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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全678件 481~500 25/34ページ
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恥ずかしながらつい最近読みました。 読み終わっての率直な感想は、「期待値があまり高すぎた」という事です。 ここ数カ月『東野ジャンキー』と化している私はこの本に対する非常に高い評判から自分の中で勝手に、それこそ「東野作品で一番」と期待していました。 全くの期待外れでもなければ、思っていたほどでもなかった、という事です。 小説自体は決して詰らない話ではないです。 「探偵ガリレオ」「予知夢」の湯川・草薙ペアが、大学時代の同窓生の隠蔽した殺人事件を解明していくというストーリーで、その容疑者の「献身」に当たる部分がきっと高く評価されたのだろうと思う。 従来のガリレオと比較して化学絡みの話という感じは薄いです。 想像すらできなかったトリックや、前述した「献身」には深い衝撃を覚える一方で、「ここまでなんでできるんだ」という気持ちがあるのもまた事実であり、それに、東野作品でもっと面白い本はあるだろう、とも正直思ってしまった。 ただこの話、東野圭吾の中では割と少ない部類に入る「終わり方が暗くない」からこその人気なんだと思った。 だってデビュー作なんて最後主人公車に轢かれて終わったりするし。 そういう意味で異色な気がする。でも読み終わってからも頭から離れなかった。 | ||||
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そこまでするかという内容ですが、幸せの感じ方は人それぞれですからね。真実を知られたくなかった主人公の”X”と真実をどうしても話したかった科学者の友人。それを聞いたお弁当やさんもやはりその先に人生をノホホンと生きて行けないでしょう。それぞれの立場に立っても納得してしまうのが、東野圭吾の小説の様な気がしますね。 | ||||
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探偵ガリレオ、予知夢とは違いこちらは化学色がない外伝的な作品。 推理小説というよりも純愛小説といった方がいい内容です。 トリック的には目新しいものはなく特に驚くような物ではないのですが、話の構成がしっかりしていて飽きさせないものになっていると思います。 ラストの石神の靖子に対する愛がとても切なく感動できる作品です。 | ||||
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すごく面白いし、アプローチの仕方の斬新さや、相変わらずの展開力で、これまで培ったテクニックの集大成な作品だけど、「白夜行」「秘密」のように心はえぐられなかった。 | ||||
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容疑者X(石神)が犯人(愛する女性)を守ろうとするため、完全犯罪をたくらむ話 天才数学者(石神)の考える完全犯罪を大学時代の友人であった物理学者の湯川教授が 解き明かす・・・ 石神と湯川教授、湯川教授と刑事の草薙が大学時代の友人という繋がりが時にしがらみとなり、 仕事と割り切ることができずもどかしく切ない。 石神の包み込むような犯人に対する愛情の深さがだんだん明らかになっていくのだが 天才数学者の愛し方は冷静な頭脳でまたは石神の性格のようにあまりに静かで そして深く、慎み深い、そんな愛し方もあるのだな・・・と、とても切なくなる愛情表現だった 最後に明らかになるトリックは斬新で、推理小説としても面白い1冊だった | ||||
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僕は日本人じゃないのに、「ガリレオ」のドラマを見た後、原作の本を読むことを決まった。それから、ガリレオ・シリーズの本をすべて買った。「探偵ガリレオ」も「予知夢」もすごかったでも、やっぱり「容疑者Xの献身」は最高だった。 この本のトリックから湯川学の感情まで、すべては予想よりすごかった。他人は涙が溢れ出したってことがあるのに、僕はそうじゃなかった。でも、本当に悲しい物語だ。本をよく分からなかったのためかも、僕は涙が溢れ出すの感じぜんぜんなかった。でも、言ったとおり、僕は日本人じゃなくて、よく分かれなかったからかもね。 僕といったら、この本のことは読みにくいに見えるでも、もう一度読む予定がある。本当に素晴らしい本なんだよ。 もしガリレオ・シリーズの本の一つだけ読んだら、やっぱりこの本は君の一番よい選びなんだ。 | ||||
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『容疑者Xの献身』です。第134回直木賞作品です。他にも諸々の賞を獲得し、5冠作品とも称されるようです。 探偵ガリレオシリーズの第3作ですが、単独でも読めます。 殺人事件が起き、犯人の母娘が当然疑われますが、隣人が庇い、色々な工作で警察の追及をかわしていきます。 一方警察は、時に真相に近付いたり逆に離れたりしながら、捜査を進めます。 両者の駆け引き、っぽい部分が見所、ということになります。 出来事を淡々と語って行くので、キャラの葛藤や心理に関する描写は薄いです。 トリックは、ある程度伏線が読めますが、読者的には犯人探しではなくトリック見破りなので、完全な正解を出すのは難しそうです。 ラストは、落ち着くところにきちんと辿り着いた感じです。 数学の数式のように、かっちりと出来上がっている作品です。良い意味でも悪い意味でも読者が裏切られる、ということは、まず無いと思います。 | ||||
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もうただただオススメします!!!読んだのはかなり前ですが、映画化ということで読み返しました。本当にこの本に出合えてよかったと思っています。はじめて小説で泣きました。トリックも見事ひっかかりました!これほどの感動はなかなか味わえないのでは。 実は映画化については反対でした。文字の威力が高すぎて、映像化するとなんか白けそうで・・・。でも、今ではそれなりに楽しみにしてます。石神さんのキャストに作品がかかっているといっても過言ではないとおもいます。ぜひ慎重にお願いします! | ||||
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東野圭吾ファンとすれば5本の指に私は入るかも。 この人の本はぐいぐい引き込まれて、先を早く読みたくなる。 一気読みです。 純粋に読めば切ない。 涙こそ出ないもののこういう恋もあるんだなと。 読んで間違いないお勧めの一冊です | ||||
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ヒモのような男を絞殺してしまう、という特別ではない犯罪をどのようにして解いていくかに興味を向けて読みました。クライマックスで湯川教授が暴いたアリバイにショックを受けました。ただただ純粋で犯人を守り抜こうとした男の愛情がせつなくて、目頭が熱くなりました。帯に書いてある「これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。」は本当にその通りだと思います。結局シナリオどおりに行かなかった最後に胸が押し潰されました。 | ||||
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このたび映画化が決まったガリレオシリ-ズの長編。直木賞受賞作です。 前作とは違い、科学理論等を前面に出したものではなく、もの悲しいヒュ-マンドラマに仕上がっています。 短編では描ききれなかった湯川教授のヒュ−マニズムも丹念に描かれており。シリ-ズに奥行きを加えています。 今から映画が楽しみな作品です。 | ||||
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初めて東野圭吾さんの作品を読ませていただきました。 面白いので一週間もかからず読んでしまいましたが 場面場面の展開がいろいろな登場人物の視点からかかれてて面白かったです。 これが純愛なのかどうかよくわかりませんが トリックも含めてよく考えられたないようだと思います。 | ||||
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現在、ガリレオがドラマで放送中だが、湯川シリーズを読んだのは、実は、この作品が最初であった。今までの背景は全く知らずに読んだのだが、さまざまな伏線が張られ、実に見事なストーリー展開。最後の最後まで読者を引っ張る作品である。東野圭吾という作家の実力が遺憾なく発揮されている作品と言えよう。正直、ドラマのガリレオは全く面白くないし、残念ながら、原作もさほど面白くない。理科の実験を繰り返しているだけの作品である。しかし本作は、ミステリーというものを心得ている。同じ湯川シリーズであるが、ガリレオ、予知夢とは明らかに一線を画している。東野圭吾、ここにありという作品である。これを映画化する話が早くも持ち上がっているが、果たして原作の良さをどこまで生かし切れるか、見物である。 | ||||
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ミステリーと呼ぶべきか。 それとも、純愛と呼ぶべきか。 人を人が何所まで愛せるか。 それが、この話のテーマの一つだと思う。もう一つのテーマは、『数学』だろう。 個人的に、この作品はお薦めしたい。 | ||||
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凄く読みやすく2日で読み終えてしまったのですが、読んでる間「あぁもうすぐ終わっちゃう」みたいな感じで読むほど面白かったです。普通にトリックにかかりながら全部読んだので最後のひっくり返しは気持ちよかった!他のレビューでもあったように確かに主人公や弁当屋の女性などがあまり魅力的ではありませんでした、しかし現実とはたぶんそんなもんだと思うので、これは逆に良いと思います。まぁたとえそれが魅力的でなくともそれを超越するトリックがこの本の中には詰まっています! あんまこんなこといっちゃいけないと思うけどホントに犯罪が成立しそうで怖い・・・。そんくらい凄い。 | ||||
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本書は「探偵ガリレオ」の長編である。最初から凝った設定であり、ラストのどんでん返しには本当に驚いた。 短編ばかりあったので、しっくりしない、消化不良気味だったこのシリーズも本書を読んで満足感に浸れる。心地よい気分である。 | ||||
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まさに東野作品!という感じでした。 トリックも全くあばけませんでした。 しかし、読後感がやはり非常に悪いというか・・・ 結局誰も幸せになれなかった話でした。 そういう結末も悪くないですが。 そこまで誰かに愛されてみたいとも、 それはちょっと恐いかもとも 感じます。 | ||||
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東野圭吾さんの本は9冊目なんですが、一番よかったです。 ミステリーでは、意外性というのが一つの不可欠な要素だと思うのですが、意外は意外だけど、どうも取ってつけたような無理やりな展開に終わってしまう作品が多々見られるように思います。が、本作品は実に意味のある意外性といいますか、なるほど!と思わず唸ってしまうような展開に度肝を抜かれました。 それと2人の天才による掛け合いが最高によかったです。映画化が楽しみです。石神役に一体誰をキャスティングするのか?! | ||||
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東野さんの作品は全て読んでいますが、「おもしろい」だけでは言い表せない作品だと思います。推理小説ではなく、限りなく恋愛小説という印象を私個人はうけました。 読み終わった後、胸が苦しくせつなく人を愛する気持に共感して涙がとまりませんでした。 主人は普通に推理小説として受取っていたようですので、人により受取り方は違う…と思いますが、何の見返りも期待せずここまで人を愛することができるのか、なぜそこまでしなくてはいけなかったか、主人公の気持にただただ共感し、涙をながしてしまいました。 東野さんは行間に多くのイメージを盛り込んで文章をつむいでいかれる方です。 それを毎回どれだけ読み込めるか、失礼ですが、凡作と言われる作品でも考えながら読むことが楽しみの一つです。この作品はそれらに加え、人を愛してしまった自分も考えながらじっくり読むことをお勧めします。 ドラマや映画も原作がよいのでもちろん面白い、またはそうなるとは思いますが、やはり活字で自分が受けとるメッセージを楽しんでもらいたいと思います。 | ||||
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「探偵ガリレオ」「予知夢」を読んだあとに読んだ。 個人的に、「容疑者X」を読む順番はこの2冊を読んだあとでよかったと思う。 電車の中で読んでいたにもかかわらず、最後の種明かしの場面で、 驚きのあまり思わず「えっ!」と声をあげてしまった。 自分が予想していたトリックが全て裏切られた。そうくるかー。 ミステリーが面白いというだけではなくて、 読み終わったあとに「命の重み」や「愛情とは?」ということも考えさせられる。 久々にハマった本。 これがどう映画化されるかが非常に楽しみ。 「探偵ガリレオ」の湯川は福山雅治のイメージとはちょっと違う気がしたけど、 「容疑者X」の湯川は福山ではまる気がした。 でも、石神役の方が難しいかも・・・ | ||||
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