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放課後



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【この小説が収録されている参考書籍】
放課後
放課後 (講談社文庫)

放課後の評価: 3.69/5点 レビュー 143件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 21~40 2/5ページ
No.64:
(5pt)

いうまでもない

ほかの人がいろいろ書かれているんだと思うので、特に書くことはないです。
もちろん楽しめましたよ。
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No.63:
(4pt)

放課後の恐ろしい青春

東野圭吾のデビュー作。
デビュー作とは思えないほど、細部にこだわりある推理小説だ。舞台は女子校。主人公は男性教師。
少しネタバレになるが、犯行動機は思っていたより稚拙だ。嫌悪感さえある。というよりいかにも女子高生らしいというべきか。そしてよくもまあ人を殺すために、あそこまでの推理、計画を思い付くものだなと感心さえしてしまう。
女は恐いなと思った。そしてこの物語の「大人しそうな女性」は言葉は悪いが、本当にあざとく、あばずれで、案外こういうタイプの方が裏があるものだと思った。
そして問題児のレッテルを貼られていた陽子は、芯のある心優しい少女にさえみえた。
推理云々よりも、そういう女性の心理に恐ろしさを覚える小説である。
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No.62:
(4pt)

なかなか楽しませてもらった。

トリックや話の展開が面白く、読めば読むほど誰が犯人だろう?と読者に推測させる良作。デビュー作ということですが、東野氏の他の作品と比べても人物がよく作り込まれてるなーと思いました。あとアーチェリーの描写も、矢のビュッと飛ぶ音や、的に当たる音が聞こえてきそうなくらいリアルでした。しかし、犯人の動機がちょっともやもやの残る感じ。あんなに巧妙なトリックを考えられる頭の持ち主なのに……、これじゃあ被害者がかわいそうだ!
あと、衝撃のラストということですが、私は比較的早期に読めてしまったので、あくまで私の場合ですが、
動機&オチにちょっと拍子抜けしてしまいました。
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No.61:
(5pt)

卒業 (講談社文庫)

まさか犯人が・・・ってかんじで、面白かったです。主人公の立ち回りも非常に良かったです。
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No.60:
(5pt)

ミステリーを書きたくなるミステリー

【内容(ネタバレ禁止!)】
女子高を舞台に起こる殺人事件。その意外な犯人とは。。。

【ささった言葉】
魅力的な舞台に密室トリックに意外な犯人、そして立っているキャラ達。
さすが江戸川乱歩賞受賞作だけある本格ミステリー。
今読んでも古びた感じのないのは、さすが若き天才東野圭吾の登場作。
高校生たちの瑞々しいなりふりには、甘酸っぱい想い出を呼び起こされ、胸かきむしられるものがあります。

【教訓】
ミステリーを書きたくなるミステリー
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No.59:
(4pt)

東野圭吾らしいデビュー作

女子高内で起きた連続殺人.
密室トリックと犯人の動機は?

二重の密室トリックをメインに,道具のすり替え,アリバイ工作,
主人公を狙った一連の未遂事件となかなか盛りだくさんな内容である.
少しずつ真相に近づくプロセスで,さらに真相への興味が高まるという
まさにミステリーらしい構成がすばらしい.

一方で,動機の弱さや登場人物にやや薄っぺらさが否めないところや,
本編に必要ないバッドエンドなど,東野作品に通底するウィークポイントも見受けられる.
いろんな意味でエッセンスの詰まったデビュー作.
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No.58:
(4pt)

構成がしっかりしていて、一気に読ませるミステリー

作家東野圭吾のデビュー作であり、第31回江戸川乱歩賞受賞作品。
作品の中に、殺人事件の解となるような様々な場面が描写されており、最後に全てが一本の線でつながる。
自分の命が学校内で狙われていると感じた教師が、最終的には学校関係者からは狙われておらず、味方だとばかり思っていた身近な人物から実は殺意を抱かれていたという筋書きである。
ストーリーは非常に痛快であった。密室殺人の謎解きも一筋縄ではいかず非常に目新しい。読み始めたら最後まで一気に読ませる作品となっている。(2013/4/15)
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No.57:
(4pt)

輝く前の原石を見ているようだ。

本書は第31回(1985年)江戸川乱歩賞受賞作品で、小林久三、土屋隆夫、伴野朗、山村正夫選考委員は程度の差こそあれ、皆、東野に将来性有りと賞賛した。現在の東野の活躍を見れば、先見の明が有ったと云える。

ただ河野典生選考委員は5篇の候補作の中で、本書の順位を最下位とした。彼は云う。―-読者を快適に〈もてなし〉するために、その作品の持つ小説世界に最もふさわしい人物設定と語り口(文体、プロットなど)を創造すること。 となると、本書は河野からみて、それが一番欠けていたと云う事になる。

見て行こう。女子高を舞台にした学園ミステリーで、先生が主人公である。加害者も被害者も概ね早い段階で登場しており、トリックを含めミスリードさせる話の運びも巧い。殺人事件が起こった割には平穏すぎるが、語り口は悪くない。

ただ後半の解明していくなかで、加害者が被害者と待ち合せする日時が、もう一人同じ日時で待ち合わせをする偶然は苦しいし、それに付随する新たな偶然も都合が良すぎる。それを除けば、動機も消極的に同意するし、最後のヒネリも成功とは云わないまでも、あったほうがはるかに良いと思う。

現在の東野の完成度の高い作品群を見ると、何とも危なっかしいが、27歳の記念すべきデビュー作なのだから、大いに拍手を送りたい。
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No.56:
(4pt)

著者の経験も基づいたよく出来た作品

東野圭吾さんが小説家として本格的に世に出ることになった作品。

東野圭吾略歴にいつもこのタイトルが掲載されていて気になっていた。
1985年の作品なのではあるれども時代を越えた面白さは消えるものではないなと思った。
女子高校が舞台で一瞬、何かのエロゲのエピローグかと思えるエピソードもあり。
最近は共学化が進み私学でも男子校、女子高もかなり減っている。
現代と大きな相違点はPC,ケータイと並んでこの共学化されているか否かという点もあるだろう。

トリックなどいかにもミステリーという内容である。しかし舞台、謎解きと
パターンにはまったミステリー作品とは全く違うというのはデビュー以来なのだ。

最後にアーチェリーの練習をしつつ動機に迫っていくシーンは面白かった。
アーチェリーの記述がこれだけ充実しているのは東野圭吾本人が大阪府立大学工学部に
在籍していた頃、部活動としてアーチェリー部に所属していたからだ。
このためより現実感あふれる形になっている。
これを読むと名探偵コナン、金田一などにありがちな登場人物を集めての謎解きが色あせてくる。

主人公に好感が持てないという指摘が他の方がしていた。この点は同意。
教育者としてどないやねんという気もする。(妻に赤ちゃんを堕ろさせたこと)

最後刺されて死にかけてる途中で作品が終わっているのも何だか中途半端な気がする。
意外なオチ・・とも言い切れず、東野圭吾らしい王道の作品とややずれる印象もする。
初期作品で言うと魔球の方が現在の東野圭吾に通じているように思う。
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No.55:
(4pt)

なんか乱歩賞らしくないなあ

東野氏の乱歩賞受賞作ですが、乱歩賞のイメージだと特殊な専門知識羅列や業界内幕暴露など重い社会的テーマを扱った推理小説というイメージがするが、本作は高校を舞台にした学園ミステリーでそれ以上でもそれ以下でもないというのが、何か重厚な乱歩賞らしくない感じがする。
この当時から読みやすい文章でその後の売れっ子作家となる片鱗が伺えるが、メインの密室トリック自体は今読むとすぐ予想が付いてしまう。主人公の教師も何か感情移入できない。事件の動機は何じゃそれは・・・という本作最大の衝撃ポイントだが、青春推理でそれはないだろという感じ。メインの事件が終わった後最後の最後でドンデン返しがあるが、これは蛇足な感じがする。娯楽性が高いので最後まで一気に読めるのはデビュー作だというのにさすがである。
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No.54:
(5pt)

アーチェリーの人

作者が得意の体育会系アーチェリーできました。
うら若き乙女心を動機にしてしまう。
刑事との話が伏線になっていますが、主人公の妻が犯人だとばかり、、
トリックといい、人物描写と言い、TOP5に入れたいのですが、
他の方の票はあまり芳しくないようで。

最後のシーンはちょっと、主人公がかわいそうな。
でも、話の流れは秀逸と思います。
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No.53:
(5pt)

学園ミステリーの傑作

これだけの優れた学園を舞台にし推理本は、以外にありません。三回程読みましたが、やはり、傑作です。教師、女生徒等の心理めんまで見事に書かれています。やはり、栴檀は双葉より芳しいのですね。少し難はありますが、理にかなった見事な推理です、兎に角一人でも多くの人に読んでほしい作品です。
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No.52:
(5pt)

まさかの・・・

筆者の作品をいくつか読みましたが、今でも1番はこの作品です。非常に本格的な推理小説だと思います。ネタバレ避けるためにあんまり書きませんが、最後まで飽きさせないところがいいですね。そして無理なところが一切ないです。

 そして最後に驚くのが、まさかのこれがデビュー作!?信じられないです(自分も読み終わるまで知らなかった)

麒麟の翼が云々言ってますが、推理小説読みたい人ならこっちのほうが推すすめです
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No.51:
(5pt)

放課後に起きた事件。

放課後に起きた事件。
高校の数学教師が,つぎつぎと殺人事件に出会う。

途中から、教師の妻が犯人ではないかと思った。
不仲が明確になっていたからだ。

事件は複雑に折り返し、最後は犯人逮捕までは不明なままだ。
さすがに賞を取りにいった作品だと思った。

これだけ複雑な話は自分には考えられない。
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No.50:
(4pt)

良くできてる

すごく良くできていた。
女子生徒の陽子と麻生先生が容疑者となり話は展開していくのだが、それが目隠しとなり、結末はまったく違う方向に。
読者に与える情報が的確で伏線もいたるところにあり、サスペンスとしてとても面白かった。
この作品は主人公の目線で語られているせいか、主人公が殺される恐怖や、かってに何かに気づき出したりするので、読んでいる側も恐怖を感じてしまいました。


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No.49:
(5pt)

原点

女子高の教師でアーチェリー部顧問・前島は立て続けに三回、命を狙われる。そして、その後二人の教師が殺害される。犯人は一体誰で、何が動機なのか。

オーソドックスをとことん極めた至極の推理小説。人間ドラマと伏線の散りばめ方が絶妙で、ところどころで寒気がした。
そして、図を描く読者への気配り。無くても分かるくらい、文章も素晴らしいが、より分かり易く記憶に残る。
動機は、ネタバレになるので詳しく書かないが私は違和感なく飲み込めた。殺人の代償としてのデメリット、その価値観は人それぞれで、その伏線もしっかり描かれている。

オチは伏線に忠実で秀逸。東野圭吾の原点にして、完成された形がこの本にある。


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No.48:
(4pt)

本格推理

いわゆる本格推理小説の王道を走っている。読者にディスクローズされるすべての証拠、すべての登場人物、すべての発言内容、ここから推理される意外な犯人像。結果的に彼(彼女)以外に考えられない犯人像。

 女子高の教諭が探偵役になって最期まで孤軍奮闘する哀しさが背景にある。
 今から考えれば、昭和世代の女子高生が止むに止むを得ずどうしようもなく犯してしまう殺人の動機というものがこんなものなのかって気がしないでもない。

 今やベストセラー作家になった作者の、デビュー作をいまさらながらに遅ればせながら読んでみた、初めての東野体験だが、くせになりそうだな。大阪出身、府大出身というのがローカルでいい。


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No.47:
(4pt)

最後30ページまでわかりません

デビュー作とは知らずに読みました。
うまく伏線をしいているので、「お、そうくるか!」と思うことがたくさんありました。
最後30ページまで犯人がわからず、犯人がわかってからも動機がわからず、楽しさをひっぱって読めました。
最後の最後まで気が抜けない作品。
読み始めたら止まりませんよ。
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No.46:
(4pt)

青春学園物から始まって

今や大人気作家となった作者のデビュー作。

なんだか、ほんわかした学園物かと思って読んでいると、気がつけばあらぬところへ来ていた。そんな感じ。

大人になった寂しさ、みたいなものを感じる。





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No.45:
(4pt)

時間を忘れて楽しめる学園ミステリ

週刊文春1985年 国内1位
第31回江戸川乱歩賞受賞作

私立清華女子高等学校の数学教師 前島は、生徒指導部の村橋教員が、密室状態の更衣室で死亡している姿を発見する。警察は、捜査の過程から、事件性を疑うことに。前島自身も、何者かに命を狙われているような不安を抱えていたのだったが。 ・・・

読み進めていく中では、冗長な場面が多いと思っていたのだが、解決にいたる過程で、登場人物の性格描写を含めて巧みに伏線がはられていたことが良くわかってくる。密室殺人の謎に対する2重の解がこの中でうまく生きているんだよなぁ。トリックや動機はともかくとして、犯人はなんとなく特定されてしまうので、驚きは少ないんだけど。

乱歩賞の選評では、殺人の動機に難ありのコメントが見られたが、今日的にはとてもリアル。前島のちょっとかわいた感じが現実味を持っていたりする。時間を忘れて楽しめる、学園ミステリと思う。

乱歩賞受賞作品は毀誉褒貶いろいろあるんだが、東野圭吾氏の以降の活躍を予見させるデビュー作ですね。
放課後 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:放課後 (講談社文庫)より
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