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誤断



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【この小説が収録されている参考書籍】
誤断
誤断 (中公文庫)

誤断の評価: 3.27/5点 レビュー 11件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

よくこんな作品を出版できたものだ

あり得ない設定や展開の馬鹿々々しさに失笑しました。
医療・医薬の世界は慣習にしても法制度にしても特殊な業界です。
題材にするなら作家はしっかり取材し勉強すべきだし、そのあたりは出版社の検証も必要でしょう。

業界の人間からすれば噴飯ものであり、一般の人には業界に対する誤解を与えるもの。
ストーリーや訴えたいものが云々以前に作者・出版社はその点反省すべき作品であると思います。
誤断Amazon書評・レビュー:誤断より
412004677X
No.1:
(2pt)

あまり現実味を感じませんでした。

この作品の大きなテーマである、企業の不祥事の隠蔽ですが、いくら業績不振といえ、コンプライアンスの厳正運用が声高に叫ばれる現在、いち大企業がひとりの役員の暴走で、ここまでのことができてしまうとは思えません。企業合併についても、合併相手の業況や諸々の事情まで入念に調べを入れるでしょうから、合併自体が立ち消えになって、この隠蔽工作の動機としても成立しないように思いました。

登場人物の行動や背景の描写は鮮やかで、また文章、構成は丁寧で読みやすく、さらに、主人公の揺れ動くサラリーマン心理については共感させられるものはあったのですが、ストーリの大前提となる企業の不祥事や公害問題について、あまり現実味を感じず、盛り上がりを感じないまま読み終えてしまいました。
誤断Amazon書評・レビュー:誤断より
412004677X

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