんが投稿されてる以上に、私は感動しました。まだ若いから感受性が高いのかな。かなり心震えました。
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4061854445
No.24:
(5pt)

「宿敵」でなく「宿命」

なぜ「宿敵」でなく「宿命」なのか?その謎が終章までわからない私は全敗。東野圭吾、得意の親兄弟の情に泣かされる1冊。
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4061854445
No.23:
(3pt)

発展途上の東野さん

うまく話をまとめた本だという気がします。おそらく、今の(または今後の)東野さんの作品と比べたらちょっと軽いかな、と思ってしまうのではないでしょうか。しかし、だからこそ共に時代を生きる宿命にある読者が、東野さんの発展途上にある作品を読んでいくのもいいのではないか、と思います。
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4061854445
No.22:
(2pt)

期待はずれ

うーん、期待外れですた・・・最初のほうはよかったのですが、最後のほうは人物、家系等がごちゃまぜになり、完璧に混乱!!まぁ登場人物が多いのが嫌いな人には、お勧めできません
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4061854445
No.21:
(5pt)

かなりいい

佳い作品です。ラスト一行のために書き下ろしたと作者は言っていますが、プロセスも充分に楽しめます。『分身』『変身』『パラレルワールド・ラブストーリー』『秘密』に共通する雰囲気があります。ストーリーに目新しさはありませんが巧くまとめています。東野圭吾ベスト5に入る作品と思っています。
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4061814877
No.20:
(4pt)

登場人物たちの宿命的な結びつき

主人公の勇作は、小学生の頃から晃彦に反発心を感じ、勉学やスポーツで彼を負かそうと闘志を燃やしてきたが、遂に勝つことはできませんでした。大人になって刑事となった勇作は、晃彦に再会します。晃彦はある殺人事件の関係者でした。そして、驚いたことに勇作は、高校時代の恋人である美佐子が晃彦の妻となっていたことを知るのです。この作品は、殺人事件の謎よりも、勇作と晃彦はなぜこのように宿命的に結びつけられているのかという謎に焦点を当てています。犯人は誰かという部分以外の謎を提示したいという東野圭吾の脱・既存推理小説的な視点がよく表れている作品です。タイトルの『宿命』が良い味を出していると思います。勇作と晃彦の結びつきが宿命であるだけでなく、二人各々が選んだ職業も宿命的だし、美佐子の人生もまた宿命的です。また、ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、本作は3作後の『変身』の先駆けという特徴も持っています。ちなみに、文庫版の表紙に描かれた建物は作中で重要な役割を演じるレンガ造りの病院です。
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4061854445
No.19:
(3pt)

物足りなさとアンリアリティ

 面白いと言えば面白くないことはないわけだが難しいのではないか、と。賛否は分かれそうだが。 勇作は子どもの頃から勉強もスポーツも万能だった。しかし唯一晃彦勝てなかった。小学校でも、中学でも、高校でも。しかし性格は相反する二人。それが大人になり、勇作は刑事に、晃彦は医学部の大学院にいた。 設定は設定で別にいい訳だし、読み終わって終わらないというのはいただけないこともない。しかしアンリアリティがしんどかった。そうなる伏線はあったとしても、ちょとなあ。 付け加えて本線の事件については物足りなさを感じた。詳しくは書かないのが推理小説だから妥当なのだが俺はそういう感想を抱いた。勇作は自分に走りすぎだし、晃彦はどういう存在なんだか。  宿命とはそのままに最初からここまでが全部繋がっている、と考える。全部が伏線と言えばそうなる、かな。伏線作家と言わんばかりの繋げ方は巧いし最後は読めないだろう。 でもこれが文庫版の帯に書いているように「秘密」「白夜行」「幻夜」に繋がる作品なのだろうか。「幻夜」は読んでいないので分からないが前2つは傑作である。だからそれの前提としてこれ、とは言えないかな。
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4061854445
No.18:
(4pt)

さすが東野圭吾作品

最後の最後でびっくり展開。それにたどり着くまでの、丁寧な人物描写。伏線として、親と子の関係、絆。そして表題である、宿命。軽いストーリーであるけど、深いテーマも扱っていて、とても楽しめました。
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No.17:
(3pt)

サラリとした読後感

あらすじに書かれていた「幼なじみの2人が宿命の対決を果たすとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される」とあった。“皮肉なのに感動的とはどういうことなのだろう?”と本書を手に取りました。 読み始めは、犯人探しに気を取られるのですが、それ以上に「見えない糸」の存在や「宿命」の根本にグッと引き付けられます。 ただし、宿命の重みと比べたら読後感が軽いように思いました。
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4061854445
No.16:
(3pt)

短いから?

東野氏の作品では多少物足りなく感じたというのが正直なところ。もちろん、あくまでも『多少」であって、つまらなかったわけではないのでお許しを。ただ、本書にはいつもの『静寂の中の緊迫感』のようなものがなかったように思う。扱っている題材に対して、内容が短いのかもしれない。倍ぐらいの長さがあると、かなり違った雰囲気になると思うのだが。
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4061854445
No.15:
(5pt)

最後の10ページに僕は惹かれました。

本の帯にラストを先に読まないでくださいとかかれていますが、本作品の結末を読んで、やはり東野圭吾は旨いなーと改めて感じました。名作「白夜行」の基となった作品でしょう。主人公の人物描写に若干弱い部分があるかもしれませんが、作品の展開、終盤からラストまでの構成は、やはり並大抵の作家では書くことが出来ないはずです。
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No.14:
(3pt)

中途半端

中途半端な印象を受ける。解説を読むと「最後の1行」が特にクローズアップがされている。最後の1行に限らず、最終10ページ程は、予想内・予想外も含め読ませる話になっている。ただ、解説にあった「最後の1行」という言葉がなければ、途中で読むのを放棄したかもしれない位にそこに至るまでが退屈ではあった。主人公の瓜生晃彦の描写が弱いというか、違和感を感じてしまうところが、個人的に残念。その結果として、全体的に中途半端な雰囲気が出てしまっているのではないかと感じる。
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No.13:
(3pt)

人物造形に失敗

最新の帯にこうある。『のちの名作「秘密」「白夜行」そして「幻夜」へとつながる重要なテーマを秘めた原点ともいえる小説』。これにひかれて読んでみたのだが、果たして『テーマ』といっていいものか。さて、確かに、最後の10Pに真の主題らしきものが現れるのだが、それほど意外でも感動的でもなく、私には失敗作の様に思えた。本格推理物としてトリックに本腰を入れるのでもなく、松本清長みたいに社会派推理を目指すのでもない。しかし『謎』だけは提示する(今回は宿命)といのは確かに「秘密」や「百夜行」と構造上は似ている。しかしそれは「テーマ」ではなく、書き方の問題だろう。問題はいくつもあるが、最大の問題は各人物像がすべて中途半端に終わっているという点にあるのだろう。人物造形に成功した例として「百夜行」の桐原亮司と西本雪穂では、私はやっと桐原だけそれを達成したと思っている。「幻夜」はまだ読んでいないので分からない。人間を描くというのは最大の「謎」を描くということなのだと、つくづく思う。
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No.12:
(4pt)

東野作品の一角を占める作品!

あまりに皮肉なラストには「さすがに」ビックリしました。まあ、構成はさすがにしっかりしており東野作品においては重要な位置を占めるというのも頷ける。まあ、サスペンス色が強いが面白い作品と言えるでしょう。でも、恋愛関係の描写は少し甘く、やはり「分身」こそがサスペンス+人間愛においては、筆者の代表作だと思う私の持論が変わることはありませんでした。これを読むと筆者の「変身」を読みたくなりました。
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No.11:
(3pt)

気楽には読めるのだが

う~ん・・・ちょっと・・・。殺人事件の真相、そして勇作と晃彦をめぐる因縁、を中心に話が進むのだが、著者の後の作品を読んでいるだけに、ちょっともの足りなさを覚えてしまった。両者が上手く絡められてはいるのだが、取ってつけたような印象がどうしてもしてしまった。まぁ、軽く読みたい、という場合にはすすめられるが。この作品の中には医療の話が出てくるのだが、その辺りは後の『変身』『分身』なんていうそういう方向の作品へと進む前段階なのかな?という感じがした。
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4061854445
No.10:
(3pt)

東野ファンで総ざらえしたいならどうぞ

白夜行をすでに読まれた方なら不要.決して悪い作品ではなく,テンポもよく,オチ(謎解きというより)もよく効いている.読み終えたあと,このオチをつけたかったから全てを逆に作り上げていったのが見えすぎる感じ.東野ファンで,ちょっと重いのはやだなぁというときにどうぞ.例えば出張中の新幹線の中とか.そんな程度で気楽に読んではいかが.「宿命」はやや大げさ.
宿命 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿命 (講談社文庫)より
4061854445
No.9:
(4pt)

意外な展開

本の表4(背表紙?)に書いてあるストーリーから想像していたのと残り8割ぐらいから急展開!あれよあれよと思ってる間に最後まで読んじゃいました。この話をふまえた上で本当の「宿命」の話を書いて欲しいな~って思う。今はまだ序章って印象が少しある。
宿命 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:宿命 (講談社文庫)より
4061854445

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