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探偵ガリレオ
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探偵ガリレオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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天才若手科学者が、探偵が持ち込んだ難事件を解決していく。 すべての事件のトリックは科学に関係しており、一部眉唾な感はあるが、必ず実験を通して実証的に軽妙に解決していくのが面白い。 5つ短編となっており、読みやすい文体、深みはないが、気軽な作品。 | ||||
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どこか淡々とした物語です。最初の二編はあまり面白くなかったのですが、三章以降は湯川・草薙のキャラクターに愛着が湧き、夢中になって読むことができました。探偵役の湯川が意外とお茶目で面白いですね。科学的な話題は映像として捉えるのが難しかったですが、まぁ、読んでいて意味は何となくわかります。ミステリ入門にも最適かと思いますよ。 | ||||
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短編の中でもわりと面白い部類には入る作品。大学助教授が探偵役を演じているが事件解決に活躍し過ぎが玉に傷。東野作品での刑事の役割が優秀(しつこいほど熱心なタイプ)と出来の良くない刑事(探偵,教授,先生等の外部頭脳者)に分類される。一般文学339作品目の感想。2011/02/24 | ||||
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探偵ガリレオシリーズの第1弾で短編集。それなりには楽しめるのだが、犯罪の手法が物理や化学などの専門知識で行われており、それを物理学者の湯川が見事に解決するのはいいが、一般人の私としては何だかスカッとしない。 | ||||
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東野氏は自分の趣味?の分野である科学を媒体にしたこの作品をずいぶん気楽に書いたのではないだろうか。氏の才能がここまで面白い作品に仕上げているが、氏の他作と比べると物足りない感がする。しかし、ドリフや水戸黄門のような予定調和があり、しかもキャラがシンプルなので連作にはもってこいの作りになっている。事件発生→警察はお手上げ→湯川博士に相談→科学的な推理vs非科学的な推理→実験→湯川博士の勝利→解決。そこに人間ドラマが絡む。東野氏への期待が高いために☆3つとしますが、寝る前にちょっと読むには良い本です。軽く読めます。 | ||||
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「燃える」「転写る」「壊死る」「爆ぜる」「離脱る」を収録した連作ミステリーの第一作です。警視庁捜査一課の刑事が、帝都大学理工学部助教授(現在でいう准教授)とともに説明不可解な事件を解決していく。1つの仮説を検証し、棄却されれば、また別の仮説を検証する。何かを考え出すというよりも何かを見つけ出すことが現実の現象における本質を見抜くことに繋がっていくのでしょう。「いかなる理由があるにせよ、エントリーを忘れるような選手は試合に出るべきではない。また、そんな選手が勝てるはずもない。学問も、やはり戦いなんです。誰にも甘えてはいけない」 | ||||
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ドラマが先だったので、内容というか解決がわかってしまっていた部分が少々物足りませんでした。(自業自得だね) 科学的謎解き、と言う点から見ると原作よりもドラマの方がインパクトがありますね。 科学物として読むにはちょっと物足りないかな、探偵ものとして読むのもどうだろう。 探偵ガリレオ (文春文庫) ガリレオ DVD-BOX | ||||
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刑事である草薙の同級生で、帝都大学物理学助教授湯川の活躍を描く短編集です。人間が発火する怪奇を科学的に捉える「燃える」、デスマスクをめぐる顛末「転写る」、心臓だけが壊死する現象を追った「壊死る」、シーズン終わりの海岸で起こった爆発の背後「爆ぜる」、幽体離脱現象を扱った「離脱る」の全5編です。なかでも私が気に入った事件はなんといっても登場シーンになる最初の「燃える」です。人体が発火する様が、またその仕掛けと、仕掛ける側の心理がなかなか良い描写でよかったです。さらっと読めるうえに短編集ですから、かなり読みきりやすいですし、もうすでにテレビドラマにしているかも知れませんが、映像化されることを望んでいるかのような展開と描写でした。しかも巻末の解説によると、作者が実在の人物を頭に描いて書かれたようで、物理学者の湯川先生に佐野史郎さんをイメージした探偵役としての物語にしたかったようです。 テレビドラマ的といえば、とてもテレビドラマ的なつくりになっていて、被害者の心情を伺ってみたり、物語の進み手である刑事草薙目線にしてみたり、とても上手くドラマタッチに仕上がっています。その分、多少はしょる感じは否めませんが、主人公である湯川はとぼけた感じもだせている上に、かっこいいのでまさにテレビドラマ向きと言えます。キャスティングを考えるだけで楽しめそうです。白衣を着ると誰でもかっこよくなってしまいますが、私なら佐野さんも良いですが、年齢や助教授という肩書きを考えて今ならミッチーさんにやってもらいたいです。2枚目も3枚目も出来る役者さんですし、割合ベタな演技が求められますし、向いているのではないでしょうか? ただ、ちょっと気になったのはなんで急にガリレオというニックネームになったのか?です。後半急に命名されていて謎です。 さらっとした気分転換にはもってこいの本、ミステリの謎に比重を置かれる方に(つまり謎解きのスッキリさよりも、謎の謎さ加減により興味のある方に)オススメ致します。 | ||||
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5つの短編から成り立ってます。 全編、事件が科学により解き明かされていくのですが、 トリックが身近ではないので「ふ〜ん」ってな感じで読み進められます。 内容は普通です。面白いのですが、展開が予測できます。 後編の予知夢、ガリレオの苦悩は読むかどうか悩み中・・・ | ||||
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この作品を原作としたテレビドラマがとても好きだったので、読んでみたが、テレビドラマと違って、原作は、生硬な推理小説である。まず、中心人物に女性が出てこないので、色気が無い。また、ドラマは原作の話を変えて膨らませている。「仕掛け」で勝負している、オーソドックスな推理小説なので、ドラマを見てから読むと最初から「仕掛け」が解ってしまっているせいで、あまりおもしろくない。ドラマを見ていない人にはおススメ。もちろん原作では、探偵ガリレオは、テレビドラマで行っていたような、推理する際に意味の無い数式を書き並べるような、非現実的なパフォーマンスはしない。 | ||||
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今までも度々小説の中で、エンジニアという経歴の片鱗を感じさせてくれた東野氏だが、本書ではそれを前面に出して、楽しんで書いている気がする。特に私にとっては、物理ネタを使った数々のトリック、ではなく、主人公湯川の理系人間的書かれ方が楽しい。合理性を愛するところ、些細なことへのこだわり。見も蓋も無い言い方、飽くなき好奇心(しかし自分の興味のあることだけ)等々。彼と湯川と同じ大学の社会学部を卒業したという設定の草薙刑事との絡みが良いコンビネーションなのだ。さくさく読めて楽しい作品です。 | ||||
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不可思議な事件を,ガリレオ先生が科学的に解決してみせるという短編集。 一つ一つの科学的な謎解きに, ふーん,なるほどねぇ,そういう現象があるのねぇ・・・と思うものの, へえええ!と膝を打つほど面白いネタでもない。 さらに,推理小説としてみれば,なんでそんなことでそんな大掛かりな事件起こすのさ,といった動機の深みのなさや,ストーリー展開の単純さが目立ち, はっきりいって面白くなかった。 東野圭吾であれば,やはり,加賀刑事シリーズなど本格推理小説の方が断然よい。 | ||||
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東野作品であれば、やはりミステリー小説を期待しますが、本策はミステリーというよりも、科学小説です。 つまり、物語の中で「誰が犯人か」に重点を置くのではなく、「どのような科学的な方法で殺害したか」に重点を置いています。 だから登場人物を心理的に描写したりはあまりせず、淡白にそのトリックを説明しているのみで、いまいちミステリーとしての醍醐味がありません。 また、ドラマ化を前提に制作されていると思われるので、小説でなければ表現できないような重厚な雰囲気もまったくありません。 短編集なので読みやすいのが唯一の救いです。。。 | ||||
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東野圭吾は好きで色々読んでましたし、この本もけっこう面白かったです。 でも主人公が物理学者だと強調されてて、こともあろうに「湯川」っていう苗字なのに、トリックが全然物理っぽくないのが非常に不満です。これって普通の工学ネタでしょと。物理学科出身の人間にとって「物理」っていうと、もっとこう不思議さにあふれたワクワクするものなんですが、その辺が全然表現し切れていないと思います。せめて一度で良いから保存則とか力学とか対称性とかそういう言葉で語ってほしかった。 主人公が普通にエンジニアとか工学部の先生とかだったら文句はなかったんですが。この内容で「湯川」って苗字を使うのは、いろんなものを冒涜してると思います。とはいえこういうレビューを書くと叩かれるんだろうなあ。 | ||||
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東野圭吾の作品を読んでいつも思うことだが、登場人物に魅力がないというのがこの本でも共通している。ガリレオという設定はすばらしくおもしろい人物になりそうなのに、ぜんぜん生かし切れていない。 で、ドラマではどんなキャラクターに仕上がっているのか興味があった。柴咲コウ演じる女刑事の設定がなかなか魅力的でガリレオのキャラをいい感じに立てている。二人のからみも面白い。が、あくまでもエンタメのために練り直した設定である。ドラマを見て、本を読んでみようと思うのはいいが、同じようなおもしろさを期待してはいけない。 本の方はあまり人間味はないです。それに原作ではちーっともイケメンではないよ?(前髪ぱっつんだったような……) | ||||
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TVドラマでは派手な演出になっていますが、本はもっと淡々としていてカジュアルな感じです。一話あたりが短いので、ちょっと時間が空いたときなんかに気軽に読めます。「科学の不思議」みたいな事を題材にしていますが、小難しいことは無く軽い内容なので読み疲れません。 | ||||
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話題のドラマの原作とはいえ出版から10年も経過しているため、そのままのストーリーというわけにはいかないのも納得できる。ただドラマと比べて非常に淡白な内容でファンを引き付けるポイントもドラマとは異なるように感じた。個人的にはこういったミステリーはあまり興味がないうえに短編集的な内容なのでとくに興味をそそがれることもなかった。 | ||||
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探偵推理ものの短編集。 短編なだけに、ストーリーの骨子が中心で、 背景や、人間的な心の模様のようなもの、 少し深みが足らないような気もする。 犯人に行き着いてから種明かしまでが ちょっとストレートのような気がします。 けれど科学(化学)と推理小説の合体コラボのような 推理小説はいままでなかったかも ^^ | ||||
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ドラマの方はどうなんでしょう? 湯川助教授役に福山雅治を添えて、刑事役には柴咲コウをもってきたようだ。 驕ったキャスティングではあるが、原作ファンからするとミスキャストなんじゃないだろうか? あとがきでも東野圭吾が湯川教授としてイメージしていたのは、佐野史郎であると書かれている。 もしかしたら、佐野史郎の方がリアルな理系系の刑事ものとなって面白かったかもしれないが、月曜 9時のドラマ枠にはまるかどうかと言うと「難しいだろうな」というのが率直な感想。 しかし、もともと原作は短編の一話完結なのでドラマに向いているだろうと思われる。さらに、推理 部分以外は、作者本人も意識したように大変オーソドックスな形にまとめられている。 原作のレベルではドラマ化されることに向いていると思えるのに・・・・・ 非常に残念である。 | ||||
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自分は「容疑者X〜」から読み始めたので、順番はばらばらだった。テレビを見てから原作に入ったので、テレビの作り方と比較してしまう。原作の冷静さとテレビのコミカルな部分の違いはあるけれども、湯川さんの視点は新鮮だし、アイディアには驚かされる。 東野さんの発想は尽きることがないのだろうか?百科事典のようなものなのだろう。 | ||||
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