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少女霊異記



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【この小説が収録されている参考書籍】
少女霊異記

少女霊異記の評価: 2.88/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(1pt)

面白くない

久々に、独りよがりな作品を読んでしまいました。設定も謎解き?も意味がわからない共感出来ない。面白くもないし、時間の無駄でした。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
4163901442
No.7:
(5pt)

わたしは評価する

霊魂ホラーに始まり、歴史ミステリで幕を閉じるという珍しい作品。
 作者久々の猫殺しシーンがある第一話は良かったものの、話数が進みにつれ迷走が始まる。
 といっても各話単独で見れば奇妙な点はなく、十分物語りに引き込まれる。
 どのお話からも、「わたしが一人で調べて書いたのよ」という作者の声が聞こえ、頼もしい。
『水脈』の作者でもあることは、この際忘れよう。
 なお第一話には『古典は源氏物語で懲りた。スズメを生け捕りにする若紫のどこが面白いのか、いまだに解らない。』という箇所があり、わたしは「勇気があるな」とニヤリとしたが、多くの人たちにとってはどうだろう。
 また、わたしはこのお話のおかげで『漫画・日本霊異記』(ichida)」を買ってしまったから、『日本現報善悪霊異記』の入門書として良いかもしれない。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
4163901442
No.6:
(4pt)

女性にも、霊異記の魅力を知って欲しい

この本を読んで、霊異記にはじめて興味を持ちました。
1、2話は、ドラマで言えば登場人物の背景・性格紹介。
ちょっとした謎を解きながら、隠れた真実の探り方を身に着けていく少女のお話です。
最初は、物足りないかもしれませんが、ドラマも第一話から盛り上がるわけではありません。
最後まで読み通してください。
きっと読んで面白かったと思えます。
3話で恋人に巡り合い、4話で怖い経験を共にすることで結びつきが強くなる。
5話は、母親の病、人生が垣間見られ霊異記の作者についても見え隠れしてくる。
6話で、作者の意図を見事に解き明かす。
女性にも、もっと霊異記の魅力を知って欲しいと、書かれているように感じます。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
4163901442
No.5:
(3pt)

普通かな

表紙に騙されたという感じ

最初は結構面白いのに段々つまらなくなっていった
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
4163901442
No.4:
(2pt)

誰に勧めて良いか分からない

いくら高樹のぶ子さんの作品だとしても、
このタイトルと表紙では、
日本経済新聞(2014年11月23日)の書評を目にしていなければ、
本書を手に取ることはなかったでしょう。
そして、この書評は褒めすぎです。

日本霊異記を下敷きにして、奈良の地名にまつわる伝奇を軸に、
地名マニア(?)の薬師寺に勤める少女(?)が謎を解いていく(?)6話構成の連作短編集です。
第1話「奇(くす)しき岡本」は、最もミステリー色の濃い作品で、
真相は予想はつくものの、結構面白く読める作品です。
主人公の少女(?)もユニークで、その後の展開を期待して読み進みました。
ところが、だんだん作品の水準が下がっていくのです。

各話に一応謎らしき設定はあるものの、読み終えても「なるほど!」とはなりません。
せいぜい「ああそうですか」「それで?」といったところ。
軽い文体で、地名にまつわる伝奇の類いが長々説明されます。
その雰囲気は、古文か歴史の教師、それも、無理して軽いノリで話すウザイ教師の授業のようです。
あるいは、テレビの「怖い話」「〇〇の謎」といったバラエティー番組の再現ドラマを観ている感じです。

「少女(?)」と書いたのは、薬師寺に勤める20代前半の女性を「少女」と呼ぶべきか疑問があるからです。
そして、根本的な疑問は、これは一体どういう読者層を狙った作品なのかということです。
読み進めている間は、それこそ「少女」ないし20代女性向けの雑誌に連載された、「少女」向けの作品ではないかと思いました。
途中で巻末を見て驚きました。何とあの「文学界」に連載されたもの。混乱してしまいました。

高樹のぶ子さんですから、魅力的な作品世界を一応上手に築いてはいます。
ですが、読み終えて、誰に勧めて良いか分からない、そんな作品です。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
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No.3:
(5pt)

地名マニアの少女が、古代の書から謎を解く

地名マニアで、ペットはカラスの「ケイカイ」。
奈良町に住み、薬師寺で働く女性、明日香が、現代に起こる事件の謎に迫るお話です。

昔から地名に興味を持っていた明日香は、
地名をもとに簡単なアドバイスなどをしているうちに、薬師寺の有名人になっていきます。
(最近、土砂崩れが多い地名に「蛇」の字がついていることが多い…というような報道もありましたが、
初出情報によると、この作品は、それよりも早く書かれていたようです!)
そして、明日香のもとへ、次々と不思議な事件や人物がおとずれるようになってきます。

短篇が六篇収録されていますが、いじめを扱った「飛鳥寺の鬼」と、
明日香の母親の病気を予言する人物が現れる「夢をほどく法師」には特にどきりとしました。
これらの事件を、明日香は景戒法師がまとめた説話集「日本霊異記」から読み解いていきます。

最後に解かれる謎は、古代史に興味がある人にはたまらない「称徳天皇と道鏡のスキャンダル」
明日香は、「日本霊異記」から作者の景戒法師の声ならぬ声を聞き、この事件の真実を見抜きます。

過去から学ぶとは、どういうことなのか。
軽い読み口ながらも、この本から得ることはとても多かったです。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
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No.2:
(2pt)

タイトルに違和感が

少女霊異記とありますが、主人公は「少女」の範囲内の年齢だったかしら?恋人が出来て、あれよあれよとベッドインして・・・。少女じゃないと思います。最初の話の少年は、ゆ・・・なのに、ペットボトルのお茶を猫に投げつけることが出来るのか?とか、結局、少年はお母さんと・・・だったの?お母さんは、誰が手をかけたの?と、消化不良なところが各編に結構あって、分かりにくかったです。まあ、地名の由来には興味を持ちましたが。図書館で借りたほうがいいと思います。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
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No.1:
(1pt)

信じられないほどの駄作! 表紙に騙されるな!!

腹がたった。これほど劣悪な学園小説は久しぶりだ。

高樹のぶ子氏の小説だし、まあ面白くはなくとも、最低限の質は供えているだろうと思い読みはじめた。
でもすぐにがっかりした。あまりにひどく、いいと思える点が一つもない。

まず、話しがムチャクチャである。
学校でいじめが起こり、教師がそれに悩まされる、という話があるのだが、
いじめが起こる理由がいくら何でもひどすぎ、そのため、いじめっ子もいじめられっ子も狂人にしか見えない。
この話は読むのが苦痛レベルのつまらなさだった。読者をなめてる。
ほかの短編も全部ひどい。ゴミレベルだ。

それから、霊異記ということなので、幻想的な話かと思いきや、全くそうではない。学園小説のノリだ。
しかも、著者は霊異記を読んでないんじゃないの? 書くために、ペラペラめくった程度なんじゃないの? というくらいに、霊異記のからませ方が雑で浅い。
こんなにひどい小説は久しぶりだ。
若い読者なら、このくらいの話で面白いと思うだろう、とでも思ったのか。
二度とこの作者の小説を読みたくない、というレベルだった。
『トモスイ』を書いた人? と思い、名前を見返してしまった。

絶対に買うべきでない。
本を全然読まない若年層にとっても酷い話だし、ある程度読んでる人にはもっとな駄作である。
少女霊異記Amazon書評・レビュー:少女霊異記より
4163901442

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