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放課後



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【この小説が収録されている参考書籍】
放課後
放課後 (講談社文庫)

放課後の評価: 3.69/5点 レビュー 143件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 81~84 5/5ページ
No.4:
(4pt)

犯人当ての本格推理

読みだしてしばらくするとこれは典型的な犯人当ての本格推理ものだと分かる。「それならば簡単だ。いちばん犯人らしくないものが犯人だ。」これは「明探偵の掟」で東野自身が登場人物たちに言わせている言葉である。「明探偵の掟」は本作よりもずっと後の作品ではあるが、東野自身はこの「掟」を意識していたはずである。そうはいっても「犯人らしい者」を犯人にするのも馬鹿らしいだろう。ではどうするのか。…一応ここまでは考えたのだが、結局結末までは推理することが出来ず充分最後まで楽しめたことを報告しておこう。驚くのはこれが東野のデビュー作であるということだ。うーん、凄い!私としてはいわゆる「マガジン」「サンデー」の推理ものを楽しんでいる少年・青年が早くそれを卒業して東野デビューすることを願っている。なぜならば漫画のなかの犯人たちはあまりにも簡単に「殺人」を犯すからだ。「簡単には犯していないよ」という漫画ファンの方たちはとりあえずは東野の本を数冊読んでほしい。
放課後 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:放課後 (講談社文庫)より
406184251X
No.3:
(4pt)

確かに動機は弱いですが・・・

 問題の動機に関しては確かに大問題で、(1)が(2)なんぞで(3)するわけがないし、万が一にもあったとしても(3)如きで人を殺す訳がない、つまり、(1)という立場の犯人が(3)の精神的後始末として<殺人>という物理的選択肢を取らなければないという必然性が全くないので、この点に関する批判は誠に以って正当です。そもそも東野圭吾という作家は本作を始めとして<動機>については常にいい加減なので、その点についてこの人に期待するのは間違いなのです。むしろ、本作を始めとする東野の<学園もの>は文字通りの<学園もの>、つまり青春小説と読むべきものだと思います。本作も<青春もの>として読めば(スポーツが絡んでいることもあって)驚くほど上出来な作品に仕上がっているのです。
放課後 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:放課後 (講談社文庫)より
406184251X
No.2:
(4pt)

若いんです。

最後まで犯行動機がわからないとこが、ついつい読んでしまいたくなる原因かもしれません。主人公の先生の担当顧問クラブは、ちょっぴりマイナー(気のせい?)なので、ちょっとした雑学も得られます。絵も載ってるから、読みやすいかも。女子高なら結構こういう手の話意外と多いのかもしれません。おすすめです。
放課後 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:放課後 (講談社文庫)より
406184251X
No.1:
(4pt)

東野圭吾デビュー時の鮮烈な印象を思い出す

確かこの作品で江戸川乱歩賞を受賞したはず。学校が舞台の推理小説で、当時とても鮮烈な印象を持った。 江戸川乱歩賞の選考会の選評に「動機が弱い」と書いてあったが、当時の私は「この動機のどこが弱いのか」と思ったものだ。推理小説ファンでまだ読んでない人はぜひ読んでください。
放課後 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:放課後 (講談社文庫)より
406184251X

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